お願いだから俺に構わないで下さい

大味貞世氏

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第99話 闇のバザーと一人旅

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嫁を一人で旅をさせる日。ぶっちゃけバザーなんてどうでもいい。と緊張してるのは俺だけだったりする。

当人は嬉しくて仕方ないらしい。
心配よりも羨ましい。

溺死覚悟なら会ってくれますか!
「冗談でも許しませんよ」ロイドちゃんに怒られた。

忘れ物は無いか。気掛かりな事は無いか。
「もー。昨日から何度目よ。子供じゃないんだから」

正面から抱き締めキスをした。
「あぁ心配だ。心配過ぎて死にそう」

今日のフィーネは真っ赤なマントも着けている。今現在で最高の組み合わせだ。

「正義の味方みたい」
「ヒロインなら死なないでしょ?早く送ってよ。バザーの方が始まっちゃうって」

これ以上粘る理由も無い訳で。気合いを入れ直して送り届けた。

今回はフィーネに古竜の泪と白亜の義眼を持たせてある。代わりに架振を受け取った。好きな時間に直接自宅へ戻る為にだ。

何も心配は要らない。

自宅待機を受け入れてくれたクワンを座標に戻った。

さあ俺もバザーへ行こう。良い物沢山買っちゃおう。
フィーネが喜びそうな物があったらいいな。

どうせメインは午後の競売の方だし。

ソプラン、アローマ、カーネギ、ミランダが自宅へ来た。

「さて行きますか。今日は男だけでお買い物だ」

アローマが余計な事を。
「フィーネ様が居ないからと言って。妙な物は買わない様お気を付けを」

「買わないって」

アローマとミランダも自宅で待機してくれるそうで。心置きなく出発した。

本棟でゼファーさんを回収して馬車に乗り込む。
外嚢はゼファーさんだけ。後は前回と同様。

若干遅れ気味で入場。今日のお札は16番。

正直武装は良い物持ち過ぎ過剰を通り越している。道具屋と雑貨屋を優先して回った。

前回と同じ婆さんの部屋。ならばと探してみるとあった。

「この箱玉全部と…そこの変な種下さい。後お勧めとかあればそれも」

「お勧めねぇ…。アメジストの結晶石とかどうだい」
「いいっすねぇ。ちゃんと天然物でしょうね?」

「そりゃああんたの運次第さね」

面白そうだから買ってみた。総額で120枚。
ジェシカさんが言ってた在庫一掃セールってのも強ち冗談でもないらしい。前回よりも球数多いのに安い。

アメジストは置物にしても良し。変な植物の種は後程解析してみよう。

栽培図鑑に載ってたら嬉しい。


隣の店舗も道具屋。こちらは薬類が主。

色取り取りの薬を1つずつ購入した。ペルシェさんの研究チームに解析を依頼する積もりで。

中には夜のお供的な物も混入してた。が海蛇の生血以上の物は無いと自負している。そもそも必要は無い。

前回買ったオレンジの小瓶は解毒剤の開発に役立った。ブルーはエーテル剤で使わずに金庫に保管しっ放し。
使わないなら今回のも含めて全渡しも有りだ。

何せ今や成分まで解るシュルツの眼鏡がある。全部解析し直してからでも遅くはない。経年で劣化するような物ならそれまでの物。試飲する価値も無い。


2軒目の道具屋はさらりと流し、3軒目の雑貨屋。

お供の3人にも引っ掛かる物は無い様子。彼女へのプレゼントな目線に切替え、髪留めのバレッタを十数個。
おされボタンのカフスを数個購入。

アンクレットも目に留まったが…。よく考えなくても大体ブーツだしな。ヒール履いても大概みんなロングドレス。

「アンクレットどうする?」
「まあ…贈り物なら大抵喜ぶんじゃね?」
「俺バレッタだけで、充分」
「私も妻に贈るだけならアンクレットは不要かと」

好みも人それぞれだしなぁ。念の為3個購入した。


武器屋と防具屋は1軒ずつ回り、予備武装として気になった物を手当たり次第に購入。

ハンマーや甲羅のような面白い物は無かった。

余剰は地下倉庫行きで在って困るもんでもない。


今回も早めに午前を切り上げ。戦利品を眺めながら優雅に昼食を食べ、午後に備えた。




---------------

旦那から離れて心細くはある。あるけれど今日は胸が躍っていた。

水竜様に会えるのですもの。

だけど浮かれていては大怪我の元。気を引き締めガシガシ狩り尽くした。

今日の運勢も絶好調。

金角が出てクリップは3個も出た。しかも蛸からは謎の小瓶まで出た。

3層は前回引き摺り出した大海月が浮遊しているだけ。雑魚を吸収して多少強くは成っていたものの我が矛の前には単なる水風船。一撃で粉砕した。

何が出るのか楽しみにしていたら。
万年筆…のような筆らしき物体を落とした。さっき出たのがインクなら文具セットが揃った。

矛を収め、マントを最少化して奥の扉を開けた。

前回同様に流れに乗って大移動。変わらぬ場所に水竜様は居た…。
がお昼寝中で首がダラリと垂れて目を閉じていた。

「水竜様。只今参りました」

「…ん。寝てしまっておったか」
失礼だが可愛いと思ってしまった。
「お早う御座います」

「お早う。立ち話も何だ。この後ろに明るい場所が在る。そこで話そう。付いて参れ」
「はい」

水竜様の尻尾の後を付いて行く。触ったら怒るかな。


出て来た場所から直進している様子。視界が狭いのでしっかり把握は出来ないが恐らく一本道だと思う。

幾つかの岩場を越えた先。

水没迷宮とは色合の違う巨大な青色のクリスタル結晶が壁、天井、地面から生えた大空洞に出た。

光が乱反射して眩しい程。

水竜様も地に腰を下ろし、私もその前に座った。

見上げる程に神々しく美しい鱗模様。右手の首の眼が負傷したのか隻眼になっていた。

今は5つの眼に見下げられている。

「前世の話は聞きたいか」
「いいえ。気に成らないと言えば嘘ですが。聞けば後悔しか浮かばないので、不要です。ですがどうして私だけがアーガイアから連れて来られたのかは知りたいです」

「正直で良いな。どうしてお前を選んだか。それはお前だけが亜空間へ飛ばされた事に起因する。拾ったのは我に他ならない。しかし転生先は選べず女神に託した」

「選べなかったのですか?」
「我が受け持つ選択肢だと。お前は魚人に成っていた。それでは嫌だろうとな。地上の人間として生きる道を渇望していた様に感じたからだ」

確かに魚人は嫌だ。

「任せたはいいが…真逆混血種を選ぶとは思わなんだ。
地上は滅びの一途を辿り、そこに一矢を報いたかった。そんな思惑が見えた」

「滅び…」

「お前の番の魂がこの世界に乱入して来る以前の話だ。それまで地上が滅べば次代は海の民。魚人族が上陸する手筈で事を進めていたのに。スターレンが全てを覆したと言っても良い」

「…」

「生き残った地上の人類と魚人族を繋ぐ架け橋。それが水の巫女としての役目だった」
過去形?

「滅びぬのならお前の役目も無い。少なくとも今世ではないな。遠い先、遙か未来。その様な事態に成れば、再び新たな使命が与えられるやも知れぬ」

「自由に生きても良いのですね」
「元より自由を奪う権利は神にも無い。どれ程憎かろうと女神が嘗ての勇者を野放しにした様に。お前も使命を与えられたからと言って、必ずしも達成する必要は無い。抗い反発し放棄する。数多の選択も自由。それが生物の自然な摂理だ」

「ならスタンも」

「残念だがスターレンは異分子。奴だけはその使命を果たさねばこの世界に定着は出来ぬ。逆に言えば、異分子であるからこそ我も女神も干渉出来る。天使を通じてな」

「失敗させる積もりはありません。でももしも失敗したら彼の魂はどうなるのですか」
「有効な転生は後一度切りが限度だ。実質後が無い。だからこそ努力する。この世に生きる誰しもと同じだ。
只、異分子のままだと世界から弾き出され、永劫の刻を亜空間で過ごす事に成るだろう。それは当人も天使も把握しておる」

そこまで深くは聞いて来なかった。敢えて話題を避け冗談交じりに返されるだけだ。私自身も聞かないようにしていたのもある。問い詰める話でもない。

何度でも生まれ変われるなんて、やはり嘘だった。

事実には違いないが。水竜様の言うように誰しも同じ。
「お答え頂き感謝します」

「礼は良い。次にお前をここへ呼び寄せた理由に付いて話そう」

私は深く頷いた。

「この空洞の先に。太古の昔に滅びて沈んだ古代都市が在る。そこを攻略して欲しい。数多くの武装や道具が眠っていると同時に、魚人族が手を焼く魔物も多数居る」

「試練、ですか」
私しか入れない場所。私への試練。

「遣るも遣らぬも自由。何時行くかも行かぬも自由だ。
人間と魔族が共存出来た世代の産物。異常に発達し過ぎた文明が自壊するのも又。どの世界でも変わらぬ物だ」

「自滅したのですか」
「我らは只見守るのみ。救い、願い、望む。押し付けられても限度が有る。導きも然りな」

強欲だからなぁ、人間って。
「攻略してみたいと思います。ですが今日は覗くだけに留めます」
「うむ。どれ程速く動けても相応の日数が掛かる。そこは己で調整せよ」
「はい」

「ここで何もせぬでは直接会った意味が無い。その仮面の封印を解く。
一つは我と任意に念話が可能となる機能。
もう一つは竜人化の機能だ」

「竜人化とは」
「案ずるな。突然種族が変化する訳では無い。仮面が全身鎧と成り、背鰭が付いてより泳ぎ易く成るだけだ。但し…
想像に容易いが」

「着替えないと…無理ですよね」
一々裸になるのかぁ…。面倒臭い。自宅で着替えて再突入するしか手段が浮かばない。

どっかのヒロインみたく露出狂にはなりたくないもん。気持ち悪い。

「任せる。念話も解くがお前の呼び掛けだけに応答する。常に監視されていては気が散るだろう」
「お気遣い痛み要ります」

「竜人化の利点として。海の中でも飲食が可能と成るが地上の食べ物はここでは食えぬ」
「当然ですね」塩味のお魚の刺身しか…。
家に帰ってから食べよ。

「そろそろ参るか」
「はい」

「喉も渇いて来ただろう。今日だけはその背を見守り、気絶したとしても自宅に送り届けてやる」
このままだと脱水症状にも気を付けないと。
「有り難う御座います。心強いです」

お会い出来るのもこれで最後になるかも知れない。私は我が儘を言った。
「水竜様のお背中に乗せて頂いても宜しいでしょうか」

「ん…。むぅ。特別じゃぞ」
「はい!」

こうして私は古代遺跡へと足を踏み入れた。




---------------

色々と欲しい物は浮かんでも。有るかどうかは運次第。

フィーネの心配が頭を過るが、水竜様にお任せすれば安心だと気持ちを切替えた。

オークションの開始。

「ご来場の皆様。お足元の悪い中、大変恐縮です。初参加の組は居りません故。ルール説明は省きます。

それでは本日の一品目のご紹介に参ります。

『玉響の宝玉』こちらは魔道具の発動と併用すると、要する消費魔力を一割に抑える働きを有します。大変希少な品の為、金一千枚から開始します」

欲しい!1品目からこれなら高額商品が続きそう。
コマネさん気合い入ってるなぁ。

初手で俺が3千を打ち込み、他を捻じ伏せ落札した。

ゼファーさんの隣に座るソプラン、カーネギは絶句。


「それでは二品目。『魅惑のトワレ』
こちらは洗浄機能が付いた優れ物。水の魔石を貯水槽に入れるだけで水入らず、ちり紙も不要。強力な消音、消臭機能とドライヤー乾燥機能迄付いております。一挙に三基セットでのご提供。合わせて金六百より開始します」

これも欲すぃ。旅の必需品で尚且つ紙要らず。自分たちで改造しても良しだ。

ジワジワ競ったが最終俺が2千5百で落とした。


それから6品目まで便利グッズが続いたが何れも惹かれず前半戦終了の休憩が入った。

4人で連れション。余計な私語は慎んで。


後半戦の8品目。
「続いて八品目。『交差の光源』
常夜灯としても使える強烈な光を垂らす腕輪。不思議な光で装備者には全くの無害。直視しても目が潰される事は有りません。
照射範囲は半径三km前後と広範囲。
こちらは金五百からの開始です」

いいわぁ。コマネさんを抱き締めたい。惚れそう。

一気に5千を叩いて捻じ伏せた。


その後の装具シリーズには興味が湧かず。
オーラスの12品目の登場。
「本日最後のご紹介。『暖密の法衣』
優れた防御性能は勿論。極寒の地でも余裕で生き抜ける温暖な内部機能を備え、軽量且つ薄手。夜間に包まれば寝袋代わりにも成ります。豪華四着セットでのご提供。
こちらは金四千からの開始です」

買いましょう。一着が1億だとしても。北の僻地へ行くには必須アイテムに違いない。

最終1万3千枚でフィニッシュ。



控え室で暫しの歓談。

「人の金だと思って遣りたい放題だな」
「今日のだけなら全部払い切れたよ。嫁さんの口座も含めれば余裕で」
「マジかよ…」
「本日も一枚足とも払わせるなとのお達しですからな。遠慮は禁物です」
「遠慮は、禁物…不思議な言葉だ」
不思議だねぇ。

「今日は軽減道具に便所に照明器具に羽織り物。北に行く来満々か」
「呼ばれちゃったんだから準備しないとさ」
「しかも、四人分…」

「複数で行くかは状況次第って事で。北方は正式なオファーじゃないから2人だけで充分だよ」
「正直寒いの苦手だわ」
「俺も」
出来れば行きたくないと。まあその方が色々と都合が良いし仕方ないか。

精算と精査も終わり帰宅した。




---------------

古代都市。目映い煌びやかな光景を期待したけど…。
度台無理なお話でした。

点々とクリスタルが生えてはいるが、全域が薄暗く全容が掴めない。

遊泳する数多くの鮫っぽい魔物たち。

崩れた石造りの街並み。堆積した塵砂を警戒感を高めた魔物が巻き上げているのが見えた。

地上の生物が海底で生きて居る筈も無く、ここに居る生命体は敵だけだと思っていい。

「そろそろ降りぬか」
「もう少しだけ」
真ん中首の背に騎乗中。ツルツルな鱗を撫で回した。
触れていると仄かに温かみを感じ。水竜様が実在しているのだと不思議な安心感を得られた。

「今日の記念に鱗を1枚頂けませんか?」
「…我が儘だのぉ。人間の装具には余り適さぬが」
「私のお守りです」
「何処までも正直だな。地上で見せびらかすなよ」
「勿論です」

渋々と言った感じで水竜様が右首元の大きな鱗を剥いでくれた。右のお首は痛み担当なの?
「違うが。痛みに堪え易い。深い意味は無いな」
そうなんだ。


水竜様から離れ、上層の討伐を開始した。
「それでは行って参ります」
「うむ。気を付けてな」


肉眼で地形を全域把握するのは困難。双眼鏡は圧力に負けて絶対に壊れてしまう。

スタンにお願いしてライトかランプか探して貰おう。

最寄りの鮫に接近して槍を穿った。
初手は鮫肌に弾かれ躱されたが、突進して来る魚の鼻先を捉えるのは難しくはなかった。

二撃目からは余裕が生まれ、次々に両断した。
消滅はしない…ならばここはダンジョンのようでダンジョンではない。不慮の事故で沈んだだけの都市。

魔素溜りも無いなら遠慮も要らない。

一帯の敵を殲滅し終え、その場で金角で解体と回収を同時に行った。鑑定は帰ってから。

僅かに血が漂っている。この血で新手が呼び寄せられると思いその場から離れた。


軽い喉の渇きを覚えた。今日はここまで。
水竜様。今日はこの辺で帰ります。
「うむ。次からは独りだ。寂しくなったら話相手に成ってやろう」
お願いします。

一度だけ街中に降り立ち地形を記憶して転移した。

嘗て栄華を極めた都市も今は見る影も無く、海の底に只安らかに眠れる。何時か戻るその日まで…。
「また、来ます」




---------------

夕食後。来客が帰った後でお互いの成果を話し合った。

俺は購入品に付いて。
フィーネは水竜様と古代遺跡に付いて。

どの話も驚く事ばかりだった。

「人間と魔族が共存した古代文明か…。南西の大陸なら何か文献があるかも知れない。探してみよう」
「探しましょー」

次にフィーネは大きな水色の鱗を見せてくれた。お守りなのと自慢気に。
「いいなぁ」
「いいでしょ。頂戴ってお強請りしたらくれたの」

「俺も女神様に何かお強請りしてみようかな」
山程頂いてるから欲張りか。そもそも神霊体の女神様からは何も貰えん。俺は変態か!その気は否めない。
「余計な事を思い浮かべないで下さい」
代打のロイドちゃんにお小言を頂いた。

買ったばかりの交差の光源はフィーネに渡した。視界不良で攻略が難しいと来れば是非も無し。

「双眼鏡も使いたいけど壊れそうで」
「シュルツに改造して貰うか。海月の皮貼り付ければ水圧関係無さそう」
「その手があったか」

同じく玉響も義眼入り小袋に同封した。これで3往復は楽勝だ。
「武器に魔力を込めすぎないように」
「心配性ね。でも心得ておくわ」

水竜様との念話が可能となった事と、竜人化かぁ。
「もう一度お風呂入る積もりで竜人化見せてよ。てか見たいです。エロい意味でも」
「正直か!…解ったわ。私も確認したいし」

生まれたままの姿で竜人化を行った結果。

「これ…あれだな」
「裸で歩いてるみたいで超恥ずかしい」

確かにお魚やドラゴンさんたちは皆裸なんだが。
「大変にエロいっす」
「止めて。そしてその下のご立派な物を鎮めて下さい」

全身が水色に硬質化して竜鱗状の模様が浮き出てた。髪は強制的にポニテ。肌触りは滑らかで角はギザギザ。

ちょっと指先が切れた。有り難い天罰だ。

湯船で潜水して呼吸を確かめたり、強壮剤のポーションを水中で飲んだり色々試していた。

「液体なら問題無く飲める。特に苦しくもない」
「背鰭が尖っててビスチェも下着も無理っぽいな。これだと赤マントをコートぽく着こなすしかないぞ」

「マントあって良かったぁ~。天使様のドレスみたいにしようかなぁ」
「フィーネがノーブラノーパンでドレス着てるとか。堪りませんねぇ」
「言葉にしないで!」
「クワァ」クワンが呆れている。反省。

魔力消費は軽微。もう一度触らせて貰った。
「どうしておっぱい触るのよ。肩でいいでしょ」
無念だ。

名前:ファントムメナス(水竜の加護:極大)
性能:知能以外の全能力値+4800
   装備者固定(フィーネ・シュトルフ:死亡時解除)
   自動形状変更、自動吸着機能搭載
特技:幻影、水中呼吸、感性向上、竜人化
特徴:彼の者との念話が可能な伝説の装具

「竜人化で加護が極大。他が抜ける分補正してくれたんだろうな」
「有り難や有り難や。あ、そうだ。来てソラリマ」

全身水色から首から下がゼブラに変化。
『我より上位存在に侵食同化は不可能。巻き付くと言う奇抜な発想も。強ち間違いでは無かった様だ』
ソラリマからすると巻き付く方が奇抜なんだ。

逆上せる前に上がり、仲良く就寝。
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