お願いだから俺に構わないで下さい

大味貞世氏

文字の大きさ
102 / 303

第100話 合同婚礼式後半組

しおりを挟む
お祝いする側は楽でいい。んな事もない。

何かの料理を拵えて贈呈する形式にしてしまったのは自業自得。なのだが作る身にも成って欲しい。

生焼けでは出せないわ。味にバラツキを持たせてはいけないわ。舌の肥えた人たちの唸らせなきゃいけないわ。

結構な手間暇を要する。

今回も身内とは言え5組も居る。主賓が5組なんて非常に稀である。

もう普通の宴会に定義してくれよ。と文句ばかり垂れてはいけない兎に角お祝いだ。

手伝っては貰うが主賓の2人のアローマとミランダを式前日に長時間拘束してしまう訳にも行かない。

本棟からの助っ人。3人目の自宅担当者のプリタを主軸に構え、試食して貰いつつ作業を進めた。
「これが、夢にまで見たお二人のお料理…」
「大袈裟」
「直ぐに本棟でも食べられるように成るよ」

朗らかに笑うと笑窪がキュートな癒やし系のプリタ。これまで何度も我が家の食卓を掠めながら、食事自体には有り付けずに悲しい思いをしていたそうな。

今日はたっぷりと試食させて満足してお帰り頂こう。

昼前に2人が合流して昼食を挟み、昼過ぎに3種のハンバーグ作成作業が片付いた。

熱々の状態で収納袋に箱詰め収納すれば明日出す時まで熱々が保てる。何て便利なお袋さん。

おかーちゃーーん!

2人を本棟と宿舎に帰し、プリタとお茶をする長閑な午後が訪れた。

「そんなに食べたかったなら言ってくれればいいのに」
「ここの担当者の1人なんだから」
「私はお邪魔かなと自重しておりました」

今後はちゃんと言うようにと伝え、いい加減今日は料理する気がしないので本棟での夕食を頼んだ。


15時過ぎに作業中のシュルツの工房にお邪魔して眼鏡を借りて戦利品の鑑定会。

始める前にフィーネとシュルツにバレッタとアンクレットを見せて選んで貰った。

何方も消費魔力軽減効果のある良品。何よりも女性らしい可愛いデザイン。普通の人でも肩凝り軽減などの効果もあったりする。

「バレッタの残りは明日とかに配る用だから1人1個ね」
「アンクレットの残り1つはどうするの?」

「渡す人居ないから…8月が誕生月だったニーダにあげようかなぁて考えてる。何ならフィーネから渡してあげて」
「そっかぁ。じゃあ私から渡します」
「宜しく」

今日はシュルツの付き人の侍女長に取り付けて貰ったシュルツが。
「どうですか?似合いますか?」
「似合う似合う」
「可愛さUPよ」

ニッコニコで贈呈品の作成に戻ったシュルツの隣で鑑定を始めた。

まずは種。
名前:ララードファイアーの種
特徴:燃える様な赤い花を咲かせる事から名付けられた
   原産地:キルワ・アメリダ
   花弁は食用も可能だが死を覚悟する激辛
   煮出した蜜は強力な発泡剤となる

「いいなこれ。炭酸系のドリンク作れるぞ」
「目指せシュワシュワ♡」

「お姉様が…」若干引いてる。

ガラナがあればコーラも出来る。裏庭に植えてみよう。


次は小瓶の薬類。

何れも夜用の精力剤ぽい薬ばかり。中には「コカ」の文字まで見えた。やばいやばい。

茶色の小瓶でヒットした。

成分:ガラナエキス
特徴:その果汁を飲料に混ぜれば無駄に元気が出る
   原産地:トルーワ・イルメリダ
   実は赤く、実から採れる果汁は若干苦い

「フィーネさん。コーラが作れちゃうよ」
「出来したわスタンさん。トルーワてどこ?」
「キルワの更に北」
「遠いわね…」
「クワァ…」

何時か…暇になったら行ってみようとなった。

その他めぼしい物は無く、麻薬入りの瓶はクリアして色付きの水に変えたった。

以外をペルシェさんの実験に回そう。


作業中のシュルツに手を休めて貰って、フィーネがお強請りを始めた。
「明後日からで良いから。この双眼鏡を海月の皮でコーティングして耐圧性能を高めて欲しいの」

返却された眼鏡をクイッと持ち上げ。
「それをどの様に使うのか。詳しく、教えて頂けるなら」

「「…」」
成長著しいシュルツに俺たちが追い付けてない!

「う、う~。解った。今夜泊まりに来て」
「はい!」



夕食に美味しいビーフシチューを頂き、シュルツに何て説明しようか悩んでいる間に時は来た。

「シュルツ。心して聞いてね」
「はい」

フィーネの口から現状説明。濁さず全部打ち撒けた。

「………」シュルツ停止中。

「信じて貰える?これ、かなーり恥ずかしいのよ」
シュルツの前には竜人化したフィーネが立つ。俺のJrも…どうでもいいな。

暫くした後、フィーネのお腹周りを触診したシュルツ。
「硬いですね。…お話は解りました。古代遺跡は危険なのではないですか?」
「とっても危険ね。誰も助けに来られないし。その攻略の手助けになるのが」
「双眼鏡の改造なのですね」

決心が付いたのか。
「解りました。コーティングだけでは足りません。蛸から出たと言う墨も貸して下さい。光源を避けて暗闇まで覗ける双眼鏡に改造します」
「お願いね」

「はい。それともう一つ。水竜様の御鱗を私にも分けて頂けませんか」
「シュルツなら構わないわ。口外無用でね」
「口が裂けても誰にも言えません。お二人とクワンティとだけの秘密です。秘密の共有とは、重いですね」

「だから教えたくなかったの」
竜人化を解いて寝間着に着替えたフィーネがベッドに潜り込んだ。
「隠されたら余計に気になる物ですよ」
シュルツが一番大人かも…。

「明日は午前からだから。さっさと寝ようぜ。お休み」

「お休みぃ~」
「お休みなさい」




---------------

運良く晴れ間が出た。しかし中庭は濡れてグショグショ。

見越して別館の宴会場の反対側の大部屋に、仮設の祭壇場が組まれてそこで本式が執り行われた。

5組が連続で儀式と祈りを捧げ最後は横並びで一礼。

こちらも礼を返して本式は終了。

贈呈品の授与と昼食会、酒宴と続いた。

大人たちもわんぱく育ち盛りの子供たちも、大量に用意したハンバーグをペロリと平らげご満悦。

レーラさんがトモラ君のお口に混合ハンバーグ肉の破片をトライIN。
緊張の一時。…何事も無くトモラ君はキャッキャと笑っていた。良かった!

夜の分を残してギリギリでした。


ノイちゃんがマリカさんを同伴しての出席で会場が盛り上がったり、フィーネからアンクレットのプレゼントを受け取ったニーダが誤ってワインをガブ飲みしフィーネにキスをせがんだり、酒を飲めないライラが苛ついていたり。

新たな旦那連中が上半身裸で腕相撲を始め、カーネギの一人勝ちだったのにフィーネの参戦で全員土下座でお許しを願ったり。

色々あったが楽しかった。

今日は冒険者らしい荒っぽい婚礼式だった。皆が和気藹々と笑い合う。これぞ庶民。

思い出に残る、ある意味黒歴史にもなるそんな和やかな日になった。

殆どの女性陣は宴会場に残りお喋り開始。
二次会のデニスさんの店に付いて来た女性はマリカのみ。名残惜しそうな顔をしていたが他の仲間が二次会会場に居る為涙を吞んで。

早々に潰れたセルダさんとメメットをカメノス邸に預け、残りの男衆とマリカの馬車2台で移動した。

「ノイちゃん、マリカさんの仕事決まった?」
「ちゃんと用意した。余計なお世話だ」
「はいはい。さいですか」

「済みません」とマリカが恐縮。

「貴族様でも上から目線は良くないよ」
「…気を付ける。どうも長年の癖がな」


店の玄関前には本日貸し切り看板。

店内に入るとエドワンド組と各ペアの男性陣で賑やか。
そんな輪の外。カウンター席に意外な人物が座っていた。

「お久し振り。ヒエリンドさん。珍しいっすね」
コマネさんだがな。
「エドワンドの指名上位が外で集まると聞いてね」

コマネ氏の隣にはジェシカさんが居たが構わず。
「来月に南西へ旅立ちます。南東への目処も立ったんでご連絡は早まりそうです」
「…流石だな。追い付くこちらも一苦労だ」

「直接訪ねに行けばいいですか?」
「何かコマネに仕事の話を持って来て欲しいな」

「了解です。デニスさんブランデー。何なら交代」
「いやそれは結構だ」

「はーい」とカウンター裏からパメラが顔を出した。

「半ば強引にな」
「何言ってるんですか。こちらからグイグイ行かないと何時まで経っても待ち惚けですよ」
早くも尻に敷かれてるぜ。

その場の皆にハンバーグの残りをご提供。

パメラが目を輝かせて。
「スターレン様ぁ。これのレシピ教えて下さらない?」
「カンナさんが知ってる筈」

「やだあの子ったら内緒にして」

「内緒じゃないです!伝える暇が無かったの」
「冗談よ。後で教えてね。このお店の名物料理になる、かも知れないから」

デニスさんとコマネ氏が揃って不思議な味がする肉だと言うので特殊肉の説明を加えた。

サーペントとビッグベアのお肉だと。

知らなかった人たちは絶句。の後で何度も咀嚼して飲み込みやっぱり美味いとなった。

美味けりゃ勝ちですわ。

「伝説級の魔物まで次々と。君の底が見えない」
「ビッグベアは聖騎士隊と合同で。サーペントなんて我こそは海の覇者とか意味不明な妄言を宣うんで首をズバッと斬り落としただけで。あんなん雑魚っすよ雑魚」

「早くに引退して正解だったな。そう言えば最近見えなくなっていた目が段々と見えるようになった気が」
「こないだノイツェ殿の家で提供した蛇肉の所為かも知れないですね。持病や沈んだ気分を治してくれる効果もあるっぽいんで」

「…あのサンドイッチか」
「です」

コマネ氏は笑いながら。
「確かに。妙に気分が高揚して来た。ジェシカ。今夜君を連れて帰りたい」
「まあ何て大胆なお言葉。でも嬉しい。望む所ですわ」
こちらも成立しちゃったみたいだ。

新しい旦那連中もこれからの人たちも騒ぎ騒がれ。

俺たちは未来に向かって進んでいる。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

処理中です...