異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木

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村へ向かう

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 村へ向かう準備をするように言われ小屋へ戻ってきた

ショウ 「身支度といってもナイフくらいしかないしな
     一応斧も持っていくか?
     でも初めての村にむき出しの斧を持ち込むのもいかがなものか
     まぁガッツがいるからもって行かなくても大丈夫か」

そうしてナイフだけを腰に差しガッツの元へ向かった

ショウ 「待たせたな」

ガッツ 「いや構わないが装備はどうした?」

ショウ 「それが武器になりそうなものがナイフしか持ってなくてな
     やはり何か持っていったほうがいいか?」

ガッツ 「がっはっは いやそれで大丈夫だろう
     ショウならその拳だけでも十分戦えそうだしな!
     じゃあ早速出発するとするか」

そういって二人は川の下流方向へ向かった

ショウ 「なぁガッツ 村まではどれくらいかかるんだ?」

ガッツ 「そうだな 行きは目的地もわからないしいつも以上に警戒して
     進んだから4時間くらいかかったか
     平地1時間森3時間ってところか」

ショウ 「結構時間かけて進んだんだな
     警戒していたのはやはり例の音のせいなのか?」

ガッツ 「がっはっは 別にお前さんを攻めてるわけじゃねーがその通りだ!
     俺の知る限りあの大木を何本も無暗になぎ倒すようなモンスターは知らないからな」

ショウ 「じゃあこの森にはそんなに危険な生き物はいないのか?」

ガッツ 「うーん 正面から戦いたくない奴はいっぱいいる
     まぁ大体の奴はやり過ごすかなんとか逃げ切る事くらいは出来るけどな
     ただ俺が知っているのは森の浅い所だけだからその辺は十分心得とけよ」

ショウ 「ああ まだモンスターと出くわしたことがないから十分に気を付けるよ」

ガッツ 「そいつはラッキーだったな
     ただモンスターの行動パターンを十分に知っていれば集団なら
     それなりに安全に狩る事も出来るからその辺を
     道すがら教えておこうか?」

ショウ 「本当か?それは有難い ぜひ教えてほしい」

ガッツ 「あぁそれくらいお安いこった
     しかしあの大量の丸太切ったのお前さんだろ?
     どれも一刀両断されたようなあの鋭い切り口
     大概のモンスター狩れるんじゃねーか?」

ショウ 「確かにあれは俺が切ったが斧の切れ味がすごいんだ
     それに安全な方法があるのならそれを知るに越したことはないからな」

ガッツ 「がっはっは それはその通りだ
     まだ若いのに力に溺れず学ぶ心
     お前さん長生きするかもな」


こちらの世界で初めてあった人間、初めての会話だったが話が途切れることはなかった
これもガッツの兄貴分的な人柄のおかげだろう

こんな事を話しながら大きなトラブルもなく無事に森を抜け
いよいよ村が肉眼で確認出来る位置まで到着した
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