異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木

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ビックホーン

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ビックボーンへ歩みを進める

ショウ「あの立派な角 改めて見ると鹿のようだ。大きさは馬程はあるが 結構でかいな」

強く警戒することなく距離を縮める

ショウ「アンはかなり焦っていたがビックボアに比べると危険度は低く感じるな」

距離が近づき意識を集中するとそれに感づいてかビックホーンがこちらに気が付く
両前足を大きく振り上げ、自身を大きく見せ威嚇する

ショウ「このまま逃げてくれるとありがたいんだが」

期待むなしくこちらに突進してくる
足を前後に開き、腰を沈め両手前に出す

そしてビックホーンが接触する直前
角を両手で掴む!

ショウ「フンッ!」

アン「えぇぇぇえ!」

後方から叫び声が聞こえる中、ビックホーンの動きを完全に停止させる
動揺からか相手の動きが停止している隙に、角から手を放し首を脇に抱える

ショウ「セイヤッ!」

掛け声とともに力ずくでビックホーンを右手側に振ると、
巨体が浮き遠心力に乗りながら旋回する
そのタイミングで力任せに逆方向にに回転を与えると
「ゴキッ」という鈍い音が辺りに響き渡る

そのまま静かにビックホーンを地面に寝かせ
腰のナイフを首に当て止めを刺す

ショウ「よし なんとかなったな」

ビックホーンの最後を看取っていると後ろから駆けてくる音が聞こえる

ショウ「アン無事に仕留めることが出来たぞ」

そういいながら立ち上がると

アン「なーにが秘策だ!!!」

と、いいながら勢いよく蹴りを放ってくる
まぁ食らったが痛くはないんだが

アン「完全に力技じゃねーか!策の一つも見当たらねーよ!背中に携えた大剣の出番はどうしたんだよ!」

ショウ「あー大剣を使うことも考えたが毛皮が切れてしまう事を考えるとな」

アン「毛皮!?まず自分の体を守ることが先決だろ!兄ちゃんなら躱すことだって出来ただろ!」

ショウ「躱すことは容易だったが万が一でも、アンに向かわせたくなかったからな」

そういうと今まで興奮していたアンが急に静かになり
少し顔を赤らめながら

アン「ま、まぁそういうことなら仕方ねーな」

どうやら許してもらえたようだ
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