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妖界編
リビングの話し合い①
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リビングのソファにゆっくりと腰掛け、小さなサイドテーブルに置いた温かいスープを啜る。
本当に久々に温かいものを腹に入れた。それだけで、胸がジンとするくらい有り難い。
落ち着いて改めて周囲を見渡すと、この部屋にはかつて無いほどの人数が集まっていた。
うちのリビングはそこまで広いわけじゃない。でも、俺を挟む形で潤也と聡が狭いソファに一緒に座っているし、ダイニングテーブルには、妖界から来た三人と、柊士と父がついている。
そして人界の妖達が、それを囲むように立っていた。
俺は、その円から外れた場所で、遠目にやり取りを見ているだけだ。
「……ていうか、心配してきてくれたのは有り難いけど、二人はそろそろ帰った方がいいんじゃないの?」
狭いソファで俺の両側にピタリと座る友人に目を向ける。
「明日は土曜日だぞ。別にいいだろ、泊まっていったって。」
「また、急に居なくなったりしないように見張りが必要だしな。」
潤也も聡も、動くつもりは一切なさそうだ。
「でも、家に連絡は……」
「もうした。聡もしただろ。」
「ああ。良いってさ。」
家主の許可を得ずに、勝手に親の了解を取り付けていたらしい。まあ、いいけど。
「さて、疲れているところ悪いが、詳しく話してもらうぞ。柊士。」
ダイニングテーブルで、俺と同じように軽く食事をとった柊士に、父が低い声で問いかける。
「俺達が妖界に連れて行かれる前までの話は聞いてる?」
「ああ。粗方聞いた。結の話も、遼ってやつの話もだ。」
柊士はそれに一つ頷くと、妖界に連れて行かれたところからを順に話し始めた。
陰の気が体に負担になるくらいの長時間、牢に閉じ込められたこと、突然遼が現れ京の近くまで連れ出されたこと。
京の上空の結界が解け、太陽の光によって京が焼失した話しに差し掛かると、橘達は、悔しそうに顔を歪めた。
それから、しばらくして拘束されたハクが現れて、遼に無理に頼んで俺達の陰の気を抜いてくれたこと、自分の身を盾に逃してくれたことを柊士は説明していった。
そこで一度言葉が切れると、
「白月様は、そのような非道な目に合わされていらっしゃるのか……」
と、妖界から来た三人のうちの誰かが、ぼそっとそう呟き、ギリっと歯軋りする音が聞こえてきた。
「こちらから送り出したはずの帝が、人界の者によって捕らわれ、役割を果たせないでいる状態だ。更に、その元々の原因を作ったのもこちらだ。
この状態を放置すれば、幻妖京とうちの実家だけで事態が収まらない可能性もある。
妖界と人界の安定のために、俺は、幻妖宮の者たちに協力したいと思ってる。」
「協力ってなんだ?」
父の唸るような声に、柊士は、側に立ち静かに聞いていた粟路に目を向ける。
「人界の妖達を借りたい。幻妖京の連中と協力して、遼とそれに加担している連中を止める。」
「こちら側の戦力を、柊士様が率いると?」
「それが俺の役目だろ。」
柊士は固い決意のこもった声でそう言い切った。
父は二人のやり取りを見定めるように見たあと、フウと息を吐いた。
「話はわかった。ただ、明日、お前の親父の判断を仰いでこい。」
柊士はそれに眉を顰める。
「親父が動けないんだ。俺が当主代理って事でいいだろ。」
「それだけの理由じゃない。息子を異世界の戦争に放り込もうって話だ。勝手に行くような真似だけは絶対にするな。」
父親としての視点で意見を述べられたせいか、柊士はグッと口を噤んだ。
一方で、うちの父親は完全に人の家の子どもの話に閉じた話し方をしている。
自分の子どももそこに行こうとしている、という意識が全くない。
……これでは、確実に人界に置いていかれてしまう。
妙な焦りを感じて、重たい空気の中、俺は意を決してバッと立ち上がった。
「あのさ、言っとくけど、俺も一緒に行くつもりだからね。」
そう言うと、父は不意をつかれたように、目を見開いてこちらを凝視した。しかし、直ぐに眉根をギュッと寄せる。
「バカなことを言うな。お前はダメだ。奏太。」
「なんでだよ。俺だって……!」
俺が抗議しようとすると、父もガタっと乱暴に立ち上がった。
「お前が行って何ができる。それにまだ未成年だ。柊士や他の奴らに任せて家にいろ!」
有無を言わさない父の声音に、俺は、ギリっと奥歯を噛み締める。
「ここまで来たら、俺だって当事者だ。何も知らなかったふりをして、人界に留まるなんて、絶対にゴメンだ!」
対抗するように声を張り上げる。
しかし、すぐに父とは別の、至極冷静な声が響いてきて、俺は一瞬言葉を失った。
「奏太、お前は叔父さんの言うとおりにしろ。妖界へは俺一人で戻る。」
「……は?」
さっきまで味方だと思っていた柊士に簡単に掌を反され、唖然としながら視線を向ける。
「何でだよ……一緒にハクを助けるって約束しただろ……!」
戸惑いと共に柊士を見つめていると、柊士はハアと息を吐きだした。
「お前、本当にわかってんのか? 今回は無事に生きて帰ってこられたが、一歩間違えたら、何処で死んでたかわからないんだぞ。ここから先は戦争だ。未成年のお前を連れて行って、命の責任までは負えない。叔父さんが許可しないなら尚更だ。」
「でも……!」
「そもそも、今回の件の発端にお前は絡んでないし、俺と違って分家の者だ。そういう意味では、ある意味部外者だろ。人界で大人しくしてろよ。」
……は? 部外者……?
「……何だよ、それ。」
ハクに助けられて、背後から悲鳴が聞こえて、それでも走り続けたのは、絶対にハクを助けるぞと柊士に言われたからだ。
酷い目に合わされているかもしれないハクを必ず救うと誓ったから、奥歯を噛み締めながらあの場を逃れてきたのだ。
それなのに、その場に一緒にいた者に、そんなことを言われるとは思わなかった。
それに、遼の転移の時に、陽の気を注いだのはこの俺だ。今の状況を作り出すのに一役買ってしまっている。
「部外者なわけ、ないだろ。遼ちゃんが妖に転じるのに手を貸した! 俺達を助けたせいでハクが酷い目あってるかもしれない! もう、十分当事者だろ!」
「どちらも、他に選択肢が無かった。お前がそれを選ばなければ、恐らく、お前も俺も死んでいた。遼の件に関しては、ここにいる人界の妖も同じだ。気に病むようなことじゃない。」
「気に病むとか、そういうことじゃない! 俺はただ……!」
「奏太、我儘をいうな。」
父の低く轟くような一声が部屋中に響く。俺はそれにふっと口を噤んだ。そして、厳しい表情の父にじっと見据えられる。
「部外者だろうが当事者だろうが関係ない。お前はまだ子どもだ。全部大人に任せろ。」
……未成年というだけで、すべての言い分に蓋をされ、黙らされる。
それが、言い表せないくらいに悔しくて、腹立たしい。
拳をきつく握りしめ、二人を睨みつけていると、少し離れたところから、高い鈴の音のような声が響いた。
「奏太様。人界に残られる事もまた、最初の大君の血を引く貴方様の立派な御役目です。」
眉根を寄せて声の主に目を向けると、汐は、子どもに言い聞かせるでも、慰めよう、宥めようとするでもなく、いつもの無表情でこちらを見ていた。
「柊士様も奏太様も妖界に行ってしまわれ、万が一、御二人とも帰ってこられぬようなことがあれば、最初の大君の血筋が途絶えてしまいます。
柊士様が結様を送り出した責を負われるのであれば、奏太様にはこちらを守る御役目を負って頂かなくてはなりません。」
言っていることはわかる。でも、納得はできない。俺はギリっと歯軋りする。
俺を黙らせようとする大人達と、あくまで役目を果たせと静かに見据える汐に、次の言葉が出てこなかった。
黙ったまま奥歯を噛み拳を握りしめて俯いていると、不意に、後ろから、ポンと肩を軽く叩かれた。
「奏太、ちょっと休もうぜ。難しい話ばっかりで疲れてきたし。」
潤也が努めて何時もと同じような声で言うのが伝わってくる。
「風呂入って、お前の部屋で少し話そう。学校での話もあるんだ。」
聡も俺の隣に立って、もう片方の肩に手を置く。
「いやでも、まだ話は……」
「いいから。俺達を放置すんな。」
「行くぞ。」
二人は俺に笑みを向けながら、俺の背をぐいっと押しだす。
追いやられるように部屋を出ようとすると、背後から
「悪いな、二人共。」
と、潤也と聡に礼を言う父の声が追ってきた。
本当に久々に温かいものを腹に入れた。それだけで、胸がジンとするくらい有り難い。
落ち着いて改めて周囲を見渡すと、この部屋にはかつて無いほどの人数が集まっていた。
うちのリビングはそこまで広いわけじゃない。でも、俺を挟む形で潤也と聡が狭いソファに一緒に座っているし、ダイニングテーブルには、妖界から来た三人と、柊士と父がついている。
そして人界の妖達が、それを囲むように立っていた。
俺は、その円から外れた場所で、遠目にやり取りを見ているだけだ。
「……ていうか、心配してきてくれたのは有り難いけど、二人はそろそろ帰った方がいいんじゃないの?」
狭いソファで俺の両側にピタリと座る友人に目を向ける。
「明日は土曜日だぞ。別にいいだろ、泊まっていったって。」
「また、急に居なくなったりしないように見張りが必要だしな。」
潤也も聡も、動くつもりは一切なさそうだ。
「でも、家に連絡は……」
「もうした。聡もしただろ。」
「ああ。良いってさ。」
家主の許可を得ずに、勝手に親の了解を取り付けていたらしい。まあ、いいけど。
「さて、疲れているところ悪いが、詳しく話してもらうぞ。柊士。」
ダイニングテーブルで、俺と同じように軽く食事をとった柊士に、父が低い声で問いかける。
「俺達が妖界に連れて行かれる前までの話は聞いてる?」
「ああ。粗方聞いた。結の話も、遼ってやつの話もだ。」
柊士はそれに一つ頷くと、妖界に連れて行かれたところからを順に話し始めた。
陰の気が体に負担になるくらいの長時間、牢に閉じ込められたこと、突然遼が現れ京の近くまで連れ出されたこと。
京の上空の結界が解け、太陽の光によって京が焼失した話しに差し掛かると、橘達は、悔しそうに顔を歪めた。
それから、しばらくして拘束されたハクが現れて、遼に無理に頼んで俺達の陰の気を抜いてくれたこと、自分の身を盾に逃してくれたことを柊士は説明していった。
そこで一度言葉が切れると、
「白月様は、そのような非道な目に合わされていらっしゃるのか……」
と、妖界から来た三人のうちの誰かが、ぼそっとそう呟き、ギリっと歯軋りする音が聞こえてきた。
「こちらから送り出したはずの帝が、人界の者によって捕らわれ、役割を果たせないでいる状態だ。更に、その元々の原因を作ったのもこちらだ。
この状態を放置すれば、幻妖京とうちの実家だけで事態が収まらない可能性もある。
妖界と人界の安定のために、俺は、幻妖宮の者たちに協力したいと思ってる。」
「協力ってなんだ?」
父の唸るような声に、柊士は、側に立ち静かに聞いていた粟路に目を向ける。
「人界の妖達を借りたい。幻妖京の連中と協力して、遼とそれに加担している連中を止める。」
「こちら側の戦力を、柊士様が率いると?」
「それが俺の役目だろ。」
柊士は固い決意のこもった声でそう言い切った。
父は二人のやり取りを見定めるように見たあと、フウと息を吐いた。
「話はわかった。ただ、明日、お前の親父の判断を仰いでこい。」
柊士はそれに眉を顰める。
「親父が動けないんだ。俺が当主代理って事でいいだろ。」
「それだけの理由じゃない。息子を異世界の戦争に放り込もうって話だ。勝手に行くような真似だけは絶対にするな。」
父親としての視点で意見を述べられたせいか、柊士はグッと口を噤んだ。
一方で、うちの父親は完全に人の家の子どもの話に閉じた話し方をしている。
自分の子どももそこに行こうとしている、という意識が全くない。
……これでは、確実に人界に置いていかれてしまう。
妙な焦りを感じて、重たい空気の中、俺は意を決してバッと立ち上がった。
「あのさ、言っとくけど、俺も一緒に行くつもりだからね。」
そう言うと、父は不意をつかれたように、目を見開いてこちらを凝視した。しかし、直ぐに眉根をギュッと寄せる。
「バカなことを言うな。お前はダメだ。奏太。」
「なんでだよ。俺だって……!」
俺が抗議しようとすると、父もガタっと乱暴に立ち上がった。
「お前が行って何ができる。それにまだ未成年だ。柊士や他の奴らに任せて家にいろ!」
有無を言わさない父の声音に、俺は、ギリっと奥歯を噛み締める。
「ここまで来たら、俺だって当事者だ。何も知らなかったふりをして、人界に留まるなんて、絶対にゴメンだ!」
対抗するように声を張り上げる。
しかし、すぐに父とは別の、至極冷静な声が響いてきて、俺は一瞬言葉を失った。
「奏太、お前は叔父さんの言うとおりにしろ。妖界へは俺一人で戻る。」
「……は?」
さっきまで味方だと思っていた柊士に簡単に掌を反され、唖然としながら視線を向ける。
「何でだよ……一緒にハクを助けるって約束しただろ……!」
戸惑いと共に柊士を見つめていると、柊士はハアと息を吐きだした。
「お前、本当にわかってんのか? 今回は無事に生きて帰ってこられたが、一歩間違えたら、何処で死んでたかわからないんだぞ。ここから先は戦争だ。未成年のお前を連れて行って、命の責任までは負えない。叔父さんが許可しないなら尚更だ。」
「でも……!」
「そもそも、今回の件の発端にお前は絡んでないし、俺と違って分家の者だ。そういう意味では、ある意味部外者だろ。人界で大人しくしてろよ。」
……は? 部外者……?
「……何だよ、それ。」
ハクに助けられて、背後から悲鳴が聞こえて、それでも走り続けたのは、絶対にハクを助けるぞと柊士に言われたからだ。
酷い目に合わされているかもしれないハクを必ず救うと誓ったから、奥歯を噛み締めながらあの場を逃れてきたのだ。
それなのに、その場に一緒にいた者に、そんなことを言われるとは思わなかった。
それに、遼の転移の時に、陽の気を注いだのはこの俺だ。今の状況を作り出すのに一役買ってしまっている。
「部外者なわけ、ないだろ。遼ちゃんが妖に転じるのに手を貸した! 俺達を助けたせいでハクが酷い目あってるかもしれない! もう、十分当事者だろ!」
「どちらも、他に選択肢が無かった。お前がそれを選ばなければ、恐らく、お前も俺も死んでいた。遼の件に関しては、ここにいる人界の妖も同じだ。気に病むようなことじゃない。」
「気に病むとか、そういうことじゃない! 俺はただ……!」
「奏太、我儘をいうな。」
父の低く轟くような一声が部屋中に響く。俺はそれにふっと口を噤んだ。そして、厳しい表情の父にじっと見据えられる。
「部外者だろうが当事者だろうが関係ない。お前はまだ子どもだ。全部大人に任せろ。」
……未成年というだけで、すべての言い分に蓋をされ、黙らされる。
それが、言い表せないくらいに悔しくて、腹立たしい。
拳をきつく握りしめ、二人を睨みつけていると、少し離れたところから、高い鈴の音のような声が響いた。
「奏太様。人界に残られる事もまた、最初の大君の血を引く貴方様の立派な御役目です。」
眉根を寄せて声の主に目を向けると、汐は、子どもに言い聞かせるでも、慰めよう、宥めようとするでもなく、いつもの無表情でこちらを見ていた。
「柊士様も奏太様も妖界に行ってしまわれ、万が一、御二人とも帰ってこられぬようなことがあれば、最初の大君の血筋が途絶えてしまいます。
柊士様が結様を送り出した責を負われるのであれば、奏太様にはこちらを守る御役目を負って頂かなくてはなりません。」
言っていることはわかる。でも、納得はできない。俺はギリっと歯軋りする。
俺を黙らせようとする大人達と、あくまで役目を果たせと静かに見据える汐に、次の言葉が出てこなかった。
黙ったまま奥歯を噛み拳を握りしめて俯いていると、不意に、後ろから、ポンと肩を軽く叩かれた。
「奏太、ちょっと休もうぜ。難しい話ばっかりで疲れてきたし。」
潤也が努めて何時もと同じような声で言うのが伝わってくる。
「風呂入って、お前の部屋で少し話そう。学校での話もあるんだ。」
聡も俺の隣に立って、もう片方の肩に手を置く。
「いやでも、まだ話は……」
「いいから。俺達を放置すんな。」
「行くぞ。」
二人は俺に笑みを向けながら、俺の背をぐいっと押しだす。
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