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第二章 藍と学校
112. あぁ、可哀想になぁ……。Who are the poor sods?
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※9/13-9/15の連休は
《毎日2話》更新します!!
毎日9時と18時更新です。
ーーーーー
「この女、“砂神アデライーダ”は勇敢に戦った……本物の戦士だ。……おれは此奴を散華させたが……殺す気はねぇ。
ただ……叛逆者になんの罰もなしじゃあ示しがつかねぇ。そこで、此奴の家族もろとも、人間体収容所送りだ。」
「な、なぜ敵に情けを――」
「――異論はぁ!?」
最高権力者であるエレクトラ辺境伯爵にそこまで言われては、民衆は押し黙るしか無かった。
そうして、散華して、寝たきりで最低限の反応しか示さない“こころを亡った”人間となったアデライーダは彼女の夫に引き渡され、そのときまだ幼子だったザミールと共にロイヤル王国との国境付近の人間体収容所送りとなった。
……その収容所から、ザミール・カラマードの凄惨な生が始まった――。
◇◆◇
収容所送りになったカラマード家一家を待ち受けていたのは、性差別主義者であるミルヒシュトラーセ家に反逆した英雄と、その家族への歓待ではなかった。
人間体収容所には……革命に失敗し、ミルヒシュトラーセ家に敗北して、余計に人間体への風当たりを強くしただけに終わった……“砂神の乱”を主導したカラマード家に対する憎しみが蔓延っていた。
『貴女達が余計なことをしなかったら、ここまで酷いことにはならなかったのに!』
『中途半端な正義感で、自己満足の自慰行為に耽っていただけ。』
『革命という言葉に酔って、家の権利を拡大しようとした馬鹿貴族。』
『家名持ちの、贅沢ぐらしをしてきた貴族だから、おれたちの平民人間体の気持ちなんて分かるわけがない。』
というのがカラマード家に対する主な他の収容者の見方だった。
そして、“貴族で獣神体”であるエレクトラに虐げられてきた人々は、同じく“元貴族で獣神体”であるアデライーダを攻撃することで自分たちの鬱憤を晴らした。
しかもカラマード家が元々辺境伯爵派の貴族筆頭である“ミルヒシュトラーセの剣”であったことも彼らの憎しみを増長させた。
つまり絶対に殴れない安全圏でのうのうと生きていたムカつく貴族が、わざわざ憂さ晴らしできるように下界に降りてきてくれたようなものだ。
◇◆◇
散華し……起き上がることもまともに喋ることもできなくなったアデライーダは、ボロボロのあばら家のなかの汚い臥所の上から一歩も動けなくなっていた。
収容者の住民たちは、地獄から流入した差別構造を使ってここでもヒエラルキーを……自分たちが最も憎んでいた階級社会を作り出していた。
まず最上位に家族の人間体と共に送られて来た獣神体のいる家族、そして中間層に人間体だけで送られてきた、身を寄せ合う人間体の集団。
……そして下層に、元貴族の高慢ちきで今まで自分たちを差別してきた平民落ち共。
そのさらに下、最下層には、カラマード家があった、なぜなら彼女らは革命に失敗したことから、戦犯として殆どの収容者の怒りの矛先を向けられていたからだ。
それには勿論、今までの人生で絶対に敵わなかった貴族の尊厳を傷つけ、破壊し、辱めることができるという、しかも合法的にそれができるという悦楽がそこにはあった。
その堕ちてきた弱者を痛めつけるという悪徳も、地獄から来たものだった。
こうしてカラマード一家は幼いザミールとさらに下の妹と弟も含む全員が……磔にされ、痛めつけられ、石を投げられ、その尊厳を踏みにじられた。
◇◆◇
アデライーダの夫は人間体であったことから、収容所にいた殆どの獣神体の男女に強姦された。
ザミールとそのきょうだいは、
『貴族の口に私たち下賤な者の食事はもったいない。』
と無理矢理虫や糞尿を食わされた。
獣神体であったアデライーダは、今まで獣神体に虐げられてきた人間体達から、動けないのをいいことにリンチに遭い、両手両脚の骨を全て折られた。
しかし、彼らは長く……できるだけ長く苦しめ、悦楽を感じるために、決して一家を殺そうとはしなかった。
それはまさに生き地獄だった。生きながらにして、地獄にいるようだった。
そんな生活の中でザミールは母であるアデライーダから、ずっとずっとずっと……
『貴方は獣神体なんだから、人間体であるお父さんや、ちいさい妹と弟を守ってあげてね……。』
とうわ言のように言われていた。
もう既にアデライーダとカラマード以外の全員が空腹と屈辱の中死んでいったというのに。
◇◆◇
ザミールは決してアデライーダに自分たち以外の家族が全員殺されたことを伝えなかった。
伝えても散華して頭の回らない彼女には伝わらないと思っていたし、それがもし伝わってしまったら母がどうなるか分からなかったのだ。
ザミールは恐らく自分と母だけが生き残ったのは、獣神体の強靭な肉体のなせる技だと考えた。
そして、いつものように、なぶられていたぶられ、満身創痍になってボロボロのあばら家に帰ってきたときに、違和感を覚えた。
アデライーダがいつものように呼吸をしていて、生きているのに、決して目を開かなくなったのだった。彼は三日三晩寝ずに、母の手を握り、目を覚ますのを待った。母がつらい悪夢から目を覚ました時に見るものが、息子の顔であって欲しかったからだ。
――しかし、それから現在に至るまで、アデライーダは目を覚ましてはいない。
◇◆◇
アデライーダが永い眠りついたと悟ったザミールは、いつものように自分を引き立てて、いたぶろうと連れて行こうとする収容所の子供らを全員殺した。
◇◆◇
気がつくと周りに砂塵が舞っていた。それは俺を包むように、我が子を優しく抱擁する母の腕のように、纏わりついてきた。
俺はお母様が散華から目を覚まし、その砂塵の心で俺を守ってくれたのだと思った。
そうしてこわいオバケを全員追い払ってくれたのだと。自分の後頭部が見える。自分の後ろ姿を少し高いところから見ていた。
俺はどうやら何かに向かって歩き出しているようだった。俺は今まで俺の父を犯し、妹をいたぶり、弟を辱めてきた奴らの方へ歩いているらしい。
誰一人だって逃がす気はない。だって全員の顔が、奴らの愉しそうな嗤い顔が、この瞳に焼き付いて離れない。
俺は歩く。
砂塵と共に歩いては、砂塵が一人また一人と地球人野郎共を殺していく。
奴らは何か鳴き声をあげていたが、俺にはケダモノの言葉は理解できなかったので無視した。
そうして気がつくと、俺は座り込んでいた。俺を包む砂塵の中で、その砂塵が空に解けると、次第に周りの光景が目に入るようになった。
周りにはケダモノの死体や腕や足、顔が転がっていて、酷く厭な臭いがした。
俺は急いでお母様の所に走り戻り、砂塵で地球人共を殺してくれたお礼を言わなくちゃと思った。
『ありがとう』と『ごめんなさい』は思ったら必ず伝えるように、とやさしいお父様に教えられていたからだ。
しかし、あばら家に戻った俺はまだ寝ているお母様を見た。
「……お母様……?」
そう声をかけるが、ピクリとも反応して下さらない。
最後まで両の手にこびりついていた砂塵が舞っていた。それすらも消え去ったときに俺が見たのは、血と死肉まみれた自分の腕と手だった。
そうか。
そうか。
そうだったのか。
ケダモノを殺して回っていたのは、お母様の心ではなくて、俺の、俺の心……俺自身のこころだったのか。
なぁんだぁ。そうだったのか。
お母様が起きてくださったわけではなかったんだ。少し残念だなぁと思った。
しかしなんだか可哀想な子だな、と思った。
自分のことを。
父と妹、弟は殺され、母は寝たきり。
この子は人殺し。
それも大量虐殺者。
なんだか可哀想だなぁ……きっと一生クソみたいな人生を送るんだろう。
あぁ、可哀想になぁ……。
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ーーーーー
「この女、“砂神アデライーダ”は勇敢に戦った……本物の戦士だ。……おれは此奴を散華させたが……殺す気はねぇ。
ただ……叛逆者になんの罰もなしじゃあ示しがつかねぇ。そこで、此奴の家族もろとも、人間体収容所送りだ。」
「な、なぜ敵に情けを――」
「――異論はぁ!?」
最高権力者であるエレクトラ辺境伯爵にそこまで言われては、民衆は押し黙るしか無かった。
そうして、散華して、寝たきりで最低限の反応しか示さない“こころを亡った”人間となったアデライーダは彼女の夫に引き渡され、そのときまだ幼子だったザミールと共にロイヤル王国との国境付近の人間体収容所送りとなった。
……その収容所から、ザミール・カラマードの凄惨な生が始まった――。
◇◆◇
収容所送りになったカラマード家一家を待ち受けていたのは、性差別主義者であるミルヒシュトラーセ家に反逆した英雄と、その家族への歓待ではなかった。
人間体収容所には……革命に失敗し、ミルヒシュトラーセ家に敗北して、余計に人間体への風当たりを強くしただけに終わった……“砂神の乱”を主導したカラマード家に対する憎しみが蔓延っていた。
『貴女達が余計なことをしなかったら、ここまで酷いことにはならなかったのに!』
『中途半端な正義感で、自己満足の自慰行為に耽っていただけ。』
『革命という言葉に酔って、家の権利を拡大しようとした馬鹿貴族。』
『家名持ちの、贅沢ぐらしをしてきた貴族だから、おれたちの平民人間体の気持ちなんて分かるわけがない。』
というのがカラマード家に対する主な他の収容者の見方だった。
そして、“貴族で獣神体”であるエレクトラに虐げられてきた人々は、同じく“元貴族で獣神体”であるアデライーダを攻撃することで自分たちの鬱憤を晴らした。
しかもカラマード家が元々辺境伯爵派の貴族筆頭である“ミルヒシュトラーセの剣”であったことも彼らの憎しみを増長させた。
つまり絶対に殴れない安全圏でのうのうと生きていたムカつく貴族が、わざわざ憂さ晴らしできるように下界に降りてきてくれたようなものだ。
◇◆◇
散華し……起き上がることもまともに喋ることもできなくなったアデライーダは、ボロボロのあばら家のなかの汚い臥所の上から一歩も動けなくなっていた。
収容者の住民たちは、地獄から流入した差別構造を使ってここでもヒエラルキーを……自分たちが最も憎んでいた階級社会を作り出していた。
まず最上位に家族の人間体と共に送られて来た獣神体のいる家族、そして中間層に人間体だけで送られてきた、身を寄せ合う人間体の集団。
……そして下層に、元貴族の高慢ちきで今まで自分たちを差別してきた平民落ち共。
そのさらに下、最下層には、カラマード家があった、なぜなら彼女らは革命に失敗したことから、戦犯として殆どの収容者の怒りの矛先を向けられていたからだ。
それには勿論、今までの人生で絶対に敵わなかった貴族の尊厳を傷つけ、破壊し、辱めることができるという、しかも合法的にそれができるという悦楽がそこにはあった。
その堕ちてきた弱者を痛めつけるという悪徳も、地獄から来たものだった。
こうしてカラマード一家は幼いザミールとさらに下の妹と弟も含む全員が……磔にされ、痛めつけられ、石を投げられ、その尊厳を踏みにじられた。
◇◆◇
アデライーダの夫は人間体であったことから、収容所にいた殆どの獣神体の男女に強姦された。
ザミールとそのきょうだいは、
『貴族の口に私たち下賤な者の食事はもったいない。』
と無理矢理虫や糞尿を食わされた。
獣神体であったアデライーダは、今まで獣神体に虐げられてきた人間体達から、動けないのをいいことにリンチに遭い、両手両脚の骨を全て折られた。
しかし、彼らは長く……できるだけ長く苦しめ、悦楽を感じるために、決して一家を殺そうとはしなかった。
それはまさに生き地獄だった。生きながらにして、地獄にいるようだった。
そんな生活の中でザミールは母であるアデライーダから、ずっとずっとずっと……
『貴方は獣神体なんだから、人間体であるお父さんや、ちいさい妹と弟を守ってあげてね……。』
とうわ言のように言われていた。
もう既にアデライーダとカラマード以外の全員が空腹と屈辱の中死んでいったというのに。
◇◆◇
ザミールは決してアデライーダに自分たち以外の家族が全員殺されたことを伝えなかった。
伝えても散華して頭の回らない彼女には伝わらないと思っていたし、それがもし伝わってしまったら母がどうなるか分からなかったのだ。
ザミールは恐らく自分と母だけが生き残ったのは、獣神体の強靭な肉体のなせる技だと考えた。
そして、いつものように、なぶられていたぶられ、満身創痍になってボロボロのあばら家に帰ってきたときに、違和感を覚えた。
アデライーダがいつものように呼吸をしていて、生きているのに、決して目を開かなくなったのだった。彼は三日三晩寝ずに、母の手を握り、目を覚ますのを待った。母がつらい悪夢から目を覚ました時に見るものが、息子の顔であって欲しかったからだ。
――しかし、それから現在に至るまで、アデライーダは目を覚ましてはいない。
◇◆◇
アデライーダが永い眠りついたと悟ったザミールは、いつものように自分を引き立てて、いたぶろうと連れて行こうとする収容所の子供らを全員殺した。
◇◆◇
気がつくと周りに砂塵が舞っていた。それは俺を包むように、我が子を優しく抱擁する母の腕のように、纏わりついてきた。
俺はお母様が散華から目を覚まし、その砂塵の心で俺を守ってくれたのだと思った。
そうしてこわいオバケを全員追い払ってくれたのだと。自分の後頭部が見える。自分の後ろ姿を少し高いところから見ていた。
俺はどうやら何かに向かって歩き出しているようだった。俺は今まで俺の父を犯し、妹をいたぶり、弟を辱めてきた奴らの方へ歩いているらしい。
誰一人だって逃がす気はない。だって全員の顔が、奴らの愉しそうな嗤い顔が、この瞳に焼き付いて離れない。
俺は歩く。
砂塵と共に歩いては、砂塵が一人また一人と地球人野郎共を殺していく。
奴らは何か鳴き声をあげていたが、俺にはケダモノの言葉は理解できなかったので無視した。
そうして気がつくと、俺は座り込んでいた。俺を包む砂塵の中で、その砂塵が空に解けると、次第に周りの光景が目に入るようになった。
周りにはケダモノの死体や腕や足、顔が転がっていて、酷く厭な臭いがした。
俺は急いでお母様の所に走り戻り、砂塵で地球人共を殺してくれたお礼を言わなくちゃと思った。
『ありがとう』と『ごめんなさい』は思ったら必ず伝えるように、とやさしいお父様に教えられていたからだ。
しかし、あばら家に戻った俺はまだ寝ているお母様を見た。
「……お母様……?」
そう声をかけるが、ピクリとも反応して下さらない。
最後まで両の手にこびりついていた砂塵が舞っていた。それすらも消え去ったときに俺が見たのは、血と死肉まみれた自分の腕と手だった。
そうか。
そうか。
そうだったのか。
ケダモノを殺して回っていたのは、お母様の心ではなくて、俺の、俺の心……俺自身のこころだったのか。
なぁんだぁ。そうだったのか。
お母様が起きてくださったわけではなかったんだ。少し残念だなぁと思った。
しかしなんだか可哀想な子だな、と思った。
自分のことを。
父と妹、弟は殺され、母は寝たきり。
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