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第二章 藍と学校
154. 致死量の自由 Deadly Dose Freedom
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「まぁ、反抗なんてしたら絶対に見捨てられるから、親にたった一度の反抗もしたことがない……反抗期も持てなかったわたくしが言っても説得力はないかもしれませんけどね。」
アイがお道化て笑う。
「そんなことないわ。私は見たことがある。アイちゃんが、エレクトラ様に抗うところを……!」
「……?
いつ、ですか?
わたくしの記憶にはそんなこと――」
「――聖別の儀の時よ。
逃げ隠れた私とはるひの命を守るために、母親の足にしがみついていたアイちゃんを私はしっかり覚えているわ。私たちの命を守るためにしてくれたあの行動を。
……そんな事をすれば自分がどうなるかなんて、分かってたはずなのに。
――貴方は人のためなら、この世でいちばん恐れている存在にも反応できるような……そんな素敵な人よ。」
◇◆◇
「……わたくしが素敵な人?
わたしくは、“おかあさま”に反抗したことがある……?」
愛の心……母への愛に縛られていても……?
……ならわたしはいつか、“エレクトラ”を――すことができる……?
◇◆◇
「それで……?アイちゃん?今日はなんで家に来てくれたの?なにか大事な用かな?
あっ!もちろん用なんてなくてもアイちゃんはいつでも大歓迎なのよ~。ほらぎゅー。」
ひまりさんが抱きしめてくれる。あたたかい。
「それは……なんだか、最近疲れることが多くて……そしたらなんでか……ひまりさんに会いたくなって。」
「あら!はるひじゃなくて私に会いに来てくれたの?うれしいわ~!よしよし。アイちゃんは可愛いわね~。いじらしいんだから~!」
ひまりさんに抱きしめられていると、こころに張り付いた氷がやさしく溶けていく。
「……わぁーい。」
「……アイちゃん。ありがとうね。」
「……?……何がですか?」
「“林間学校襲撃事件”のことよ。皆を、はるひを護ってくれたんでしょ?」
「それは……でもはるひちゃんもわたくしを助けてくれたので、おあいこというか。
……それにわたくしはミルヒシュトラーセです。辺境伯家のものが“辺境の民”を護ることは当たり前です。だってそれが“辺境”伯爵家の存在理由なのですから。」
「……アイちゃん。アイちゃんは、ずっとそのままでいてね。当たり前のように人の幸せを願える“人間”のままで。」
……わたくしが人の幸せを願える人間?
……いつかはそうなりたいと思っているけど……。今のわたくしは違う気がする。“何か”が決定的に。
「でも無理をしちゃダメよ?アイちゃんは人間体なんだから、人間体がどれほど虚弱かは私が身を持って知っているわ。私も人間体だからね。だから……自分をもっと省みて、大事にしてあげて……それこそ人を大事にするくらいに……。」
人を大事にするくらいに……自分を、大事に、か――。
「……分かりました。善処しますね。」
大好きな人に嘘を吐くのは憚られたが……仕方がない。そういう風に育てられてないからだ。今さら自分の生来の癖を変えられるとも思われない。
「ひまりさん。……一つお聞きしたいことがあるのですが。」
「なーに?」
「……わたくしは先日ある人に首を噛まれて番となりました。」
「……え……?え?……まって……それってはるひとの番関係を解消したってこと……?あの娘が何かしたの?」
「いえ、何も……あ……。」
何もされていないとは言えなかった。
「……そう、したのね。なら……関係を解消されても仕方ないわ……残念だけど……。」
「い、いえ……あのそれが違うんです。普通獣神体と人間体の番関係は一対一ですよね?」
「……?……え、えぇ……そうね……?」
「……不思議なことに、そのある人に首を噛まれてからも、何故かはるちゃんとの“番の絆”が解消されていないのです。」
そう、それが不思議だった。本来の番なら別の獣神体に首を噛まれた時点で、関係は“上書き”されるはずだ。そうして前の獣神体との関係は自然と解消されるはず。だから多くの人間体はよくチョーカーで首を守っている。
……なのに家の前ではるひちゃんをみたときに、ひしひしと感じたのだ……“番の絆”を。
「……つまり、その人と番になったのに、はるひとの関係が解消されなかった……?」
「はい……。人間体のひまりさんなら何か分かるかと思いまして……。」
ふむ、とひまりさんが顎に手を当てて考え込む。
「……これは私の勝手な推論だと思って聞いてほしいんだけど……アイちゃんが“只の人間体”じゃなくて……“アニマ・アニマ”なことが関係している……かもしれない。」
「……?……というと?」
「……普通の人間体は一人としか番う事は出来ないわ。だけどアイちゃんは両性具有者でアニマ・アニマでしょう?……つまり、二つ肉体を持っている。」
ひまりさんが指を二つ立てる。
「なる……ほど?」
「だからもしかしたらなんだけど、これは本当に只の推論に過ぎないんだけど、一つの肉体につき、一人の獣神体と番うことができるんじゃないかしら?」
「……!……なるほど……!
確かにはるひちゃんとは男性体の時に番なり、彼女は何故かわたくしを“男性体”で居させたがりました。そして……もうひとりの方とは、殆どの時間を“女性体”で過ごしていました。そう思うと得心がいきます。」
「そう……だけど、これは只の一人間体の私の意見。だから、もしかしたら間違っているかもしれないわ。
知り合いに両性具有者がいるなら、その人に聞いてみるといいわ。両性具有者は彼らだけで構成されたコミュニティを作りたがるというし、アイちゃんなら引く手数多でしょうから。」
わたくしが知っている両性具有者……?……そんなの一人しかいない。
「……はい。」
砂漠の黒死病……ザミール・カマラードだ。
――あぁ……ザミールはあれから元気だろうか?
「ねぇアイちゃん。」
ひまりさんが真剣な顔をして呼びかけてくれる。
「は、はい。」
「確かに私としゅんじつはいつも、アイちゃんがはるひと結婚してくれたら、アイちゃんは私たちの義理の息子になるわけだし……もう私たちの家族みたいなものよって言ってたけど。
もしアイちゃんが嫌なら、あの娘がアイちゃんに非道いことをしたのなら……はるひの両親のことなんて気にせずに、番関係も解消してもいいし、人生の伴侶になんてならなくてもいいんだからね?
たしかにアイちゃんが私の子供になってくれたら本当に嬉しいけど……それはアイちゃんの意思を捻じ曲げてまで叶えるべき願いじゃないわ。大事なのはアイちゃんが……貴方がどうしたいか――。」
わたくしの胸にひまりさんの指が触れる。
「わたくしが、どうしたいか……。」
――わたくしはどうしたいんだ?そもそも何がしたいのかさえわからない。人生の目標なんてない。これまで親に言われるがまま、親の敷いたレールの上を歩いてきたのに、突然自分の自由にしていいと言われても、何をしていいかわからない。
……だって今までのわたくしの行動は、すべて親を怒らせないためか、親に見捨てられないためのものだったからだ。
これまではエレクトラさまに愛されることが生きる意味だった。しかし親の手を離れて、エレクトラと対峙するなら、自分の意志で自分の人生を決めていいのなら……何がしたいんだ?
“自由”とはこんなにも恐ろしいものだったのか?
全て自分で決めていいけど、“責任”も“結果”も何もかも自分で請け負わないといけない。まるで天井も壁も床もないような部屋に宙ぶらりんになったみたいだ。
恐ろしい……何が恐ろしいのかすら分からないことが。何に気をつければいいのか、何をこころの羅針盤にすればいいのかすら、分からない。
今まで、生まれてからずっと様々なものに縛られてきた……それを疎ましく思う事もあった。だけどそれらすらわたくしの征く道を照らす光だったのか?
なんでもしてもいいということは、選んだもの以外の全てを捨てる決断を自分でしないといけないということだ。
自分の責任で決断することがこんなに恐ろしいなんて……。
――恐ろしい。
あぁ……わたくしが追い求めた、あんなにも欲しかった……自由とは致死量の猛毒だったのか。
アイがお道化て笑う。
「そんなことないわ。私は見たことがある。アイちゃんが、エレクトラ様に抗うところを……!」
「……?
いつ、ですか?
わたくしの記憶にはそんなこと――」
「――聖別の儀の時よ。
逃げ隠れた私とはるひの命を守るために、母親の足にしがみついていたアイちゃんを私はしっかり覚えているわ。私たちの命を守るためにしてくれたあの行動を。
……そんな事をすれば自分がどうなるかなんて、分かってたはずなのに。
――貴方は人のためなら、この世でいちばん恐れている存在にも反応できるような……そんな素敵な人よ。」
◇◆◇
「……わたくしが素敵な人?
わたしくは、“おかあさま”に反抗したことがある……?」
愛の心……母への愛に縛られていても……?
……ならわたしはいつか、“エレクトラ”を――すことができる……?
◇◆◇
「それで……?アイちゃん?今日はなんで家に来てくれたの?なにか大事な用かな?
あっ!もちろん用なんてなくてもアイちゃんはいつでも大歓迎なのよ~。ほらぎゅー。」
ひまりさんが抱きしめてくれる。あたたかい。
「それは……なんだか、最近疲れることが多くて……そしたらなんでか……ひまりさんに会いたくなって。」
「あら!はるひじゃなくて私に会いに来てくれたの?うれしいわ~!よしよし。アイちゃんは可愛いわね~。いじらしいんだから~!」
ひまりさんに抱きしめられていると、こころに張り付いた氷がやさしく溶けていく。
「……わぁーい。」
「……アイちゃん。ありがとうね。」
「……?……何がですか?」
「“林間学校襲撃事件”のことよ。皆を、はるひを護ってくれたんでしょ?」
「それは……でもはるひちゃんもわたくしを助けてくれたので、おあいこというか。
……それにわたくしはミルヒシュトラーセです。辺境伯家のものが“辺境の民”を護ることは当たり前です。だってそれが“辺境”伯爵家の存在理由なのですから。」
「……アイちゃん。アイちゃんは、ずっとそのままでいてね。当たり前のように人の幸せを願える“人間”のままで。」
……わたくしが人の幸せを願える人間?
……いつかはそうなりたいと思っているけど……。今のわたくしは違う気がする。“何か”が決定的に。
「でも無理をしちゃダメよ?アイちゃんは人間体なんだから、人間体がどれほど虚弱かは私が身を持って知っているわ。私も人間体だからね。だから……自分をもっと省みて、大事にしてあげて……それこそ人を大事にするくらいに……。」
人を大事にするくらいに……自分を、大事に、か――。
「……分かりました。善処しますね。」
大好きな人に嘘を吐くのは憚られたが……仕方がない。そういう風に育てられてないからだ。今さら自分の生来の癖を変えられるとも思われない。
「ひまりさん。……一つお聞きしたいことがあるのですが。」
「なーに?」
「……わたくしは先日ある人に首を噛まれて番となりました。」
「……え……?え?……まって……それってはるひとの番関係を解消したってこと……?あの娘が何かしたの?」
「いえ、何も……あ……。」
何もされていないとは言えなかった。
「……そう、したのね。なら……関係を解消されても仕方ないわ……残念だけど……。」
「い、いえ……あのそれが違うんです。普通獣神体と人間体の番関係は一対一ですよね?」
「……?……え、えぇ……そうね……?」
「……不思議なことに、そのある人に首を噛まれてからも、何故かはるちゃんとの“番の絆”が解消されていないのです。」
そう、それが不思議だった。本来の番なら別の獣神体に首を噛まれた時点で、関係は“上書き”されるはずだ。そうして前の獣神体との関係は自然と解消されるはず。だから多くの人間体はよくチョーカーで首を守っている。
……なのに家の前ではるひちゃんをみたときに、ひしひしと感じたのだ……“番の絆”を。
「……つまり、その人と番になったのに、はるひとの関係が解消されなかった……?」
「はい……。人間体のひまりさんなら何か分かるかと思いまして……。」
ふむ、とひまりさんが顎に手を当てて考え込む。
「……これは私の勝手な推論だと思って聞いてほしいんだけど……アイちゃんが“只の人間体”じゃなくて……“アニマ・アニマ”なことが関係している……かもしれない。」
「……?……というと?」
「……普通の人間体は一人としか番う事は出来ないわ。だけどアイちゃんは両性具有者でアニマ・アニマでしょう?……つまり、二つ肉体を持っている。」
ひまりさんが指を二つ立てる。
「なる……ほど?」
「だからもしかしたらなんだけど、これは本当に只の推論に過ぎないんだけど、一つの肉体につき、一人の獣神体と番うことができるんじゃないかしら?」
「……!……なるほど……!
確かにはるひちゃんとは男性体の時に番なり、彼女は何故かわたくしを“男性体”で居させたがりました。そして……もうひとりの方とは、殆どの時間を“女性体”で過ごしていました。そう思うと得心がいきます。」
「そう……だけど、これは只の一人間体の私の意見。だから、もしかしたら間違っているかもしれないわ。
知り合いに両性具有者がいるなら、その人に聞いてみるといいわ。両性具有者は彼らだけで構成されたコミュニティを作りたがるというし、アイちゃんなら引く手数多でしょうから。」
わたくしが知っている両性具有者……?……そんなの一人しかいない。
「……はい。」
砂漠の黒死病……ザミール・カマラードだ。
――あぁ……ザミールはあれから元気だろうか?
「ねぇアイちゃん。」
ひまりさんが真剣な顔をして呼びかけてくれる。
「は、はい。」
「確かに私としゅんじつはいつも、アイちゃんがはるひと結婚してくれたら、アイちゃんは私たちの義理の息子になるわけだし……もう私たちの家族みたいなものよって言ってたけど。
もしアイちゃんが嫌なら、あの娘がアイちゃんに非道いことをしたのなら……はるひの両親のことなんて気にせずに、番関係も解消してもいいし、人生の伴侶になんてならなくてもいいんだからね?
たしかにアイちゃんが私の子供になってくれたら本当に嬉しいけど……それはアイちゃんの意思を捻じ曲げてまで叶えるべき願いじゃないわ。大事なのはアイちゃんが……貴方がどうしたいか――。」
わたくしの胸にひまりさんの指が触れる。
「わたくしが、どうしたいか……。」
――わたくしはどうしたいんだ?そもそも何がしたいのかさえわからない。人生の目標なんてない。これまで親に言われるがまま、親の敷いたレールの上を歩いてきたのに、突然自分の自由にしていいと言われても、何をしていいかわからない。
……だって今までのわたくしの行動は、すべて親を怒らせないためか、親に見捨てられないためのものだったからだ。
これまではエレクトラさまに愛されることが生きる意味だった。しかし親の手を離れて、エレクトラと対峙するなら、自分の意志で自分の人生を決めていいのなら……何がしたいんだ?
“自由”とはこんなにも恐ろしいものだったのか?
全て自分で決めていいけど、“責任”も“結果”も何もかも自分で請け負わないといけない。まるで天井も壁も床もないような部屋に宙ぶらりんになったみたいだ。
恐ろしい……何が恐ろしいのかすら分からないことが。何に気をつければいいのか、何をこころの羅針盤にすればいいのかすら、分からない。
今まで、生まれてからずっと様々なものに縛られてきた……それを疎ましく思う事もあった。だけどそれらすらわたくしの征く道を照らす光だったのか?
なんでもしてもいいということは、選んだもの以外の全てを捨てる決断を自分でしないといけないということだ。
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