74 / 137
スタート地点へ
しおりを挟む
「気分を変えよう。売店でお菓子と飲み物を買って、移動しよう。ここでのお小遣いは、一人1ドラゴニア金貨ね。ノワールに両替してもらって」
アキラは、さっきホワイティ・ハウルで支払いをしようとして驚かれたことを思い出す。店主の驚きの顔が、頭から離れない。
アキラはルナも含めて、お小遣いを手渡す。ルナの分は、今回はノワールに渡すことにした。ルナの瞳は興奮に輝き、今から何を買おうかと胸を躍らせている。みんなそれぞれ、思い思いに買い物を楽しんだ。
「胡桃とフルーツのお菓子よ。独特の味付けで、美味しかった」とノクスが、嬉しそうに頬を緩ませながら言った。
「ワオーン!」ルナが勝利の雄叫びをあげる。ノワールが袋に抱えた干し肉の山は、まるで小山のようだ。乾燥した肉の香ばしい匂いが、周囲に漂っている。
「ルナさんがたくさん味見して決めたの。買った干し肉は完売したわ」ノワールが笑いながら言うと、ルナは得意げに胸を張った。
「ところで、ノワールさんは何を買ったの?」
「ヴァイオレット様の好物のお菓子を少々」彼が見せたのは、幼児が舐めたくなるようなカラフルな飴。小さな包みからは、光を受けてキラキラと輝く飴玉が覗いている。
「それで、セレナは?まさか、お金を落としたの?」彼女は手に何も持っていない。周りの仲間たちが不思議そうに顔を見合わせる。
「ふふふ。誰にも盗まれないし、無くならないもの!」彼女の目は、秘密を抱えた子供のようにキラキラしている。
彼女が裏通りの食堂に駆け込んで行ったのを見ていたが、営業は終了の看板がかかり、料理は全て売り切れだったはずだ。
「まさか、レシピとか?」
「正解!さすがアキラ!」セレナの後ろから、食堂の看板娘ロロが顔を出した。
「友達になった」
彼女は笑顔で「お見送りに来ました! また、来てくださいね!」と言いながら、手と尻尾を振った。
すでに騎士団もいなくなっているので、かち合うこともないだろう。アキラたちは安心しながら、ウエストグレンへの峠に向かった。
※
峠は急勾配だった。頂上付近には倒木の跡があり、道路の両端には道を塞ぐ石や木が片付けられていた。どうやら先ほどの騎士団が作業をしたらしい。奴らが話していたゴブリンの足跡や矢もすべて隠されていた。
「ここで、ゴブリンの襲撃がありました。」ノワールが説明する。
「そして、転移してきたのですね。」
「はい。なぜそれを隠そうとするのかはわかりません。」王女の追跡と襲撃の隠蔽、王国騎士団の目的は不透明だった。
物見をしながら歩いていると、途中、幾つもの荷車や旅客馬車が追い越していった。アキラは、状況を整理しながら歩いていた。
「あれはマリスティア家の紋章が入っています。」ノワールが指摘すると、西の公爵家の馬車が通り過ぎた。王国四大貴族の中で一番の富豪とされる彼らの馬車は、少し速度を落とし、峠の様子とアキラたちを確認したが、興味を失ったように再び速度を上げていった。
しばらく歩いていると、セレナが急に慌てた声を上げる。
「アキラ、逃げよう!」
彼女の声には緊急性があり、アキラは思わず振り向いた。セレナはアキラを掴み、道路脇の高い崖の上に放り投げた。ノクスが石の矢で階段を作り、セレナとノクスも駆け上る。ルナもノワールを乗せ、「跳躍」で崖を登った。
全員が崖の上に退避できたところで、ノクスが石の矢でできた階段を崩し始めた。まるで山崩れが起きたように見えるだろう。
「いったい何が?」アキラは驚き、心臓が高鳴った。生き物としての勘が全く働いていなかった。
「今までで一番強いかも。ここで会うのは危険」セレナの言葉には重みがあった。
急いでマップ情報を確認したが、敵対でも魔物でもなく、人らしい反応が数個近づいてくるだけだった。
ノワールが物凄い速さで近づいてくる馬車を視界の隅で捉える。「あの立派な馬車と紋章は、ネグラロサ商会のものです」
馬車は急減速し、アキラたちの近くで止まった。御者の顔は蒼白で、恐怖が滲んでいる。馬車の大扉から、海賊のような風貌の大男が姿を現し、地面に降り立った。彼は鋭い目で周囲を見回し、威圧感を放っている。
「アキラ、離れよう!ルナ、お前は囮だ」セレナは珍しく小声で指示を出し、ルナを残してノワールを背負い側道を探し始めた。
「セレナ、ルナは?」
「大丈夫、逃げ足は早い。それに、いつでも合流できる」セレナの言葉には確信があった。先導して移動を続けるセレナの姿は頼もしく、アキラは彼女に従った。
※
ネグラロサ商会の副会長であるアルマダは、ウエストグレンのコール支店長からの連絡を受け、ウエストグレンへの道を急いでいた。
「くそ!間違えた!本当に外せない重要な用事なんて、そんなにあるわけがないのに」アルマダはここ数日、つまらない案件に振り回され、身動きが取れなくなっていた。
「コールからの第一報を受けたとき、すぐに動くべきだった。」昔の自分なら、こんな失敗はしなかった。そう思うと、忸怩たる思いが彼を支配した。そして、決断した。
隠密活動をする時間は終わった。ネグラロサ商会は商会の仮面を脱ぎ捨て、今ここに新たな決意を抱えている。
「全支店、全従業員に告ぐ! 本日をもって、商会としての業務はすべて連合商会に移管する。移管を選ぶか、ネグラロサに残るかは自由だ。ただし、ネグラロサは明日から、海賊として生きる!」
目を疑うような通告が全世界に発信された。世界最大の商社が一日で消え、大海賊が復活する。
だが、現場は意外にも混乱しなかった。現場で働く若手の多くが、そのまま連合商会に移ったからだ。さらに、連合商会はネグラロサの傀儡に過ぎない。地に潜んでいた蛇が脱皮しただけに過ぎなかった。
ただし、各支店の中堅以上の社員は忽然と姿を消した。そして、ネグラロサ商会の潤沢な資金も共に消えた。消えた海賊団員の元には、最初の指示が飛び込んだ。
「やはり、魔物が襲撃した跡がある。消したのは、王国か」アルマダは峠の道を確認し、急に落ちてきた山崩れの崖を見上げた。
「あれは狼…いや、フェンリルだな」ルナの姿をめざとく見つけると、アルマダは笑った。
「どうしますか?追いますか?」御者と数人の男たちが崖を登る準備を終えている。
「いや、無駄だ。追いつけるわけがない。いずれ会うだろう。それよりも、ウエストグレンに向かおう。」
※※※
物語が始まる。主要人物が、各自のスタート地点に向けて移動を始めているように見える。
アキラは、さっきホワイティ・ハウルで支払いをしようとして驚かれたことを思い出す。店主の驚きの顔が、頭から離れない。
アキラはルナも含めて、お小遣いを手渡す。ルナの分は、今回はノワールに渡すことにした。ルナの瞳は興奮に輝き、今から何を買おうかと胸を躍らせている。みんなそれぞれ、思い思いに買い物を楽しんだ。
「胡桃とフルーツのお菓子よ。独特の味付けで、美味しかった」とノクスが、嬉しそうに頬を緩ませながら言った。
「ワオーン!」ルナが勝利の雄叫びをあげる。ノワールが袋に抱えた干し肉の山は、まるで小山のようだ。乾燥した肉の香ばしい匂いが、周囲に漂っている。
「ルナさんがたくさん味見して決めたの。買った干し肉は完売したわ」ノワールが笑いながら言うと、ルナは得意げに胸を張った。
「ところで、ノワールさんは何を買ったの?」
「ヴァイオレット様の好物のお菓子を少々」彼が見せたのは、幼児が舐めたくなるようなカラフルな飴。小さな包みからは、光を受けてキラキラと輝く飴玉が覗いている。
「それで、セレナは?まさか、お金を落としたの?」彼女は手に何も持っていない。周りの仲間たちが不思議そうに顔を見合わせる。
「ふふふ。誰にも盗まれないし、無くならないもの!」彼女の目は、秘密を抱えた子供のようにキラキラしている。
彼女が裏通りの食堂に駆け込んで行ったのを見ていたが、営業は終了の看板がかかり、料理は全て売り切れだったはずだ。
「まさか、レシピとか?」
「正解!さすがアキラ!」セレナの後ろから、食堂の看板娘ロロが顔を出した。
「友達になった」
彼女は笑顔で「お見送りに来ました! また、来てくださいね!」と言いながら、手と尻尾を振った。
すでに騎士団もいなくなっているので、かち合うこともないだろう。アキラたちは安心しながら、ウエストグレンへの峠に向かった。
※
峠は急勾配だった。頂上付近には倒木の跡があり、道路の両端には道を塞ぐ石や木が片付けられていた。どうやら先ほどの騎士団が作業をしたらしい。奴らが話していたゴブリンの足跡や矢もすべて隠されていた。
「ここで、ゴブリンの襲撃がありました。」ノワールが説明する。
「そして、転移してきたのですね。」
「はい。なぜそれを隠そうとするのかはわかりません。」王女の追跡と襲撃の隠蔽、王国騎士団の目的は不透明だった。
物見をしながら歩いていると、途中、幾つもの荷車や旅客馬車が追い越していった。アキラは、状況を整理しながら歩いていた。
「あれはマリスティア家の紋章が入っています。」ノワールが指摘すると、西の公爵家の馬車が通り過ぎた。王国四大貴族の中で一番の富豪とされる彼らの馬車は、少し速度を落とし、峠の様子とアキラたちを確認したが、興味を失ったように再び速度を上げていった。
しばらく歩いていると、セレナが急に慌てた声を上げる。
「アキラ、逃げよう!」
彼女の声には緊急性があり、アキラは思わず振り向いた。セレナはアキラを掴み、道路脇の高い崖の上に放り投げた。ノクスが石の矢で階段を作り、セレナとノクスも駆け上る。ルナもノワールを乗せ、「跳躍」で崖を登った。
全員が崖の上に退避できたところで、ノクスが石の矢でできた階段を崩し始めた。まるで山崩れが起きたように見えるだろう。
「いったい何が?」アキラは驚き、心臓が高鳴った。生き物としての勘が全く働いていなかった。
「今までで一番強いかも。ここで会うのは危険」セレナの言葉には重みがあった。
急いでマップ情報を確認したが、敵対でも魔物でもなく、人らしい反応が数個近づいてくるだけだった。
ノワールが物凄い速さで近づいてくる馬車を視界の隅で捉える。「あの立派な馬車と紋章は、ネグラロサ商会のものです」
馬車は急減速し、アキラたちの近くで止まった。御者の顔は蒼白で、恐怖が滲んでいる。馬車の大扉から、海賊のような風貌の大男が姿を現し、地面に降り立った。彼は鋭い目で周囲を見回し、威圧感を放っている。
「アキラ、離れよう!ルナ、お前は囮だ」セレナは珍しく小声で指示を出し、ルナを残してノワールを背負い側道を探し始めた。
「セレナ、ルナは?」
「大丈夫、逃げ足は早い。それに、いつでも合流できる」セレナの言葉には確信があった。先導して移動を続けるセレナの姿は頼もしく、アキラは彼女に従った。
※
ネグラロサ商会の副会長であるアルマダは、ウエストグレンのコール支店長からの連絡を受け、ウエストグレンへの道を急いでいた。
「くそ!間違えた!本当に外せない重要な用事なんて、そんなにあるわけがないのに」アルマダはここ数日、つまらない案件に振り回され、身動きが取れなくなっていた。
「コールからの第一報を受けたとき、すぐに動くべきだった。」昔の自分なら、こんな失敗はしなかった。そう思うと、忸怩たる思いが彼を支配した。そして、決断した。
隠密活動をする時間は終わった。ネグラロサ商会は商会の仮面を脱ぎ捨て、今ここに新たな決意を抱えている。
「全支店、全従業員に告ぐ! 本日をもって、商会としての業務はすべて連合商会に移管する。移管を選ぶか、ネグラロサに残るかは自由だ。ただし、ネグラロサは明日から、海賊として生きる!」
目を疑うような通告が全世界に発信された。世界最大の商社が一日で消え、大海賊が復活する。
だが、現場は意外にも混乱しなかった。現場で働く若手の多くが、そのまま連合商会に移ったからだ。さらに、連合商会はネグラロサの傀儡に過ぎない。地に潜んでいた蛇が脱皮しただけに過ぎなかった。
ただし、各支店の中堅以上の社員は忽然と姿を消した。そして、ネグラロサ商会の潤沢な資金も共に消えた。消えた海賊団員の元には、最初の指示が飛び込んだ。
「やはり、魔物が襲撃した跡がある。消したのは、王国か」アルマダは峠の道を確認し、急に落ちてきた山崩れの崖を見上げた。
「あれは狼…いや、フェンリルだな」ルナの姿をめざとく見つけると、アルマダは笑った。
「どうしますか?追いますか?」御者と数人の男たちが崖を登る準備を終えている。
「いや、無駄だ。追いつけるわけがない。いずれ会うだろう。それよりも、ウエストグレンに向かおう。」
※※※
物語が始まる。主要人物が、各自のスタート地点に向けて移動を始めているように見える。
4
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる