81 / 221
二部
迷宮亭に辿り着く
しおりを挟む
リコは、ノルドを背負い、シダ通りの迷宮亭に帰ってきた。途中何度も休憩をしていたため、到着した頃にはすっかり夕方になっていた。
「大丈夫?」ノゾミとネラは、ノルドの様子を確認すると、ほっとしたように安心の表情を浮かべた。
「ごめんね、これから夕食の支度と給仕があるから、部屋で休んでて。食事も持っていくわ」
リコは、ヴァルに手紙を持たせて、セラとマルカスの元に向かわせた。
ヴァルは、名残惜しそうにノルドを眺めていたが、リコに「ノルドの一番の薬は、セラ母さんだよ」と言われ、全速力で走り去っていった。
※
「ここはどこ?」ヴァルが去った後、少ししてから、ノルドは目を覚ました。
「傷はないようだが、どこか痛いところはあるかい? 消化に良いものを持ってきたよ!」
ノゾミとネラが立って、彼を覗き込んでいた。
「ありがとうございます。リコは? ヴァルは?」
「ここにいるよ! ヴァルはお使いに出ているわ。元気だから心配しないで」
リコは、ノルドの手を握りながら座り、柔らかく微笑んだ。
「ごめんなさい、モリユ茸を駄目にして。でも生息地は覚えているから、大丈夫です」
「そんなことはどうでもいいわ。何があったの?」
リコから事情は少し聞いているが、それは途中と結末だけ。彼女はノルドが何を抱えているのか、まだ完全には理解していなかった。
「えっと、ビュアン、どこ? ビュアンが……」ノルドは、がくりと肩を落とし、涙をこぼし始めた。
ノゾミとネラはその言葉に戸惑い、何も理解できなかった。リコもまた、ビュアンのことを秘密にしているため、沈黙を守った。
「食べたくなくても、食事をしましょう!」
リコが明るく言うが、ノルドは黙って目を閉じたまま、食べることはなかった。
※
ノルドが泣き疲れて眠った後、ノゾミ達とリコは食堂に向かった。
「地震が止みましたね!」
ネラが話題を作ると、ノゾミが心配そうに顔をしかめた。
「でも、シシルナ岳は、火山。活動が盛んだと、いつか火を噴くかもしれませんね」
この島が火山であることは、ダンジョンに生息する魔物の種類や、下層の地形からも伺い知ることができるらしい。
「でも大丈夫、貴重品とお金は地下倉庫と銀行にありますから、安心して。生きてさえいれば、なんとかなりますわ。それに、火山の絵も描きたいんです」ネラは目を輝かせながら言った。
「赤く燃える溶岩の流れ、噴煙に霞む空、焦げた大地……私、自然の力が作り出す壮大な風景を描くのがずっと夢だったんです」
「そうね、その絵、ぜひ見てみたいわ」ノゾミは、心から興味を持って答えた。
ノゾミとネラは、どちらも芸術家肌で楽天的な性格だった。こだわるところは徹底的にこだわるが、基本的には楽観的でおおらかだった。出会ったときから意気投合し、やがて一緒に暮らすようになった。
もともとノゾミは孤児院仲間のノシロをリーダーに、リジェ、メグミとともにパーティを組み、ダンジョンに潜っていた。冒険者として最低限の力をつけるよう、ニコラに指導を受けていたという。
一方のネラは、旅する画家で、画材のインクを手に入れるために、別のパーティでダンジョンに潜っていた。
「私の命の恩人なの」ネラはそう言って、ノゾミに抱きついた。
「痛いよ、ネラったら」
「それで、他のパーティメンバーは?」リコが恐る恐る尋ねた。
「星になってしまった。私の場合は、材料集めだけの急造のパーティだったから、他の人のことをよく知らなかったの。それが悪いことだとは思わないけれど、最後は命を預け合うものだからね」
「そうですね。いつもの森の延長で考えていました。姉ちゃんである私が止めないといけなかった。セラ母さんにも頼まれていたのに……」
リコは、大声をあげて泣き出した。
※
夜遅く、シダ通りの迷宮亭に、一台の馬車が到着した。
馬車から降り立ったのは、メイド服の女性。
「姉ちゃんも来たの?」ノゾミが声をかけて、後ろに隠れているネラ。
「ああ、うちの子が世話になってるからね。ノルド君はどこ?」メイド服の女、メグミは、不機嫌で厳しい表情で尋ねた。まるで、ノゾミ達に責任があるみたいに。
「少し、お邪魔しますね! マルカスです」馬車の御者をしていた気の良さそうな青年は、変わって優しく微笑んだ。
それから、馬車からもう一人の女性がヴァルに連れられて降り立った。黒衣の、顔にスカーフを被った女性。
彼の笑顔で一瞬緩んだ空気が、張り詰めた空気になった。
ありえない程強い、怖い。普段は抑えているだろう魔力が、感情に支配されている。
メグミは顔面蒼白。ネラは、メグミに爪を立ててしがみついた。
「セラ母さん、ごめんなさい。ノルドは部屋だよ!」リコが彼女に抱きつくと、その魔力は霧散した。
※
「問題ない。ポーションではなく、自然回復を促す魔法がかけられている。かなり高度な技術だ。生命への負担を軽減するための処置だろう」マルカスが診察結果を伝える。
リコはセラの顔を見つめる。
「全部、話して大丈夫よ」メグミ姉妹とネラには席を外してもらった。
リコは、知っている限りのことを詳細に説明する。
「ありがとうね、リコ、ヴァル」
セラは礼を言い、ノルドをそっと抱きしめた。彼が生き延びたことは、奇跡に近い。
「異常種のバインドカズラの生息地に、グリムエイプの大集団……あの状況で、ノルドは最後まで戦ったんだ」
セラは自分の見通しの甘さに、強い怒りを覚えた。
「……だが、契約の破棄か」マルカスが低く重々しく言う。
「ノルドへの負担は大きい」
「マルカス様、ノルドは大丈夫でしょうか?」
「命に別状はない。ただ、契約の影響で生命力が削られている。具体的には……十のうち三ほど、永久に失われた状態だ」
リコが息を呑んだ。
「サナトリウムへ一度入院させよう。契約の影響には姉さんの専門的な診察が必要だ」
「……わかりました。リコ、着替えて食事をしてきなさい。あとは私が見ているわ」
セラがノルドと二人になりたいと察し、リコは静かに席を立った。
「それでは、私は森の岩窪を見てきますよ!」
「私は……」
「セラさんほどではありませんが、私もそれなりの冒険者です。特に夜の森は慣れていますので」
そう言い残し、マルカスも部屋を出て行った。
セラは、眠るノルドをじっと見つめる。
愛しい息子。
そして、静かに呟いた。
「立派よ、ノルド。あなたは誇るべき男よ」
「大丈夫?」ノゾミとネラは、ノルドの様子を確認すると、ほっとしたように安心の表情を浮かべた。
「ごめんね、これから夕食の支度と給仕があるから、部屋で休んでて。食事も持っていくわ」
リコは、ヴァルに手紙を持たせて、セラとマルカスの元に向かわせた。
ヴァルは、名残惜しそうにノルドを眺めていたが、リコに「ノルドの一番の薬は、セラ母さんだよ」と言われ、全速力で走り去っていった。
※
「ここはどこ?」ヴァルが去った後、少ししてから、ノルドは目を覚ました。
「傷はないようだが、どこか痛いところはあるかい? 消化に良いものを持ってきたよ!」
ノゾミとネラが立って、彼を覗き込んでいた。
「ありがとうございます。リコは? ヴァルは?」
「ここにいるよ! ヴァルはお使いに出ているわ。元気だから心配しないで」
リコは、ノルドの手を握りながら座り、柔らかく微笑んだ。
「ごめんなさい、モリユ茸を駄目にして。でも生息地は覚えているから、大丈夫です」
「そんなことはどうでもいいわ。何があったの?」
リコから事情は少し聞いているが、それは途中と結末だけ。彼女はノルドが何を抱えているのか、まだ完全には理解していなかった。
「えっと、ビュアン、どこ? ビュアンが……」ノルドは、がくりと肩を落とし、涙をこぼし始めた。
ノゾミとネラはその言葉に戸惑い、何も理解できなかった。リコもまた、ビュアンのことを秘密にしているため、沈黙を守った。
「食べたくなくても、食事をしましょう!」
リコが明るく言うが、ノルドは黙って目を閉じたまま、食べることはなかった。
※
ノルドが泣き疲れて眠った後、ノゾミ達とリコは食堂に向かった。
「地震が止みましたね!」
ネラが話題を作ると、ノゾミが心配そうに顔をしかめた。
「でも、シシルナ岳は、火山。活動が盛んだと、いつか火を噴くかもしれませんね」
この島が火山であることは、ダンジョンに生息する魔物の種類や、下層の地形からも伺い知ることができるらしい。
「でも大丈夫、貴重品とお金は地下倉庫と銀行にありますから、安心して。生きてさえいれば、なんとかなりますわ。それに、火山の絵も描きたいんです」ネラは目を輝かせながら言った。
「赤く燃える溶岩の流れ、噴煙に霞む空、焦げた大地……私、自然の力が作り出す壮大な風景を描くのがずっと夢だったんです」
「そうね、その絵、ぜひ見てみたいわ」ノゾミは、心から興味を持って答えた。
ノゾミとネラは、どちらも芸術家肌で楽天的な性格だった。こだわるところは徹底的にこだわるが、基本的には楽観的でおおらかだった。出会ったときから意気投合し、やがて一緒に暮らすようになった。
もともとノゾミは孤児院仲間のノシロをリーダーに、リジェ、メグミとともにパーティを組み、ダンジョンに潜っていた。冒険者として最低限の力をつけるよう、ニコラに指導を受けていたという。
一方のネラは、旅する画家で、画材のインクを手に入れるために、別のパーティでダンジョンに潜っていた。
「私の命の恩人なの」ネラはそう言って、ノゾミに抱きついた。
「痛いよ、ネラったら」
「それで、他のパーティメンバーは?」リコが恐る恐る尋ねた。
「星になってしまった。私の場合は、材料集めだけの急造のパーティだったから、他の人のことをよく知らなかったの。それが悪いことだとは思わないけれど、最後は命を預け合うものだからね」
「そうですね。いつもの森の延長で考えていました。姉ちゃんである私が止めないといけなかった。セラ母さんにも頼まれていたのに……」
リコは、大声をあげて泣き出した。
※
夜遅く、シダ通りの迷宮亭に、一台の馬車が到着した。
馬車から降り立ったのは、メイド服の女性。
「姉ちゃんも来たの?」ノゾミが声をかけて、後ろに隠れているネラ。
「ああ、うちの子が世話になってるからね。ノルド君はどこ?」メイド服の女、メグミは、不機嫌で厳しい表情で尋ねた。まるで、ノゾミ達に責任があるみたいに。
「少し、お邪魔しますね! マルカスです」馬車の御者をしていた気の良さそうな青年は、変わって優しく微笑んだ。
それから、馬車からもう一人の女性がヴァルに連れられて降り立った。黒衣の、顔にスカーフを被った女性。
彼の笑顔で一瞬緩んだ空気が、張り詰めた空気になった。
ありえない程強い、怖い。普段は抑えているだろう魔力が、感情に支配されている。
メグミは顔面蒼白。ネラは、メグミに爪を立ててしがみついた。
「セラ母さん、ごめんなさい。ノルドは部屋だよ!」リコが彼女に抱きつくと、その魔力は霧散した。
※
「問題ない。ポーションではなく、自然回復を促す魔法がかけられている。かなり高度な技術だ。生命への負担を軽減するための処置だろう」マルカスが診察結果を伝える。
リコはセラの顔を見つめる。
「全部、話して大丈夫よ」メグミ姉妹とネラには席を外してもらった。
リコは、知っている限りのことを詳細に説明する。
「ありがとうね、リコ、ヴァル」
セラは礼を言い、ノルドをそっと抱きしめた。彼が生き延びたことは、奇跡に近い。
「異常種のバインドカズラの生息地に、グリムエイプの大集団……あの状況で、ノルドは最後まで戦ったんだ」
セラは自分の見通しの甘さに、強い怒りを覚えた。
「……だが、契約の破棄か」マルカスが低く重々しく言う。
「ノルドへの負担は大きい」
「マルカス様、ノルドは大丈夫でしょうか?」
「命に別状はない。ただ、契約の影響で生命力が削られている。具体的には……十のうち三ほど、永久に失われた状態だ」
リコが息を呑んだ。
「サナトリウムへ一度入院させよう。契約の影響には姉さんの専門的な診察が必要だ」
「……わかりました。リコ、着替えて食事をしてきなさい。あとは私が見ているわ」
セラがノルドと二人になりたいと察し、リコは静かに席を立った。
「それでは、私は森の岩窪を見てきますよ!」
「私は……」
「セラさんほどではありませんが、私もそれなりの冒険者です。特に夜の森は慣れていますので」
そう言い残し、マルカスも部屋を出て行った。
セラは、眠るノルドをじっと見つめる。
愛しい息子。
そして、静かに呟いた。
「立派よ、ノルド。あなたは誇るべき男よ」
5
あなたにおすすめの小説
氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!
本条蒼依
ファンタジー
氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。
死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。
大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる