112 / 238
外伝
イル
しおりを挟む
「ああ、わかってるよ。これから答え合わせをしよう。逃げられる前にな」
サルサは静かに言い、ヴァルに目配せする。
「ヴァル、案内を!」
導かれるように、サルサ一行と管轄官は屋敷の裏手へと走った。
その先、島の外れにある普段使われない小さな桟橋。そこには、一艘の船が静かに停泊していた。
「おい、早く積み込め。もう村人も起き始めてるぞ」
見知らぬ男たちとともに、マルティリア管轄官の執事が、慌ただしく荷を積んでいた。
「……何してるの? イル?」
サルサの背後から声がした。彼女が執事の名を呼ぶと、彼は目をそらし、黙ってうつむいた。
「それまでだ。死にたくなかったら、手を上げて降参しろ!」
サルサが警告の声を上げる。厳しい口調に、ノルドとリコが、思わず両手を挙げた。
「お前たちに負けると思うのか!」
窃盗団のボスらしき大男が叫び、剣を抜いて振りかざす。他の男たちも次々に武器を構え、明らかに場慣れした様子を見せた。
「おい、やめろ! まじで、やめろって!」
マルカスが青ざめて叫ぶ。その姿を見て、ボスは不敵に笑ったまま、剣を振り上げた。
「じゃあ――死ね」
サルサが静かに告げたその瞬間。ボスの体がびくりと震えた。
次の刹那、彼は目を見開いたまま膝をつき、泡を吹いて崩れ落ちた。
「あーあ、だからやめろって言ったのに……」
マルカスが肩を落としてぼやく。
「な、何が起きたんですかぁ?」
キサラギが、場違いなほど呑気に尋ねた。
「姉さん得意の闇魔法。別名サイレントキルだよ。で? 他のやつらはどうする? 降参するか?」
残った男たちは一瞬で戦意を喪失し、半泣きで武器を捨てて両手を挙げた。
「逃げようとしたり、反抗はするなよ。さあ、屋敷の牢屋へ移動しろ。案内してやる」
サルサの一声に、彼らは言われるまま、自分の足で牢屋へと歩き出す。
「犯罪者が自分から牢屋に行くの、初めて見ましたぁ……」
キラサギが、またも感心したように呟いた。
ノルドとリコは、目の前で見た闇魔法の威力に怯えていた。その様子を見たマルカスが呟いた。
「サイレントキルは、効く相手が決まってるんだ。善良な者や、精霊の加護がある者には反応しないよ」本当は他にも対象は一人とであったりと幾つも条件があるのだが……
「……じゃあ、大丈夫。良い子にしてよっと……」
リコはひっそりと心に誓った。
船に積み込もうとしていた荷車には、村中から盗まれた金品が山のようだ。
「良かったぁ、パパからもらった大切なネックレスとマルティリア島の預金がぁ」
キサラギは、山の中から、一際大きな財宝箱を指差して、首飾りを身につけて、嬉しくて飛び跳ねていた。
※
「お前が主犯なんだろう?」
サルサは冷たく問いかける。目の前の男の瞳を、静かに、けれど逃さぬよう強く見据えていた。
その視線は、言葉よりも明確に、“逃げ場はない”と告げていた。
「窃盗団のボスに脅されていたんです。だからやむなく……キサラギ様」
だが、男――執事のイルを見る彼女の目つきは、氷のように冷たい。
イルの肩がわずかに揺れた。その瞬間、サルサが鋭く声を上げる。
「これは何だ!」
サルサは、針が刺さったままの空の導液嚢を男の目前に突き出した。
「お前、この島のエルフツリーを狂わせただろう?」
導液嚢――エルフツリーに異物を入れて、汚れた魔力を島中に撒き散らす起爆剤だと、ノルドが分析を終えていた。
「……何のことですか?」
イルは眉一つ動かさずにシラを切る。
「この館の薬剤室は立派だったな。なんでもお前は薬師でもあるんだろう? 魔力吸収布の素材も揃ってた。なのになぜ眠り草を使う進言をした? 何の解決にもならないだろうに」
「原因が……わからなかったんだ。だから」
イルの声は微かに震えていた。
「そうか。なら、ひとつだけ教えてくれ。なぜ人族のお前が体調を崩していないんだ? この島で暮らす他の皆は、治療せねばならなかったのに」
「…………」
「言い訳はもういい」
サルサの口調が鋭くなった。
「シシルナ島との連絡用のアンテナを切り、エルフツリーを狂わせ、キサラギ管轄官を唆して島民を眠らせた――
……それらを実行したのは“お前”だけだ。盗みはチームだったとしてもな」
「違う……俺は……命令されて……」
「そうそう、薬剤室にあった書庫。ノルドが調べていたよ。あの子は本好きだからな」
サルサは古びた本を取り出した。
「そこに、過去に似たような事件が記録されていた。エルフツリーが狂い、魔烏に支配された。……これは、お前の書き込みじゃないか?」
イルの顔がひきつる。手が微かに震えた。
「残念だったな。魔烏を使って封鎖したがお前たちも島を出られなくなったわけだ」
「くそ……もっと早く、あいつらが来ていれば……獣人さえいなければ……!」
悔しそうな顔を隠そうともせず、イルは忌々しく吐き捨てた。
キサラギが、堪えきれず声を上げる。
「なぜ……なぜ、裏切ったのですか? イル……」
その声には、怒りだけではない。
幼くして父を亡くした彼女にとって、後見人として寄り添ってくれた存在――その人に裏切られた、深い痛みが滲んでいた。
イルはキサラギの方を見た。その瞳に映るのは、もう何の情もない。
「自分の胸に聞くといい。……お前の下で働くのなんて、懲り懲りだ! どれだけこき使うつもりだ!」
声は恨みに満ちていた。
捨て台詞と共に、イルは若い執事たちに取り押さえられ、抵抗する間もなく牢屋へと引きずられていった。
「魔がさしたのさ」
サルサはため息混じりにそう言い、窃盗団のボスの遺体から発見したイルの借金の証文を見せた。
博打で大負けし、返済の目処が立たなくなったイルは、自ら窃盗団と手を組み、この島の混乱を引き起こしていたのだ。
その事実が明らかになり、キサラギ・マルティリアの胸には再び怒りと悲しみが交錯した。
「なんて馬鹿なことを……」
ぼう然と立ち尽くすキサラギの頭に、そっと手を置いた。
「優しさは捨てなくていい。ただ、それだけで島は守れない。――覚えておきなさい」
サルサは静かに言い、ヴァルに目配せする。
「ヴァル、案内を!」
導かれるように、サルサ一行と管轄官は屋敷の裏手へと走った。
その先、島の外れにある普段使われない小さな桟橋。そこには、一艘の船が静かに停泊していた。
「おい、早く積み込め。もう村人も起き始めてるぞ」
見知らぬ男たちとともに、マルティリア管轄官の執事が、慌ただしく荷を積んでいた。
「……何してるの? イル?」
サルサの背後から声がした。彼女が執事の名を呼ぶと、彼は目をそらし、黙ってうつむいた。
「それまでだ。死にたくなかったら、手を上げて降参しろ!」
サルサが警告の声を上げる。厳しい口調に、ノルドとリコが、思わず両手を挙げた。
「お前たちに負けると思うのか!」
窃盗団のボスらしき大男が叫び、剣を抜いて振りかざす。他の男たちも次々に武器を構え、明らかに場慣れした様子を見せた。
「おい、やめろ! まじで、やめろって!」
マルカスが青ざめて叫ぶ。その姿を見て、ボスは不敵に笑ったまま、剣を振り上げた。
「じゃあ――死ね」
サルサが静かに告げたその瞬間。ボスの体がびくりと震えた。
次の刹那、彼は目を見開いたまま膝をつき、泡を吹いて崩れ落ちた。
「あーあ、だからやめろって言ったのに……」
マルカスが肩を落としてぼやく。
「な、何が起きたんですかぁ?」
キサラギが、場違いなほど呑気に尋ねた。
「姉さん得意の闇魔法。別名サイレントキルだよ。で? 他のやつらはどうする? 降参するか?」
残った男たちは一瞬で戦意を喪失し、半泣きで武器を捨てて両手を挙げた。
「逃げようとしたり、反抗はするなよ。さあ、屋敷の牢屋へ移動しろ。案内してやる」
サルサの一声に、彼らは言われるまま、自分の足で牢屋へと歩き出す。
「犯罪者が自分から牢屋に行くの、初めて見ましたぁ……」
キラサギが、またも感心したように呟いた。
ノルドとリコは、目の前で見た闇魔法の威力に怯えていた。その様子を見たマルカスが呟いた。
「サイレントキルは、効く相手が決まってるんだ。善良な者や、精霊の加護がある者には反応しないよ」本当は他にも対象は一人とであったりと幾つも条件があるのだが……
「……じゃあ、大丈夫。良い子にしてよっと……」
リコはひっそりと心に誓った。
船に積み込もうとしていた荷車には、村中から盗まれた金品が山のようだ。
「良かったぁ、パパからもらった大切なネックレスとマルティリア島の預金がぁ」
キサラギは、山の中から、一際大きな財宝箱を指差して、首飾りを身につけて、嬉しくて飛び跳ねていた。
※
「お前が主犯なんだろう?」
サルサは冷たく問いかける。目の前の男の瞳を、静かに、けれど逃さぬよう強く見据えていた。
その視線は、言葉よりも明確に、“逃げ場はない”と告げていた。
「窃盗団のボスに脅されていたんです。だからやむなく……キサラギ様」
だが、男――執事のイルを見る彼女の目つきは、氷のように冷たい。
イルの肩がわずかに揺れた。その瞬間、サルサが鋭く声を上げる。
「これは何だ!」
サルサは、針が刺さったままの空の導液嚢を男の目前に突き出した。
「お前、この島のエルフツリーを狂わせただろう?」
導液嚢――エルフツリーに異物を入れて、汚れた魔力を島中に撒き散らす起爆剤だと、ノルドが分析を終えていた。
「……何のことですか?」
イルは眉一つ動かさずにシラを切る。
「この館の薬剤室は立派だったな。なんでもお前は薬師でもあるんだろう? 魔力吸収布の素材も揃ってた。なのになぜ眠り草を使う進言をした? 何の解決にもならないだろうに」
「原因が……わからなかったんだ。だから」
イルの声は微かに震えていた。
「そうか。なら、ひとつだけ教えてくれ。なぜ人族のお前が体調を崩していないんだ? この島で暮らす他の皆は、治療せねばならなかったのに」
「…………」
「言い訳はもういい」
サルサの口調が鋭くなった。
「シシルナ島との連絡用のアンテナを切り、エルフツリーを狂わせ、キサラギ管轄官を唆して島民を眠らせた――
……それらを実行したのは“お前”だけだ。盗みはチームだったとしてもな」
「違う……俺は……命令されて……」
「そうそう、薬剤室にあった書庫。ノルドが調べていたよ。あの子は本好きだからな」
サルサは古びた本を取り出した。
「そこに、過去に似たような事件が記録されていた。エルフツリーが狂い、魔烏に支配された。……これは、お前の書き込みじゃないか?」
イルの顔がひきつる。手が微かに震えた。
「残念だったな。魔烏を使って封鎖したがお前たちも島を出られなくなったわけだ」
「くそ……もっと早く、あいつらが来ていれば……獣人さえいなければ……!」
悔しそうな顔を隠そうともせず、イルは忌々しく吐き捨てた。
キサラギが、堪えきれず声を上げる。
「なぜ……なぜ、裏切ったのですか? イル……」
その声には、怒りだけではない。
幼くして父を亡くした彼女にとって、後見人として寄り添ってくれた存在――その人に裏切られた、深い痛みが滲んでいた。
イルはキサラギの方を見た。その瞳に映るのは、もう何の情もない。
「自分の胸に聞くといい。……お前の下で働くのなんて、懲り懲りだ! どれだけこき使うつもりだ!」
声は恨みに満ちていた。
捨て台詞と共に、イルは若い執事たちに取り押さえられ、抵抗する間もなく牢屋へと引きずられていった。
「魔がさしたのさ」
サルサはため息混じりにそう言い、窃盗団のボスの遺体から発見したイルの借金の証文を見せた。
博打で大負けし、返済の目処が立たなくなったイルは、自ら窃盗団と手を組み、この島の混乱を引き起こしていたのだ。
その事実が明らかになり、キサラギ・マルティリアの胸には再び怒りと悲しみが交錯した。
「なんて馬鹿なことを……」
ぼう然と立ち尽くすキサラギの頭に、そっと手を置いた。
「優しさは捨てなくていい。ただ、それだけで島は守れない。――覚えておきなさい」
3
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!
しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。
けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。
そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。
そして王家主催の夜会で事は起こった。
第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。
そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。
しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。
全12話
ご都合主義のゆるゆる設定です。
言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。
登場人物へのざまぁはほぼ無いです。
魔法、スキルの内容については独自設定になっています。
誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
モフモフテイマーの、知識チート冒険記 高難易度依頼だって、知識とモフモフモンスターでクリアします!
あけちともあき
ファンタジー
無能テイマーとしてSランクパーティをクビになったオース。
モフモフテイマーという、モフモフモンスター専門のテイマーであった彼は、すぐに最強モンスター『マーナガルム』をテイムするが……。
実はオースこそが、Sランクパーティを支える最強メンバーだったのだ。
あらゆるモンスターへの深い知識。
様々なクラスを持つことによる、並外れた器用さ。
自由になったオースは、知識の力で最高の冒険者へと成り上がっていく。
降って湧いた凶悪な依頼の数々。
オースはこれを次々に解決する。
誰もがオースを最高の冒険者だと認めるようになっていく。
さらに、新たなモフモフモンスターが現れて、仲間も増えて……。
やがて、世界を巻き込む陰謀にオースは関わっていくのだ。
転生したら鎧だった〜リビングアーマーになったけど弱すぎるので、ダンジョンをさまよってパーツを集め最強を目指します
三門鉄狼
ファンタジー
目覚めると、リビングアーマーだった。
身体は鎧、中身はなし。しかもレベルは1で超弱い。
そんな状態でダンジョンに迷い込んでしまったから、なんとか生き残らないと!
これは、いつか英雄になるかもしれない、さまよう鎧の冒険譚。
※小説家になろう、カクヨム、待ラノ、ノベルアップ+、NOVEL DAYS、ラノベストリート、アルファポリス、ノベリズムで掲載しています。
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる