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荷運び人
荷運び人 ノルド
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ノルドが初めて冒険者ギルドを訪れたのは、母をサナトリウムに入れて一年後のことだった。
母の病を治すには、特級ポーションが必要だと考えていた。だが、製薬方法の記された高価な本も、完成品も、簡単には手に入らなかった。
聖王国の大商人グラシアスでさえ、大陸中を昔から探して見つけられずにいた。
「特級ポーションの噂話の出た場所や各地の大学に行っているんだが、嘘だけだったり、門外不出だったしてな」
彼は悔しさを滲ませていた。
「そうですか、待ちます」
「ああ、それが良い。必ず探し出す」
ノルドは、それでも自分の力で手に入れたいと強く願っていた。
二つ、問題があった。一つは金銭的な問題だ。
セラが入院しているサルサのサナトリウムは、国家の要人用の超高級施設だ。「特別価格で構わん」と所長サルサの好意で支払いは軽減されていたが、それでも十分な出費だった。さらに、病の進行を抑える薬の材料も高額だった。
「私の貯金があるから貴方のために使いなさい」
そう言う母・セラの申し出も、ノルドは断った。それは、いずれ母とふたりで暮らす日のために取っておきたかったのだ。
特級ポーションを探しに出るとなると、長旅になるだろう。その間のお金を準備して貯めておく必要がある。律儀なノルドはそう考えていた。
もう一つが、彼の生い立ちにある。セラ親子、つまり、セラとノルドは、この島に亡命してきたのだ。
「この島を出た場合、生命は保証しない」
つまり、暗殺者に狙われる生活になる。それに打ち勝つだけの力をノルドは手に入れない限り、この島を離れられないし、セラも認めてくれないだろう。彼女の反対を押し切ってまで、旅立つことはノルドには出来ない。
そこで新たな収入源と力をつけるために、ノルドは島の地下ダンジョンに目をつけた。魔物も出るが、主に採掘がメインのダンジョンだった。
彼は若くして薬師となり、冒険者としても魔物の森で修行を重ね、驚異的な早さでレベルアップしていった。一時は狩りすぎて生態系が乱れ、シシルナの町では兎肉の価格が急落したほどだった。
※
そして、ついに固有ジョブを得た――荷運び人(真なる理を運ぶ者)。
「……神の怒りを買ってしまったのか?」
それが冒険者の間で“外れジョブ”と呼ばれていることを、ノルドもそのことは知っていた。攻撃手段はなく、ステータスも伸びず、ジョブチェンジもできない。
希少ではあるが、多くの者がそれを得た瞬間、冒険者を諦める。代わりに、キャラバンを組むなどして商人の道に進む者も多い。母の元を訪れていたグラシアスも、かつてはそうだったと聞く。
胸の内には、言いようのない虚しさが広がった。
(あれだけの時間をかけて……このために……?)
鍛錬を積み、命をかけて戦い、ようやく手にした固有ジョブ。それが“荷運び人”とは。誰もが肩を落とす理由を、今のノルドは痛いほど理解できた。
悔しさが込み上げる。怒りでもなく、悲しみでもない、乾いた絶望のような感情だった。
だが、それでも諦めなかった。軽蔑の視線を浴びながらも、誰にも理解されない「真なる理」の担い手として背負い続ける覚悟。決して諦めず、母との未来を信じて。
「……それでも俺は、力を入れる」
だからこそ、ノルドは冒険者ギルドに登録し、荷運び人としての仕事を――文字通り、背負うことにした。
※
「子供が来るところじゃないぞ!」
朝の冒険者ギルドは、いつも以上に賑やかだった。依頼の斡旋が始まり、パーティ編成や装備の準備に追われる者たちの活気が溢れている。
前日の依頼報告や報酬受け取りに訪れる冒険者も重なり、朝はいつも慌ただしい。
そんな喧騒の中で、子供の姿はどうしても場違いに映った。
「時間を間違えたか……いや、今の方がいい」
ノルドは気後れせずに、ギルドの窓口へ歩み寄る。
「何の用だ、坊主?」
副ギルド長の大男、ドラガンがにらむような目で声をかけた。
「ノルドと言います。ギルドの登録と仕事の斡旋をお願いします」
「おっと、子供かと思ったら、ジョブ持ちだって?」
「はい、薬師で、ちゃんとジョブも持っています」
「嘘はないな? じゃあ鑑定してみる」
ドラガンは顔をしかめながらも、誰かを呼びに行った。
「間違いない、荷運び人だ」鑑定士の声が響く。
「悪かったな、坊主。登録してやろう」
年齢は問われない。ジョブを持つ冒険者なら断られる理由はない。
荷運び人は戦闘には参加せず、安全な場所で荷物を運ぶ職務。比較的安全とされている。
「体調はどうだ?」
「はい、大丈夫です」
片手と片足はようやく回復し、まだ体に馴染んでいなかった。特に足は少し引きずっている。
当初は隻眼で足を引きずる陰気な子供を同行させる者は少なかった。だが、仕事がまったくないわけではない。
シシルナ島の冒険者ギルドでは、荷運び人の需要が異様に高い。採掘物を運ぶには、階層が深くなるほど潜るのが困難だ。
十階層あるダンジョンの一階層は広大で、移動に時間がかかる。
冒険者でなければゴブリン一匹に対応できず、荷物の重さで戦いに遅れるのは冒険者の矜持に反する。
だからこそ、荷運び人が重宝されるのだ。
荷運び人は戦闘に参加せず、戦闘時は安全な場所に避難するのが暗黙のルール。危険なら離脱し、救援を呼ぶことも許されている。
酒場の隅で暇を持て余すノルド。
薄暗い照明の下、テーブルに突っ伏し、誰かの声を待っていた。
そんな彼に、ベテランの冒険者たちが声をかけてきた。どうやらドラガンが気を利かせたらしい。
「坊主、一緒に潜らねえか? 一泊の予定だ。食料その他は任せていいか?」
リーダー格のアレンが頼もしげに言った。
「はい」
ノルドは喜びを抑えつつも、緊張して答えた。
「じゃあ、明日早朝だ。ギルドルールは厳守な。遅刻は絶対にダメだ。それに食事もよろしく。もちろん手間賃は払う。無理なら言えよ」
アレンはしっかりと握手し、真剣な眼差しを向けた。
「大丈夫です。いつも作っていますから」
自信を持って答えたが、味が気に入ってもらえるかは不安もあった。
「まあ、口に入ればいい。俺たちは疲れて何もしたくないし、見張りもあるからな。よろしくな!」
アレンは笑顔で仲間の元へ戻った。
ノルドはこれから始まる冒険に胸を躍らせ、酒場の空気を見渡した。
この一歩が、新たな人生の扉を開ける瞬間だと確信していた。
※
ノルドはサナトリウムの母の部屋を訪ね、ダンジョンに潜る話をした。
「そう。じゃあ、しっかり準備しなさい」
「反対はしないの?」
「これからもノルドは自分のしたいように生きなさい。土産話を楽しみにしているわ」
セラは微笑み、頼もしい言葉を贈った。
おぼつかない足で机の引き出しから短剣を取り出す。
「まだ話していないこともあるけど、時期じゃないと思う。これを渡すわ」
ノルドが受け取った短剣は、黒い鞘から青黒い光を漏らしていた。鞘には狼の横顔の紋章が描かれている。
剣を抜きたい衝動を抑えきれずに抜くと、剣身は漆黒に蒼い光を放ち出し、同じ紋章が刻まれていた。
その光景にセラは涙をこらえた。料理を教わり、暗くなったため帰宅して準備に取り掛かる。腰には短剣を差している。
※
サナトリウムから、少年と小さな狼が坂を下る。
部屋のカーテンの隅から、女性がそれを見つめ、こぼれ落ちた涙をそっと拭った。
「セレナ様、大きく立派になりましたよ」
そう言い、空に浮かぶ二つの月に祈りを捧げる。
「二つの神、アイリス神とエリス神よ、ノルド様の門出に祝福を」
母の病を治すには、特級ポーションが必要だと考えていた。だが、製薬方法の記された高価な本も、完成品も、簡単には手に入らなかった。
聖王国の大商人グラシアスでさえ、大陸中を昔から探して見つけられずにいた。
「特級ポーションの噂話の出た場所や各地の大学に行っているんだが、嘘だけだったり、門外不出だったしてな」
彼は悔しさを滲ませていた。
「そうですか、待ちます」
「ああ、それが良い。必ず探し出す」
ノルドは、それでも自分の力で手に入れたいと強く願っていた。
二つ、問題があった。一つは金銭的な問題だ。
セラが入院しているサルサのサナトリウムは、国家の要人用の超高級施設だ。「特別価格で構わん」と所長サルサの好意で支払いは軽減されていたが、それでも十分な出費だった。さらに、病の進行を抑える薬の材料も高額だった。
「私の貯金があるから貴方のために使いなさい」
そう言う母・セラの申し出も、ノルドは断った。それは、いずれ母とふたりで暮らす日のために取っておきたかったのだ。
特級ポーションを探しに出るとなると、長旅になるだろう。その間のお金を準備して貯めておく必要がある。律儀なノルドはそう考えていた。
もう一つが、彼の生い立ちにある。セラ親子、つまり、セラとノルドは、この島に亡命してきたのだ。
「この島を出た場合、生命は保証しない」
つまり、暗殺者に狙われる生活になる。それに打ち勝つだけの力をノルドは手に入れない限り、この島を離れられないし、セラも認めてくれないだろう。彼女の反対を押し切ってまで、旅立つことはノルドには出来ない。
そこで新たな収入源と力をつけるために、ノルドは島の地下ダンジョンに目をつけた。魔物も出るが、主に採掘がメインのダンジョンだった。
彼は若くして薬師となり、冒険者としても魔物の森で修行を重ね、驚異的な早さでレベルアップしていった。一時は狩りすぎて生態系が乱れ、シシルナの町では兎肉の価格が急落したほどだった。
※
そして、ついに固有ジョブを得た――荷運び人(真なる理を運ぶ者)。
「……神の怒りを買ってしまったのか?」
それが冒険者の間で“外れジョブ”と呼ばれていることを、ノルドもそのことは知っていた。攻撃手段はなく、ステータスも伸びず、ジョブチェンジもできない。
希少ではあるが、多くの者がそれを得た瞬間、冒険者を諦める。代わりに、キャラバンを組むなどして商人の道に進む者も多い。母の元を訪れていたグラシアスも、かつてはそうだったと聞く。
胸の内には、言いようのない虚しさが広がった。
(あれだけの時間をかけて……このために……?)
鍛錬を積み、命をかけて戦い、ようやく手にした固有ジョブ。それが“荷運び人”とは。誰もが肩を落とす理由を、今のノルドは痛いほど理解できた。
悔しさが込み上げる。怒りでもなく、悲しみでもない、乾いた絶望のような感情だった。
だが、それでも諦めなかった。軽蔑の視線を浴びながらも、誰にも理解されない「真なる理」の担い手として背負い続ける覚悟。決して諦めず、母との未来を信じて。
「……それでも俺は、力を入れる」
だからこそ、ノルドは冒険者ギルドに登録し、荷運び人としての仕事を――文字通り、背負うことにした。
※
「子供が来るところじゃないぞ!」
朝の冒険者ギルドは、いつも以上に賑やかだった。依頼の斡旋が始まり、パーティ編成や装備の準備に追われる者たちの活気が溢れている。
前日の依頼報告や報酬受け取りに訪れる冒険者も重なり、朝はいつも慌ただしい。
そんな喧騒の中で、子供の姿はどうしても場違いに映った。
「時間を間違えたか……いや、今の方がいい」
ノルドは気後れせずに、ギルドの窓口へ歩み寄る。
「何の用だ、坊主?」
副ギルド長の大男、ドラガンがにらむような目で声をかけた。
「ノルドと言います。ギルドの登録と仕事の斡旋をお願いします」
「おっと、子供かと思ったら、ジョブ持ちだって?」
「はい、薬師で、ちゃんとジョブも持っています」
「嘘はないな? じゃあ鑑定してみる」
ドラガンは顔をしかめながらも、誰かを呼びに行った。
「間違いない、荷運び人だ」鑑定士の声が響く。
「悪かったな、坊主。登録してやろう」
年齢は問われない。ジョブを持つ冒険者なら断られる理由はない。
荷運び人は戦闘には参加せず、安全な場所で荷物を運ぶ職務。比較的安全とされている。
「体調はどうだ?」
「はい、大丈夫です」
片手と片足はようやく回復し、まだ体に馴染んでいなかった。特に足は少し引きずっている。
当初は隻眼で足を引きずる陰気な子供を同行させる者は少なかった。だが、仕事がまったくないわけではない。
シシルナ島の冒険者ギルドでは、荷運び人の需要が異様に高い。採掘物を運ぶには、階層が深くなるほど潜るのが困難だ。
十階層あるダンジョンの一階層は広大で、移動に時間がかかる。
冒険者でなければゴブリン一匹に対応できず、荷物の重さで戦いに遅れるのは冒険者の矜持に反する。
だからこそ、荷運び人が重宝されるのだ。
荷運び人は戦闘に参加せず、戦闘時は安全な場所に避難するのが暗黙のルール。危険なら離脱し、救援を呼ぶことも許されている。
酒場の隅で暇を持て余すノルド。
薄暗い照明の下、テーブルに突っ伏し、誰かの声を待っていた。
そんな彼に、ベテランの冒険者たちが声をかけてきた。どうやらドラガンが気を利かせたらしい。
「坊主、一緒に潜らねえか? 一泊の予定だ。食料その他は任せていいか?」
リーダー格のアレンが頼もしげに言った。
「はい」
ノルドは喜びを抑えつつも、緊張して答えた。
「じゃあ、明日早朝だ。ギルドルールは厳守な。遅刻は絶対にダメだ。それに食事もよろしく。もちろん手間賃は払う。無理なら言えよ」
アレンはしっかりと握手し、真剣な眼差しを向けた。
「大丈夫です。いつも作っていますから」
自信を持って答えたが、味が気に入ってもらえるかは不安もあった。
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アレンは笑顔で仲間の元へ戻った。
ノルドはこれから始まる冒険に胸を躍らせ、酒場の空気を見渡した。
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※
ノルドはサナトリウムの母の部屋を訪ね、ダンジョンに潜る話をした。
「そう。じゃあ、しっかり準備しなさい」
「反対はしないの?」
「これからもノルドは自分のしたいように生きなさい。土産話を楽しみにしているわ」
セラは微笑み、頼もしい言葉を贈った。
おぼつかない足で机の引き出しから短剣を取り出す。
「まだ話していないこともあるけど、時期じゃないと思う。これを渡すわ」
ノルドが受け取った短剣は、黒い鞘から青黒い光を漏らしていた。鞘には狼の横顔の紋章が描かれている。
剣を抜きたい衝動を抑えきれずに抜くと、剣身は漆黒に蒼い光を放ち出し、同じ紋章が刻まれていた。
その光景にセラは涙をこらえた。料理を教わり、暗くなったため帰宅して準備に取り掛かる。腰には短剣を差している。
※
サナトリウムから、少年と小さな狼が坂を下る。
部屋のカーテンの隅から、女性がそれを見つめ、こぼれ落ちた涙をそっと拭った。
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