異常姦見聞録

黄金稚魚

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人面豚の洗脳

After. 豚小屋の女達

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 蛍光灯に光は無く、月明かりだけがその小屋へ頼りない光を送っていた。
 
 発情した雌豚達の息遣い。
 夜の豚小屋ではよく見られる光景だった。


 裸の女達が四つ足を付いて二列に並んでいる。お互いに尻を突き出すような格好だ。

 女体で囲まれた道、その真ん中を一匹の白く太った豚が歩いていた。首を振りゆっくりと、じっくりと女達を値踏みしている。

 豚が横を通る時、女は尻を振り股を濡らして豚へと求愛アピールのポーズを取る。少しでもオスの気を引く為だ。

 やがて豚の足が止まった。一人の女に近き、鼻を尻に近づけ匂いを嗅ぐ。
 それだけで女の恥部からは涎のようにぽたぽたと愛液が溢れ垂れている。

 豚がにぃと口元を歪ませて笑った。その豚の頭についていたのは人間の顔だった。人と同じ形の目、口、鼻をしている。

 豚は前足を上げ、女の尻を小突く。それが始まりの合図であった。

「さおりを選んで頂きありがとうございますぶひぃぃ!」

 女―――沙織は満面の笑みでそう叫んだ。どろりと蕩け切ったその表情は化粧の一切が施されていないにも関わらず生々しい色気に溢れていた。
 長く伸びた髪は枝毛に溢れてボサボサだ。身体のあちこちに擦り傷が見える。もう何日もの間、沙織は裸で過ごしていた。

「さおりはご主人様のラブラブ新婚オナホ妻です!受精待マンコにザーメン注入してください!」

 腰を高く上げて沙織がそう宣言する。なら決して言わないような下品な言葉だ。

「ぐぇぇ?!」

 豚は沙織へとのし掛かる。体重を支えきれず沙織の身体がペシャンと倒れた。
 体内の空気が一気に吐き出されたような声を出して沙織が悶える。地面と豚にプレスされた沙織の様相は潰されたカエルに似ていた。

 密着し逃げ場の無い沙織の膣へ豚のペニスが挿入される。
 その瞬間、シャワーのような潮を吹き沙織が絶頂した。

「いぐうぅぅぅぅう!!」

 豚特有の螺旋状のペニスが沙織の膣内をドリルのように抉る。膣の刺激が沙織の脳に直接叩き込まれ、弾けるような快楽と幸福感が沙織を包む。

「ぶひぃ! ぶひっぶひっ、ひィィィイ!」

 汚い喘ぎ声。ベロをだらしなく突き出し喘ぐ姿は人間のものとは思えない。まさに獣の交尾だ。

 もはや彼女に人間としての威厳などこれっぽっちも残っていないだろう。ただの雌豚。それが沙織という女の現在の姿だった。

「ぶひぶひ!来る!来る!ザーメン!ザーメン!」

 沙織は雌の本能で豚の射精を感じとると腰を高く上げ、膣のより深くにペニスを誘い込もうとする。

「ぶひぃん?!」

 豚は浮かびあがった沙織の尻を全体重をかけて押しつぶし地面へプレスした。

 びゅるびゅるびゅる!

 長い射精。大量の精液が沙織の膣へ注ぎ込まれる。

「あ、ああ~! ザーメンありがとうございますぅ……あ!」

 勢い良く流れ込んで来る精液は沙織に更なる刺激を与えた。そして腹を押し潰す圧迫感に沙織の意識がついに飛んだ。

 がっくしと項垂れた沙織に対し豚は容赦無く射精を続ける。豚にとって沙織の意識があろうと無かろうと関係なかった。沙織の役割は只の雌穴なのだ。


 長い射精が終わると豚が身体を震わしながらペニスを抜く。螺旋状に伸びたその逸物いちもつは沙織の膣から飛び出るとバネのようにしなっていた。

 豚は射精の最後に静液を固める液体を出す。これは子宮内に精子を閉じ込め漏れ出さない役目を持つ。確実にその雌を孕ませる為の能力だ。


 ぶひぃ。

 一瞥するかのように鼻を慣らし、豚が沙織から離れる。先ほどまでの激しいまぐわいが嘘のように沙織への興味を失っている。




「ありがとうございまぁす。みずきのおまんこにザーメン一杯くださーい」

 豚は次の女を選ぶと同じように交尾を始めた。次に選ばれたのは明るい髪色の若い女だ。肌や髪の様子からまだ豚小屋に来て日が浅い事が分かる。

「あひぃ!!えぐっ……えぐれちゃうよぉ」

「ぶひぃぶひっ!妊娠します!今日ぜったいご主人様の子供作りますぶひぃ!」



 豚は次々と女へ種付けをしながら尻の道を進んでいく。

 やがて豚は女体で出来た道の終着点へ辿り着く。
 
 そこには大きく腹を膨らませた女がいた。女は大きく股を開き、女は歯を食いしばっていきんでいる。
 女は妊娠していた。足元には水溜りが見える。既に破水しているようだ。

 豚は女の前で立ち止まりその様子をじっと見ている。

 暫くすると股から赤く丸いものが顔を覗かせた。女の呼吸に合わせ少しずつ外へと出て行く。やがて、ぬるりとそれが落ちた。
 羊水溜まりの中に一つの命が生み落とされた。

 しかし、産声は上がらない。
 かっかっかっと弱々しい息遣い。どこか様子がおかしい。

 おかしいのもその筈だ。生み落とされた赤子は人間の胎児にはとても見えなかった。豌豆型に捻れた頭部に根っこのように弱々しい身体がぶさらがっている。
 あぁ、それはあまりにも人の形から離れていた。

 だが、それでも女の股から伸びた臍の緒が二つの命の関係性を証明していた。女は出産の疲労に息を荒げながらも、慈愛の眼差しで我が子を見ていた。


 豚がへと近づく。人と同じ顔から有り得ない程長い舌が伸びる。

 ペロ……ペロペロ。

 かひゅー。と心地の良い風の通る音が赤子の喉を通る。
 赤子の喉を詰まらせていた血が吐き出されたのだ。その息遣いは少しだけ安定したように見える。

 豚の舌が赤子を包み込んだ。舌はゆらゆらと揺り籠のように動く。
 赤子の一つしかない目蓋が開き産まれて始めての景色をその瞳へと刻む。

 ぶつり。臍の緒が引っ張られ、乱暴に千切れる。
 大きく開いた豚の口が、赤子にかぶり付いていた。


 ぐっちゃ。ぐっちゃ。ボキ……。

 醜い咀嚼音が豚小屋へ響き渡った。肉を噛み、骨を砕く。十分に咀嚼を終えると豚は一息にそれを飲み込んだ。


「わ、私の赤ちゃん?」

 女が青ざめた顔で豚を見る。声は震えていた。身体も震えていた。何か尋常ではないモノを見たかのような目で女は豚を見る。

 同時に豚も女を見ていた。人間と同じ形をした目、口、鼻で女を見ている。
 豚の顔の中心に一筋の線が現れた。そして、そこから裂けるように豚の顔が開いた。
 そこには…………。











 あぁここには幸せしかないのだ。




















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