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持つべきものは… side透
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《side 透》
海斗の両親がいないのは知らなかった。でも海斗のせいって…どういうことだ?
しかもあの元カレまだ海斗のこと…
海斗は色んな思いを抱えて生きてる…やっぱり俺が幸せにしてやりたい。片付けをして寝室を覗くと海斗は布団を頭から被っていた。そっとめくると目尻に涙が溜まっていたので親指で、そっと拭ってキスを落とした。
海斗はきっと言いたくないだろう。言えるように待つのは…無理だな。とりあえず聞いてみるか。
「もしもし…学?昨日はありがとうな。ところで…悠人くんいる?」
「おーよかったな。何にもなくて…でも悠人?なんで?」
「海斗の過去のことで…」
「両親の?」
「知ってるのか?」
「あぁー前に聞いたことがある。とりあえず変わるから」
「もしもし?浅井さん?海斗、何かあったの?」
俺は今日のことを話した。
「海斗、両親のこと隠したかったんだよ。しかも大嫌いって言われるの冗談でもダメなんだ…」
「そうか…」
「あと…たぶん熱出すかも…両親のことで思い出したりするとさ。案外メンタル弱いから…元カレは看病できないやつでさ、両親のことも知ってるのに…本当にどうしようもない奴と付き合ってたよ。でも行くところなかったからだろうな。仕方ないけど…」
悠人くんは海斗の両親について教えてくれた。さすが幼馴染だ。
教師だったこと。
海斗も教師になりたかったこと。
名前の通り海が好きだったこと。
両親が大好きだったこと。
海の事故。
父親の死。
母親の病気。
母親の死。
海斗は今まで辛い思いをして生きてきたんだろう。どんなに辛く苦しかったか…まだ思春期だったのに…
「浅井さん、海斗よろしくね。アイツ辛い時、悲しい時なにも言わなで殻にこもっちゃうから…だから昨日も…」
「あぁ…そうだな。俺が絶対に幸せにするから」そう言って電話を切った。
アイツに電話してみるか…
「もしもし…四ノ宮か?」
「おぉー昨日は悪かったな」
「お前に頼みたいことがあるんだけど…」
「なになに?」
「海斗の元彼のことなんだけど」
「はぁ?海斗くんの?」
「今日、職場の近くまできたんだよ。しかも海斗のつらい過去まで話して許せないんだけど」
「なになに?やっちゃってもいいわけ?」
「西原の世話だけにはなんなよ」
「俺が涼ちゃんの嫌がるようなことするわけないだろ」
「まぁ、よろしく頼むわ」
「浅井…海斗くん、色んな思い抱えてる子だよ。じゃなきゃいい年した子が逃げ出すなんてことしないだろ?大事な子なら、ちゃんと守ってやれよ」
「四ノ宮…ありがとな」
「おぉーなんかわかったら報告する」
持つべきものは、何でも屋の四ノ宮だな。まぁ…色んな危ない橋を渡ってると聞いてはいるが…四ノ宮なら、なんとか力になってくれるだろう。
そういえば久しぶりに声でも聞いてみるか?
「もしもし…西原?」
「おぉー久しぶりじゃん。昨日みんなで集まったって?」
「四ノ宮か?」
「そうそう…浅井、年下の可愛い子と付き合ってるって?」
「あぁ…まぁな…」
「なになに?どんな子?僕にも会わせてよ」
「そうだな。近いうちに学の所でみんなで飲むか?」
「いいの?ありがとう」
「あとさー四ノ宮にちょっと頼んでることがあるんだ。西原の迷惑にならないように…とは伝えてあるけど…」
「昴なら大丈夫だと思うよ。俺が嫌いって言ったら泣きそうになるんだもん」
「はっはっは…そうか、なら安心だな!」
「うん。じゃあまた連絡してね」
「おぉ…」
あの感じだと西原のお世話になる事はしないだろ。西原は警察官だ。親父さんも警察官だから憧れて…って言ってたな。きっと海斗もその後姿で自分もなりたいと思っていたんだろうな…
そういえば…悠斗くんが熱出すかもって言ってたのを思い出して、念のためタオルや体温計、熱冷まシート、ペットボトルを持って寝室に入った。
海斗は布団に包まって「寒い…寒い」と言って身体が小刻みに震えていた。毛布を上からかけてやり
「海斗、大丈夫か?」そう声をかけたが…返事がない。
熱を測ると38.1度だった。
「高いな。寒がってるから熱が上がるんだろう」
震えてる身体を抱きしめると、俺にすり寄ってきた。
「まだ寒いか?」背中をさすってやる。
海斗の心はまだまだ子供なんだろう。思春期に自分のせいで父親が亡くなり、母親とは話もすることがなく親子関係は崩れてしまった。どんなに親からの愛情を欲していたのか…そう思うと心が苦しくなる。
「辛かったな。寂しかったな。今もこれからも俺がずっと海斗のそばにいるから…離れないから。俺のそばで、ゆっくりおやすみ」
そう言って熱いおでこにキスをした。寝てるときだけでも辛いことを思い出さないように…
夜中、苦しそうな海斗の寝息で目が覚めた。
「はぁ…はぁ…」
「海斗…海斗、大丈夫か?」
熱を測ると39.4度で汗をかいていた。
レンジで蒸しタオルを作り、俺のパジャマに着替えさせた。
口移しで水を飲ませ、おでこに熱冷まシートをつけてあげた。
「海斗、熱高いから薬飲も」
解熱剤を取り出し薬も飲ませる。
そういえば海斗は熱出しても看病してもらったことがないって悠斗くん言ってたな。しんどくて辛いのに…まぁ俺も看病なんて歴代の相手に…ないな。
海斗だから甘やかしたい。
海斗だから愛したい
海斗だから…海斗がいてくれれば…それでいい。
熱い海斗の身体を抱きしめながら俺も落ちていった。
アラームの音で目が覚めた。6時か…眠いな。俺もあまり眠れなかった…横を見ると海斗はまだ眠っていた。
熱を測るとまだ38.5度もあった。
今日は休ませて熱が下がらないなら病院に連れて行くか…
俺は…今日は同行もなく事務作業がメインだからリモートだな。
「もしもし朝早くすみません。佐伯常務?透です」
「おぉー透か、なになに常務なんてかしこまって…どうした?こんなに早く」
「申し訳ないのですが本日、リモートにしたいのですが…」
「昨日盛り上がって疲れたか?」
「違いますよ!!」
「わかってるよ。いいよ。お前が俺に頼むなんて滅多にないことだし、今日はリモート許可してやるから」
「ありがとうございます」
「また、そのうち飲みに行こうや、ちょっとお前の面白い情報も聞いたし…」
「もしかして…優太?」
「まぁ…な。母さんが呼んだんだよ…お前は忙しいだろうからって呼ばなくて悪いな。話聞いたけど…俺は賛成だよ。まぁお前の親父に説得する時は声かけろ。助けてやるから」
「ありがとうございます。その時は…じゃあ今日はよろしくお願いします」
俺と優太の母親と常務の奥さんが姉妹だ。なので佐伯常務は叔父にあたる。子供ができなかった2人は俺と優太の事を自分の子供のように可愛がってくれている。優太のお節介には昔から…まぁ仕方ないか。
課長やその他、連絡しなきゃいけない所に連絡して俺も始業までのわずかな時間、海斗を抱きしめて眠った。
海斗の両親がいないのは知らなかった。でも海斗のせいって…どういうことだ?
しかもあの元カレまだ海斗のこと…
海斗は色んな思いを抱えて生きてる…やっぱり俺が幸せにしてやりたい。片付けをして寝室を覗くと海斗は布団を頭から被っていた。そっとめくると目尻に涙が溜まっていたので親指で、そっと拭ってキスを落とした。
海斗はきっと言いたくないだろう。言えるように待つのは…無理だな。とりあえず聞いてみるか。
「もしもし…学?昨日はありがとうな。ところで…悠人くんいる?」
「おーよかったな。何にもなくて…でも悠人?なんで?」
「海斗の過去のことで…」
「両親の?」
「知ってるのか?」
「あぁー前に聞いたことがある。とりあえず変わるから」
「もしもし?浅井さん?海斗、何かあったの?」
俺は今日のことを話した。
「海斗、両親のこと隠したかったんだよ。しかも大嫌いって言われるの冗談でもダメなんだ…」
「そうか…」
「あと…たぶん熱出すかも…両親のことで思い出したりするとさ。案外メンタル弱いから…元カレは看病できないやつでさ、両親のことも知ってるのに…本当にどうしようもない奴と付き合ってたよ。でも行くところなかったからだろうな。仕方ないけど…」
悠人くんは海斗の両親について教えてくれた。さすが幼馴染だ。
教師だったこと。
海斗も教師になりたかったこと。
名前の通り海が好きだったこと。
両親が大好きだったこと。
海の事故。
父親の死。
母親の病気。
母親の死。
海斗は今まで辛い思いをして生きてきたんだろう。どんなに辛く苦しかったか…まだ思春期だったのに…
「浅井さん、海斗よろしくね。アイツ辛い時、悲しい時なにも言わなで殻にこもっちゃうから…だから昨日も…」
「あぁ…そうだな。俺が絶対に幸せにするから」そう言って電話を切った。
アイツに電話してみるか…
「もしもし…四ノ宮か?」
「おぉー昨日は悪かったな」
「お前に頼みたいことがあるんだけど…」
「なになに?」
「海斗の元彼のことなんだけど」
「はぁ?海斗くんの?」
「今日、職場の近くまできたんだよ。しかも海斗のつらい過去まで話して許せないんだけど」
「なになに?やっちゃってもいいわけ?」
「西原の世話だけにはなんなよ」
「俺が涼ちゃんの嫌がるようなことするわけないだろ」
「まぁ、よろしく頼むわ」
「浅井…海斗くん、色んな思い抱えてる子だよ。じゃなきゃいい年した子が逃げ出すなんてことしないだろ?大事な子なら、ちゃんと守ってやれよ」
「四ノ宮…ありがとな」
「おぉーなんかわかったら報告する」
持つべきものは、何でも屋の四ノ宮だな。まぁ…色んな危ない橋を渡ってると聞いてはいるが…四ノ宮なら、なんとか力になってくれるだろう。
そういえば久しぶりに声でも聞いてみるか?
「もしもし…西原?」
「おぉー久しぶりじゃん。昨日みんなで集まったって?」
「四ノ宮か?」
「そうそう…浅井、年下の可愛い子と付き合ってるって?」
「あぁ…まぁな…」
「なになに?どんな子?僕にも会わせてよ」
「そうだな。近いうちに学の所でみんなで飲むか?」
「いいの?ありがとう」
「あとさー四ノ宮にちょっと頼んでることがあるんだ。西原の迷惑にならないように…とは伝えてあるけど…」
「昴なら大丈夫だと思うよ。俺が嫌いって言ったら泣きそうになるんだもん」
「はっはっは…そうか、なら安心だな!」
「うん。じゃあまた連絡してね」
「おぉ…」
あの感じだと西原のお世話になる事はしないだろ。西原は警察官だ。親父さんも警察官だから憧れて…って言ってたな。きっと海斗もその後姿で自分もなりたいと思っていたんだろうな…
そういえば…悠斗くんが熱出すかもって言ってたのを思い出して、念のためタオルや体温計、熱冷まシート、ペットボトルを持って寝室に入った。
海斗は布団に包まって「寒い…寒い」と言って身体が小刻みに震えていた。毛布を上からかけてやり
「海斗、大丈夫か?」そう声をかけたが…返事がない。
熱を測ると38.1度だった。
「高いな。寒がってるから熱が上がるんだろう」
震えてる身体を抱きしめると、俺にすり寄ってきた。
「まだ寒いか?」背中をさすってやる。
海斗の心はまだまだ子供なんだろう。思春期に自分のせいで父親が亡くなり、母親とは話もすることがなく親子関係は崩れてしまった。どんなに親からの愛情を欲していたのか…そう思うと心が苦しくなる。
「辛かったな。寂しかったな。今もこれからも俺がずっと海斗のそばにいるから…離れないから。俺のそばで、ゆっくりおやすみ」
そう言って熱いおでこにキスをした。寝てるときだけでも辛いことを思い出さないように…
夜中、苦しそうな海斗の寝息で目が覚めた。
「はぁ…はぁ…」
「海斗…海斗、大丈夫か?」
熱を測ると39.4度で汗をかいていた。
レンジで蒸しタオルを作り、俺のパジャマに着替えさせた。
口移しで水を飲ませ、おでこに熱冷まシートをつけてあげた。
「海斗、熱高いから薬飲も」
解熱剤を取り出し薬も飲ませる。
そういえば海斗は熱出しても看病してもらったことがないって悠斗くん言ってたな。しんどくて辛いのに…まぁ俺も看病なんて歴代の相手に…ないな。
海斗だから甘やかしたい。
海斗だから愛したい
海斗だから…海斗がいてくれれば…それでいい。
熱い海斗の身体を抱きしめながら俺も落ちていった。
アラームの音で目が覚めた。6時か…眠いな。俺もあまり眠れなかった…横を見ると海斗はまだ眠っていた。
熱を測るとまだ38.5度もあった。
今日は休ませて熱が下がらないなら病院に連れて行くか…
俺は…今日は同行もなく事務作業がメインだからリモートだな。
「もしもし朝早くすみません。佐伯常務?透です」
「おぉー透か、なになに常務なんてかしこまって…どうした?こんなに早く」
「申し訳ないのですが本日、リモートにしたいのですが…」
「昨日盛り上がって疲れたか?」
「違いますよ!!」
「わかってるよ。いいよ。お前が俺に頼むなんて滅多にないことだし、今日はリモート許可してやるから」
「ありがとうございます」
「また、そのうち飲みに行こうや、ちょっとお前の面白い情報も聞いたし…」
「もしかして…優太?」
「まぁ…な。母さんが呼んだんだよ…お前は忙しいだろうからって呼ばなくて悪いな。話聞いたけど…俺は賛成だよ。まぁお前の親父に説得する時は声かけろ。助けてやるから」
「ありがとうございます。その時は…じゃあ今日はよろしくお願いします」
俺と優太の母親と常務の奥さんが姉妹だ。なので佐伯常務は叔父にあたる。子供ができなかった2人は俺と優太の事を自分の子供のように可愛がってくれている。優太のお節介には昔から…まぁ仕方ないか。
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