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僕の気持ち
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角谷さんが海斗を連れて戻ってきた。
「小沢さん、ごめんね。ちょっと座ってもらえるかな?」
「あっ…はい」
「実は…」
親父は先程の室長と川上さんが2人で海斗にミスを押し付けようとしていたこと、証拠の映像が残っていることを伝えると、めちゃくちゃびっくりしていた。
「それで小沢さん、室長と川上さんを名誉毀損で訴えることもできますが、どうしますか?それと…きっと凄く傷ついたでしょ?それに対しての慰謝料請求もできますがどうしますか?もちろん弁護士は茂が請け負います。小沢さんがしたい対応で構いませんが…」
海斗は俺の方をチラッと見て「あの…僕は…確かに自分のミスのせいにされて、秘書失格って言われて落ち込みました。証拠がないのに自分は悪くないって言えなかったです…それで室長が社長や浅井部長、角谷さんに秘書失格と言われると思ってました。だからその時は…どうすればいいのか悩んだけど…答えなんて見つからなくて…でも、そのくらいで訴えたりはしません。現に、証拠があって僕は悪くないって言ってくれたのでそれだけで大丈夫です」
「小沢さん…でもね。こういうことをした社員を私は許せないんだよ。うちの会社は防犯カメラも隠しカメラもあるから今回わかったけど…もしなかったらわからなかっただろう?それで小沢さんが秘書失格って周りから言われたらもっと傷つく…だから2人を解雇にすることに決めたから…でもそれは小沢さんのせいじゃないからね」
「社長それは…あんまりだと思います。撤回してもらいませんか?」
「そんなことないよ。君は思った通り優しい子だね。自分より他人のことを気にかけてあげれるなんて」
「社長、僕は優しくなんかないです。現にまだ教えられないとできないこともあります。それに川上さんは秘書の中で誰よりもたくさん手伝ってくれたんです。ミスを僕のせいにしたのは悔しいですけど、それに室長の代わりは?川上さんの代わりは誰がなるんですか?そんな2人を辞めさせることはしないでください。それでも社長が2人を辞めさせる…って言うのなら…僕が辞めますっ失礼します」と早口で言って駆け出してしまった。
「海斗…」俺は思わず叫んでしまった。あとのことは気にせず追いかけた。
エレベーターを待つ時間ももどかしく、エレベーターで1階まで降りたが、ロビーに海斗の姿は見えなかった。電話をしても繋がらない。一体どこに行った?すぐに学に電話した。
「もしもし?浅井か?」
「悪い、海斗行ってないか?」
「俺たち旅行に来てて店閉まってるんだけど」
「旅行?」
「あぁ、たまには温泉にってジジくさいな。なんかあったのか?」
「そう言うことならわかった。事情は後で連絡する」
学と電話を切った。それから四ノ宮、西原にメールしながら俺は仕方なく、またエレベーターに乗って会議室に戻った。
部屋に入るとみんなが一斉に俺のことを見たが、首を左右に振った。
「小沢さんの行く所に心あたりは?」
「わかりません」
「そうですか…とりあえず室長と川上さんの進退については追ってご連絡いたします。大崎部長、設楽さんも部署に戻ってください」
4人が出て行ってから俺たちは3人で話し始めた。
「まさか海斗があんなこと言うなんて思わなかった」
俺が口を開くと親父が
「そうだな。まさかの辞める宣言には正直びっくりしたよ」
「海斗くん、どこに行ったかわかんないの?学の所は?」
「さっき電話したら2人で旅行に行ってるから店は閉まってる。四ノ宮と西原にはメールした」
「じゃあ海斗くんからの連絡を待つしかないのか?」
「そうだ、監視カメラの映像に海斗が写ってるかもしれない。どこの出口から出たかわかれば少しは行った方向がわかるかもしれない」
「そうだな。じゃあ兄さん、透と見てくるから、これからのことはもう一度、海斗くんと話合おう。きっと海斗くんは海斗くんなりに考えて言ったんだと思うからさ」
「あぁ…透、悪かった。そんなつもりじゃ…」
「いや…俺だって辞めさせたいと思ったよ。でも海斗はそれを望んでない。理由はわからないけどさ。とりあえず叔父さんと行って来るから」
そう言って、防犯カメラや隠しカメラを管理している警備室に急いだ。
海斗を早く見つけたい。そう願って…
「小沢さん、ごめんね。ちょっと座ってもらえるかな?」
「あっ…はい」
「実は…」
親父は先程の室長と川上さんが2人で海斗にミスを押し付けようとしていたこと、証拠の映像が残っていることを伝えると、めちゃくちゃびっくりしていた。
「それで小沢さん、室長と川上さんを名誉毀損で訴えることもできますが、どうしますか?それと…きっと凄く傷ついたでしょ?それに対しての慰謝料請求もできますがどうしますか?もちろん弁護士は茂が請け負います。小沢さんがしたい対応で構いませんが…」
海斗は俺の方をチラッと見て「あの…僕は…確かに自分のミスのせいにされて、秘書失格って言われて落ち込みました。証拠がないのに自分は悪くないって言えなかったです…それで室長が社長や浅井部長、角谷さんに秘書失格と言われると思ってました。だからその時は…どうすればいいのか悩んだけど…答えなんて見つからなくて…でも、そのくらいで訴えたりはしません。現に、証拠があって僕は悪くないって言ってくれたのでそれだけで大丈夫です」
「小沢さん…でもね。こういうことをした社員を私は許せないんだよ。うちの会社は防犯カメラも隠しカメラもあるから今回わかったけど…もしなかったらわからなかっただろう?それで小沢さんが秘書失格って周りから言われたらもっと傷つく…だから2人を解雇にすることに決めたから…でもそれは小沢さんのせいじゃないからね」
「社長それは…あんまりだと思います。撤回してもらいませんか?」
「そんなことないよ。君は思った通り優しい子だね。自分より他人のことを気にかけてあげれるなんて」
「社長、僕は優しくなんかないです。現にまだ教えられないとできないこともあります。それに川上さんは秘書の中で誰よりもたくさん手伝ってくれたんです。ミスを僕のせいにしたのは悔しいですけど、それに室長の代わりは?川上さんの代わりは誰がなるんですか?そんな2人を辞めさせることはしないでください。それでも社長が2人を辞めさせる…って言うのなら…僕が辞めますっ失礼します」と早口で言って駆け出してしまった。
「海斗…」俺は思わず叫んでしまった。あとのことは気にせず追いかけた。
エレベーターを待つ時間ももどかしく、エレベーターで1階まで降りたが、ロビーに海斗の姿は見えなかった。電話をしても繋がらない。一体どこに行った?すぐに学に電話した。
「もしもし?浅井か?」
「悪い、海斗行ってないか?」
「俺たち旅行に来てて店閉まってるんだけど」
「旅行?」
「あぁ、たまには温泉にってジジくさいな。なんかあったのか?」
「そう言うことならわかった。事情は後で連絡する」
学と電話を切った。それから四ノ宮、西原にメールしながら俺は仕方なく、またエレベーターに乗って会議室に戻った。
部屋に入るとみんなが一斉に俺のことを見たが、首を左右に振った。
「小沢さんの行く所に心あたりは?」
「わかりません」
「そうですか…とりあえず室長と川上さんの進退については追ってご連絡いたします。大崎部長、設楽さんも部署に戻ってください」
4人が出て行ってから俺たちは3人で話し始めた。
「まさか海斗があんなこと言うなんて思わなかった」
俺が口を開くと親父が
「そうだな。まさかの辞める宣言には正直びっくりしたよ」
「海斗くん、どこに行ったかわかんないの?学の所は?」
「さっき電話したら2人で旅行に行ってるから店は閉まってる。四ノ宮と西原にはメールした」
「じゃあ海斗くんからの連絡を待つしかないのか?」
「そうだ、監視カメラの映像に海斗が写ってるかもしれない。どこの出口から出たかわかれば少しは行った方向がわかるかもしれない」
「そうだな。じゃあ兄さん、透と見てくるから、これからのことはもう一度、海斗くんと話合おう。きっと海斗くんは海斗くんなりに考えて言ったんだと思うからさ」
「あぁ…透、悪かった。そんなつもりじゃ…」
「いや…俺だって辞めさせたいと思ったよ。でも海斗はそれを望んでない。理由はわからないけどさ。とりあえず叔父さんと行って来るから」
そう言って、防犯カメラや隠しカメラを管理している警備室に急いだ。
海斗を早く見つけたい。そう願って…
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