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第14話:二人だけの約束
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文化祭の熱狂が嘘のように過ぎ去り、学校はまたいつもの日常を取り戻した。
活気のあった昼休みは再び静けさを取り戻し、放課後の教室からは、あれほど立ち込めていた工具の音もペンキの匂いも、跡形もなく消え去っていた。
ただ、俺と蓮の関係は、もう「日常」という言葉では片付けられないものになっていた。
「よお、蓮。今日も白石とお熱いねえ」
「お前ら、本当に付き合ってんのか?」
休み時間、俺の席にやってきた蓮に、クラスメイトたちがそんなふうに軽口を叩く。
その視線は、もはや好奇でも嘲笑でもない。冷やかし半分、でもどこか微笑ましさを感じる、まさに「公認カップル」を見るような生温かいものに変わっていた。
そして、俺自身もそれにいちいち動揺したり、羞恥で身を縮こませたりすることはなくなっていた。
慣れ、というのは恐ろしいものだ。
「そうだよ。悠真は俺んだよ」
蓮がそう言って悪びれもなく笑い、俺はため息をつきながら本に視線を戻す。
それが、俺たちの新しい日常の風景になっていた。
でも、その穏やかな日常の裏側で、俺の心の奥底には、晴れない疑念が澱のように溜まっていた。
あのお見舞いの日に見た、弱々しい姿。
サイドテーブルに無造作に置かれていた、無数の薬袋。
そして、文化祭で見せた、一瞬の青白い顔と、強がるような笑顔。
それらすべてが、俺の中で一つの大きな黒い塊となって、時折、胸を締め付ける。
でも、それを暴く勇気も権利も俺にはない。
それは、蓮が必死で隠そうとしている領域であり、俺が土足で踏み込んでいい場所ではないのだ。
だから俺は、この「恋人ごっこ」が終わるその日まで、今の時間を、この温かい日常を大切にするしかないのだと、そう思うようになっていた。
その日は、週の終わりの金曜日だった。
特に何があるわけでもない、ごく普通の放課後。
俺がカバンに教科書を詰め込んでいると、蓮がいつものように隣にやってきた。
「悠真、帰るぞ」
「……ああ」
当たり前になった、何の変哲もないやり取り。
二人で並んで廊下を歩き、昇降口で靴を履き替える。
秋の日差しは柔らかく、窓から見える空はどこまでも高く澄んでいた。
「なあ、悠真」
校門を出て、人通りの少ない通学路を歩きながら、蓮が不意に切り出した。
いつもより、少しだけ真剣な響きを含んだ声だった。
「約束しねえ?」
「約束?」
俺は眉をひそめて、蓮の顔を見る。
どんな突拍子もないことを言い出すのやら、と身構えた。
「おう。これから毎週金曜日は、何があっても絶対に二人で一緒に帰る。
部活があっても、どっちかに用事があっても、必ずここで待ってることにする。どうだ?」
それは、あまりにも唐突で、でも蓮らしい、少しだけ強引な提案だった。
その瞳は真剣で、いつもの悪戯っぽい光は宿っていない。
「……なんで、金曜日なんだ」
少しだけ間を置いて、俺は尋ねた。
別に、毎日でもいい、と思ってしまった自分がいることに、内心で驚きながら。
「んー、なんとなく?一週間の終わりって感じがして、特別じゃん。
それに、毎日だと、お前、うっとうしがるだろ?」
そう言って、蓮はにかっと笑う。
いつもの、底抜けに明るい笑顔。
でも、俺にはわかった。
これは、蓮なりの「後悔しないように」という、あの言葉を体現する行動の一つなのだろう。
この限られた時間の中で、一つでも多くの「当たり前」を、確かなものにしておきたいのかもしれない。
そうすることで、いつか来る「期限」を、少しでも遠ざけたい、と。
そんな、蓮の隠された願いを、俺は感じ取った気がした。
「……わかった」
俺が短く答えると、蓮は心底嬉しそうに「よっしゃ!」と大きな声を上げた。
その子供っぽい反応に、俺の口元も、つられてほんの少しだけ緩む。
たったそれだけの、他愛のない約束。
でもその約束は、まるで嵐の海で下ろされた錨のように、俺たちの不確かな関係を、この現実にしっかりと繋ぎとめてくれるような気がした。
金曜日。
週に一度の、二人だけの特別な時間。
その帰り道、俺たちは商店街の本屋に立ち寄った。
俺が新刊コーナーで、好きな作家の本を物色していると、後ろから蓮が「何見てんだ?」と顔を覗き込んできた。
「わっ……!」
思わず、変な声が出てしまうほど、距離が近い。
肩と肩が触れ合い、蓮の吐息が俺の耳にかかるのがわかる。
普段から嗅ぎ慣れた、蓮のシャンプーの、爽やかな柑橘系の匂い。
それと、蓮自身の、少し甘くて青い、太陽みたいな匂い。
その匂いに包まれて、俺の思考は一瞬だけ停止した。
俺が心臓の音を隠すように固まっていると、蓮がふいに、俺の髪にそっと触れた。
「……っ!?」
びくり、と肩が跳ねる。
心臓が、喉から飛び出しそうなくらい、大きく音を立てた。
「ん、なんか糸くずついてた」
蓮はそう言って、指先でつまんだ小さな埃を、ふっと息で吹き飛ばす。
ごく自然な、何でもない仕草。悪意も他意もない、ただの親切な行動。
でも、触れられた場所が、じわりと、痺れるように熱を持った。
その指先の優しさと、不意打ちの近さに、頭が真っ白になる。
「……ばか」
俺は蚊の鳴くような声でそう呟いた。
誰に対して言った言葉なのかもわからない。
きっと、こんなことでいちいち動揺している、自分自身に対してだろう。
「え、なんか言ったか?」
蓮が不思議そうに首を傾げる。
「……なんでも、ない」
俺は新刊の本を、まるで盾のように抱きしめて、蓮から顔を背けた。
顔が熱い。心臓がうるさい。
この男の一つ一つの行動に、俺はもう、完全にお手上げだった。
俺の心は、蓮によって、もうめちゃくちゃにされている。
毎週金曜日の約束。
不意に触れる指先。
一つ一つが、宝物のように、大切で、かけがえのないものとして俺の中に積み重なっていく。
同時に、胸がちくりと痛んだ。
この温もりを、俺はいつまで感じていられるんだろう。
「一年後」という明確な期限が、目の前に黒々と横たわっている。
その先には、蓮がいない日常が待っているのだ。
そんな不安を心の隅に押しやって、俺はただ、隣にいる蓮の体温を感じていた。
もう、この「恋人ごっこ」を、終わらせたくない。
そう、強く、強く願う自分が、確かにそこにいた。
その願いは、もはや「ごっこ」の範疇を、とっくに超えてしまっていることに、俺はもう気づかないふりをすることはできなかった。
活気のあった昼休みは再び静けさを取り戻し、放課後の教室からは、あれほど立ち込めていた工具の音もペンキの匂いも、跡形もなく消え去っていた。
ただ、俺と蓮の関係は、もう「日常」という言葉では片付けられないものになっていた。
「よお、蓮。今日も白石とお熱いねえ」
「お前ら、本当に付き合ってんのか?」
休み時間、俺の席にやってきた蓮に、クラスメイトたちがそんなふうに軽口を叩く。
その視線は、もはや好奇でも嘲笑でもない。冷やかし半分、でもどこか微笑ましさを感じる、まさに「公認カップル」を見るような生温かいものに変わっていた。
そして、俺自身もそれにいちいち動揺したり、羞恥で身を縮こませたりすることはなくなっていた。
慣れ、というのは恐ろしいものだ。
「そうだよ。悠真は俺んだよ」
蓮がそう言って悪びれもなく笑い、俺はため息をつきながら本に視線を戻す。
それが、俺たちの新しい日常の風景になっていた。
でも、その穏やかな日常の裏側で、俺の心の奥底には、晴れない疑念が澱のように溜まっていた。
あのお見舞いの日に見た、弱々しい姿。
サイドテーブルに無造作に置かれていた、無数の薬袋。
そして、文化祭で見せた、一瞬の青白い顔と、強がるような笑顔。
それらすべてが、俺の中で一つの大きな黒い塊となって、時折、胸を締め付ける。
でも、それを暴く勇気も権利も俺にはない。
それは、蓮が必死で隠そうとしている領域であり、俺が土足で踏み込んでいい場所ではないのだ。
だから俺は、この「恋人ごっこ」が終わるその日まで、今の時間を、この温かい日常を大切にするしかないのだと、そう思うようになっていた。
その日は、週の終わりの金曜日だった。
特に何があるわけでもない、ごく普通の放課後。
俺がカバンに教科書を詰め込んでいると、蓮がいつものように隣にやってきた。
「悠真、帰るぞ」
「……ああ」
当たり前になった、何の変哲もないやり取り。
二人で並んで廊下を歩き、昇降口で靴を履き替える。
秋の日差しは柔らかく、窓から見える空はどこまでも高く澄んでいた。
「なあ、悠真」
校門を出て、人通りの少ない通学路を歩きながら、蓮が不意に切り出した。
いつもより、少しだけ真剣な響きを含んだ声だった。
「約束しねえ?」
「約束?」
俺は眉をひそめて、蓮の顔を見る。
どんな突拍子もないことを言い出すのやら、と身構えた。
「おう。これから毎週金曜日は、何があっても絶対に二人で一緒に帰る。
部活があっても、どっちかに用事があっても、必ずここで待ってることにする。どうだ?」
それは、あまりにも唐突で、でも蓮らしい、少しだけ強引な提案だった。
その瞳は真剣で、いつもの悪戯っぽい光は宿っていない。
「……なんで、金曜日なんだ」
少しだけ間を置いて、俺は尋ねた。
別に、毎日でもいい、と思ってしまった自分がいることに、内心で驚きながら。
「んー、なんとなく?一週間の終わりって感じがして、特別じゃん。
それに、毎日だと、お前、うっとうしがるだろ?」
そう言って、蓮はにかっと笑う。
いつもの、底抜けに明るい笑顔。
でも、俺にはわかった。
これは、蓮なりの「後悔しないように」という、あの言葉を体現する行動の一つなのだろう。
この限られた時間の中で、一つでも多くの「当たり前」を、確かなものにしておきたいのかもしれない。
そうすることで、いつか来る「期限」を、少しでも遠ざけたい、と。
そんな、蓮の隠された願いを、俺は感じ取った気がした。
「……わかった」
俺が短く答えると、蓮は心底嬉しそうに「よっしゃ!」と大きな声を上げた。
その子供っぽい反応に、俺の口元も、つられてほんの少しだけ緩む。
たったそれだけの、他愛のない約束。
でもその約束は、まるで嵐の海で下ろされた錨のように、俺たちの不確かな関係を、この現実にしっかりと繋ぎとめてくれるような気がした。
金曜日。
週に一度の、二人だけの特別な時間。
その帰り道、俺たちは商店街の本屋に立ち寄った。
俺が新刊コーナーで、好きな作家の本を物色していると、後ろから蓮が「何見てんだ?」と顔を覗き込んできた。
「わっ……!」
思わず、変な声が出てしまうほど、距離が近い。
肩と肩が触れ合い、蓮の吐息が俺の耳にかかるのがわかる。
普段から嗅ぎ慣れた、蓮のシャンプーの、爽やかな柑橘系の匂い。
それと、蓮自身の、少し甘くて青い、太陽みたいな匂い。
その匂いに包まれて、俺の思考は一瞬だけ停止した。
俺が心臓の音を隠すように固まっていると、蓮がふいに、俺の髪にそっと触れた。
「……っ!?」
びくり、と肩が跳ねる。
心臓が、喉から飛び出しそうなくらい、大きく音を立てた。
「ん、なんか糸くずついてた」
蓮はそう言って、指先でつまんだ小さな埃を、ふっと息で吹き飛ばす。
ごく自然な、何でもない仕草。悪意も他意もない、ただの親切な行動。
でも、触れられた場所が、じわりと、痺れるように熱を持った。
その指先の優しさと、不意打ちの近さに、頭が真っ白になる。
「……ばか」
俺は蚊の鳴くような声でそう呟いた。
誰に対して言った言葉なのかもわからない。
きっと、こんなことでいちいち動揺している、自分自身に対してだろう。
「え、なんか言ったか?」
蓮が不思議そうに首を傾げる。
「……なんでも、ない」
俺は新刊の本を、まるで盾のように抱きしめて、蓮から顔を背けた。
顔が熱い。心臓がうるさい。
この男の一つ一つの行動に、俺はもう、完全にお手上げだった。
俺の心は、蓮によって、もうめちゃくちゃにされている。
毎週金曜日の約束。
不意に触れる指先。
一つ一つが、宝物のように、大切で、かけがえのないものとして俺の中に積み重なっていく。
同時に、胸がちくりと痛んだ。
この温もりを、俺はいつまで感じていられるんだろう。
「一年後」という明確な期限が、目の前に黒々と横たわっている。
その先には、蓮がいない日常が待っているのだ。
そんな不安を心の隅に押しやって、俺はただ、隣にいる蓮の体温を感じていた。
もう、この「恋人ごっこ」を、終わらせたくない。
そう、強く、強く願う自分が、確かにそこにいた。
その願いは、もはや「ごっこ」の範疇を、とっくに超えてしまっていることに、俺はもう気づかないふりをすることはできなかった。
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