27 / 56
ぼっちと幼女と邪神
幼女と邪神と遠足
しおりを挟む
「主じゃと? 妾が?」
『そうです』
クレバスがぽかんと口を開けたまま固まる。
その顔を見る限り、絶対覚えてないな、こいつ。
「待つのじゃ。今思い出す」
額にしわを寄せて、うーんとうなりながら腕を組む。
あれは完全に“忘れてるけど見栄で頑張ってる顔”だ。
抱っこしていたシロをそっと地面に降ろし、耳元でささやく。
「行け、シロ」
「いえっさー!」
元気よく返事をしたシロが、クレバスめがけて全力ダッシュ。
そのまま勢いを殺さず、ぴょんっと飛び上がる。
「ふむ……」
「だめっ、ねーね! くすぐっちゃ……やっ!」
クレバスは座った姿勢のまま、シロを難なくキャッチした。
そしてそのまま、脇の下に指を滑り込ませる。容赦ないくすぐりが始まった。
シロは身をひねって逃げようとするが、クレバスの腕がしっかりとホールドしていてびくともしない。
笑いすぎて体が言うことを聞いてないせいもあるだろう。
……シロよ、無事に成仏してくれ。
「くれねえ……ようしゃない……」
俺の肩の上で状況を眺めていたミドリが、小さく震えながらつぶやいた。
こひゅー、こひゅーとシロの喉から変な音が漏れ、ぐったりしている。
少し心配になったので、目に魔力を集めてシロの体内を確認する。
魔力の流れは滑らかで、どこにも淀みはない。
……うん。問題ないな。
魔力は体調の変化に敏感だ。異常があればたちまち流れが乱れる。
それが起きていないなら、ただの全力笑い疲れだ。
「思い出したのじゃ! ピー太じゃな!?」
『そうです』
胸を張って誇らしげに言うクレバスと、あっさり肯定する巨大な鳥。
人のこと言えないが、もう少しまともな名前はなかったのか。
「妾がこの世界にお主を放った時はまだ雛じゃったような気もしなくもないんじゃが……」
『2万年も時間があれば成長します』
「そうかそうか!」
クレバスが満足そうに頷く。
要するに、この不死鳥はクレバスが雛の状態で作って世界に放り出したらしい。
そうして二万年。
今目の前にいるのは、首を伸ばせば樹海の上からさらに空を見下ろせるほどの巨体だ。
随分と立派に育ったもんだ。
『よもや我が主がこの人間……ん? ついに人間を辞めたのか。人の子よ』
「うるせぇ。ボケが始まってるお前の主に聞け」
不死鳥がゆっくりと羽を広げる。
七色の光を透かして、翼の一枚一枚がきらきらと輝いた。威圧感はあるが、今は殺気はない。
……ただ、その羽を眺めていると、どうしても「どの部位が一番うまかったか」という記憶のほうが先に浮かんでくる。
「確か……不死鳥じゃったか? お主は」
『すぐには復活できませんが不死鳥です』
「ああ、だからぶっ殺しても1年で復活するのか」
言いながら、過去の狩猟記録が脳裏をかすめる。
何度炙っても、羽をむしっても、時間を置けば必ず蘇るタフさは正直感心するレベルだ。
「ふしちょう……?」
ミドリが俺の服の裾をぎゅっと掴みながら、そっと見上げてきた。
「そうだ。死なない鳥でな? ももの部分を串にして焼いて食べると結構美味しい」
「おにくっ!?」
さっきまでぐったりしていたシロが、バネ仕掛けの人形みたいに勢いよく起き上がる。
ほぼ反射で「肉」という単語に反応しているあたり、ブレない食い意地だ。
俺がじっと不死鳥の脚のあたりを見ていると、本人がぶるっと体を震わせた。
『あの……すいません‥‥…もう殺すのだけは勘弁してください……』
「そんな取って食ったりは……するか。大丈夫だ。今は狩らない」
ここ四千年ほど、毎年復活した瞬間を狙ってリスキルし続けていた。
たまには休戦もいいだろう。今年ぐらいは見逃してやる。
「遠足じゃ言うておったがここで何するんじゃ?」
「弁当食べて帰る」
「おなかすいた!」
シロが元気に手を挙げる。
ここに来る前にも朝飯をしっかり平らげているはずなんだが、そんな事実は彼女の胃袋から綺麗さっぱり消えているらしい。
亜空間からレジャーシートを取り出し、鳥の視線が届く場所に広げる。
その上に弁当箱を並べていくと、シロの喉からこくりと音が聞こえた。
靴を脱いで腰を下ろし、ミドリを膝の上に移そうとする。
浮かせるために風魔法を使おうとした瞬間、俺の髪がぐいっと引っ張られた。
「無駄な抵抗はするんじゃない」
「ふわふわ……とんでる……」
完全に魔法の浮遊感に夢中になっていて、俺の言葉は片耳から素通りしていった。
ならば、少しだけ反撃だ。
ハングライダーのようにふわりと浮いているミドリの脇に手を添え、そのまま指を細かく動かす。
「んんっっ……? おにいちゃ……だめっ……!」
くすぐり攻撃に耐え切れず小さな体がびくんと跳ね、髪から手がぱっと離れる。
その隙に引き寄せて、膝の上に確保した。俺の勝ちだ。
ミドリは頬をほんのり赤くしたまま、胸のあたりで力が抜けてぐったりと寄りかかってくる。
気持ちよさそうでもあり、ちょっと恥ずかしそうでもある表情だが、あえて触れずにおく。
視線を前に戻すと、シロが弁当箱の蓋に両手を添え、今にも開けそうな気配でこちらをチラチラと窺っていた。
口元にはすでに薄く涎が光っている。
「開けていいぞ」
「わーい!」
シロが勢いよく蓋を開けた。
中には彩りだけは頑張ったおかずがぎっしりと詰まっている。中身は簡単なものばかりだが、見た目だけでもそれっぽくしてある。
「食べていい? 食べていい?」と顔に大きく書いてあるシロに、お手拭きを渡してからフォークを握らせる。
シロは礼儀正しく手を拭いた……まではいいが、その直後から怒涛のラッシュで口に詰め込み始めた。
頬がぱんぱんに膨らんで、まるで弁当箱を前にしたハムスターだ。
その向こうでは、不死鳥が巨大な頭を低く下げ、クレバスと何か楽しそうに言葉を交わしている。
羽先でちょんとクレバスの肩をつつき、クレバスはそれをくすぐったそうに払いながら笑っていた。
シロが全力で頬張る姿と、不死鳥と戯れるクレバス。
その二つの光景を眺めながら、俺は膝の上で大人しくしているミドリの頭を、ゆっくりと撫で続けた。
『そうです』
クレバスがぽかんと口を開けたまま固まる。
その顔を見る限り、絶対覚えてないな、こいつ。
「待つのじゃ。今思い出す」
額にしわを寄せて、うーんとうなりながら腕を組む。
あれは完全に“忘れてるけど見栄で頑張ってる顔”だ。
抱っこしていたシロをそっと地面に降ろし、耳元でささやく。
「行け、シロ」
「いえっさー!」
元気よく返事をしたシロが、クレバスめがけて全力ダッシュ。
そのまま勢いを殺さず、ぴょんっと飛び上がる。
「ふむ……」
「だめっ、ねーね! くすぐっちゃ……やっ!」
クレバスは座った姿勢のまま、シロを難なくキャッチした。
そしてそのまま、脇の下に指を滑り込ませる。容赦ないくすぐりが始まった。
シロは身をひねって逃げようとするが、クレバスの腕がしっかりとホールドしていてびくともしない。
笑いすぎて体が言うことを聞いてないせいもあるだろう。
……シロよ、無事に成仏してくれ。
「くれねえ……ようしゃない……」
俺の肩の上で状況を眺めていたミドリが、小さく震えながらつぶやいた。
こひゅー、こひゅーとシロの喉から変な音が漏れ、ぐったりしている。
少し心配になったので、目に魔力を集めてシロの体内を確認する。
魔力の流れは滑らかで、どこにも淀みはない。
……うん。問題ないな。
魔力は体調の変化に敏感だ。異常があればたちまち流れが乱れる。
それが起きていないなら、ただの全力笑い疲れだ。
「思い出したのじゃ! ピー太じゃな!?」
『そうです』
胸を張って誇らしげに言うクレバスと、あっさり肯定する巨大な鳥。
人のこと言えないが、もう少しまともな名前はなかったのか。
「妾がこの世界にお主を放った時はまだ雛じゃったような気もしなくもないんじゃが……」
『2万年も時間があれば成長します』
「そうかそうか!」
クレバスが満足そうに頷く。
要するに、この不死鳥はクレバスが雛の状態で作って世界に放り出したらしい。
そうして二万年。
今目の前にいるのは、首を伸ばせば樹海の上からさらに空を見下ろせるほどの巨体だ。
随分と立派に育ったもんだ。
『よもや我が主がこの人間……ん? ついに人間を辞めたのか。人の子よ』
「うるせぇ。ボケが始まってるお前の主に聞け」
不死鳥がゆっくりと羽を広げる。
七色の光を透かして、翼の一枚一枚がきらきらと輝いた。威圧感はあるが、今は殺気はない。
……ただ、その羽を眺めていると、どうしても「どの部位が一番うまかったか」という記憶のほうが先に浮かんでくる。
「確か……不死鳥じゃったか? お主は」
『すぐには復活できませんが不死鳥です』
「ああ、だからぶっ殺しても1年で復活するのか」
言いながら、過去の狩猟記録が脳裏をかすめる。
何度炙っても、羽をむしっても、時間を置けば必ず蘇るタフさは正直感心するレベルだ。
「ふしちょう……?」
ミドリが俺の服の裾をぎゅっと掴みながら、そっと見上げてきた。
「そうだ。死なない鳥でな? ももの部分を串にして焼いて食べると結構美味しい」
「おにくっ!?」
さっきまでぐったりしていたシロが、バネ仕掛けの人形みたいに勢いよく起き上がる。
ほぼ反射で「肉」という単語に反応しているあたり、ブレない食い意地だ。
俺がじっと不死鳥の脚のあたりを見ていると、本人がぶるっと体を震わせた。
『あの……すいません‥‥…もう殺すのだけは勘弁してください……』
「そんな取って食ったりは……するか。大丈夫だ。今は狩らない」
ここ四千年ほど、毎年復活した瞬間を狙ってリスキルし続けていた。
たまには休戦もいいだろう。今年ぐらいは見逃してやる。
「遠足じゃ言うておったがここで何するんじゃ?」
「弁当食べて帰る」
「おなかすいた!」
シロが元気に手を挙げる。
ここに来る前にも朝飯をしっかり平らげているはずなんだが、そんな事実は彼女の胃袋から綺麗さっぱり消えているらしい。
亜空間からレジャーシートを取り出し、鳥の視線が届く場所に広げる。
その上に弁当箱を並べていくと、シロの喉からこくりと音が聞こえた。
靴を脱いで腰を下ろし、ミドリを膝の上に移そうとする。
浮かせるために風魔法を使おうとした瞬間、俺の髪がぐいっと引っ張られた。
「無駄な抵抗はするんじゃない」
「ふわふわ……とんでる……」
完全に魔法の浮遊感に夢中になっていて、俺の言葉は片耳から素通りしていった。
ならば、少しだけ反撃だ。
ハングライダーのようにふわりと浮いているミドリの脇に手を添え、そのまま指を細かく動かす。
「んんっっ……? おにいちゃ……だめっ……!」
くすぐり攻撃に耐え切れず小さな体がびくんと跳ね、髪から手がぱっと離れる。
その隙に引き寄せて、膝の上に確保した。俺の勝ちだ。
ミドリは頬をほんのり赤くしたまま、胸のあたりで力が抜けてぐったりと寄りかかってくる。
気持ちよさそうでもあり、ちょっと恥ずかしそうでもある表情だが、あえて触れずにおく。
視線を前に戻すと、シロが弁当箱の蓋に両手を添え、今にも開けそうな気配でこちらをチラチラと窺っていた。
口元にはすでに薄く涎が光っている。
「開けていいぞ」
「わーい!」
シロが勢いよく蓋を開けた。
中には彩りだけは頑張ったおかずがぎっしりと詰まっている。中身は簡単なものばかりだが、見た目だけでもそれっぽくしてある。
「食べていい? 食べていい?」と顔に大きく書いてあるシロに、お手拭きを渡してからフォークを握らせる。
シロは礼儀正しく手を拭いた……まではいいが、その直後から怒涛のラッシュで口に詰め込み始めた。
頬がぱんぱんに膨らんで、まるで弁当箱を前にしたハムスターだ。
その向こうでは、不死鳥が巨大な頭を低く下げ、クレバスと何か楽しそうに言葉を交わしている。
羽先でちょんとクレバスの肩をつつき、クレバスはそれをくすぐったそうに払いながら笑っていた。
シロが全力で頬張る姿と、不死鳥と戯れるクレバス。
その二つの光景を眺めながら、俺は膝の上で大人しくしているミドリの頭を、ゆっくりと撫で続けた。
165
あなたにおすすめの小説
転生幼女は幸せを得る。
泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!?
今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
『規格外の薬師、追放されて辺境スローライフを始める。〜作ったポーションが国家機密級なのは秘密です〜』
雛月 らん
ファンタジー
俺、黒田 蓮(くろだ れん)35歳は前世でブラック企業の社畜だった。過労死寸前で倒れ、次に目覚めたとき、そこは剣と魔法の異世界。しかも、幼少期の俺は、とある大貴族の私生児、アレン・クロイツェルとして生まれ変わっていた。
前世の記憶と、この世界では「外れスキル」とされる『万物鑑定』と『薬草栽培(ハイレベル)』。そして、誰にも知られていない規格外の莫大な魔力を持っていた。
しかし、俺は決意する。「今世こそ、誰にも邪魔されない、のんびりしたスローライフを送る!」と。
これは、スローライフを死守したい天才薬師のアレンと、彼の作る規格外の薬に振り回される異世界の物語。
平穏を愛する(自称)凡人薬師の、のんびりだけど実は波乱万丈な辺境スローライフファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる