50 / 162
第七章 シャクイードの使者
第五十話 エルリン無惨
しおりを挟む
「……なんだと?」
エルリン殿下の手から、銀の杯が床に落ちて鈍い音を立てた。
報告に来た兵士は額に汗を浮かべ、必死に言葉を続ける。
「御報告いたします……!
エステルゼの全拠点、全工場……すべて壊滅。
数時間前にはまだ通信が通じていたのですが、今は……何も、何も残っておりません!」
「馬鹿な……!
数時間で全拠点が……?
あの五星闘までもが……?」
「はい……剣聖バロムをはじめ、消息は途絶。
恐らく――」
「黙れぇ!!」
玉座に響いた怒声に兵士は震え、地に伏した。
だが怒りに身を震わせるエルリンの瞳には、確かな恐怖が滲んでいた。
世界征服のために必要不可欠だった軍事企業エステルゼ。
その巨躯は、一夜にして瓦解した。
「……何者だ。
何者が……我が覇道を阻もうというのだ。」
エルリンは奥歯を噛み締め、血が滲むほどに唇を噛み切った。
彼の頭をかすめるのは、ただ一つの考え。
――神が悪魔か未知の存在の介入。
だが、まさかそんなことが現実にあるはずがないと、自らを否定するように首を振る。
「よいか……エステルゼを失ったとしても、我が計画は止まらぬ。
だが、必ず……必ず見つけ出す。
この私に楯突いた愚か者を、地の果てまで引きずり出して……八つ裂きにしてくれる!」
その叫びは、むしろ己を奮い立たせるための虚勢のように響いていた。
◆
――かくして、ザザルン王国は一夜にして最大の軍事力を失い、
エルリンの野望は大きく狂い始めたのである。
夜更けの静寂の中、エルリンは自室で荒く酒を煽っていた。
グラスの中で震える液面は、彼の手の震えそのもの。
怒りに震え、そして同じくらいに恐怖に震えていた。
「くそっ……!
誰だ……何者だ……!
我が計画を邪魔するのは……!」
その時――背後から凛とした声が響いた。
「殿下。お久しぶりですね。」
「‼︎」
酒杯を取り落とし、振り返ったエルリンの目が大きく見開かれる。
そこに立っていたのは――
間違いなくティアだった。
「……ティア、なのか……?」
少女は静かに微笑みながら、冷ややかな声で告げた。
「殿下。
少し、お遊びが過ぎましたね。」
「ま、まさか……!
お前が……!」
「ええ。
オメガ工場壊滅。
エステルゼ軍事企業壊滅。
――すべて、私と私の眷属によるものです。」
エルリンの顔に恐怖と怒りが入り混じり、赤く染まっていく。
「くっ……!
よくも……抜け抜けと、私の前に現れたな!」
ティアは一歩近づき、低く囁いた。
「ことの顛末はこうでしょう?
――ある時、貴方は父の様子がおかしいことに気付いた。
それまで温厚で国民からも信頼厚い人だったのに。
知らされぬまま、暗殺部隊を作り、秘密裏に機動兵器を開発していた父。
そして目にしてしまった……父の、魔物のような悍ましい姿を。
その瞬間、兼ねてより胸に秘めていた野心に火がついた。
エステルゼで開発されているオメガの存在に辿り着いて、その破壊の化け物を目にした時。
“これがあれば、世界も支配できる。
勇者ロイスすら凌駕するものが作れる。
もう、全て私のものだ”――と。」
「……ふ、ふははは! その通りだ!
この国は魔道具や魔法技術を産業とする。
だが同時に、それだけ狙われる恐怖も背負っている。
だからこそ、俺は守らねばならぬ!
この国を……いや、この世界を!」
エルリンの叫びは空虚に響き、彼の震えを覆い隠すことはできない。
ティアは淡々と、しかし鋭く告げた。
「……ごめんね。
私にはわからない。
でも――私にも、守りたいものがある。
だから……同じなの。
ただ一つ違うのは……貴方には、ここで死んでもらうってこと。」
その瞬間、ティアの指先から黒紫の霧がふわりと溢れ出し、エルリンを包み込んだ。
「ぐ……っ、あ、が……っ!」
彼の瞳から光が消え、抵抗の声すら途切れる。
床に崩れ落ちたその身体は、二度と動かなかった。
ティアは一瞥をくれるだけで背を向ける。
――後に残るのは、原因不明の毒死体。
調べても「毒による死」としかわからない、完全な闇の仕事だった。
しかし――次の瞬間。
「あらあら。エルリンまで殺してしまうなんて。
君は本当に、何者だい?」
ティアの背筋に冷たい風が走る。
振り返ったその先にいたのは……死んだはずのエルリン。
だが、目は虚ろに濁り、生気も呼吸もなく、ただ糸で吊られた人形のように立っていた。
「……」
「ん~、確か君は勇者ロディアスの娘だったよね?
でもさ、そんな人間に――今みたいな毒が扱えると思う?
……違うよね。君は、人間じゃない。」
ティアは言葉を返さず、ただ静かに睨み返す。
「おっと、だんまりかい?
まあいいさ。
――自己紹介しようか。
僕は魔王シャクイード。
始祖にして、絶対の存在。
千年ほど前に勇者に倒されちゃってね。
でも、運良く再生できたんだ。まだ力は完全じゃないけど、もうすぐ戻る。
そうなれば、こんな傀儡を使って遊んだり、回りくどい計画なんて必要ない。
ひと息で世界を終わらせられるからね。」
声は部屋に響いていない。
エルリンの口は動かず、意識そのものに直接叩き込まれてくる――念話のような圧迫感。
「ふふ……人間って、本当に欲深いよ。
操るのは簡単だし、見ていて飽きない。
――ああ、そうそう。ティアだったね。
僕はね、魔界で“七魔王戦争”に敗れた魔王たちを配下にしているんだ。
数にして十人。
ひとり、ブリュンは役立たずで潰れちゃったけどね。
残りは桁外れだ。
僕が完全体に戻れば……人間界も、魔界も、天界すら、まとめて滅ぼしてやるさ。」
ティアは眉ひとつ動かさず、冷え冷えとした声で返す。
「よく喋るわね。
聞いてもいないのに……
そんなに自分の手の内を明かして大丈夫?」
「ははっ。大丈夫だよ。
僕は絶対だから。」
エルリンの肉体はただ虚ろに立ち尽くし、その目からは涙のように黒い液体が零れ落ちていた。
「……さて、この傀儡はもう使えない。
君にあげるよ。」
そう言うと、エルリンの体は糸が切れた操り人形のように崩れ落ち、ぐしゃりと床に沈んだ。
――そして部屋には、ただ冷たい死骸と、言いようのない邪悪の残滓だけが漂っていた。
ティアは静かに学園寮の自室へと戻ってきた。
薄暗い部屋の中央に、既に跪いて待っている影がある。
「主様。」
声を発したのはセリア。
その後ろには、全身を血と傷に覆われた男――剣士が、同じく頭を垂れていた。
「セリア。
後ろの男は誰?」
「はい。
剣聖バロムと申します。
五聖闘の筆頭にして最強の剣士。
私との戦いに敗れはしましたが、これほどの傷を負いながらなお生き延びました。
主様のお名前を告げたところ、是非にと配下に加えて頂きたいと懇願しましたので、こうして連れて参りました。」
ティアの青い瞳が、鋭くバロムを射抜く。
「剣聖バロム。――
私に忠誠を誓うということで間違いないかしら?」
「……」
バロムはゆっくりと顔を上げ、少女の姿を見据えた。
その目には戸惑いと疑念が混じる。
「セリア殿の力……人のものではないと私にもわかる。
だが、このような少女が主とは……認め難い。」
その瞬間、彼は立ち上がり、神速の踏み込みでティアの間合いに入った。
鋭い剣閃が首筋を狙って走る――。
だが、その刃は。
「――?」
ティアの左手の指先に、あっけなく摘まれて止まった。
「主様。
どうなさいますか?」
セリアが静かに問う。
ティアは微笑しながら答える。
「……そうね。
これから先、強い臣下は必要になる。」
バロムは驚愕の表情で剣を振るう。だが刃は一寸も動かない。
自らの力が無力であることを悟り、次第にその瞳に別の光――畏敬と覚悟が宿っていく。
ティアは右手を掲げ、掌に淡く輝く玉卵を生み出した。
それは静かに浮かび、やがてバロムの胸へと吸い込まれる。
「――ッ!」
男の体が光に包まれ、繭のように金色へと変貌していく。
眩い光の爆ぜる音と共に繭が割れ、中から一人の豪傑が歩み出た。
全身を黄金の鎧に纏い、その眼差しは闘志と忠誠に燃えている。
「剣聖バロム……いえ、今日からは私の剣。金剛のバロナとして生きてもらうわ。」
バロムは跪き、剣を捧げる。
「……主よ。命も魂も、この剣と共にお預けいたす。」
ティアの背後に、またひとり強大な影が加わった瞬間だった。
エルリン殿下の手から、銀の杯が床に落ちて鈍い音を立てた。
報告に来た兵士は額に汗を浮かべ、必死に言葉を続ける。
「御報告いたします……!
エステルゼの全拠点、全工場……すべて壊滅。
数時間前にはまだ通信が通じていたのですが、今は……何も、何も残っておりません!」
「馬鹿な……!
数時間で全拠点が……?
あの五星闘までもが……?」
「はい……剣聖バロムをはじめ、消息は途絶。
恐らく――」
「黙れぇ!!」
玉座に響いた怒声に兵士は震え、地に伏した。
だが怒りに身を震わせるエルリンの瞳には、確かな恐怖が滲んでいた。
世界征服のために必要不可欠だった軍事企業エステルゼ。
その巨躯は、一夜にして瓦解した。
「……何者だ。
何者が……我が覇道を阻もうというのだ。」
エルリンは奥歯を噛み締め、血が滲むほどに唇を噛み切った。
彼の頭をかすめるのは、ただ一つの考え。
――神が悪魔か未知の存在の介入。
だが、まさかそんなことが現実にあるはずがないと、自らを否定するように首を振る。
「よいか……エステルゼを失ったとしても、我が計画は止まらぬ。
だが、必ず……必ず見つけ出す。
この私に楯突いた愚か者を、地の果てまで引きずり出して……八つ裂きにしてくれる!」
その叫びは、むしろ己を奮い立たせるための虚勢のように響いていた。
◆
――かくして、ザザルン王国は一夜にして最大の軍事力を失い、
エルリンの野望は大きく狂い始めたのである。
夜更けの静寂の中、エルリンは自室で荒く酒を煽っていた。
グラスの中で震える液面は、彼の手の震えそのもの。
怒りに震え、そして同じくらいに恐怖に震えていた。
「くそっ……!
誰だ……何者だ……!
我が計画を邪魔するのは……!」
その時――背後から凛とした声が響いた。
「殿下。お久しぶりですね。」
「‼︎」
酒杯を取り落とし、振り返ったエルリンの目が大きく見開かれる。
そこに立っていたのは――
間違いなくティアだった。
「……ティア、なのか……?」
少女は静かに微笑みながら、冷ややかな声で告げた。
「殿下。
少し、お遊びが過ぎましたね。」
「ま、まさか……!
お前が……!」
「ええ。
オメガ工場壊滅。
エステルゼ軍事企業壊滅。
――すべて、私と私の眷属によるものです。」
エルリンの顔に恐怖と怒りが入り混じり、赤く染まっていく。
「くっ……!
よくも……抜け抜けと、私の前に現れたな!」
ティアは一歩近づき、低く囁いた。
「ことの顛末はこうでしょう?
――ある時、貴方は父の様子がおかしいことに気付いた。
それまで温厚で国民からも信頼厚い人だったのに。
知らされぬまま、暗殺部隊を作り、秘密裏に機動兵器を開発していた父。
そして目にしてしまった……父の、魔物のような悍ましい姿を。
その瞬間、兼ねてより胸に秘めていた野心に火がついた。
エステルゼで開発されているオメガの存在に辿り着いて、その破壊の化け物を目にした時。
“これがあれば、世界も支配できる。
勇者ロイスすら凌駕するものが作れる。
もう、全て私のものだ”――と。」
「……ふ、ふははは! その通りだ!
この国は魔道具や魔法技術を産業とする。
だが同時に、それだけ狙われる恐怖も背負っている。
だからこそ、俺は守らねばならぬ!
この国を……いや、この世界を!」
エルリンの叫びは空虚に響き、彼の震えを覆い隠すことはできない。
ティアは淡々と、しかし鋭く告げた。
「……ごめんね。
私にはわからない。
でも――私にも、守りたいものがある。
だから……同じなの。
ただ一つ違うのは……貴方には、ここで死んでもらうってこと。」
その瞬間、ティアの指先から黒紫の霧がふわりと溢れ出し、エルリンを包み込んだ。
「ぐ……っ、あ、が……っ!」
彼の瞳から光が消え、抵抗の声すら途切れる。
床に崩れ落ちたその身体は、二度と動かなかった。
ティアは一瞥をくれるだけで背を向ける。
――後に残るのは、原因不明の毒死体。
調べても「毒による死」としかわからない、完全な闇の仕事だった。
しかし――次の瞬間。
「あらあら。エルリンまで殺してしまうなんて。
君は本当に、何者だい?」
ティアの背筋に冷たい風が走る。
振り返ったその先にいたのは……死んだはずのエルリン。
だが、目は虚ろに濁り、生気も呼吸もなく、ただ糸で吊られた人形のように立っていた。
「……」
「ん~、確か君は勇者ロディアスの娘だったよね?
でもさ、そんな人間に――今みたいな毒が扱えると思う?
……違うよね。君は、人間じゃない。」
ティアは言葉を返さず、ただ静かに睨み返す。
「おっと、だんまりかい?
まあいいさ。
――自己紹介しようか。
僕は魔王シャクイード。
始祖にして、絶対の存在。
千年ほど前に勇者に倒されちゃってね。
でも、運良く再生できたんだ。まだ力は完全じゃないけど、もうすぐ戻る。
そうなれば、こんな傀儡を使って遊んだり、回りくどい計画なんて必要ない。
ひと息で世界を終わらせられるからね。」
声は部屋に響いていない。
エルリンの口は動かず、意識そのものに直接叩き込まれてくる――念話のような圧迫感。
「ふふ……人間って、本当に欲深いよ。
操るのは簡単だし、見ていて飽きない。
――ああ、そうそう。ティアだったね。
僕はね、魔界で“七魔王戦争”に敗れた魔王たちを配下にしているんだ。
数にして十人。
ひとり、ブリュンは役立たずで潰れちゃったけどね。
残りは桁外れだ。
僕が完全体に戻れば……人間界も、魔界も、天界すら、まとめて滅ぼしてやるさ。」
ティアは眉ひとつ動かさず、冷え冷えとした声で返す。
「よく喋るわね。
聞いてもいないのに……
そんなに自分の手の内を明かして大丈夫?」
「ははっ。大丈夫だよ。
僕は絶対だから。」
エルリンの肉体はただ虚ろに立ち尽くし、その目からは涙のように黒い液体が零れ落ちていた。
「……さて、この傀儡はもう使えない。
君にあげるよ。」
そう言うと、エルリンの体は糸が切れた操り人形のように崩れ落ち、ぐしゃりと床に沈んだ。
――そして部屋には、ただ冷たい死骸と、言いようのない邪悪の残滓だけが漂っていた。
ティアは静かに学園寮の自室へと戻ってきた。
薄暗い部屋の中央に、既に跪いて待っている影がある。
「主様。」
声を発したのはセリア。
その後ろには、全身を血と傷に覆われた男――剣士が、同じく頭を垂れていた。
「セリア。
後ろの男は誰?」
「はい。
剣聖バロムと申します。
五聖闘の筆頭にして最強の剣士。
私との戦いに敗れはしましたが、これほどの傷を負いながらなお生き延びました。
主様のお名前を告げたところ、是非にと配下に加えて頂きたいと懇願しましたので、こうして連れて参りました。」
ティアの青い瞳が、鋭くバロムを射抜く。
「剣聖バロム。――
私に忠誠を誓うということで間違いないかしら?」
「……」
バロムはゆっくりと顔を上げ、少女の姿を見据えた。
その目には戸惑いと疑念が混じる。
「セリア殿の力……人のものではないと私にもわかる。
だが、このような少女が主とは……認め難い。」
その瞬間、彼は立ち上がり、神速の踏み込みでティアの間合いに入った。
鋭い剣閃が首筋を狙って走る――。
だが、その刃は。
「――?」
ティアの左手の指先に、あっけなく摘まれて止まった。
「主様。
どうなさいますか?」
セリアが静かに問う。
ティアは微笑しながら答える。
「……そうね。
これから先、強い臣下は必要になる。」
バロムは驚愕の表情で剣を振るう。だが刃は一寸も動かない。
自らの力が無力であることを悟り、次第にその瞳に別の光――畏敬と覚悟が宿っていく。
ティアは右手を掲げ、掌に淡く輝く玉卵を生み出した。
それは静かに浮かび、やがてバロムの胸へと吸い込まれる。
「――ッ!」
男の体が光に包まれ、繭のように金色へと変貌していく。
眩い光の爆ぜる音と共に繭が割れ、中から一人の豪傑が歩み出た。
全身を黄金の鎧に纏い、その眼差しは闘志と忠誠に燃えている。
「剣聖バロム……いえ、今日からは私の剣。金剛のバロナとして生きてもらうわ。」
バロムは跪き、剣を捧げる。
「……主よ。命も魂も、この剣と共にお預けいたす。」
ティアの背後に、またひとり強大な影が加わった瞬間だった。
1
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~
ヒロノF
ファンタジー
死後に転生した魔界にて突然無敵の身体を与えられた地野改(ちの かい)。
その身体は物理的な攻撃に対して金属音がするほど硬く、マグマや高電圧、零度以下の寒さ、猛毒や強酸、腐食ガスにも耐え得る超高スペックの肉体。
その上で与えられたのはイメージ次第で命以外は何でも作り出せるという『創成魔法』という特異な能力。しかし、『イメージ次第で作り出せる』というのが落とし穴! それはイメージ出来なければ作れないのと同義! 生前職人や技師というわけでもなかった彼女には機械など生活を豊かにするものは作ることができない! 中々に持て余す能力だったが、周囲の協力を得つつその力を上手く使って魔界を住み心地良くしようと画策する。
近隣の村を拠点と定め、光の無かった世界に疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、魔道具による害獣対策や収穫方法を考案。
更には他国の手を借りて、水道を整備し、銀行・通貨制度を作り、発電施設を作り、村は町へと徐々に発展、ついには大国に国として認められることに!?
何でもできるけど何度も失敗する。
成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、歩く大根もどき、元・書物の自動人形らと共に送る失敗と試行錯誤だらけの魔界ライフ。
様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか?
誤字脱字衍字の指摘、矛盾の指摘大歓迎です! 見つけたらご報告ください!
2024/05/02改題しました。旧タイトル
『魔界の天使 (?)アルトラの国造り奮闘譚』
2023/07/22改題しました。旧々タイトル
『天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭な肉体と便利スキル『創成魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~』
この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。
『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』
『ノベルバ(https://novelba.com/indies/works/929419)』
『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093076594693131)』
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
元チート大賢者の転生幼女物語
こずえ
ファンタジー
(※不定期更新なので、毎回忘れた頃に更新すると思います。)
とある孤児院で私は暮らしていた。
ある日、いつものように孤児院の畑に水を撒き、孤児院の中で掃除をしていた。
そして、そんないつも通りの日々を過ごすはずだった私は目が覚めると前世の記憶を思い出していた。
「あれ?私って…」
そんな前世で最強だった小さな少女の気ままな冒険のお話である。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる