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第十章 悪魔王ディアボロス
第八十五話 ナスタクラ遺跡
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ナスタクラ遺跡――。
千年前に栄えた国家の跡地は、今や静まり返った荒れ野と化し、丘の上にわずかに城の痕跡が残るのみだった。
勇者一行は慎重に足を踏み入れ、探索を開始する。
「ロイスさん。
特に目立ったものは見当たりませんね。」
広範囲を探っていたリリアが戻ってきて報告する。
「そうか……やはりここではないのかもしれないな。」
ロイスは丘の上を見渡し、息をついた。
ナスタクラに伝わるのは「闇の宝玉」ではなく、闇を封じるという古い鏡の伝承のみ。
手掛かりは少なく、決定的な証拠もなかった。
「他に宝玉へ繋がりそうな場所は?」
リリアが問いかける。
「一から調べ直す必要があるな。」
ロイスは小さく頷いた。
一行は遺跡を後にし、近隣の街――サマルへと向かう。
古代ナスタクラに縁深いこの街なら、何か手がかりが得られるかもしれなかった。
「ロイス。
遺跡に関する伝承を集めた会館があるらしいですよ。」
ディックが通りの案内板を指さす。
「伝承会館か……そこでなら何か見つかりそうだな。」
ロイスが答えると、オースティンも「調べるにはもってこいだ」と同意した。
そのとき、サーシャがひょいとリリアの腕を取って笑う。
「ねえリリア、私たちは酒場に行かない?
可愛い女の子ふたりなら、男どもからいくらでも情報を聞き出せるわよ。」
「えっ……わ、私?」
リリアは目を瞬かせたが、すぐに苦笑して頷いた。
「ははは……うん、そうだね。」
「決まり!」
サーシャはリリアの腕を引き、そのままロイスたちへ振り返る。
「男子チームは伝承会館ね。
私たちは酒場で情報収集してくるから。」
「……あいつ、絶対ただ飲みたいだけだろう。」
オースティンが呆れ顔でぼやく。
ロイスは肩をすくめ、仲間へと歩き出す。
「よし、俺たちは伝承会館へ向かおう。」
勇者一行は二手に分かれ、それぞれの情報収集へと動き出した。
街の中心にある伝承会館――。
ロイスたちはそこに足を運び、古びた文献や書物をひも解いていた。
「……やはり、この地には『闇の鏡』というものが伝わっているようだな。」
ロイスが声に出して読み上げる。
それは、かつてナスタクラ王が人々の穢れを祓うために造らせた鏡の記録だった。
魔物や魔獣が街へ近づけぬよう、闇を吸い込み浄化する力を持っていたという。
「なるほど……。
伝承だけじゃなく、実物が残っているらしいぞ。」
オースティンがページを指差す。
書物によれば、その鏡は現在、会館の特別展示室に厳重に安置されているらしい。
「行ってみよう。
実際に見なければ分からない。」
ロイスは立ち上がり、仲間を促した。
三人は館長に声をかけ、展示室の見学を申し出る。
「珍しいですね……鏡を見たいとおっしゃる方は滅多にいませんよ。」
白髪の館長は意外そうに目を丸くしながらも、頷いて案内してくれた。
重厚な扉の奥、特別展示室に足を踏み入れる。
そこには、漆黒の鏡が静かに佇んでいた。
光さえも飲み込むような黒――表面には一切の反射がなく、覗き込んでも自分の姿すら映らない。
「……深い黒、ですね。」
ディックが小さく呟く。
ただの展示品とは思えぬ圧を放つその鏡からは、わずかに魔力の流れが感じられた。
宝玉のように力を溜め込むのではなく――吸収した闇の負のエネルギーを、静かに浄化している。
ロイスは無言でその黒を見つめ、胸の奥に重いものを感じていた。
リリアはサーシャに手を引かれ、賑やかな酒場へと足を踏み入れた。
店内は冒険者たちで溢れ、クエストを終えた者たちの笑い声と酒の匂いが渦を巻いている。
「さあ、リリア。
誰に聞こうかなぁ……物知りそうな人がいいよね。」
サーシャは周囲をぐるりと見渡しながらニヤリと笑う。
「そんなの、見ただけじゃわからないよ……。」
リリアは少し肩をすくめる。
「ふふん、あの人。
見覚えあるわ。
地方を渡り歩いてる冒険者で、ランクもかなり上だったはず!」
そう言ってサーシャは迷いなく一人の男へと歩み寄った。
「もしかして……斬撃のエルマンさんですよね?」
「ん?そうだが……何か用か?」
鍛え上げられた体を持つ壮年の冒険者が眉をひそめる。
「私はサーシャ。
この子はリリア。
一緒に飲みませんか?」
「サーシャ……迷惑だよ……。」
強引に迫る彼女に、リリアは小さくため息をついた。
「おお、いいじゃねえか!」
エルマンの仲間らしい冒険者が陽気に笑い、歓迎の手を挙げる。
「……まあ、構わんが。」
エルマンが頷くと、サーシャはすぐに彼の隣へ腰を下ろし、リリアも渋々その隣に座った。
「ほんと、強引なんだから……。」
リリアは頬を膨らませ、小声で文句をこぼす。
それからは冒険者たちの酒宴に巻き込まれ、次々と酒が差し出された。
リリアはいくら飲んでもお酒に酔う事が無いので顔色ひとつ変えなかったが、サーシャは完全に調子に乗り、冒険者と飲み比べを始めてしまう。
もはや当初の目的など忘れているかのようだった。
やがて酔い潰れた冒険者が床に転がる中、残ったのはリリアとエルマンだけ。
「エルマンさん。
この街には『闇の鏡』の伝承があると聞きました。
……ですが、闇の宝玉についてはご存じありませんか?」
「闇の宝玉?
いや、聞いたことはないな。」
エルマンは顎に手をやり、少し考えるように言葉を続けた。
「だが、闇の鏡と共に伝わるものなら知っている。
かつてこの地には《永久の剣(トコシエノツルギ)》と《新月の御玉》という宝も存在していたらしい。
……ただし、剣と玉は行方不明になって久しいがな。」
「へえ……鏡だけは残っているんですか?」
「ああ。
伝承会館に安置されているはずだ。
本来は三つ揃っていた時期もあったらしいが……気づけば散逸してしまったらしい。」
「なるほど……ありがとうございます。」
リリアは丁寧に頭を下げると、ぐでんぐでんに酔いつぶれたサーシャを抱きかかえ、宿へと帰っていった。
サーシャを宿のベッドに寝かせると、リリアはそっと部屋を後にした。
「さて……ロイスさん達、まだ伝承会館にいるのかしら?」
宿屋に戻っている気配はない。
彼女は小さく息を吸い込み、ロイスの魔力を探ろうと索敵を展開する。
──その瞬間、視界が真っ暗に塗り潰された。
「っ……!」
気がつけば、全てを呑み込む闇の空間に立っていた。
遠くに、微かな光が瞬いている。リリアは警戒しながらその光へと歩みを進めた。
やがて、そこには一本の剣が突き立てられていた。
古びているはずなのに、どこか神々しさを纏ったそれに、思わずリリアは目を細める。
「これは……。」
「《永久の剣(トコシエノツルギ)》──そう呼ばれているものです。」
不意に声が響き、剣の前に人の形をした光が現れた。
「誰?」
リリアの声音は自然と鋭くなる。
「失礼。
私はこの剣に宿る“思念”です。」
「永久の剣……って、何なの?」
「一見すればただの古剣。
しかし、持つ者の資質に応じて姿を変え、その力も変容する。
私は長き時をここで待ち続けてきました。
相応しい持ち主が現れるその時を。
あなたが魔力を探ったのをきっかけに、この場所へ導かせてもらったのです。」
「なるほどね……。
でも、私は剣なんて欲しくないんだけど?」
リリアは肩をすくめ、あえて素っ気なく言う。
「まあ、そう言わずに。
手に取ってみなさい。
後悔させるようなことはありません。」
「……ふふ。
そう言われると逆に怪しいんだけど。
でも、貰えるものは貰っとくわ。」
そう言ってリリアは剣の柄に手を伸ばした。
触れた瞬間、剣は眩い光を放ち、闇の空間を一瞬で塗り替えていく。
──気づけば、彼女は宿の前に立っていた。
その手には、細身の刀身に金と黒の装飾が美しく施された剣が握られている。
「……思ってたより、悪くないじゃない。」
リリアは剣を軽く振り、口元に満足げな笑みを浮かべた。
千年前に栄えた国家の跡地は、今や静まり返った荒れ野と化し、丘の上にわずかに城の痕跡が残るのみだった。
勇者一行は慎重に足を踏み入れ、探索を開始する。
「ロイスさん。
特に目立ったものは見当たりませんね。」
広範囲を探っていたリリアが戻ってきて報告する。
「そうか……やはりここではないのかもしれないな。」
ロイスは丘の上を見渡し、息をついた。
ナスタクラに伝わるのは「闇の宝玉」ではなく、闇を封じるという古い鏡の伝承のみ。
手掛かりは少なく、決定的な証拠もなかった。
「他に宝玉へ繋がりそうな場所は?」
リリアが問いかける。
「一から調べ直す必要があるな。」
ロイスは小さく頷いた。
一行は遺跡を後にし、近隣の街――サマルへと向かう。
古代ナスタクラに縁深いこの街なら、何か手がかりが得られるかもしれなかった。
「ロイス。
遺跡に関する伝承を集めた会館があるらしいですよ。」
ディックが通りの案内板を指さす。
「伝承会館か……そこでなら何か見つかりそうだな。」
ロイスが答えると、オースティンも「調べるにはもってこいだ」と同意した。
そのとき、サーシャがひょいとリリアの腕を取って笑う。
「ねえリリア、私たちは酒場に行かない?
可愛い女の子ふたりなら、男どもからいくらでも情報を聞き出せるわよ。」
「えっ……わ、私?」
リリアは目を瞬かせたが、すぐに苦笑して頷いた。
「ははは……うん、そうだね。」
「決まり!」
サーシャはリリアの腕を引き、そのままロイスたちへ振り返る。
「男子チームは伝承会館ね。
私たちは酒場で情報収集してくるから。」
「……あいつ、絶対ただ飲みたいだけだろう。」
オースティンが呆れ顔でぼやく。
ロイスは肩をすくめ、仲間へと歩き出す。
「よし、俺たちは伝承会館へ向かおう。」
勇者一行は二手に分かれ、それぞれの情報収集へと動き出した。
街の中心にある伝承会館――。
ロイスたちはそこに足を運び、古びた文献や書物をひも解いていた。
「……やはり、この地には『闇の鏡』というものが伝わっているようだな。」
ロイスが声に出して読み上げる。
それは、かつてナスタクラ王が人々の穢れを祓うために造らせた鏡の記録だった。
魔物や魔獣が街へ近づけぬよう、闇を吸い込み浄化する力を持っていたという。
「なるほど……。
伝承だけじゃなく、実物が残っているらしいぞ。」
オースティンがページを指差す。
書物によれば、その鏡は現在、会館の特別展示室に厳重に安置されているらしい。
「行ってみよう。
実際に見なければ分からない。」
ロイスは立ち上がり、仲間を促した。
三人は館長に声をかけ、展示室の見学を申し出る。
「珍しいですね……鏡を見たいとおっしゃる方は滅多にいませんよ。」
白髪の館長は意外そうに目を丸くしながらも、頷いて案内してくれた。
重厚な扉の奥、特別展示室に足を踏み入れる。
そこには、漆黒の鏡が静かに佇んでいた。
光さえも飲み込むような黒――表面には一切の反射がなく、覗き込んでも自分の姿すら映らない。
「……深い黒、ですね。」
ディックが小さく呟く。
ただの展示品とは思えぬ圧を放つその鏡からは、わずかに魔力の流れが感じられた。
宝玉のように力を溜め込むのではなく――吸収した闇の負のエネルギーを、静かに浄化している。
ロイスは無言でその黒を見つめ、胸の奥に重いものを感じていた。
リリアはサーシャに手を引かれ、賑やかな酒場へと足を踏み入れた。
店内は冒険者たちで溢れ、クエストを終えた者たちの笑い声と酒の匂いが渦を巻いている。
「さあ、リリア。
誰に聞こうかなぁ……物知りそうな人がいいよね。」
サーシャは周囲をぐるりと見渡しながらニヤリと笑う。
「そんなの、見ただけじゃわからないよ……。」
リリアは少し肩をすくめる。
「ふふん、あの人。
見覚えあるわ。
地方を渡り歩いてる冒険者で、ランクもかなり上だったはず!」
そう言ってサーシャは迷いなく一人の男へと歩み寄った。
「もしかして……斬撃のエルマンさんですよね?」
「ん?そうだが……何か用か?」
鍛え上げられた体を持つ壮年の冒険者が眉をひそめる。
「私はサーシャ。
この子はリリア。
一緒に飲みませんか?」
「サーシャ……迷惑だよ……。」
強引に迫る彼女に、リリアは小さくため息をついた。
「おお、いいじゃねえか!」
エルマンの仲間らしい冒険者が陽気に笑い、歓迎の手を挙げる。
「……まあ、構わんが。」
エルマンが頷くと、サーシャはすぐに彼の隣へ腰を下ろし、リリアも渋々その隣に座った。
「ほんと、強引なんだから……。」
リリアは頬を膨らませ、小声で文句をこぼす。
それからは冒険者たちの酒宴に巻き込まれ、次々と酒が差し出された。
リリアはいくら飲んでもお酒に酔う事が無いので顔色ひとつ変えなかったが、サーシャは完全に調子に乗り、冒険者と飲み比べを始めてしまう。
もはや当初の目的など忘れているかのようだった。
やがて酔い潰れた冒険者が床に転がる中、残ったのはリリアとエルマンだけ。
「エルマンさん。
この街には『闇の鏡』の伝承があると聞きました。
……ですが、闇の宝玉についてはご存じありませんか?」
「闇の宝玉?
いや、聞いたことはないな。」
エルマンは顎に手をやり、少し考えるように言葉を続けた。
「だが、闇の鏡と共に伝わるものなら知っている。
かつてこの地には《永久の剣(トコシエノツルギ)》と《新月の御玉》という宝も存在していたらしい。
……ただし、剣と玉は行方不明になって久しいがな。」
「へえ……鏡だけは残っているんですか?」
「ああ。
伝承会館に安置されているはずだ。
本来は三つ揃っていた時期もあったらしいが……気づけば散逸してしまったらしい。」
「なるほど……ありがとうございます。」
リリアは丁寧に頭を下げると、ぐでんぐでんに酔いつぶれたサーシャを抱きかかえ、宿へと帰っていった。
サーシャを宿のベッドに寝かせると、リリアはそっと部屋を後にした。
「さて……ロイスさん達、まだ伝承会館にいるのかしら?」
宿屋に戻っている気配はない。
彼女は小さく息を吸い込み、ロイスの魔力を探ろうと索敵を展開する。
──その瞬間、視界が真っ暗に塗り潰された。
「っ……!」
気がつけば、全てを呑み込む闇の空間に立っていた。
遠くに、微かな光が瞬いている。リリアは警戒しながらその光へと歩みを進めた。
やがて、そこには一本の剣が突き立てられていた。
古びているはずなのに、どこか神々しさを纏ったそれに、思わずリリアは目を細める。
「これは……。」
「《永久の剣(トコシエノツルギ)》──そう呼ばれているものです。」
不意に声が響き、剣の前に人の形をした光が現れた。
「誰?」
リリアの声音は自然と鋭くなる。
「失礼。
私はこの剣に宿る“思念”です。」
「永久の剣……って、何なの?」
「一見すればただの古剣。
しかし、持つ者の資質に応じて姿を変え、その力も変容する。
私は長き時をここで待ち続けてきました。
相応しい持ち主が現れるその時を。
あなたが魔力を探ったのをきっかけに、この場所へ導かせてもらったのです。」
「なるほどね……。
でも、私は剣なんて欲しくないんだけど?」
リリアは肩をすくめ、あえて素っ気なく言う。
「まあ、そう言わずに。
手に取ってみなさい。
後悔させるようなことはありません。」
「……ふふ。
そう言われると逆に怪しいんだけど。
でも、貰えるものは貰っとくわ。」
そう言ってリリアは剣の柄に手を伸ばした。
触れた瞬間、剣は眩い光を放ち、闇の空間を一瞬で塗り替えていく。
──気づけば、彼女は宿の前に立っていた。
その手には、細身の刀身に金と黒の装飾が美しく施された剣が握られている。
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