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第十四章 セイントスター世界学園へ
第百十二話 セイントスター学園寮
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学園の門をくぐると、静寂に包まれた石畳の道がまっすぐに伸びていた。
朝の光が白い外壁を照らし、魔法障壁のように淡く揺らめいている。
ティアは胸の奥に小さな緊張を感じながら、その道をゆっくりと歩き出した。
すると、道の先に燕尾服を纏った中年の男性が姿を現した。
きっちりと整えられた髭を撫でながら、彼は丁寧に一礼する。
「お待ちしておりました。
私は当学園の案内役を務めております、シェバンと申します。
ティア・リブン嬢とお見受けいたしますが――間違いございませんか?」
ティアも微笑みながら軽く頭を下げた。
「はい。ティア・リブンです。
お世話になります。」
「それはようこそ。
では早速、学園寮へご案内いたしましょう。」
シェバンに導かれ、ティアは並木道を抜けていく。
広々とした敷地の奥に、壮麗な建物が姿を現した。
それはまるで貴族の館のような威厳を湛え、青空に金色の紋章が輝いている。
「わぁ……すごい。」
寮の扉が開かれた瞬間、ティアは思わず感嘆の声を漏らした。
中は近代的な造りながらも、温かみのある装飾が施され、壁面の魔導灯が優しく光を放っている。
「豪華な造りですね……」
「ふふ、そうでございましょう。
この学園では、生徒を国の“未来”として扱っておりますので、住環境にも力を入れております。
気に入っていただけて何よりです。」
シェバンは優雅に微笑むと、案内を続けた。
「こちらがティア様のお部屋になります。
すでに数名の生徒が入寮されていますので、よき友となっていただければ学園生活もより豊かになるでしょう。」
「はい。
お会いするのが楽しみです。」
二階の一番奥の部屋。
カードキーで扉を開くと、広いリビングが目に飛び込んできた。
奥には寝室、クローゼット、浴室、そして専用の書斎まである。
まるで高位貴族の部屋のようだった。
「すごい……こんな素敵な部屋、初めて見ました。」
「ふふ、ティア様のような方にお使いいただけるのは光栄でございます。
このカードキーが部屋の鍵になります。」
シェバンは恭しくカードを差し出した。
ティアはそれを両手で受け取り、軽く頭を下げた。
「ありがとうございます。」
「それと、学園と寮の敷地内はご自由に行動していただいて構いませんが――
一つだけお伝えしておきます。」
「……何でしょうか?」
「寮から外へ出る時は、必ずお傍に従者を一人お付けください。
理由については、学園生活が始まればいずれお分かりになります。」
シェバンは意味深な笑みを浮かべた。
「従者殿とメイド殿には、後ほど役割やお仕事の説明をいたしますので、私のところまでお越しください。」
「わかりました。」
ティアは小さく頷くと、手をかざして呟いた。
「セリア、ルシェル、リシェル。」
空間がふっと揺らぎ、三人の姿が現れた。
純白の光が収束し、優美な従者たちがティアの背後に膝をつく。
「主様。
お呼びですか?」
「この方から、この寮でのことを教えてもらって。」
「御意。」
シェバンは少し目を見開いたが、すぐににこりと笑みを戻した。
「転移魔法をお使いとは……お見事でございます。
では、従者殿とメイド殿にはこれから寮での生活についてご説明いたします。
どうぞ、私とご同行ください。」
「お願いします。」
ティアが軽く会釈すると、セリアたちは静かに一礼してシェバンのあとに続いた。
扉が閉まり、部屋に再び静けさが戻る。
ティアは窓辺に歩み寄り、外の庭園を見下ろした。
紅い屋根と緑の芝生が陽光を受けてきらめいている。
「――いよいよ、始まるのね。」
その瞳には、不安よりも新たな決意の光が宿っていた。
部屋のクローゼットを開けると、そこには見事なまでに整然と制服が並んでいた。
深紅、白、金――どれも丁寧にアイロンがかけられ、光沢のある生地がまるで宝石のように輝いている。
「わぁ……圧巻ね。」
ティアは感嘆の声を漏らしながら、その中の一着を手に取った。
ハンガーから外して広げてみると、生地の手触りは滑らかで軽い。
試しに着てみると――不思議なほど身体にぴったりだった。
「えっ……? サイズ、聞かれてないのに?」
袖を通しながら、ティアは少し眉をひそめる。
「まさか……サイズを把握されてる?
うーん、それは……何となく嫌だなぁ。」
苦笑しつつも、着心地は驚くほど良かった。
鏡の前に立ち、全身を映してみる。
薄い仄かなピンク色のブラウスに、深い赤のジャケット。
縁には金のラインが走り、上品な光を放つ。
ブラウスと同じ色合いの仄かなピンク色のプリーツスカートには赤と金のラインが入り、ふわりと揺れるたびに柔らかなきらめきを見せた。
白いハイソックスには金色の校章が刺繍され、黒のパンプスが全体を引き締める。
ティアはくるりと回ってみた。
裾がふわっと広がり、思わず笑みがこぼれる。
「うん……良いわね。
とっても可愛い。」
姿見の中の自分に小さくウィンクして、ティアはそのまま部屋を出た。
新しい制服の裾を軽く押さえながら、寮の廊下を歩いていく。
この寮は男子棟と女子棟が隣接しており、中央の廊下でつながっている構造らしい。
男子寮との境には頑丈な扉が見える。
壁には魔導灯が等間隔に設置され、淡い光で空間を照らしている。
静かな空気の中に、微かに花の香りが混じっていた。
一階のホールへ降りると、広々とした空間が広がっていた。
奥の窓際の席には、一人の女子生徒が腰掛けている。
本を片手に静かにページをめくり、その姿はまるで絵画のようだった。
ティアは少し足を止めて、その子を見つめた。
寮生活の最初の出会い――
どこか、不思議な予感が胸の奥で灯った。
ホールで読書をしていた女子生徒のそばへ歩み寄ると、彼女はふと顔を上げ、ティアと目が合った。
銀糸のような長い髪に、透き通る銀色の瞳。
まるで月光が人の形を取ったかのような、美しい少女だった。
白磁のような肌が淡い光を反射し、気品と静謐さを纏っている。
「こんにちは。
読書の邪魔をしてしまったみたいで。
ごめんなさい。」
ティアは軽く会釈をし、柔らかく微笑んだ。
「いえ、大丈夫です。
それにしても、絶世の美女が突然現れたので、ちょっと驚いてしまいました。」
少女は本を閉じながら、冗談めかして微笑む。
「えっ、そ、そんな……。
あなたの方こそとても綺麗な方で、私の方がびっくりしてしまいました。」
「ふふ、褒め合い合戦はこの辺にしておきましょうか。
私はエスターニャ・アプロリアと申します。」
「私はティア・リブンです。
お会いできて嬉しいです。」
2人は挨拶を交わし、向かい合うように椅子へ腰を下ろした。
「やっぱり制服、着てみたんですね?」
エスターニャが微笑む。
「私もここに来てすぐに着てみたんですよ。」
「ですよね。
可愛い制服ですもの。
着てみたくなっちゃって。」
「うん、よくお似合いですわ。
まるでこの制服があなたのために仕立てられたみたい。」
「ありがとうございます。
エスターニャさんはいつここに来られたんですか?」
「私は昨日到着しました。」
「そうなんですね。
これからの学園生活、楽しみですね。」
「ええ。
ところで、失礼ですがティアさん。
あなた……人間族ではありませんよね?
魔力の質が、人間のそれとは明らかに違う気がします。」
ティアは少し驚いたように目を瞬かせ、やがて静かに答えた。
「ええ、私は神魔族です。
元は魔族なんですけどね。」
「神魔族……初めて聞きました。
興味深いですね。ちなみに私は妖魔族です。」
「妖魔族?
それも初めて聞く種族です。」
「そうですか?
まあ、この世界は“天界・人間界・魔界”とよく言われていますけれど、実際はそれだけじゃないんですよ。
もっとたくさんの界があって、私は『妖魔界』の出身なんです。」
「へぇ……。
なんだかロマンがありますね。」
「ふふ、ティアさんも同じような香りがします。
きっと私たち、気が合いそうですね。」
「そうかもしれませんね。」
2人はそのまま、出身世界のことや学園への期待、好きな紅茶の話など――気が付けば数時間も語り合っていた。
ホールの窓から差し込む夕陽が金色に二人を包み込み、まるで新たな友情の始まりを祝福しているようだった。
朝の光が白い外壁を照らし、魔法障壁のように淡く揺らめいている。
ティアは胸の奥に小さな緊張を感じながら、その道をゆっくりと歩き出した。
すると、道の先に燕尾服を纏った中年の男性が姿を現した。
きっちりと整えられた髭を撫でながら、彼は丁寧に一礼する。
「お待ちしておりました。
私は当学園の案内役を務めております、シェバンと申します。
ティア・リブン嬢とお見受けいたしますが――間違いございませんか?」
ティアも微笑みながら軽く頭を下げた。
「はい。ティア・リブンです。
お世話になります。」
「それはようこそ。
では早速、学園寮へご案内いたしましょう。」
シェバンに導かれ、ティアは並木道を抜けていく。
広々とした敷地の奥に、壮麗な建物が姿を現した。
それはまるで貴族の館のような威厳を湛え、青空に金色の紋章が輝いている。
「わぁ……すごい。」
寮の扉が開かれた瞬間、ティアは思わず感嘆の声を漏らした。
中は近代的な造りながらも、温かみのある装飾が施され、壁面の魔導灯が優しく光を放っている。
「豪華な造りですね……」
「ふふ、そうでございましょう。
この学園では、生徒を国の“未来”として扱っておりますので、住環境にも力を入れております。
気に入っていただけて何よりです。」
シェバンは優雅に微笑むと、案内を続けた。
「こちらがティア様のお部屋になります。
すでに数名の生徒が入寮されていますので、よき友となっていただければ学園生活もより豊かになるでしょう。」
「はい。
お会いするのが楽しみです。」
二階の一番奥の部屋。
カードキーで扉を開くと、広いリビングが目に飛び込んできた。
奥には寝室、クローゼット、浴室、そして専用の書斎まである。
まるで高位貴族の部屋のようだった。
「すごい……こんな素敵な部屋、初めて見ました。」
「ふふ、ティア様のような方にお使いいただけるのは光栄でございます。
このカードキーが部屋の鍵になります。」
シェバンは恭しくカードを差し出した。
ティアはそれを両手で受け取り、軽く頭を下げた。
「ありがとうございます。」
「それと、学園と寮の敷地内はご自由に行動していただいて構いませんが――
一つだけお伝えしておきます。」
「……何でしょうか?」
「寮から外へ出る時は、必ずお傍に従者を一人お付けください。
理由については、学園生活が始まればいずれお分かりになります。」
シェバンは意味深な笑みを浮かべた。
「従者殿とメイド殿には、後ほど役割やお仕事の説明をいたしますので、私のところまでお越しください。」
「わかりました。」
ティアは小さく頷くと、手をかざして呟いた。
「セリア、ルシェル、リシェル。」
空間がふっと揺らぎ、三人の姿が現れた。
純白の光が収束し、優美な従者たちがティアの背後に膝をつく。
「主様。
お呼びですか?」
「この方から、この寮でのことを教えてもらって。」
「御意。」
シェバンは少し目を見開いたが、すぐににこりと笑みを戻した。
「転移魔法をお使いとは……お見事でございます。
では、従者殿とメイド殿にはこれから寮での生活についてご説明いたします。
どうぞ、私とご同行ください。」
「お願いします。」
ティアが軽く会釈すると、セリアたちは静かに一礼してシェバンのあとに続いた。
扉が閉まり、部屋に再び静けさが戻る。
ティアは窓辺に歩み寄り、外の庭園を見下ろした。
紅い屋根と緑の芝生が陽光を受けてきらめいている。
「――いよいよ、始まるのね。」
その瞳には、不安よりも新たな決意の光が宿っていた。
部屋のクローゼットを開けると、そこには見事なまでに整然と制服が並んでいた。
深紅、白、金――どれも丁寧にアイロンがかけられ、光沢のある生地がまるで宝石のように輝いている。
「わぁ……圧巻ね。」
ティアは感嘆の声を漏らしながら、その中の一着を手に取った。
ハンガーから外して広げてみると、生地の手触りは滑らかで軽い。
試しに着てみると――不思議なほど身体にぴったりだった。
「えっ……? サイズ、聞かれてないのに?」
袖を通しながら、ティアは少し眉をひそめる。
「まさか……サイズを把握されてる?
うーん、それは……何となく嫌だなぁ。」
苦笑しつつも、着心地は驚くほど良かった。
鏡の前に立ち、全身を映してみる。
薄い仄かなピンク色のブラウスに、深い赤のジャケット。
縁には金のラインが走り、上品な光を放つ。
ブラウスと同じ色合いの仄かなピンク色のプリーツスカートには赤と金のラインが入り、ふわりと揺れるたびに柔らかなきらめきを見せた。
白いハイソックスには金色の校章が刺繍され、黒のパンプスが全体を引き締める。
ティアはくるりと回ってみた。
裾がふわっと広がり、思わず笑みがこぼれる。
「うん……良いわね。
とっても可愛い。」
姿見の中の自分に小さくウィンクして、ティアはそのまま部屋を出た。
新しい制服の裾を軽く押さえながら、寮の廊下を歩いていく。
この寮は男子棟と女子棟が隣接しており、中央の廊下でつながっている構造らしい。
男子寮との境には頑丈な扉が見える。
壁には魔導灯が等間隔に設置され、淡い光で空間を照らしている。
静かな空気の中に、微かに花の香りが混じっていた。
一階のホールへ降りると、広々とした空間が広がっていた。
奥の窓際の席には、一人の女子生徒が腰掛けている。
本を片手に静かにページをめくり、その姿はまるで絵画のようだった。
ティアは少し足を止めて、その子を見つめた。
寮生活の最初の出会い――
どこか、不思議な予感が胸の奥で灯った。
ホールで読書をしていた女子生徒のそばへ歩み寄ると、彼女はふと顔を上げ、ティアと目が合った。
銀糸のような長い髪に、透き通る銀色の瞳。
まるで月光が人の形を取ったかのような、美しい少女だった。
白磁のような肌が淡い光を反射し、気品と静謐さを纏っている。
「こんにちは。
読書の邪魔をしてしまったみたいで。
ごめんなさい。」
ティアは軽く会釈をし、柔らかく微笑んだ。
「いえ、大丈夫です。
それにしても、絶世の美女が突然現れたので、ちょっと驚いてしまいました。」
少女は本を閉じながら、冗談めかして微笑む。
「えっ、そ、そんな……。
あなたの方こそとても綺麗な方で、私の方がびっくりしてしまいました。」
「ふふ、褒め合い合戦はこの辺にしておきましょうか。
私はエスターニャ・アプロリアと申します。」
「私はティア・リブンです。
お会いできて嬉しいです。」
2人は挨拶を交わし、向かい合うように椅子へ腰を下ろした。
「やっぱり制服、着てみたんですね?」
エスターニャが微笑む。
「私もここに来てすぐに着てみたんですよ。」
「ですよね。
可愛い制服ですもの。
着てみたくなっちゃって。」
「うん、よくお似合いですわ。
まるでこの制服があなたのために仕立てられたみたい。」
「ありがとうございます。
エスターニャさんはいつここに来られたんですか?」
「私は昨日到着しました。」
「そうなんですね。
これからの学園生活、楽しみですね。」
「ええ。
ところで、失礼ですがティアさん。
あなた……人間族ではありませんよね?
魔力の質が、人間のそれとは明らかに違う気がします。」
ティアは少し驚いたように目を瞬かせ、やがて静かに答えた。
「ええ、私は神魔族です。
元は魔族なんですけどね。」
「神魔族……初めて聞きました。
興味深いですね。ちなみに私は妖魔族です。」
「妖魔族?
それも初めて聞く種族です。」
「そうですか?
まあ、この世界は“天界・人間界・魔界”とよく言われていますけれど、実際はそれだけじゃないんですよ。
もっとたくさんの界があって、私は『妖魔界』の出身なんです。」
「へぇ……。
なんだかロマンがありますね。」
「ふふ、ティアさんも同じような香りがします。
きっと私たち、気が合いそうですね。」
「そうかもしれませんね。」
2人はそのまま、出身世界のことや学園への期待、好きな紅茶の話など――気が付けば数時間も語り合っていた。
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