62 / 120
第62話 救いも優しさも無い
しおりを挟む
「おい、ロビ! ジュースに睡眠薬入れてこの水筒に注いでくれ。ガキの年齢は10歳だ、入れすぎて殺すなよ、貴重な商品だ!」
タントンは体当たりする様にカフェの扉を開け、カウンターテーブルの上に銀色の水筒を叩き付けながら言った。
かなり無礼で咎められても文句は言えない行いであるが、ロビンと呼ばれた店員は慣れているのか軽く振り返ったのみで即座に手を動かし始めた。
戸棚の下を開けて何やら捜し物をしながら親しげに話掛ける。
「久し振りだなタントン。今回は儲かりそうか?」
「ああ、さっきホームレスのジジイから親無しで物乞い慣れていない子供を新聞屋に向かわせたって情報が入ってな。行ってみると此れが意外と上物よッ」
タントンはカウンター席に腰掛け、ご機嫌でタバコに火を付ける。
その顔は満面の笑みで埋まっていたがディーノに先程見せたモノとは毛色が異なり、見たモノが生理的嫌悪感を感じるハイエナの様な笑顔であった。
『欲』と顔に貼り付けられている様な笑顔である。
「上物ってのは、身体が良いのか? 其れとも顔が良いのか?」
「顔だな。身体は健康体だが何よりも顔が宗教画を見ているような形をしてやがるッ! 髪が黒いのは難点だが其れは染めさせればどうとでも成るだろうよ」
最高の商品を手に入れたアントンは非常に饒舌であった。
一方のロビンは明らかにきな臭い話が出ているにも関わらず一切表情を変えないで、唯黙々と自らの仕事を熟していく。
この貧困層と富裕層の格差が激しい街で人身売買は日常茶飯事。
この街に流れ込んでくる富の9割は人口の1割しかいない富裕層によって搾り取られ、カスの様な1割の富を9割に貧困層が奪い合うのだ。
当然全ての貧困層が生きられる分の稼ぎを得られる筈が無い。
そうなれば当然彼等が持っている唯一の財、肉体を売り払うという選択肢が当たり前に選択される様に成る。
この街は全ての物が平等に商品と成るのだ。
金銭的尺度以外の物差しはこの街に存在していない。
「今は薄汚れていて若干見栄えが悪いが、風呂に入れて化粧をすれば1000万ドラグマは下らない筈だ。確実に変態のマダム達が大喜びする、男児娼館が高額で買い取ってくれさ。楽に大儲けだッ!!」
タントンは下品に笑う。
既にどう売り払うのかも決めて、その結果幾らの儲けが手に入るのかまで計算済みの様だった。
ディーノを金額でしか見て居らず、助けようという感情は欠片も存在していないようである。
「其れほどの上物なら一つの娼館に売り払うんじゃなくてオークションに掛けたらどうだ? 労働力として買い叩かれるのでは無く、店の看板商品としての価値が有るのなら入札の方が高く売れる」
「おうッ!? 流石俺のブレーンだ、そのアイディアは採用しよう!! この礼は今度飲み屋で返してやるよ」
そう言いながらタントンはカウンターから手を伸ばし、厨房に置かれていた飲み物の栓を勝手に開けてラッパ飲みで液体を喉に送り込んだ。
汚いゲップの音が響き、人身売買の話でも一切表情を変えなかったロビンが顔を顰める。
この男もこの男で倫理観が欠如しているのだ。
「その話はどうでも良い。其れよりも2割はしっかりと振り込んで貰うぞ、コッチも犯罪の片棒を担いでやっているんだ」
断りも無く勝手に店の飲み物に口を付けたタントンを無視し、ロビンは白い粉が乗った髪を持ってカウンターに戻って来た。
そしてその粉を銀色の水筒に入れた後、先程タントンが勝手に手を付けたのと同じ場所にある瓶を手に取って水筒の中にドボドボと注いだ。
水筒の中をガラス棒でかき混ぜながら口を開く。
「今回は薬の苦みが少し強いから甘みの強いジュースを使わせて貰った。ジュースとしては甘過ぎて感づかれると不味い、一気に出来るだけ大量に飲ませろ。60ミリリットル呑み込ませれば数十秒で動けなく成る筈だ」
「了解。安心しろよ相棒、三週間以内にオークションの契約書をお前に送りその取引金額の2割をお前に振り込む。俺は信頼だけは大切にしてんだ、安心して任せてくれ」
タントンはホクホク顔でその水筒を懐に入れる。
もう自分が当分遊んで暮らせるだけの金を手に入れた気に成って、指で頻りに金勘定をしながらニヤニヤ笑う。
「悪いが俺は人さらいの犯罪者を信頼する程世間知らずじゃ無いんでね。金がキッチリと振り込まれたのを確認するまでは一切気を抜かないぞ」
「おいおい、その人攫いに睡眠薬を流して甘い汁を啜っているマッドサイエンティストも大差ないだろ。屑は屑どうし仲良くしようぜッ」
「ふんッ、違いない」
タントンはそう言いながらニヤニヤとロビンの顔を覗き込み、ロビンもその時初めて顔に笑みを作った。
二人共金銭欲に歪んだ顔をしており、全く罪悪感は感じていない。
だが其れがこの街のルールである。
金のない人間に生きている価値は無い、金を稼ぐために全てを捧げず犯罪を犯すことすら躊躇わず貪欲に儲ける者こそが勤勉で素晴らしい人物として認められるのだ。
二人の行動はこの街では正解なのである。
その時、突如外からディーノの絶叫する声が聞こえた。
タントンは口に含んでいた睡眠薬の入っていないジュースを思いっきり吹き出し、目の前に立っていたロビンに浴びせ掛ける。
そして慌てた表情で立ち上がり、店の方へ身体を向ける。
「何だ今の声はッ! さてはあのガキッ何か感づきやがったな!!」
タントンは熊のような大柄の身体を弾かれた様に高速で動かし、転がるようにして店の外に飛び出る。
しかし既にディーノの姿は無く、新聞屋の前に集まった金持ち達がまるで面白い事が起こったように薄笑いを浮かべながらコソコソ話しているだけだった。
「おい、テメエらッ!! ガキは何処へ行った!!」
タントンは凄まじい努顔を作り、顔に谷の様な深い皺を作りながら金持ち達に怒鳴りつける。
その剣幕と声の大きさに驚いたのか金持ち達は身体をビクンッと痙攣させ、それから通りの先を何人かが指差した。
「この先かッ! くそッ絶対逃がさねえからなあのガキ!! コッチが下手に出てやってたら調子に乗りやがって、次は捕まえた瞬間即ジュースを口に流し込んで無理矢理拉致してやる!!」
タントンはそう叫ぶと熊のような巨体を忙しなく動かし、ドタドタドタドタと地響きを発しながらディーノが向かった方向へ凄まじい速度で追いかけ始める。
その顔は一度掴んだ大金を離すまいという狂気に満ちていた。
そして金持ち達はその必死に駆け回る姿を見て、人を見下した様なクスクスという笑い声を発して何時までも噂話をし続けるのだった。
タントンは体当たりする様にカフェの扉を開け、カウンターテーブルの上に銀色の水筒を叩き付けながら言った。
かなり無礼で咎められても文句は言えない行いであるが、ロビンと呼ばれた店員は慣れているのか軽く振り返ったのみで即座に手を動かし始めた。
戸棚の下を開けて何やら捜し物をしながら親しげに話掛ける。
「久し振りだなタントン。今回は儲かりそうか?」
「ああ、さっきホームレスのジジイから親無しで物乞い慣れていない子供を新聞屋に向かわせたって情報が入ってな。行ってみると此れが意外と上物よッ」
タントンはカウンター席に腰掛け、ご機嫌でタバコに火を付ける。
その顔は満面の笑みで埋まっていたがディーノに先程見せたモノとは毛色が異なり、見たモノが生理的嫌悪感を感じるハイエナの様な笑顔であった。
『欲』と顔に貼り付けられている様な笑顔である。
「上物ってのは、身体が良いのか? 其れとも顔が良いのか?」
「顔だな。身体は健康体だが何よりも顔が宗教画を見ているような形をしてやがるッ! 髪が黒いのは難点だが其れは染めさせればどうとでも成るだろうよ」
最高の商品を手に入れたアントンは非常に饒舌であった。
一方のロビンは明らかにきな臭い話が出ているにも関わらず一切表情を変えないで、唯黙々と自らの仕事を熟していく。
この貧困層と富裕層の格差が激しい街で人身売買は日常茶飯事。
この街に流れ込んでくる富の9割は人口の1割しかいない富裕層によって搾り取られ、カスの様な1割の富を9割に貧困層が奪い合うのだ。
当然全ての貧困層が生きられる分の稼ぎを得られる筈が無い。
そうなれば当然彼等が持っている唯一の財、肉体を売り払うという選択肢が当たり前に選択される様に成る。
この街は全ての物が平等に商品と成るのだ。
金銭的尺度以外の物差しはこの街に存在していない。
「今は薄汚れていて若干見栄えが悪いが、風呂に入れて化粧をすれば1000万ドラグマは下らない筈だ。確実に変態のマダム達が大喜びする、男児娼館が高額で買い取ってくれさ。楽に大儲けだッ!!」
タントンは下品に笑う。
既にどう売り払うのかも決めて、その結果幾らの儲けが手に入るのかまで計算済みの様だった。
ディーノを金額でしか見て居らず、助けようという感情は欠片も存在していないようである。
「其れほどの上物なら一つの娼館に売り払うんじゃなくてオークションに掛けたらどうだ? 労働力として買い叩かれるのでは無く、店の看板商品としての価値が有るのなら入札の方が高く売れる」
「おうッ!? 流石俺のブレーンだ、そのアイディアは採用しよう!! この礼は今度飲み屋で返してやるよ」
そう言いながらタントンはカウンターから手を伸ばし、厨房に置かれていた飲み物の栓を勝手に開けてラッパ飲みで液体を喉に送り込んだ。
汚いゲップの音が響き、人身売買の話でも一切表情を変えなかったロビンが顔を顰める。
この男もこの男で倫理観が欠如しているのだ。
「その話はどうでも良い。其れよりも2割はしっかりと振り込んで貰うぞ、コッチも犯罪の片棒を担いでやっているんだ」
断りも無く勝手に店の飲み物に口を付けたタントンを無視し、ロビンは白い粉が乗った髪を持ってカウンターに戻って来た。
そしてその粉を銀色の水筒に入れた後、先程タントンが勝手に手を付けたのと同じ場所にある瓶を手に取って水筒の中にドボドボと注いだ。
水筒の中をガラス棒でかき混ぜながら口を開く。
「今回は薬の苦みが少し強いから甘みの強いジュースを使わせて貰った。ジュースとしては甘過ぎて感づかれると不味い、一気に出来るだけ大量に飲ませろ。60ミリリットル呑み込ませれば数十秒で動けなく成る筈だ」
「了解。安心しろよ相棒、三週間以内にオークションの契約書をお前に送りその取引金額の2割をお前に振り込む。俺は信頼だけは大切にしてんだ、安心して任せてくれ」
タントンはホクホク顔でその水筒を懐に入れる。
もう自分が当分遊んで暮らせるだけの金を手に入れた気に成って、指で頻りに金勘定をしながらニヤニヤ笑う。
「悪いが俺は人さらいの犯罪者を信頼する程世間知らずじゃ無いんでね。金がキッチリと振り込まれたのを確認するまでは一切気を抜かないぞ」
「おいおい、その人攫いに睡眠薬を流して甘い汁を啜っているマッドサイエンティストも大差ないだろ。屑は屑どうし仲良くしようぜッ」
「ふんッ、違いない」
タントンはそう言いながらニヤニヤとロビンの顔を覗き込み、ロビンもその時初めて顔に笑みを作った。
二人共金銭欲に歪んだ顔をしており、全く罪悪感は感じていない。
だが其れがこの街のルールである。
金のない人間に生きている価値は無い、金を稼ぐために全てを捧げず犯罪を犯すことすら躊躇わず貪欲に儲ける者こそが勤勉で素晴らしい人物として認められるのだ。
二人の行動はこの街では正解なのである。
その時、突如外からディーノの絶叫する声が聞こえた。
タントンは口に含んでいた睡眠薬の入っていないジュースを思いっきり吹き出し、目の前に立っていたロビンに浴びせ掛ける。
そして慌てた表情で立ち上がり、店の方へ身体を向ける。
「何だ今の声はッ! さてはあのガキッ何か感づきやがったな!!」
タントンは熊のような大柄の身体を弾かれた様に高速で動かし、転がるようにして店の外に飛び出る。
しかし既にディーノの姿は無く、新聞屋の前に集まった金持ち達がまるで面白い事が起こったように薄笑いを浮かべながらコソコソ話しているだけだった。
「おい、テメエらッ!! ガキは何処へ行った!!」
タントンは凄まじい努顔を作り、顔に谷の様な深い皺を作りながら金持ち達に怒鳴りつける。
その剣幕と声の大きさに驚いたのか金持ち達は身体をビクンッと痙攣させ、それから通りの先を何人かが指差した。
「この先かッ! くそッ絶対逃がさねえからなあのガキ!! コッチが下手に出てやってたら調子に乗りやがって、次は捕まえた瞬間即ジュースを口に流し込んで無理矢理拉致してやる!!」
タントンはそう叫ぶと熊のような巨体を忙しなく動かし、ドタドタドタドタと地響きを発しながらディーノが向かった方向へ凄まじい速度で追いかけ始める。
その顔は一度掴んだ大金を離すまいという狂気に満ちていた。
そして金持ち達はその必死に駆け回る姿を見て、人を見下した様なクスクスという笑い声を発して何時までも噂話をし続けるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる