【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません

竹柏凪紗

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第81話 2人に迫る危険

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真剣に陽向へのモヤモヤを伝える理沙に、
「なんか理沙ちゃん、探偵みたいになってきてない?」
流伽はいまいちピンときていない様子。

「そりゃあ最近の陽向は素行がかなり悪くなってたから風磨も心配してたわけだけど。でも、運命の再会を装ってまで碧衣ちゃんと距離を縮めたかったってことは、かなり好きになってたんじゃないの?風磨のこともライバル視してたわけだし」

「それだけかな?どうしてもモヤモヤが晴れないというか、嫌な予感がして」
「考えすぎじゃない?モヤモヤとか勘って…」

「でも、最初の違和感は当たってた」
「何?陽向が小さい頃の風磨になりすまして、碧衣ちゃんと運命の再会を装ったこと?」

「うん」
「そりゃあまぁ、いい感じで近づいている相手に、どうしてそんなすぐバレそうなウソをついてまで急接近しようと思ったのかは謎だけど…」

「…もしかしたら陽向には、碧衣と急接近しないといけない事情があったとか…?」
理沙がそう言ったとき、流伽のスマホが鳴った。

はぁ…、邪魔な通知音…。

理沙に溜め息をつかせた通知音はメッセージが届いたお知らせだったようで、それを確認した流伽は一瞬にして青ざめた。

明らかに様子がおかしい流伽に
「何?どうかした?」
強めに声をかける。

流伽は青ざめたまま口を押えると、
「…もしかしたら陽向の動きには、漣がかかわっているのかもしれない…」
信じられないけど、といった様子でつぶやいた。

「え?蓮って…。元i3アイスリーの?」
「うん」

「なんで?だって、漣は、流伽や風磨たちといっしょにアイドル活動してたメンバーじゃん。しかも、仲良かったよね?突然の引退で世間を騒がせた人」

驚く理沙にスマホの画面を見せた流伽は、
「2人が危ないかもしれない…」
席を立った。
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