33 / 48
4章 論理と感情を合わせる方法 編
ハーレムキングは日常を謳歌する
しおりを挟む
イデア・アーク。通称 賢者の国
そこは、魔法と論理が交差する学術都市だった。
街は水晶と石材を組み合わせた優美な意匠に包まれ、空には時折、浮遊する魔導灯や移動魔導具の気球が漂っていた。
各所に魔法式の街灯が配され、昼でもふんわりと灯をともしている。
どこか幻想的でありながら、機能美に満ちた都市。
オレはそんな未知の場所を存分に楽しんでいた!
「サラ、見よ! この街灯は魔力でついているらしい! つまり夜道も安全! 真っ暗な道を怖い思いをして歩く必要がなくなるわけだ! ハーレム構築にはうってつけの街だな!」
「……あの、王様。お願いですから、少しは落ち着いてください。すっごくいろんな人から見られてますよ……?」
サラが引きつった笑顔で手を引っ張るが、オレの興奮は収まらない。
なにせ、ここイデア・アークは、魔法理論と構築魔術の聖地。
ありとあらゆる不思議が、生活の一部として存在しているのだから。
王としての知見を深めるためにも、たっぷり堪能しておかねばならない!
「次はこいつを見ろ、これは“自動給湯魔具”だぞ! 触媒を入れるだけで温水が出るらしい! そしてこっちは……“風の循環板”? おお、涼しい! これはいい!」
「はぁぁぁ……全て魔法の応用技術の宝庫なんです。生活に寄り添う魔法も、研究され尽くしていてすごいですよね」
サラは呆れたようにため息を吐いていたが、結局その瞳はどこかきらきらしていた。
素直になれ。恥も外聞も捨ててしまえ。今はこの場所を存分に楽しもうではないか!
「おや、あれは?」
市場の通りには、魔法道具の露店が立ち並び、構築魔法を施された小物や魔具が売られていた。
火を灯すための触媒石、保温式の籠、浮遊するスイーツ皿まで……見ているだけで飽きない。
オレはひとつ、銀の指輪を手に取った。
「ふむ……謎の指輪だな。どんな効果があるんだ?」
「“重力軽減の指輪”だそうです。物を運ぶ時に便利って……」
「なるほど、有用だな! 荷物持ちがはめれば荷物が軽くなり、剣士がはめれば重い剣を楽々振り回せるわけだ! 素晴らしい!」
そんなやりとりをしながら歩いていると、ふいに路地の先で子どもたちの笑い声が聞こえてきた。
小さな広場で、五、六人の子供たちが、透明な球体を転がして遊んでいる。その中にはまた別の子供たちが入っていて、キャッキャッと騒ぎながら自由気ままに転がされていた。
「なんだそれは!?」
「わぁ……あれ、中に空気が入って転がってるんですね。重力を軽くする魔法を付与してあるみたいなので、投げたらフワフワ飛ぶみたいですよ。さっきの指輪を応用した遊び道具みたいですね」
サラが感嘆の声を上げた瞬間だった。
「おじちゃん! あそぼー!」
唐突に、ひとりの子どもがオレの腕を掴んできた。
おじちゃん呼びは見逃してやろう!
「ふははははっ! よかろうよかろう! 子供の遊びに全力で応えるのも王の器というもの!」
「どんな器ですか、それ」
オレは大真面目に言い放ち、しゃがみ込んだ。透明な球体を持ち上げる
すると周囲の子どもたちがわっと集まり、「もっと上に持ち上げて!」「あっちに走ってー!」「もっと速く!」と無茶ぶりの嵐。
最終的に、オレは透明な球体の中に子供たちを詰め込んで、全身全霊のパワーを振り絞って転がしたり投げたりして遊んでいた。
「ふはははははっ! どうだ! 楽しいか!」
オレが叫ぶと、子供たちはギャーギャー悲鳴を上げながら笑い転げていた。
やがて、十分ほど遊ぶと、子供たちは飽きたのかオレを残して別の遊びを始めてしまった。
ふむ、やはり子供の飽きは早いな。
「……楽しそうでしたね、王様」
「ふはははっ! 当たり前だ! 子供の笑顔を守るのも王の務めだろう? しかも、あそこにヒロインに相応しい可愛い女の子がいた! ちょっと声をかけてくる!」
「ダメダメダメダメダメ! そんなに見境なく声なんてかけちゃダメですよ! 王様ぁぁあああ!!!」
イデア・アークの日常は、こうして穏やかに過ぎていった。
昼下がり。
子どもたちとのひと騒動のあと、オレとサラは街の中心部へと足を運んでいた。
目指すのは、イデア・アークの中心部だ。
サラの要望でそこを目指しているが、そこに何があるのかまでは聞いていない。ただ、明らかに高い建造物が増えてきた、目を奪われる箇所も多い。
だが、それよりもオレの内心は、先ほどの女の子のことでいっぱいだった!
「くっ……君が呼び止めたせいで、可愛らしい女の子を逃してしまった!」
「反省してください! あんな血気盛んな顔のまま凄いスピードで走って行ったせいで、あの女性、青ざめてましからね?」
「ふむ、分別は大事ということか?」
確かに、オレが声をかけた女の子は真っ青な顔で固まっていた。しかも、声をかけても言葉が返ってこなかった。最終的にはサラがオレの腕を掴んで離れてしまった。
「くれぐれも気をつけてください!」
「断る!」
「はぁ!?」
「王は指図を受けない! まあ、助言や注意としてなら聞いてやるがな! 無論、守るかどうかは約束できん! ふははははっ!」
「王様の愚図!」
「なんとでも言え! それよりも、まずはこの建物について教えてくれ!」
「もうっ……ここは魔法理論総合研究棟と呼ばれる施設ですよ」
サラが見上げるその先には、青白く輝くクリスタルの柱がいくつも立ち並び、石造りの施設と融合するように組み込まれた構造が広がっていた。
周囲には、白衣姿の研究者や魔道士風のローブをまとった者が出入りし、魔法式を記したスクロールや浮遊板を片手に、忙しなく行き来している。
「ここでは何をするんだ?」
「魔法理論の研究です。中には広い講堂があって、定期的に魔法に関する研究結果を発表するんです。そこで新たな魔法が発見されたり、古い魔法が改良されたり……私たちに馴染みのある魔法のほとんどは何百年も前にここで生まれたとされています」
「ふむ。実に興味深い。だが、王の本分は理論ではないのだ。あまり理解できないな」
オレが魔法理論を理解できないのは、元よりこの世界の人間ではないことに起因しているのかもしれない。まあ、既に前世の記憶とやらは完全に消えたので、その辺りについては全くの不明だ。どうでもいいことか。
「せっかくなら魔法理論に興味持ってくださいよ……! 王様は頭がいいはずなので、すぐに色んな魔法を習得できると思いますよ?」
サラが呆れつつも微笑むが、無理なものは無理だ、
オレは次に隣の建物に目を向けた。そこは誰でも立ち寄れる展示ギャラリーのような区画があり、簡易な魔術の原理や、触れることで発動する触媒の体験ブースなども用意されていた。
オレはそのうちのひとつ、“音声記録式の魔導石”というものに手を伸ばしてみた。
「ほう、これは?」
指先で軽く触れると、澄んだ声が魔石から流れる。
『本日は研究塔へようこそ。こちらでは、魔法式の構造と理論の解説を……』
おお、しゃべった!
「これ、報告とか記録用に使われてるんです。神殿でも一部採用され始めてると聞いたことがあります。ですが、正式に導入されるにはもうちょっと先かなという感じですね」
「魔法の力を文字にして“書く”のではなく、媒体の中に記録して“残す”……ということか。なかなか文化的だな」
オレは感心しながら、記録された魔法陣の展示を眺めた。
文字ではなく、魔力の流れを“紋様”として記述したもの、これこそが構築魔法の基本概念らしい。
まるでわからない。
言葉の代わりに、形で語るのか。
ふむ、王たる者、言葉に頼らぬ理解力も必要かもしれん。
「次は神殿区に行ってみませんか? ここ、イデア・アークにも神殿の分所があるみたいなんです」
「おお、それは良い。神聖魔法と構築魔法の融合などというものが見られるのか! 君の目的の場所ではないか!」
そうして、今度は神殿の外苑へと移動する。
そこは一般参拝者向けに解放された広場で、中央には青白い光を灯す聖具が据えられ、周囲には祈りを捧げる者たちの姿があった。
敷地の片隅には、見習い神官たちが勉学に励む姿もあり、サラはどこか懐かしそうにその様子を見つめていた。
「……思い出しますね。私も昔はああして、毎朝祈ってました」
「懐かしいか?」
「ええ。でも、戻りたいとは思いません。今はもっと外の世界が見たいですから」
オレはふっと笑った。
「外の世界は王であるオレが見せてやるから安心しろ! 今日も明日も、明後日も、その先もずっとだ! そのために、ここまで来たのだからな!」
「……はい、ありがとうございますっ」
そう答えたサラの笑顔は、少しだけ照れたような、しかしどこか誇らしげなものだった。
普段よりも大人びた顔になっているのは気のせいか? やはり大好きな魔法を目にした効果だろうか。
とにかく、照れくさそうにするサラは可愛い! それだけは確かだった!
そこは、魔法と論理が交差する学術都市だった。
街は水晶と石材を組み合わせた優美な意匠に包まれ、空には時折、浮遊する魔導灯や移動魔導具の気球が漂っていた。
各所に魔法式の街灯が配され、昼でもふんわりと灯をともしている。
どこか幻想的でありながら、機能美に満ちた都市。
オレはそんな未知の場所を存分に楽しんでいた!
「サラ、見よ! この街灯は魔力でついているらしい! つまり夜道も安全! 真っ暗な道を怖い思いをして歩く必要がなくなるわけだ! ハーレム構築にはうってつけの街だな!」
「……あの、王様。お願いですから、少しは落ち着いてください。すっごくいろんな人から見られてますよ……?」
サラが引きつった笑顔で手を引っ張るが、オレの興奮は収まらない。
なにせ、ここイデア・アークは、魔法理論と構築魔術の聖地。
ありとあらゆる不思議が、生活の一部として存在しているのだから。
王としての知見を深めるためにも、たっぷり堪能しておかねばならない!
「次はこいつを見ろ、これは“自動給湯魔具”だぞ! 触媒を入れるだけで温水が出るらしい! そしてこっちは……“風の循環板”? おお、涼しい! これはいい!」
「はぁぁぁ……全て魔法の応用技術の宝庫なんです。生活に寄り添う魔法も、研究され尽くしていてすごいですよね」
サラは呆れたようにため息を吐いていたが、結局その瞳はどこかきらきらしていた。
素直になれ。恥も外聞も捨ててしまえ。今はこの場所を存分に楽しもうではないか!
「おや、あれは?」
市場の通りには、魔法道具の露店が立ち並び、構築魔法を施された小物や魔具が売られていた。
火を灯すための触媒石、保温式の籠、浮遊するスイーツ皿まで……見ているだけで飽きない。
オレはひとつ、銀の指輪を手に取った。
「ふむ……謎の指輪だな。どんな効果があるんだ?」
「“重力軽減の指輪”だそうです。物を運ぶ時に便利って……」
「なるほど、有用だな! 荷物持ちがはめれば荷物が軽くなり、剣士がはめれば重い剣を楽々振り回せるわけだ! 素晴らしい!」
そんなやりとりをしながら歩いていると、ふいに路地の先で子どもたちの笑い声が聞こえてきた。
小さな広場で、五、六人の子供たちが、透明な球体を転がして遊んでいる。その中にはまた別の子供たちが入っていて、キャッキャッと騒ぎながら自由気ままに転がされていた。
「なんだそれは!?」
「わぁ……あれ、中に空気が入って転がってるんですね。重力を軽くする魔法を付与してあるみたいなので、投げたらフワフワ飛ぶみたいですよ。さっきの指輪を応用した遊び道具みたいですね」
サラが感嘆の声を上げた瞬間だった。
「おじちゃん! あそぼー!」
唐突に、ひとりの子どもがオレの腕を掴んできた。
おじちゃん呼びは見逃してやろう!
「ふははははっ! よかろうよかろう! 子供の遊びに全力で応えるのも王の器というもの!」
「どんな器ですか、それ」
オレは大真面目に言い放ち、しゃがみ込んだ。透明な球体を持ち上げる
すると周囲の子どもたちがわっと集まり、「もっと上に持ち上げて!」「あっちに走ってー!」「もっと速く!」と無茶ぶりの嵐。
最終的に、オレは透明な球体の中に子供たちを詰め込んで、全身全霊のパワーを振り絞って転がしたり投げたりして遊んでいた。
「ふはははははっ! どうだ! 楽しいか!」
オレが叫ぶと、子供たちはギャーギャー悲鳴を上げながら笑い転げていた。
やがて、十分ほど遊ぶと、子供たちは飽きたのかオレを残して別の遊びを始めてしまった。
ふむ、やはり子供の飽きは早いな。
「……楽しそうでしたね、王様」
「ふはははっ! 当たり前だ! 子供の笑顔を守るのも王の務めだろう? しかも、あそこにヒロインに相応しい可愛い女の子がいた! ちょっと声をかけてくる!」
「ダメダメダメダメダメ! そんなに見境なく声なんてかけちゃダメですよ! 王様ぁぁあああ!!!」
イデア・アークの日常は、こうして穏やかに過ぎていった。
昼下がり。
子どもたちとのひと騒動のあと、オレとサラは街の中心部へと足を運んでいた。
目指すのは、イデア・アークの中心部だ。
サラの要望でそこを目指しているが、そこに何があるのかまでは聞いていない。ただ、明らかに高い建造物が増えてきた、目を奪われる箇所も多い。
だが、それよりもオレの内心は、先ほどの女の子のことでいっぱいだった!
「くっ……君が呼び止めたせいで、可愛らしい女の子を逃してしまった!」
「反省してください! あんな血気盛んな顔のまま凄いスピードで走って行ったせいで、あの女性、青ざめてましからね?」
「ふむ、分別は大事ということか?」
確かに、オレが声をかけた女の子は真っ青な顔で固まっていた。しかも、声をかけても言葉が返ってこなかった。最終的にはサラがオレの腕を掴んで離れてしまった。
「くれぐれも気をつけてください!」
「断る!」
「はぁ!?」
「王は指図を受けない! まあ、助言や注意としてなら聞いてやるがな! 無論、守るかどうかは約束できん! ふははははっ!」
「王様の愚図!」
「なんとでも言え! それよりも、まずはこの建物について教えてくれ!」
「もうっ……ここは魔法理論総合研究棟と呼ばれる施設ですよ」
サラが見上げるその先には、青白く輝くクリスタルの柱がいくつも立ち並び、石造りの施設と融合するように組み込まれた構造が広がっていた。
周囲には、白衣姿の研究者や魔道士風のローブをまとった者が出入りし、魔法式を記したスクロールや浮遊板を片手に、忙しなく行き来している。
「ここでは何をするんだ?」
「魔法理論の研究です。中には広い講堂があって、定期的に魔法に関する研究結果を発表するんです。そこで新たな魔法が発見されたり、古い魔法が改良されたり……私たちに馴染みのある魔法のほとんどは何百年も前にここで生まれたとされています」
「ふむ。実に興味深い。だが、王の本分は理論ではないのだ。あまり理解できないな」
オレが魔法理論を理解できないのは、元よりこの世界の人間ではないことに起因しているのかもしれない。まあ、既に前世の記憶とやらは完全に消えたので、その辺りについては全くの不明だ。どうでもいいことか。
「せっかくなら魔法理論に興味持ってくださいよ……! 王様は頭がいいはずなので、すぐに色んな魔法を習得できると思いますよ?」
サラが呆れつつも微笑むが、無理なものは無理だ、
オレは次に隣の建物に目を向けた。そこは誰でも立ち寄れる展示ギャラリーのような区画があり、簡易な魔術の原理や、触れることで発動する触媒の体験ブースなども用意されていた。
オレはそのうちのひとつ、“音声記録式の魔導石”というものに手を伸ばしてみた。
「ほう、これは?」
指先で軽く触れると、澄んだ声が魔石から流れる。
『本日は研究塔へようこそ。こちらでは、魔法式の構造と理論の解説を……』
おお、しゃべった!
「これ、報告とか記録用に使われてるんです。神殿でも一部採用され始めてると聞いたことがあります。ですが、正式に導入されるにはもうちょっと先かなという感じですね」
「魔法の力を文字にして“書く”のではなく、媒体の中に記録して“残す”……ということか。なかなか文化的だな」
オレは感心しながら、記録された魔法陣の展示を眺めた。
文字ではなく、魔力の流れを“紋様”として記述したもの、これこそが構築魔法の基本概念らしい。
まるでわからない。
言葉の代わりに、形で語るのか。
ふむ、王たる者、言葉に頼らぬ理解力も必要かもしれん。
「次は神殿区に行ってみませんか? ここ、イデア・アークにも神殿の分所があるみたいなんです」
「おお、それは良い。神聖魔法と構築魔法の融合などというものが見られるのか! 君の目的の場所ではないか!」
そうして、今度は神殿の外苑へと移動する。
そこは一般参拝者向けに解放された広場で、中央には青白い光を灯す聖具が据えられ、周囲には祈りを捧げる者たちの姿があった。
敷地の片隅には、見習い神官たちが勉学に励む姿もあり、サラはどこか懐かしそうにその様子を見つめていた。
「……思い出しますね。私も昔はああして、毎朝祈ってました」
「懐かしいか?」
「ええ。でも、戻りたいとは思いません。今はもっと外の世界が見たいですから」
オレはふっと笑った。
「外の世界は王であるオレが見せてやるから安心しろ! 今日も明日も、明後日も、その先もずっとだ! そのために、ここまで来たのだからな!」
「……はい、ありがとうございますっ」
そう答えたサラの笑顔は、少しだけ照れたような、しかしどこか誇らしげなものだった。
普段よりも大人びた顔になっているのは気のせいか? やはり大好きな魔法を目にした効果だろうか。
とにかく、照れくさそうにするサラは可愛い! それだけは確かだった!
1
あなたにおすすめの小説
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる