142 / 149
新たな旅立ち
ダンジョン創り 15
しおりを挟む
バレンに乗って飛び立ったところで、頭をペチペチと叩かれた。
「ユキも居るですよ」
…そうでした。クラリーちゃんが修行に行ってから、ミンテといたり、烈震親子にくっついて居る事が多かったが、今日は、俺達と一緒だった。
ユキも、ダンジョンに入りたがっていたが、まだ、完成じゃないから、雪の女王様には見せられないとリョウに言われて、拗ねて俺の頭にしがみついていたのだ。
『クク、精霊と似たようなモノですからね』
「そうなのか?まぁ、ちょっと、忘れてたけど…」
「な!ディルは、ヒドイです。リョウも、ダンジョンを見せてくれないなんてヒドイです。それから、女王様は、この間、食べれなかったケーキやパンケーキを食べたいから、また、城に来てほしいそうです」
はいぃ?責められるのは仕方がないとしても、いきなり要望も伝えてくるか、無表情で何を考えているか分からない女王だと思ったが、結構、我が儘だな…あ、でも、癇癪おこして寒波を発生させるのだから、おっさんが言っていた赤子のようだと言うことか…
「分かった。リョウがお米を食べたいから、スーンに行く手続きもする予定だから、エンプに寄る手続きもしよう」
「やったです。アガトー様が、転異者レシピを入手してアイスクリームも数種類作っているそうです。ふふふ、トッピングするのが楽しみです。リノ牧場の加工食品も欲しいそうです」
ん?ユキは、女王繋がりで、いろいろな知識を増やしてるみたいだ。
五千年閉じ籠っていた反動だろうか…しかし、食べ物寄りか…タルティーヌを紹介した方がいいんじゃないか?
そんなことを考えていると、シーズに到着。空の移動は本当に早くて助かる。
冒険者ギルドに行き、リョウの昇格試験の予約をし、ダンジョンの試験者の募集状況を聞く。
「殺到してますよ。他の大陸からの問い合わせも凄いです。しかも、Bランク以下を募集したのに、Aランクからの問い合わせもありますよ。どうします?数を絞りますか?それとも、日をあけて、全員に挑んでもらいますか?」
「挑むって…なんか凄いですね。うーん、どうなんだろう。初級だから、既に冒険者として活動している人達には、簡単かもしれないんですよね…でも、そういった人達の意見を聞いて、新たな冒険者を育てたい訳だし…」
「ディルさんは、もう試したのですか?」
「一回入ってみましたよ」
「どうでした?」
感想を聞かれ、そういえばと、ダンジョン内の環境についての説明と、人に与える影響の説明をした。
「え、精霊魔法が使えないって、我々エルフはかなり不利な状況ということですか?」
「まぁ、でも、他の魔法の火力は上がるので問題ないかと、ただ、精霊魔法を中心に使っている人にはキツいかも知れませんね。普段通りに使ったら、魔物になって現れる事になりそうです」
「それで、ディルさんみたいに使役出来ればいいけど、そうでなければ、自分で敵を召喚する事になるわけですね…魔物寄せの香みたいなモンですね。それは、それで、レベル上げに使えそうですね」
「ああ、上手く使えばそういうことも出来るのか、成る程…帰ってから、リョウ達に確認とりますけど、全員に試してもらえるように調整してもらえますか?」
「他の大陸の冒険者もですか?」
「そうですね。この際、ダンジョンの下見として、上級の人にも試してもらって、他のダンジョンを創るときのアドバイスとかもらえれば良いですね」
「それは、良いかもしれないですね。モンディール様も、討伐冒険者に話を聞きたいと仰っていましたし」
「おっさん…い、いえ、モンディールが来たんですか?」
ギルドマスターなジロリと見られ「流石、ディルさんですね。モンディール様をおっさん呼びですか…はぁ…」と、ため息つかれた…
「魔物のどのような攻撃が苦手なのかとか、どんな武器を扱うのか聞いてましたね。でも、エルフの討伐冒険者は少ないですし、他種族の冒険者にも聞いておいてほしいと頼まれました」
へぇー、おっさんの事だから、リョウの言うモンスター部屋のように、次から次へと魔物が涌き出てくるダンジョンかと思っていたが、何やら考えているらしい。
「それなら、他の神々にも情報流せるように、いろいろな冒険者に試してもらった方が良さそうですね」
「そうですね。初級とはいえ、初めての事ですし、これから出来るダンジョンや、周辺の環境整備についても、手本となりそうですからね。多くの人に試してもらった方が、問題点何かも、直ぐに分かりそうですからね」
と、いう感じで、話がまとまりギルドを後にした。
「ユキも居るですよ」
…そうでした。クラリーちゃんが修行に行ってから、ミンテといたり、烈震親子にくっついて居る事が多かったが、今日は、俺達と一緒だった。
ユキも、ダンジョンに入りたがっていたが、まだ、完成じゃないから、雪の女王様には見せられないとリョウに言われて、拗ねて俺の頭にしがみついていたのだ。
『クク、精霊と似たようなモノですからね』
「そうなのか?まぁ、ちょっと、忘れてたけど…」
「な!ディルは、ヒドイです。リョウも、ダンジョンを見せてくれないなんてヒドイです。それから、女王様は、この間、食べれなかったケーキやパンケーキを食べたいから、また、城に来てほしいそうです」
はいぃ?責められるのは仕方がないとしても、いきなり要望も伝えてくるか、無表情で何を考えているか分からない女王だと思ったが、結構、我が儘だな…あ、でも、癇癪おこして寒波を発生させるのだから、おっさんが言っていた赤子のようだと言うことか…
「分かった。リョウがお米を食べたいから、スーンに行く手続きもする予定だから、エンプに寄る手続きもしよう」
「やったです。アガトー様が、転異者レシピを入手してアイスクリームも数種類作っているそうです。ふふふ、トッピングするのが楽しみです。リノ牧場の加工食品も欲しいそうです」
ん?ユキは、女王繋がりで、いろいろな知識を増やしてるみたいだ。
五千年閉じ籠っていた反動だろうか…しかし、食べ物寄りか…タルティーヌを紹介した方がいいんじゃないか?
そんなことを考えていると、シーズに到着。空の移動は本当に早くて助かる。
冒険者ギルドに行き、リョウの昇格試験の予約をし、ダンジョンの試験者の募集状況を聞く。
「殺到してますよ。他の大陸からの問い合わせも凄いです。しかも、Bランク以下を募集したのに、Aランクからの問い合わせもありますよ。どうします?数を絞りますか?それとも、日をあけて、全員に挑んでもらいますか?」
「挑むって…なんか凄いですね。うーん、どうなんだろう。初級だから、既に冒険者として活動している人達には、簡単かもしれないんですよね…でも、そういった人達の意見を聞いて、新たな冒険者を育てたい訳だし…」
「ディルさんは、もう試したのですか?」
「一回入ってみましたよ」
「どうでした?」
感想を聞かれ、そういえばと、ダンジョン内の環境についての説明と、人に与える影響の説明をした。
「え、精霊魔法が使えないって、我々エルフはかなり不利な状況ということですか?」
「まぁ、でも、他の魔法の火力は上がるので問題ないかと、ただ、精霊魔法を中心に使っている人にはキツいかも知れませんね。普段通りに使ったら、魔物になって現れる事になりそうです」
「それで、ディルさんみたいに使役出来ればいいけど、そうでなければ、自分で敵を召喚する事になるわけですね…魔物寄せの香みたいなモンですね。それは、それで、レベル上げに使えそうですね」
「ああ、上手く使えばそういうことも出来るのか、成る程…帰ってから、リョウ達に確認とりますけど、全員に試してもらえるように調整してもらえますか?」
「他の大陸の冒険者もですか?」
「そうですね。この際、ダンジョンの下見として、上級の人にも試してもらって、他のダンジョンを創るときのアドバイスとかもらえれば良いですね」
「それは、良いかもしれないですね。モンディール様も、討伐冒険者に話を聞きたいと仰っていましたし」
「おっさん…い、いえ、モンディールが来たんですか?」
ギルドマスターなジロリと見られ「流石、ディルさんですね。モンディール様をおっさん呼びですか…はぁ…」と、ため息つかれた…
「魔物のどのような攻撃が苦手なのかとか、どんな武器を扱うのか聞いてましたね。でも、エルフの討伐冒険者は少ないですし、他種族の冒険者にも聞いておいてほしいと頼まれました」
へぇー、おっさんの事だから、リョウの言うモンスター部屋のように、次から次へと魔物が涌き出てくるダンジョンかと思っていたが、何やら考えているらしい。
「それなら、他の神々にも情報流せるように、いろいろな冒険者に試してもらった方が良さそうですね」
「そうですね。初級とはいえ、初めての事ですし、これから出来るダンジョンや、周辺の環境整備についても、手本となりそうですからね。多くの人に試してもらった方が、問題点何かも、直ぐに分かりそうですからね」
と、いう感じで、話がまとまりギルドを後にした。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる