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知って、より前へ
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しおりを挟む「……伝えさせていただく、は違いますね……。
……正確には飛鷹先生と神城さんに謝らなければいけないことが……」
……?
どんな話なのだろう。
そう思って構えていたら。
いきなりそういうことに。
私と隼理くんに謝らなければいけないこと?
一体何を謝らなければいけないのだろう。
「……妹のことで……」
妹……?
って。
栗原さんのこと?
栗原さんのことで芦達先生が謝らなければいけない?
一体なぜ……?
「……飛鷹先生、神城さん。
あなた方が付き合っているということが学校中に広まったこと。
それから神城さんの下駄箱の中に入っていた脅迫状のことなんですけど……」
……?
芦達先生……?
「……雅姫が……したこと……なんです」
え……。
栗原さんが……?
「雅姫が僕に全て話しました」
芦達先生は全く知らなかった。
全て栗原さんがしたことに。
「謝って済むことではないということはわかっています。
だけど謝ることしかできなくて。
本当にごめんなさい」
芦達先生は深々と頭を下げた。
「……本当に……ごめんなさい……」
そして栗原さんも。
芦達先生と栗原さんは頭を下げ続け。
その姿を見ることが辛くなった私と隼理くんは顔を見合わせ、そのあと二人に「頭を上げてください」と言った。
しばらくして。
芦達先生と栗原さんはゆっくりと頭を上げた。
「今から話すことは言い訳のようになってしまうかもしれませんが
聞いていただけるとありがたいです」
芦達先生の言葉を聞いて。
私と隼理くんは再び顔を見合わせ。
その後、私たちはゆっくりと頷いた。
私たちの反応を見て、芦達先生は「ありがとうございます」と頭を下げ。
それから慎重に話を始める。
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