oh my little love

フロイライン

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AV女優転身編

突然に

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ある日の店終わりに食事に出かけた蒼とユウだったが…

ユウは名刺をテーブルに置いて、ウンザリとした表情で蒼に言った。

「また来たよ、あのスカウト。」


「えっ、今日も?

全然知らなかった。」



「蒼は別のお客さんの指名があったからね。

ワタシは空いてたから仕方なくね。」



「それで、また…
あの話を?」



「そう。
AVに出演してって。」



「しつこいですね、断ってんのに。」


「うん。

で、この前も言ったじゃん。

ウチら彼氏持ちだし、そんなの出たら大変なことになるって。」


「ワタシも言いましたよ。」


「だったら、何て言ったと思う?

この田崎って男」


ユウは、名刺を指差して言った。


「何て言ったんですか?」


「だったら、恋人の男性が男優役をやればいいって。」


「えーーっ!」



「非常識すぎるわ。

言ってくることが…」


「ですね。」



「あのさあ、エッチの時の話なんて、あんまり蒼としないじゃん」


「そうですね。」


「ウチらニューハーフだし、性欲ないから、そんなにエッチって重要じゃないのよね。
もっと、心のつながりを大事にするってか。」


「あー、わかります。」


「セックスするよりハグされる方が幸せ感じたり」


「それもよくわかります。」


「蒼もそうなんだ?」


「はい…


あ、いえ…」


蒼は、ハッとしたような顔をして、俯いてしまった。
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