N -Revolution

サオリの転職

サオリは、プロレスの世界から身を引き、今日も風俗店に出勤した。

サオリがこのニューハーフヘルスにやってきてから、三ヶ月が経過し、持ち前のルックスの良さもあり、人気も出てきていた。

先月のランキングも、入店以来、初めて三位に入り、その地位を固めていった。


今日も、五十歳くらいの太った清潔感のない男を相手に頑張るサオリの姿がそこにあった。


女性ホルモンの注射だけで膨らんだ自慢の美乳も、見ず知らずの男に荒々しく揉まれ、吸われ、舐め回されている。

思えば、乳房を触ったのは美香だけであった。

美香にしか見る事も触れる事も許さず、ずっとそのつもりでいた。


サオリは、客に美しい肢体を弄ばれながら、自身の運命を呪った。

いや、それよりも、可哀想な美香の行く末を案じた。



「そろそろ頼むよ。」


客の男は、サオリにやらしい目つきで懇願した。


（あ、このオッサン

逆アナ希望だったか…）


サオリは、ウンザリしながらも、笑顔を絶やさず

「じゃあ、腸の中をキレイにしましょうね。」

と、言って、男のお尻に浣腸をした。


男がトイレに行ってる間、サオリは逆アナルのプレイの準備をしつつ、何度もため息をついた。

これもお金を稼ぐため…

と、自分に言い聞かせながら…