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漢
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アキは、その日も山本と一緒に道場を出て、山本の自宅に泊まりに行った。
「ホントは引越しの準備をしなきゃならないんだけど、ついつい来ちゃうのよ。」
「俺は大歓迎なんだけど。
まあ、引越しは手伝いに行くから、言ってくれよな。」
「ありがとう。
ユウたんが来てくれるなら心強いわ。」
「なあ、アキ
そのユウたんていうの、やめてくれない?」
「えーっ
だって、名前、雄大じゃない。
だからユウたんて呼んでもいいでしょ?」
「うーん…
こんなオッサン捕まえてユウたんはキツイって。
くれぐれも道場とか人前では言わんでくれよ。」
「わかってるよ。
その辺はわきまえてるから。
今は家の中だから、いいでしょ?」
「そりゃ、まあ…」
「キスしよ。」
「えっ…
うん…」
山本はアキの腰に手を回し、唇をそっと重ね合わせた。
もう何回もキスしているのに、いざ、するとなると、どうもぎこちなくて身体が固まってしまうという自覚を持ちながらも、アキの魅力にやられてしまう山本だった。
「アキ…」
長いキスを終えると、山本は、アキの耳元でボソッと呟くように名前を呼んだ。
「どうしたの?ユウたん」
「なんでこんなジジイと付き合ってくれたんだ?」
「ジジイ?」
「だって三十も離れてんだぞ。
フツーはあり得ないだろ。」
「そんなのは全然気にしないよ。
だったら、ワタシも聞くけど…
ユウたんは、どうしてワタシの告白を受けてくれたの?
フツーに女性が好きな筈なのに。」
「それは…
アキが美しすぎるからだよ。
たしかに俺は女が好きだよ。男には全く興味がないし。
でも、アキが男だとは思ってないし、魅力的な女性だと思ってる。
好きにならずにはいられないよ。」
「ありがとう…
泣きそうなほど嬉しいわ。」
「いや、俺の方こそありがとう…
正直言うと、ずっと孤独でな…潰れてしまいそうだったんだ。
でも今は、毎日が楽しくて、ようやく生きる目的が出来たって感じなんだ。」
「ユウたん
ずっと一緒にいてね。
約束よ。」
「こんな俺でよければ…」
山本はそう言うと、再びアキにキスをし、それから服を脱がせていった。
いつ見ても見事なアキの裸体が目の前に現れた。
これほどまでに好きになってしまうと、股間に付いた可愛らしいペニスさえも愛おしく感じ、山本は、そっと握り、擦り始めた。
アキも呼応するように、自分のモノの何倍も大きい山本のペニスを同じように握りしめ、激しく手を動かした。
「ホントは引越しの準備をしなきゃならないんだけど、ついつい来ちゃうのよ。」
「俺は大歓迎なんだけど。
まあ、引越しは手伝いに行くから、言ってくれよな。」
「ありがとう。
ユウたんが来てくれるなら心強いわ。」
「なあ、アキ
そのユウたんていうの、やめてくれない?」
「えーっ
だって、名前、雄大じゃない。
だからユウたんて呼んでもいいでしょ?」
「うーん…
こんなオッサン捕まえてユウたんはキツイって。
くれぐれも道場とか人前では言わんでくれよ。」
「わかってるよ。
その辺はわきまえてるから。
今は家の中だから、いいでしょ?」
「そりゃ、まあ…」
「キスしよ。」
「えっ…
うん…」
山本はアキの腰に手を回し、唇をそっと重ね合わせた。
もう何回もキスしているのに、いざ、するとなると、どうもぎこちなくて身体が固まってしまうという自覚を持ちながらも、アキの魅力にやられてしまう山本だった。
「アキ…」
長いキスを終えると、山本は、アキの耳元でボソッと呟くように名前を呼んだ。
「どうしたの?ユウたん」
「なんでこんなジジイと付き合ってくれたんだ?」
「ジジイ?」
「だって三十も離れてんだぞ。
フツーはあり得ないだろ。」
「そんなのは全然気にしないよ。
だったら、ワタシも聞くけど…
ユウたんは、どうしてワタシの告白を受けてくれたの?
フツーに女性が好きな筈なのに。」
「それは…
アキが美しすぎるからだよ。
たしかに俺は女が好きだよ。男には全く興味がないし。
でも、アキが男だとは思ってないし、魅力的な女性だと思ってる。
好きにならずにはいられないよ。」
「ありがとう…
泣きそうなほど嬉しいわ。」
「いや、俺の方こそありがとう…
正直言うと、ずっと孤独でな…潰れてしまいそうだったんだ。
でも今は、毎日が楽しくて、ようやく生きる目的が出来たって感じなんだ。」
「ユウたん
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約束よ。」
「こんな俺でよければ…」
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いつ見ても見事なアキの裸体が目の前に現れた。
これほどまでに好きになってしまうと、股間に付いた可愛らしいペニスさえも愛おしく感じ、山本は、そっと握り、擦り始めた。
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