89 / 190
Declaration of relationship
しおりを挟む
「皆さんにお話があります。」
練習前のミーティング終わりに、アキが皆の前に出て、いきなり話し始めた。
何事かと注目される中…
「私、高野アキは、山本コーチと真剣なお付き合いをさせていただく事になりました。
つきましては、ワタシのコーチへの言動などで皆さんに誤解が生じたりする可能性がある為、この場をお借りして、皆さんにご報告した次第です。」
「えっ、アキと…」
ミカが驚いた様子で、後ろにいた山本を見ると
「そういう事になり…
申し訳ないですが、よろしくお願いします。」
と、山本は顔を真っ赤にして頭を下げた。
「えーっ、おめでとうございます。」
ミサトと美月が声をかけると、アキは嬉しそうに笑顔で頷いた。
「それじゃあ、練習を始めるぞ。」
山本は、皆のざわつきと自分の動揺を鎮めるために、敢えて大きな声を出し、練習開始を告げた。
午前の練習は真面目にやった面々であったが、昼食時には、アキの周りに皆が集まってきて、質問責めにした。
「いつからなのよ?付き合ったの」
「最近だよ、ホント最近」
「えーっ、どっちから告白したの?」
「ワタシ」
「でも、アキと山本コーチって年齢差めっちゃあるんじゃない?」
「ちょうど三十違いだね。」
「うわあ、親子以上じゃん」
「全然気にならない。
全てが合うし、最高よ。」
「もうヤッたの?」
「当たり前じゃん」
「きゃーっ!
どうだった?」
「だから最高だって。
彼、めっちゃ元気で何回でもイケるし、ワタシも何回もイカされた。」
「さすが元レスラーはタフだね。」
「そうね。
でもセックスの相性もいいけど、それより性格っていうか、その他全ての事が合うの。」
「で、これからどうしていくわけ?」
「どうって?」
「結婚とか」
「ウチらニューハーフだよ。
結婚なんて出来るわけないじゃん」
「でも、将来的に手術して戸籍を変更したら出来るよ。」
「手術するつもりはないわ。」
「手術なしでも性別変更が認められるようになってきたし、それは大丈夫か。」
「あんまり興味ないのよ。
籍がどうとかって。
事実婚て形で十分よ。
来週、ワタシ、彼の家に引っ越すしね。」
「なんていう展開!」
「まあ、コーチと選手と関係上、みんなにご迷惑をかけるかもしれないけど、そこのところはよろしく頼みます。」
アキは深々と頭を下げた。
練習前のミーティング終わりに、アキが皆の前に出て、いきなり話し始めた。
何事かと注目される中…
「私、高野アキは、山本コーチと真剣なお付き合いをさせていただく事になりました。
つきましては、ワタシのコーチへの言動などで皆さんに誤解が生じたりする可能性がある為、この場をお借りして、皆さんにご報告した次第です。」
「えっ、アキと…」
ミカが驚いた様子で、後ろにいた山本を見ると
「そういう事になり…
申し訳ないですが、よろしくお願いします。」
と、山本は顔を真っ赤にして頭を下げた。
「えーっ、おめでとうございます。」
ミサトと美月が声をかけると、アキは嬉しそうに笑顔で頷いた。
「それじゃあ、練習を始めるぞ。」
山本は、皆のざわつきと自分の動揺を鎮めるために、敢えて大きな声を出し、練習開始を告げた。
午前の練習は真面目にやった面々であったが、昼食時には、アキの周りに皆が集まってきて、質問責めにした。
「いつからなのよ?付き合ったの」
「最近だよ、ホント最近」
「えーっ、どっちから告白したの?」
「ワタシ」
「でも、アキと山本コーチって年齢差めっちゃあるんじゃない?」
「ちょうど三十違いだね。」
「うわあ、親子以上じゃん」
「全然気にならない。
全てが合うし、最高よ。」
「もうヤッたの?」
「当たり前じゃん」
「きゃーっ!
どうだった?」
「だから最高だって。
彼、めっちゃ元気で何回でもイケるし、ワタシも何回もイカされた。」
「さすが元レスラーはタフだね。」
「そうね。
でもセックスの相性もいいけど、それより性格っていうか、その他全ての事が合うの。」
「で、これからどうしていくわけ?」
「どうって?」
「結婚とか」
「ウチらニューハーフだよ。
結婚なんて出来るわけないじゃん」
「でも、将来的に手術して戸籍を変更したら出来るよ。」
「手術するつもりはないわ。」
「手術なしでも性別変更が認められるようになってきたし、それは大丈夫か。」
「あんまり興味ないのよ。
籍がどうとかって。
事実婚て形で十分よ。
来週、ワタシ、彼の家に引っ越すしね。」
「なんていう展開!」
「まあ、コーチと選手と関係上、みんなにご迷惑をかけるかもしれないけど、そこのところはよろしく頼みます。」
アキは深々と頭を下げた。
4
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる