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路線変更
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テレビ局訪問を終えた面々は、道場に戻ってきた。
同行せずに、留守番していた選手達が、久美子一行に駆け寄ってきた。
「ねえ、どうだったの?」
如恵留が美月に訊くと、代わって美香が
「なんとかね。」
と、答えた。
「ってことは、ミカさん
ウチらテレビに出るんですか?」
今度は久美子が代わって話し始めた。
「もちろん、全員が出るわけじゃないわ。
ううん。出たいと思って出られるほど甘い世界じゃないしね。
でも、一人でも多くの人にこの団体を知ってもらいたいから、出てもいいって人は、これからどんどんオーディションに参加してもらいます。」
「オーディション?」
理亜夢が言うと、久美子は二度頷いた。
「そう。
テレビの番組ってね、メインの出演者以外は、オーディションで選ばれることが多いのよ。
ワタシ達は、もちろんメインじゃないから、オーディションに参加して、合格をもらえたら、番組に出られるってわけ。」
「なるほど…」
「でもさあ、ウチの団体を世間に知ってもらい、関心を持ってもらうのには、やっぱり効果があると思うよ。
いくらオールドメディアと呼ばれるようになったとはいえ。」
久美子の発言に皆が頷いた。
「だからといって、プロレスで手を抜くって話じゃないからね。
さあ、練習するよ!」
美香がそう声をかけると、皆が返事をし、準備に入った。
同行せずに、留守番していた選手達が、久美子一行に駆け寄ってきた。
「ねえ、どうだったの?」
如恵留が美月に訊くと、代わって美香が
「なんとかね。」
と、答えた。
「ってことは、ミカさん
ウチらテレビに出るんですか?」
今度は久美子が代わって話し始めた。
「もちろん、全員が出るわけじゃないわ。
ううん。出たいと思って出られるほど甘い世界じゃないしね。
でも、一人でも多くの人にこの団体を知ってもらいたいから、出てもいいって人は、これからどんどんオーディションに参加してもらいます。」
「オーディション?」
理亜夢が言うと、久美子は二度頷いた。
「そう。
テレビの番組ってね、メインの出演者以外は、オーディションで選ばれることが多いのよ。
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「なるほど…」
「でもさあ、ウチの団体を世間に知ってもらい、関心を持ってもらうのには、やっぱり効果があると思うよ。
いくらオールドメディアと呼ばれるようになったとはいえ。」
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