泥々の川

フロイライン

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前日に引き続き、ジローは、久美子と激しいセックスをした。

親子ほど歳の差があり、こういう行為自体にジロー自身、精力の衰えを感じ始めていたが、久美子が相手となると、不思議と元気になり、久美子を何度もイカせることが出来た。


「ああっ!ジローちゃん!
気持ちいいっ!」


久美子は四つん這いで体を反り返しながら大きな喘ぎ声を出すと、そのまま崩れ落ちた。


ジローは、グッタリとする久美子を起こし、再びバックから激しく突き上げた。


久美子自慢の豊満な乳房が激しく揺れ、とても卑猥な絵となった。

そんな久美子の姿を見ながら、ようやくジローもイッた。


二人共、ベッドに体を投げ出し、仰向けになった状態でゼェゼェと肩で息をした。


「ジローちゃん

すごかったよ…」


久美子が体を寄せながら言うと、ジローは少しはにかんだような笑みを浮かべて頷いた。

そして、久美子の髪を撫でながら


「ありがとうな、久美子」

と、呟くように言った。

久美子もまた笑顔でその言葉に応えたが、すぐに表情を変えた。

何故なら、ジローが涙をこぼしたからだった。


「どうしたの?ジローちゃん」


「あ、いや…すまん

ちょっとな…」


ジローは、何とかそれだけ言うと、ゴシゴシと涙に濡れた目を擦った。

久美子は、そんなジローの心情を悟り、ジローの顔に自分の乳房を押し付けるような形でぎゅっと抱きしめた。


「ジローちゃん

寂しかったんやね
ワタシの前やったら我慢せんでもええんよ。

思いっきり泣いてもええから。」


久美子がそう言うと、ジローは何も答えずに、何度も何度も頷いた。


レギュラー番組が終わってしまったが、ようやく妻とのんびり出来ると思っていた矢先に、その妻が亡くなってしまった。

突然の出来事にジローは外では気丈に振る舞っていたが、一人で家にいると、喪失感があまりにも大きく、生きる気力が湧いてこなかった。

仕事があれば、幾分気持ちを保てただろうが、セミリタイアした現状ではそうもいかなかった。

結局、寂しさをごまかすために、飲みに行く毎日を送っていたが、家に帰ってくるとまた言いようもない絶望感に苛まれた。


そんなときに、久美子と再会し、久しぶりに肌を重ね合ったのだった。

久美子の優しさと母性、美しい容姿、それらがジローの心と体を包み込み、これまでの寂しさや辛さをまぎらわせてくれた。

ジローは、このあまりにも美しきニューハーフによって、再び生きる気力を取り戻させてもらった。


「久美子」


「えっ」


「絶対に恭子さんを見つけような。」


ジローは久美子を抱きしめながら、力強い言葉を送った。
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