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初日の捜索を終え、新宿駅で解散すると、久美子は、外でジローと軽く食事を済ませて家に帰ってきた。
久美子はジローの上着を受け取り、ハンガーにかけ
「ジローさん、今日はありがとうございました」
と、感謝の言葉を送った。
「いや、もう少し役に立てるかと思ったんだけど、全然ダメだったな」
「そんな事ないですよ。
ジローさんが一緒にいてくれて、どれだけ心強かったか。
まだ初日ですし、最初から過度な期待をしてもダメだと思うので、もう少し気長にやっていこうと思います。」
「そうだなあ。
俺もついつい自分の年齢を忘れて張り切ってしまったけど、こうして家に帰ると、ドッと疲れが出てくるってか」
ジローはそう言うと、声を出して笑った。
「ジローさん、ちょっとそこに座って」
久美子は、ジローにそう声をかけて座らせると、肩を揉み始めた。
「おっ、気持ちいいな。
久美子にマッサージしてもらうの久しぶりだよな。」
「そうですね
前は楽屋とかでよくマッサージしましたよね」
「そうそう。
アレやられると、眠くなっちまうんだよ。
そのまま寝ちゃってさ
寝ぼけながら本番に臨んだのが何度あったことか。」
「今日はそのまま寝てもいいよ。」
久美子はニコッと笑い、ジローの顔を後ろから覗き込むようにして言った。
「バカ
寝たらもったいねえだろ。
お前の美人な顔を見せてくれよ」
ジローは振り返って言った。
ファザコンの久美子にとって、ジローはその年齢、ビジュアルがドンピシャであった。
また、妻に先立たれて孤独に暮らしているという点も、久美子の心を揺さぶるのに一役買っていた。
恭子の事は心配で仕方ないが、二十四時間その事ばかり考えているわけにはいかない。
でないと精神的にも潰れてしまう。
だからこそ、この僅かなひとときを楽しもうと思ったのである。
久美子はジローに密着するようにして肩を揉み、その豊満な胸を押し付けた。
「おい、久美子
それやめろ…
勃っちまうから」
ジローが焦って言うと
「えっ
まだ勃ってなかったの?」
久美子は妖しい笑みを浮かべながら言うと、股間の辺りに手を伸ばした。
「…」
直に触られてはいないが、その優しくエロい触り方で、ジローの股間はムクムクと大きくなってきた。
「ジローちゃん
すっごく大きくなってきたよ」
久美子は、ジローの背後から耳元でそう囁いた。
「もう我慢できねえっ!」
ジローは抑えていた感情が一気に爆発し、久美子に襲いかかった。
「もう、ジローちゃん
元気すぎるよぉっ!
歳いくつなのよ」
久美子は楽しそうに笑い、ジローに抱きついた。
久美子はジローの上着を受け取り、ハンガーにかけ
「ジローさん、今日はありがとうございました」
と、感謝の言葉を送った。
「いや、もう少し役に立てるかと思ったんだけど、全然ダメだったな」
「そんな事ないですよ。
ジローさんが一緒にいてくれて、どれだけ心強かったか。
まだ初日ですし、最初から過度な期待をしてもダメだと思うので、もう少し気長にやっていこうと思います。」
「そうだなあ。
俺もついつい自分の年齢を忘れて張り切ってしまったけど、こうして家に帰ると、ドッと疲れが出てくるってか」
ジローはそう言うと、声を出して笑った。
「ジローさん、ちょっとそこに座って」
久美子は、ジローにそう声をかけて座らせると、肩を揉み始めた。
「おっ、気持ちいいな。
久美子にマッサージしてもらうの久しぶりだよな。」
「そうですね
前は楽屋とかでよくマッサージしましたよね」
「そうそう。
アレやられると、眠くなっちまうんだよ。
そのまま寝ちゃってさ
寝ぼけながら本番に臨んだのが何度あったことか。」
「今日はそのまま寝てもいいよ。」
久美子はニコッと笑い、ジローの顔を後ろから覗き込むようにして言った。
「バカ
寝たらもったいねえだろ。
お前の美人な顔を見せてくれよ」
ジローは振り返って言った。
ファザコンの久美子にとって、ジローはその年齢、ビジュアルがドンピシャであった。
また、妻に先立たれて孤独に暮らしているという点も、久美子の心を揺さぶるのに一役買っていた。
恭子の事は心配で仕方ないが、二十四時間その事ばかり考えているわけにはいかない。
でないと精神的にも潰れてしまう。
だからこそ、この僅かなひとときを楽しもうと思ったのである。
久美子はジローに密着するようにして肩を揉み、その豊満な胸を押し付けた。
「おい、久美子
それやめろ…
勃っちまうから」
ジローが焦って言うと
「えっ
まだ勃ってなかったの?」
久美子は妖しい笑みを浮かべながら言うと、股間の辺りに手を伸ばした。
「…」
直に触られてはいないが、その優しくエロい触り方で、ジローの股間はムクムクと大きくなってきた。
「ジローちゃん
すっごく大きくなってきたよ」
久美子は、ジローの背後から耳元でそう囁いた。
「もう我慢できねえっ!」
ジローは抑えていた感情が一気に爆発し、久美子に襲いかかった。
「もう、ジローちゃん
元気すぎるよぉっ!
歳いくつなのよ」
久美子は楽しそうに笑い、ジローに抱きついた。
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