泥々の川

フロイライン

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悪魔の虚飾

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志穂は、洸平によって凌辱のかぎりを尽くされ、ベッドに横たわり、グッタリしている。


洸平は傍に立ち、咥えタバコで、堕ちてしまった元生娘の姿を見つめていた。

また、悪い癖が出てしまった。

洸平は、少しだけ反省をしていたが、全く懲りていなかった。

前途ある佐野恭子の未来を奪っておきながら、またしても、罪もない志穂という女性を同じ目に遭わそうとしているのだ。


コイツも、シャブ漬けにして、ヤルだけヤッて、ヤクザに始末してもらおうか…

洸平の頭の中には、そのような考えが浮かんできたが、恭子捜索番組みたいなものをされてはかなわないと、急に考えを変えた。

洸平は、まず自らの服を拾って着て、身なりを整えた。

そして、志穂の周りに散乱した下着や服を綺麗に畳んで傍に置き、出しっぱなしにしていた薬物類などを全て片付けた。

さらに、鏡の前で髪が乱れていないのを確認すると、ベッドに戻ってきて、寝ている志穂の体を揺すった。


「しーちゃん!

しーちゃん!」

と…


志穂は、ほどなくして目を開き、側にいる洸平の姿をボーっと見つめていた。


だが、すぐに、自分が全裸だということに気付き、ハッとした顔をして起き上がった。

だが、体が重く、また、頭もクラクラして、思考がクリアになっていなかった。


「コウちゃん!

ワタシ…」


「おはよう、しーちゃん」



「な、何があったの?」

志穂は、慌てて胸を隠し、洸平に泣きそうな顔で質問した。


「全然覚えてない?」


「えっ…

覚えてない…」


「食事の時、二人でワイン飲んでて、しーちゃんが酔い潰れちゃって」


「…

そんなことが…

いや、何となく覚えてるような…」


「それで、俺がこの部屋に運んでね…

しーちゃんの部屋まで連れていければよかったんだけど、二階まではさすがにね…」


「えっ、そうだったの!?


ごめんなさい…
いい歳して、酔い潰れるなんて…


でも、なんでワタシ、裸なの?」



「やっぱり、全然覚えてないんだね。」


「どういうこと?」


「このベッドに運んで、寝かしつけようとしたところ、しーちゃんが起きてきて…

かなり酔ってたんだと思うんだけど…

抱いてって言って、俺に抱きついてきたんだ。」


「えっ、ウソ…」


「俺も最初はやめさせようとしたんだけど、離れてくれなくて…
服まで脱ぎ出して…

それでも強く拒否すればよかったんだけど、俺も男なわけで…

しーちゃんの魅力に負けちゃって、ついつい…」


「それで、したの?」


「うん…」

志穂は、唖然とした表情で、しばらく洸平を見つめていたが、ようやく状況を把握したのか、両手で顔を押さえて泣き出した。

声を上げながら…
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