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緊急会議と甘いキス
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ソフィーリアの王宮では今も尚、緊急会議が行われているのだが。
オールは『ユアの側を離れない!』と言って会議に参加していない。
私の手をずっと握り、ずっと祈り続けている。
「………」
「会議の内容は終了次第お知らせ致します」
ジンがオールに言い残し部屋を出て、会議へと向かった。
「何かあれば知らせて下さい!」
「ハッ!」
護衛に短い言葉で言い残し、ジンは会議に出席した。
オールは小さくなったフェンを抱き、私の顔の横に置いてくれた。
フェンも心配し「主」と一言発し、私にスリスリしている。
レイン様・ハーティー様・ジーナ様・リー様もオールと一緒に看病をしたいと申してくれたが、夜中だけは男性が看る(主にオール)事になった。
会議にはバールナ公爵・ポイズン公爵・パーロニー侯爵・イーリス侯爵も参加する事になった。
会議では……。
「ユア様を人間側の学園に通わすのは反対です!」
「ユア様の知識はこの世界にいる誰よりも優れていますし、王妃教育も完璧です。
学園なんて不必要です!」
「私達の娘に、よくも!
憎らしい!!」
「ええ、わたくしの元娘ですが……本当に憎らしい……!!」
王妃様は毛を逆立てて、レイお母様は両手で扇子を握り締め。
レイお母様と王妃様は扇子を折ってしまった。
グググッ………バキバキッ!!
色んな意見があったが、王妃様とレイお母様の扇子折りには皆さんは見ないふりしています。
目が合えば、どうなる事か。
王妃に続き、皇女様達までツノを出し綺麗なお顔が、鬼瓦かよ! って、突っ込みそうになるくらい怖い。
なので、男性陣は怖い女性達をスルーして解決策を話すが……決まらない。
バールナ公爵のサンリード様がある発言をした。
「人間の学園へは護衛有りで週に一度の登校にするのはいかがですか?
護衛役はオパール殿下直々でも良らしいかと思うのですが。
もしくは、ディロールとソフィーリアの学園を合併をする。
如何ですか?」
「1日だったら政務に支障はないが、ディロール王は信用出来ません……。
だが、学園を合併するのであればソフィーリアの者が守ってくれる……リリーティア様もいますし良い案ですな」
「そうね、どうしても学びたいと希望があれば、リリーと登校も出来るし良い案ね!」
バールナ公爵の発言に皆、賛成だった。
「ユアの足は……治らないの?」
ローズは心配でジンに聞いた。
ローズが聞いた後に、リリーと王妃様、皆様も「それが一番重要よ!」と言って王族と貴族の女性陣に詰め寄られるジン。
「………」
ジンにも分からないので答えられなくて、両手を拳にしたあと握りしめていた。
ツノを出し、王様の『青筋』だけは初めて見るらしいです。
「ディロールの王に手紙を出しておけっ!!
バールナ公爵よ、そなたのせいではないのだ。
自分自身を許してやれ」
「あの者を産んだ事は事実です。
教育も見向きもしない『ヒロイン』と言う言葉だけでしたわ……リーは前々から怪しんでいたらしいのです」
「あの者は転生者で記憶はユアが住んでいた地球の物しか頭に入れなかったんだろうな。
平和な国で魔法が無いと言っていた。
貴方の子供はユアとホーリーだけだ」
「「ありがとうございます」」
バールナ公爵に心から笑顔で話した後「あの者達だけは許さない」の言葉は、ここにいる皆にも伝わるくらい怒り心頭に発していた模様だ。
ディロールからの返事を待つソフィーリアの者達。
その頃、 私は目を覚ましスリスリしているフェンの頭を撫でていた。
「フェン、 私ね足が動かないんだ……」
隣に誰かいる『リィンッ』鈴の音、 オールがいる。
「オール、こんな足になってごめんね。
シンにも迷惑をかけて申し訳ないよ」
オールは私を抱きしめた。
「俺がずっと側にいる!
俺はユアの足になるから自分を責めないでくれ!」
オールの優しさが嬉しくて、 私からオールの口にキスをした。
初めてのキスを自分からって、恥ずかしすぎて両手で顔を覆った。
オールが私の両手を片手で握った後、そっと手で頬に触れオールからのキスを受け入れた。
「ユア、ありがとう」
オールからのキスが忘れられません!
「オール、 喉が渇いたからキッチンに行きたいの。
運んでもらっても良い?」
オールは頷き、私を横抱きにしフェンと一緒にキッチンへ行こうとして、ジン達に会ったが急ぎ足で通り過ぎようとした。
「俺は今急いでるから!」
一言だけ言ってスタスタ前を通り過ぎたと思ったのだが、王妃様と皇女様方は見逃さなかった。
「オール! お待ちなさい。
私達のユアを何処に連れて行くのです?」
「お兄様、ユアはまだ寝ていた方が良いのでは?」
私はオールの胸にソッ! と寄り添った。
「オール、立ちたいから私を支えててもらえる?」
オールは頷かなかったが、 私のお願いの眼差しに根負けし立たせてくれた。
が、始めは扱いが難しくて倒れてしまったけど、 王様と王妃様の前だから立たないと駄目だという頑固な私の考えからなのか、皆さんにお辞儀をし挨拶をした。
バールナ公爵・ポイズン公爵・パーロニー侯爵・イーリス侯爵の皆様に微笑み。
「皆様、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。
わたくしは……落ち込む事があるかとは思います、でも空を見上げれば青空だってある、どんなに暗い夜でも綺麗な星が輝いてる。私には、わたくしには皆様という強い味方がいるし移動だってオ-ルとフェンがいます、なので前向きに自分らしく過ごそうって決めました!」
私の言葉に皆様は納得した顔で頷いてくれた。
オールには感謝だよ。
オールは『ユアの側を離れない!』と言って会議に参加していない。
私の手をずっと握り、ずっと祈り続けている。
「………」
「会議の内容は終了次第お知らせ致します」
ジンがオールに言い残し部屋を出て、会議へと向かった。
「何かあれば知らせて下さい!」
「ハッ!」
護衛に短い言葉で言い残し、ジンは会議に出席した。
オールは小さくなったフェンを抱き、私の顔の横に置いてくれた。
フェンも心配し「主」と一言発し、私にスリスリしている。
レイン様・ハーティー様・ジーナ様・リー様もオールと一緒に看病をしたいと申してくれたが、夜中だけは男性が看る(主にオール)事になった。
会議にはバールナ公爵・ポイズン公爵・パーロニー侯爵・イーリス侯爵も参加する事になった。
会議では……。
「ユア様を人間側の学園に通わすのは反対です!」
「ユア様の知識はこの世界にいる誰よりも優れていますし、王妃教育も完璧です。
学園なんて不必要です!」
「私達の娘に、よくも!
憎らしい!!」
「ええ、わたくしの元娘ですが……本当に憎らしい……!!」
王妃様は毛を逆立てて、レイお母様は両手で扇子を握り締め。
レイお母様と王妃様は扇子を折ってしまった。
グググッ………バキバキッ!!
色んな意見があったが、王妃様とレイお母様の扇子折りには皆さんは見ないふりしています。
目が合えば、どうなる事か。
王妃に続き、皇女様達までツノを出し綺麗なお顔が、鬼瓦かよ! って、突っ込みそうになるくらい怖い。
なので、男性陣は怖い女性達をスルーして解決策を話すが……決まらない。
バールナ公爵のサンリード様がある発言をした。
「人間の学園へは護衛有りで週に一度の登校にするのはいかがですか?
護衛役はオパール殿下直々でも良らしいかと思うのですが。
もしくは、ディロールとソフィーリアの学園を合併をする。
如何ですか?」
「1日だったら政務に支障はないが、ディロール王は信用出来ません……。
だが、学園を合併するのであればソフィーリアの者が守ってくれる……リリーティア様もいますし良い案ですな」
「そうね、どうしても学びたいと希望があれば、リリーと登校も出来るし良い案ね!」
バールナ公爵の発言に皆、賛成だった。
「ユアの足は……治らないの?」
ローズは心配でジンに聞いた。
ローズが聞いた後に、リリーと王妃様、皆様も「それが一番重要よ!」と言って王族と貴族の女性陣に詰め寄られるジン。
「………」
ジンにも分からないので答えられなくて、両手を拳にしたあと握りしめていた。
ツノを出し、王様の『青筋』だけは初めて見るらしいです。
「ディロールの王に手紙を出しておけっ!!
バールナ公爵よ、そなたのせいではないのだ。
自分自身を許してやれ」
「あの者を産んだ事は事実です。
教育も見向きもしない『ヒロイン』と言う言葉だけでしたわ……リーは前々から怪しんでいたらしいのです」
「あの者は転生者で記憶はユアが住んでいた地球の物しか頭に入れなかったんだろうな。
平和な国で魔法が無いと言っていた。
貴方の子供はユアとホーリーだけだ」
「「ありがとうございます」」
バールナ公爵に心から笑顔で話した後「あの者達だけは許さない」の言葉は、ここにいる皆にも伝わるくらい怒り心頭に発していた模様だ。
ディロールからの返事を待つソフィーリアの者達。
その頃、 私は目を覚ましスリスリしているフェンの頭を撫でていた。
「フェン、 私ね足が動かないんだ……」
隣に誰かいる『リィンッ』鈴の音、 オールがいる。
「オール、こんな足になってごめんね。
シンにも迷惑をかけて申し訳ないよ」
オールは私を抱きしめた。
「俺がずっと側にいる!
俺はユアの足になるから自分を責めないでくれ!」
オールの優しさが嬉しくて、 私からオールの口にキスをした。
初めてのキスを自分からって、恥ずかしすぎて両手で顔を覆った。
オールが私の両手を片手で握った後、そっと手で頬に触れオールからのキスを受け入れた。
「ユア、ありがとう」
オールからのキスが忘れられません!
「オール、 喉が渇いたからキッチンに行きたいの。
運んでもらっても良い?」
オールは頷き、私を横抱きにしフェンと一緒にキッチンへ行こうとして、ジン達に会ったが急ぎ足で通り過ぎようとした。
「俺は今急いでるから!」
一言だけ言ってスタスタ前を通り過ぎたと思ったのだが、王妃様と皇女様方は見逃さなかった。
「オール! お待ちなさい。
私達のユアを何処に連れて行くのです?」
「お兄様、ユアはまだ寝ていた方が良いのでは?」
私はオールの胸にソッ! と寄り添った。
「オール、立ちたいから私を支えててもらえる?」
オールは頷かなかったが、 私のお願いの眼差しに根負けし立たせてくれた。
が、始めは扱いが難しくて倒れてしまったけど、 王様と王妃様の前だから立たないと駄目だという頑固な私の考えからなのか、皆さんにお辞儀をし挨拶をした。
バールナ公爵・ポイズン公爵・パーロニー侯爵・イーリス侯爵の皆様に微笑み。
「皆様、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。
わたくしは……落ち込む事があるかとは思います、でも空を見上げれば青空だってある、どんなに暗い夜でも綺麗な星が輝いてる。私には、わたくしには皆様という強い味方がいるし移動だってオ-ルとフェンがいます、なので前向きに自分らしく過ごそうって決めました!」
私の言葉に皆様は納得した顔で頷いてくれた。
オールには感謝だよ。
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