四の五の言わず離婚届にサインをしてくれません?

白雲八鈴

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3話

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「レイン……ハルト様。その前に確認してもよろしいでしょうか?」

 いけない。この状況に思わず呼び捨てをするところでした。
 あの……そろそろ解放していただけないかしら?

「なんでしょうか? それから今まで通り、レインと呼んでくださいね。ミレーネ姫」

 私こそ姫呼びをやめて欲しいですわ。なんだかこそばゆい感じがします。

「あの……レイン。その前に少し離れて欲しいですわ」

 この距離感はちょっとなれないです。

「どうしてでしょう? 今までこうして触れることも許されなかったのです。何が駄目なのですか?」

 何が駄目と言いますか……ドキドキするではないですか!

「話をしたいので、すこし距離をとっていただけると……」

 段々と顔が熱くなってきました。恥ずかしいですわ。

「仕方がないですね。私の可愛いミレーネ姫は、何を聞きたいのですか?」

 私の隣に座っていることには変わりませんが、適度な距離感になってホッとしたところで、頬に手を添えられレインの方に向かされてしまいました。
 いったい何が起こったのですか! 今までのレインと違い過ぎます。

「聞きたいことは、レインとの結婚は誰の意なのでしょう。それから、私は姫ではありませんから」

 国王陛下の意であるなら、まぁなんとなくは予想できます。
 私は公爵夫人としてアルディーラ公爵家を支えてきましたが、肝心な世継ぎが作れませんでした。

 理由はどうあれ、結果がそうなのです。だから、結婚して三年が経ったときに国王陛下に、あの離婚の命令書を書いてもらったのです。

 ということは、私を利用し王族として表に出せないレインを厄介払いするという意味で、カリオディルの領主という役職を与えたのだと思われます。
 そう女領主です。

 ですが、そこに付随する貴族位が示されていなかったのが気になります。

 ここでレインが私を伴侶にと望んだとなれば、話が違ってきます。
 レインは先程もご自分で言ったように、結婚相手を選べる立場ではありません。

 王族として扱われていないからです。
 おそらく、その血を残すことを許されていない可能性が示唆されます。

 ここから考えられるのは、すべてをレインが仕組んだというところです。
 何処までを仕組んだのかは不明ですが、それだと王族に敵意を持ったと疑われる可能性があります。

 ええ、与えられたカリオディル。なにも特産はないですが、流通ルートの要の都市。ここを抑えられると、王都への流通網が遮断されてしまうのです。

「私にとってはミレーネは姫なのですよ。そうですね。厄災の物語でしたか」

 ん? その話を今されるのですか?

「父上は信じておられませんでしたが、私はミレーネがつまらない嘘を言うとは思っていませんでした」
「あ……信じてくれて、ありがとう」

 そうですわねよ。誰が古の勇者が封印した悪竜が目覚めるだなんて、突拍子もない話を信じるというのでしょう。

「いいえ、私にとっては当たり前のことです。それにミレーネはそのことを考慮して、領地改革をしていたことも理解しています。いざというときは自衛するのだと」

 はい、人々が異界の聖女という者に頼らざる得なかったのは、各地で起こる魔物被害と大地に満ちる悪竜が放つ魔素でした。
 しかし、その前に魔物の狂暴化で国中に死が満ちていたとありましたので、同時多発的に魔物が襲ってくれば、領地にいる兵だけでは対処できなかったのだと考えたのです。

 ですから私は、無償で町や村を守るための結界を提供しました。いざと言うときは、結界を張って凌ぐようにと。
 ただ事前に渡した動力源の魔石は、そう多くありませんので、どれほどしのげるかわかりません。

「それで私は父上に進言したのです。流通の要であるカリオディルが壊滅すれば、王都に物資が届かなくなると」

 正確には山越えルートがあるのですが、多くの品物を運ぶには適していません。それに魔物の脅威が跳ね上がります。

「ですから、王命でカリオディルの任につくように命じられたのです。それに夫婦というかたちであれば、民も変に思わないでしょう」

 レインの言っていることに嘘はないでしょう。ですが、私の答えには答えていません。濁しましたね。

「誰の意ですか?」

 私はもう一度尋ねます。すると、レインは綺麗な笑みを浮かべました。
 これは碌でもない答えが返ってくる感じですわね。

「もちろん、私の意ですよ。私の愛おしいミレーネ姫を手に入れるためなら、どのような手段でも使いましょう」
「はぁ……」

 私にそんな価値などありませんわ。聖女のような特殊能力を持っているのでしたら、別でしょうが。

「だいたいわかりましたわ。それでこの馬車は、どちらに向かっているのかお聞きしても?」
「取り敢えず、叙爵を受けに父上のところに行きます。その後はカリオディルに向かう予定です。他に何処か寄りたいところがあれば、寄りますよ」

 やはり、国王陛下のところに挨拶に行くのですか。殺意を抑えられるといいですわね。
 あのシスコン馬鹿親父。

 そもそも国王陛下が愛人を認めているから、あの馬鹿が愛人のメリーエルンを堂々と連れ回っているのよ。
 一度ブチギレてひと目があるのですから、使用人としてお連れくださいと言ったことがあります。

 しかしあの馬鹿はメリーエルンが可哀想だと言って、ドレスを与えていました。そのお金が、何処から出ているのか分かっていらっしゃったのでしょうか?

 前世で何が遭ったのかは覚えていませんが、愛人とそれを囲う男に殺意を覚えます。ですから、それが原因で死んだのかもしれませんわね。

「そうですか。陛下にはお礼を言いませんといけませんわね」
「父上のことになると、見下すような目になるミレーネも好きですよ」

 ええ、殺意がこもっていますからね。

「それからお母様とお兄様に挨拶はしておきたいですわ」
「ミレーネ姫の意に沿いましょう」

 私の右手をとって、指先に口づけをしてくるレイン。不意打ちは心臓に悪いですわ。

 そして、ガタンと揺れて馬車が止まりました。
 窓の外を見ますと、よく知っている王城の大きな扉が見えます。
 どうやら王城についたようです。

 さて、国王陛下に挨拶をしにまいりましょうか。

 ああ、ついでに元夫に後妻を与えるように言っておきましょう。彼女ならきっと上手く立ち回ってくれることでしょうから。


「下りる前に、ここにサインをくださいね。ミレーネ姫」





 勝手を知っているように王城の中をサクサク進みます。ええ、何度も離婚の為に通った廊下ですから。

「ミレーネ。先にサインをしていただかないと、父上に提出できないのです」

 私の横で言ってくるレインを無視します。
 それは簡単にサインすることは出来ません。

 この結婚がレインの意だと聞いてしまった以上、私が素直にサインをすると思っていたのですか?

 そう、レインに問いただしたいです。
 が! 私に先ほどから婚姻届にサインをすることを望んでいることを口にしているので、『是』という答えが返ってきそうです。だから、私は足を進めることを優先させます。

「サインなど、後でも問題ないですよ」
「しかし……」

 私に何かを言おうとして、レインは言葉を止めて何時もの薄っすらと笑みを浮かべた表情を貼り付けました。

 レインが気にした方向に視線を向けますと、数人の集団がこちらに向ってきています。
 談笑というより、何か真面目な話をしながら何処かに向かっているようでした。

 先頭に近衛騎士が陣取っていますが、すぐ背後にいる方はよく存じております。

「おや? これはアルディーラ公爵夫人。お久しゅうございます」
「ごきげんよう宰相殿。三日ぶりですね」

 三日ぶりに会ったのも関わらず、久しいという宰相に向って、扇越しに笑みを浮かべて挨拶をします。

「また、陛下に無理難題をいいにこられたのですか?」
「まぁ? 私がいつ無理難題を言いましたかしら?」
「おや? 自覚がないとは困ったものですね? 勝手に国の予算を使い込もうとしたにも関わらず、ふてぶてしいとはこのことです」
「あら? 毎年のように氾濫する河川の整備を、国家プロジェクトに押し上げただけですのに、言いがかりとはこのことを言うのですわね」

 ほほほほと高笑いする私。ふふふと不敵な笑みをこぼす宰相。

 一般的には仲が悪いと有名です。

「それに勝手に始められたとか? いち公爵夫人としては出しゃばりすぎではないのですか?」
「私が出しゃばらなければ、復興予算が膨らむばかり。お礼を言われてもいいぐらいでしてよ」
「愚妹。国ごとに口を出すなと言っているのです」
「まぁ! 出来の悪い兄を持つと妹の私は苦労するのですわ」

 はい。目の前で言い合いをしているのは、私の二番目の兄です。
 これも一種のパフォーマンスですね。

 若くして宰相に抜擢された兄は、何かと風当たりが悪いですからね。こう兄と仲が悪妹を演じておけば、兄をよく思わない者たちが私の方に接触してくるので、色々情報を得やすいのです。

 しかし、今回は私が提案した河川の整備事業をよく思っていない者たちが、動きそうだということを教えてくれたようです。

 今までのこういう整備事業は、国に所属している兵が補ってきたのです。しかし私は、その計画に民を導入して、労働力を確保しようとしたのです。
 ですが、軍部の反発が強く、軍の上層部とやり合って、一区間のみで導入するという権利を勝ち取り、さっさと実行をしてやったのです。

 ふん! 今まで手抜き工事をしていたのです。きちんとしていれば、被害は最小限に抑えられたもの。

「身をわきまえろと言っているのがわからないのですか?」
「わかっていますわ。私のポケットマネーでできることをしろということですわね。国家予算の半分ほどの外貨を稼いでいるので、これからは好きにさせていただきますわ」
「アルディーラ公爵夫人。国に混乱をもたらすようであれば、国賊として捕らえますよ」
「あら? お兄様。アルディーラ公爵夫人はもういませんので、これからは新たに拝命する爵位で呼んでくださいませ」

 兄の背後に控えている人たちが蒼白の顔色をしている中、私はふてぶてしく笑みを浮かべて、進んでいきます。

 あまり国ごとに口出しをするなというのは、わかっていますが、事前に防げる災害を見逃すのは、前世の記憶がある私としてはいただけません。
 厄災の被害は抑えられるのであれば、どんなに強引と言われようがやるべきです。

 まぁ、前世の記憶があるという世迷い言など、誰にも言ったことなどありませんでしたが。

「宰相様。ごきげんよう」

 私は振り返ることもなく、兄に別れを告げます。
 領地ばかりか国ごとにも口をだし、金さえ積めばなんでもしていいと思っている傲慢な女。
 それがアルディーラ公爵夫人の一般的な見方です。

 だから宰相である兄と対立していると。

 それでいいのです。離婚をしようと決めたときから、私は悪女で傲慢なアルディーラ公爵夫人なのですから。

 そしてお気づきでしょうか。
 兄は王族であるレインに一言も話していないと。

 そう、これが一般的な光景です。

 王族の色をまとっているレインがいてもいないものとして扱う。それが常識なのです。

 それから、あの場にいた者たちから、私のことが一気に情報を広めていってくれることでしょう。
 あのアルディーラ公爵夫人がとうとう離婚して、国王陛下に無理を言って女だてらに爵位を賜ると。
 そうなると軍部もやすやすと私には手を出しにくくなることでしょう。

「ミレーネ姫。やはり河川事業の件は問題になっているようですね」
「構わないわ。邪魔しようと工作員を送りこもうなら、こちらも相応の手は打つつもりよ」

 やり方なんて如何様にもできるもの。
 フェリヴァール侯爵に恩を売っておくのも悪くありませんわ。


 そのようなことを話していると前方から走ってくる音が聞こえます。
 王城の中でこのように走る音など、普通は聞こえるものではありません。

「お兄様! 上手くいきましたか?」
「フェリ。声が大きいですよ」

 レインのことを兄と呼ぶ、これまた王族の色をまとった少女が、勢いよくレインに向って突っ込んで行きました。

 フェリシア第三王女です。
 レインと同母ですね。この姿を見てわかるように、教育が行き届いていません。

 王城内では走ってはいけないと注意する教育者がつけられていないのです。そもそもいつも離宮にいらっしゃるフェリシア王女が王城にいる時点で嫌な予感がしますわ。

「お母様もお兄様の帰りを待っているのですよ」

 私自身の目がだんだんと据わってくるのがわかります。
 そうですか。そうですか。あの愛人がいるのですか。

「お兄様は上手くミレーネに取り入ったわよね? 私も頑張らないと、成人したら奴隷だなんてまっぴら御免だわ」
「祖母が奴隷だったので、致し方がないことですよ」

 そういう話は私がいないところでしてもらえないかしら? 悪いけどそういう同情は持ち合わせてはいないわよ。

 したたかなのは愛人譲りなのでしょうから、大丈夫でしょうとかも、口にはしませんわよ。

 母親の身分がないというのはこういうことだと理解しています。
 このことから私は、レインの意で婚姻が仕組まれたことに危険視をしています。

 だから私は国王の意を確認したいと思っていましたのに、まさかあの愛人までいるのですか。

 ちっ。面倒です。

 さて、王の執務室にたどり着く前に何か考えておきませんと。

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