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5 思わぬミッション
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翌日、資料に一通り目を通した状態で、パテーションで仕切られた小会議スペースに三人は集まった。
もちろん会議内容はS社の営業に関してなのだが、課長の話を聞く限り上原さんが言っていたような不審な点はどこにもなかった。規模が大きいだけで普段の仕事内容と変わらないというのが第一印象だ。
一通り話し合ったあと、場の空気が軽く緩む。
そこで上原さんは少しばかり遠慮がちに課長に質問した。
「去年まで、S社の営業って二課との共同でしたよね?」
「ああ」
「毎年担当は一課からは二人、二課から一人が選出されてましたよね?」
「ああ」
課長の返事はとても淡泊だ。
上原さんは質問し続ける。
「今年は俺たち3人なんですよね?」
「ああ。何が言いたいんだ?」
課長も上原さんが何かを気にして話しているとこに感づいたらしく、訝しげな表情で問い返す。
「ってことは、やっぱり川瀬さんが『あの人』の相手をするってことですか!?」
急に上原さんが声を大にして問いただすような口調になった。対して課長は至ってクールに「そうなるな」と言ってのけた。
さすがに自分の名前が出たからには黙っていられない。私も疑問をぶつける。
「なんの事ですか?『あの人』って誰の話ですか?」
何も知らない私に上原さんは明らかに同情の眼差しを向けてくる。
「川瀬さんには向いてないんじゃ…」
私の言葉を無視する上原さん。どうやら私がS社の仕事に不向きだと言いたいらしい。
ショックだ。
「私は確かにまだまだ未熟かもしれませんが、折角選出していただいた仕事は最後までしっかりやり遂げますよ」
自分の仕事力を否定されたようで、上原さんに頬を膨らませて楯突いた。
「いや、川瀬さんの能力が低いなんて全く思ってなよ。まして凄く仕事もできるし頑張ってる姿も尊敬できる」
「じゃあ、なんで私には向いてないんですか…」
そこを聞き出そうとすると、途端に口を閉ざされる。
そのやり取りを見かねた課長が上原さんの代わりに口を開いた。
「後々必ず川瀬に伝えなくてはいけないことだから、今の内に言っておくか」
「はい。おっしゃって下さい」
私は正面に座っている課長をまっすぐ見据えた。
どんな指示であっても絶対やってのける!
そう意気込んでいたのだが…
「S社の商談交渉担当は毎年『坂上課長』という方だ」
「はい」
「その坂上課長は、無類の女好きでな」
「……はぁ」
「毎年まともなプレゼンをしておけば、例え頭が悪くても顔の良い女がベタベタ接待していれば必ず取れる商談だった」
「はあ!?」
思わず声を上げる。
「まさか、そのポジションを私にやれとおっしゃるんですか!?」
「まあ、そうなるな」
あっさり頷く課長に怒りほ爆発寸前。
今まで男の中に女一人混ざって、死にものぐるいで契約を取ってきた。
それは女だからといって一人前の扱いをされないなどという展開が絶対にいやだったからだ。
それなのに、頭の悪い女子社員でもできる、いっ色仕掛けを私にやれと!?
絶対嫌だ! 無理!
私は全力で「この仕事は下りさせていただきます!」と言ってやろうと息を吸い込んだ、が――
「こっ――」
「ただ、今年は例年とかなり都合が変わった」
課長の言葉に遮られて、言いそびれた。
上原さんが口をはさむ。
「どういうことですか?」
「それがなぁ――」
仕事中にしては珍しく溜息混じりになった課長が語り出した内容はかなり込み入っていた。
S社の坂上課長の女好きは業界では有名で、ライバル他社も同じ手で毎年綺麗な女子社員を連れて商談からの接待という流れで契約を取っていたらしい。
しかし、今年になって坂上課長がふしだらな理由で商談を左右していたことがS社内部にバレたらしく、今年の商談には上長の部長が立ち会うことになったという。
それで例年通りの手で商談に赴いたライバル会社その1は撃沈。
その後ライバル会社その2は女が使えなくなったのなら部長の機嫌を取ろうと男ばかりのエリートを連れて行った。すると今度は坂上課長の機嫌を損ねてしまって撃沈。
両社とも毎年確実に取れていた契約を取り逃して大損害だったという。
「この情報が商談の前に入ってきたのは、我が社にとって幸運以外の何者でもない」
課長は腕を組んで瞳をギラリとさせた。
「要するに、その部長の納得いくようなプレゼンをした上で、坂上課長の機嫌も取れば良いわけだ。契約に失敗した企業は言うまでもなく我が社のライバルであって、今回の商談が成立すれば他社を出し抜けるってわけだ」
人間関係に関しては下らない商談にも関わらず、会社の利益には大きく関わる案件ということだ。
「そこで、川瀬というわけだ」
「そこで何で私なんですか…?」
「ああ、そっか」
疑問が抜けない私と、何かに納得した上原さん。
私が頭上に?マークを浮かべていると課長が唐突に質問してきた。
「川瀬は前回の売上順位は何位だった?」
一課では1年を前期と後期に分けて、全員分の個人売上げが発表される。
上位に入れば誇らしく気持ちが良いものだけど、下位になってしまったら完全なる公開処刑そのもの。
前回の発表の時の緊張感を思い出して、瞬間的に胃に違和感を覚えるほどのプレッシャーイベントだ。
えーっと、確か私は45人中――
「16位でした…」
一課では10位以上は大いに賞賛されるが、それ以下になってしまうとその他大勢の一人になってしまう。
一年前と比べたらかなり良い順位だったが、自分が思っていたほど順位が伸びず10位以内に届かなかった苦い思い出が蘇る。
悔しさを思い出し落ち込みかけると、
「16位はかなり評価できる」
課長から予想外のお言葉。
「一課の16位は営業部全体の16位に値する。どう考えても女子社員なら今回の件は川瀬が適任だと判断した」
うそ…
鬼課長に誉められている。
そして仕事における実力を認められた上で、今回の仕事を私に割り当てたと言われた。
異性のご機嫌を取るような仕事はあまり歓迎できるものではないが、評価と抜擢はうれしい。
と思っていられたのもつかの間。
「見た目は磨いてもらう必要があるが、まぁそこはなんとかなるだろう」
「そうっすね。川瀬さんなら磨けば大丈夫かも」
「見た目はあくまで磨かなきゃ使えないって言ってますよね、それ!」
私は思わずツッコミを入れるが、さらっと無視され課長から更なる追い打ちをかけられる。
「一課の人間だけでこの商談を乗り越えられれば社内での地位も更に高まる。商談の成功はほぼ川瀬の営業力と女としての接客力に掛かっている。よろしく頼むな」
真面目な顔で頼まれてしまった。
女としての接客力って一体何なんだ。
何だ、このかつてない異様なプレッシャーは!
そう心で悲鳴を上げつつも、ここで降りますなんて死んでも言えない。
私は深々と課長と上原さんに頭を下げた。
「精一杯やらせていただきます…」
そして、再び怒濤の日々が始まった。
普段の業務に加えてS社対策の準備に会議。
おまけに私は課長から…
「もう少し、女らしく振る舞えるようにしろ。化粧でもっと色っぽい美人に見えるように工夫しろ」
と酷い無理難題を押しつけられた。
おかげで、昼休みに食堂に行っては秘書課のお姉さま方の仕草を盗み見て、同時に他部署の女子同期に女らしいメイクを教わる羽目になる。
営業は接客業だから最低限必要なメイクはしていたつもりだった。
しかし、
「今までそんなメイクしかしていない状態で営業出てたの!? 信じられない!」
と同期のおしゃれ番丁で一番仲の良い美香《みか》に怒られ、これでもかというくらいテクニックを叩き込まれた。
そんなこんなでイレギュラーな日々はあっという間に過ぎて行き、とうとう商談の日。
「緊張する…」
私と課長と上原さんは今S社の正面に立っている。
普段着慣れないスカートタイプのスーツに襟ぐりのカットが深めで身体にぴったりのフリル付カットソー姿の私。
スーツで色っぽさを出すなら、胸元&デコルテ重視!と美香に言われて、一緒に買い物に行って購入した一揃え。
今朝、きっちり教わったメイクをして初めて袖を通し、ドキドキしながら「こんなんで、よろしいでしょうか?」と課長と上原さんの確認をとった。「合格」「グッジョブ川瀬さん!」と一応お墨付きをもらい、とりあえず胸を撫で下ろした。
毎日パンツスーツだった私には膝から下がスースーし過ぎて落ち着かない。
「俺も緊張してきた…」
「お前が緊張してどうする」
私の緊張に同調した上原さんが、課長に頭をポカリと叩かれた。
「イテッ」と軽く叫び頭をさする上原さんを無視して課長が私を見る。
妥協を許さない、どこまでも強い意志の籠った上司の目だった。
「心の準備は良いか、川瀬」
問いかけてくる課長の表情に不安の色は見当たらない。
自分を信じてくれている上司に今更弱気な姿は見せられない。
「出来てます。絶対契約取ります」
緊張を打ち消すためにも、あくまで自分は元気なように見えるように課長に笑顔を向けた。
課長は満足した顔で私を見下ろし、再び視線をS社に移す。
「――よし、行くか」
さあて、ここからが本番だ。
もちろん会議内容はS社の営業に関してなのだが、課長の話を聞く限り上原さんが言っていたような不審な点はどこにもなかった。規模が大きいだけで普段の仕事内容と変わらないというのが第一印象だ。
一通り話し合ったあと、場の空気が軽く緩む。
そこで上原さんは少しばかり遠慮がちに課長に質問した。
「去年まで、S社の営業って二課との共同でしたよね?」
「ああ」
「毎年担当は一課からは二人、二課から一人が選出されてましたよね?」
「ああ」
課長の返事はとても淡泊だ。
上原さんは質問し続ける。
「今年は俺たち3人なんですよね?」
「ああ。何が言いたいんだ?」
課長も上原さんが何かを気にして話しているとこに感づいたらしく、訝しげな表情で問い返す。
「ってことは、やっぱり川瀬さんが『あの人』の相手をするってことですか!?」
急に上原さんが声を大にして問いただすような口調になった。対して課長は至ってクールに「そうなるな」と言ってのけた。
さすがに自分の名前が出たからには黙っていられない。私も疑問をぶつける。
「なんの事ですか?『あの人』って誰の話ですか?」
何も知らない私に上原さんは明らかに同情の眼差しを向けてくる。
「川瀬さんには向いてないんじゃ…」
私の言葉を無視する上原さん。どうやら私がS社の仕事に不向きだと言いたいらしい。
ショックだ。
「私は確かにまだまだ未熟かもしれませんが、折角選出していただいた仕事は最後までしっかりやり遂げますよ」
自分の仕事力を否定されたようで、上原さんに頬を膨らませて楯突いた。
「いや、川瀬さんの能力が低いなんて全く思ってなよ。まして凄く仕事もできるし頑張ってる姿も尊敬できる」
「じゃあ、なんで私には向いてないんですか…」
そこを聞き出そうとすると、途端に口を閉ざされる。
そのやり取りを見かねた課長が上原さんの代わりに口を開いた。
「後々必ず川瀬に伝えなくてはいけないことだから、今の内に言っておくか」
「はい。おっしゃって下さい」
私は正面に座っている課長をまっすぐ見据えた。
どんな指示であっても絶対やってのける!
そう意気込んでいたのだが…
「S社の商談交渉担当は毎年『坂上課長』という方だ」
「はい」
「その坂上課長は、無類の女好きでな」
「……はぁ」
「毎年まともなプレゼンをしておけば、例え頭が悪くても顔の良い女がベタベタ接待していれば必ず取れる商談だった」
「はあ!?」
思わず声を上げる。
「まさか、そのポジションを私にやれとおっしゃるんですか!?」
「まあ、そうなるな」
あっさり頷く課長に怒りほ爆発寸前。
今まで男の中に女一人混ざって、死にものぐるいで契約を取ってきた。
それは女だからといって一人前の扱いをされないなどという展開が絶対にいやだったからだ。
それなのに、頭の悪い女子社員でもできる、いっ色仕掛けを私にやれと!?
絶対嫌だ! 無理!
私は全力で「この仕事は下りさせていただきます!」と言ってやろうと息を吸い込んだ、が――
「こっ――」
「ただ、今年は例年とかなり都合が変わった」
課長の言葉に遮られて、言いそびれた。
上原さんが口をはさむ。
「どういうことですか?」
「それがなぁ――」
仕事中にしては珍しく溜息混じりになった課長が語り出した内容はかなり込み入っていた。
S社の坂上課長の女好きは業界では有名で、ライバル他社も同じ手で毎年綺麗な女子社員を連れて商談からの接待という流れで契約を取っていたらしい。
しかし、今年になって坂上課長がふしだらな理由で商談を左右していたことがS社内部にバレたらしく、今年の商談には上長の部長が立ち会うことになったという。
それで例年通りの手で商談に赴いたライバル会社その1は撃沈。
その後ライバル会社その2は女が使えなくなったのなら部長の機嫌を取ろうと男ばかりのエリートを連れて行った。すると今度は坂上課長の機嫌を損ねてしまって撃沈。
両社とも毎年確実に取れていた契約を取り逃して大損害だったという。
「この情報が商談の前に入ってきたのは、我が社にとって幸運以外の何者でもない」
課長は腕を組んで瞳をギラリとさせた。
「要するに、その部長の納得いくようなプレゼンをした上で、坂上課長の機嫌も取れば良いわけだ。契約に失敗した企業は言うまでもなく我が社のライバルであって、今回の商談が成立すれば他社を出し抜けるってわけだ」
人間関係に関しては下らない商談にも関わらず、会社の利益には大きく関わる案件ということだ。
「そこで、川瀬というわけだ」
「そこで何で私なんですか…?」
「ああ、そっか」
疑問が抜けない私と、何かに納得した上原さん。
私が頭上に?マークを浮かべていると課長が唐突に質問してきた。
「川瀬は前回の売上順位は何位だった?」
一課では1年を前期と後期に分けて、全員分の個人売上げが発表される。
上位に入れば誇らしく気持ちが良いものだけど、下位になってしまったら完全なる公開処刑そのもの。
前回の発表の時の緊張感を思い出して、瞬間的に胃に違和感を覚えるほどのプレッシャーイベントだ。
えーっと、確か私は45人中――
「16位でした…」
一課では10位以上は大いに賞賛されるが、それ以下になってしまうとその他大勢の一人になってしまう。
一年前と比べたらかなり良い順位だったが、自分が思っていたほど順位が伸びず10位以内に届かなかった苦い思い出が蘇る。
悔しさを思い出し落ち込みかけると、
「16位はかなり評価できる」
課長から予想外のお言葉。
「一課の16位は営業部全体の16位に値する。どう考えても女子社員なら今回の件は川瀬が適任だと判断した」
うそ…
鬼課長に誉められている。
そして仕事における実力を認められた上で、今回の仕事を私に割り当てたと言われた。
異性のご機嫌を取るような仕事はあまり歓迎できるものではないが、評価と抜擢はうれしい。
と思っていられたのもつかの間。
「見た目は磨いてもらう必要があるが、まぁそこはなんとかなるだろう」
「そうっすね。川瀬さんなら磨けば大丈夫かも」
「見た目はあくまで磨かなきゃ使えないって言ってますよね、それ!」
私は思わずツッコミを入れるが、さらっと無視され課長から更なる追い打ちをかけられる。
「一課の人間だけでこの商談を乗り越えられれば社内での地位も更に高まる。商談の成功はほぼ川瀬の営業力と女としての接客力に掛かっている。よろしく頼むな」
真面目な顔で頼まれてしまった。
女としての接客力って一体何なんだ。
何だ、このかつてない異様なプレッシャーは!
そう心で悲鳴を上げつつも、ここで降りますなんて死んでも言えない。
私は深々と課長と上原さんに頭を下げた。
「精一杯やらせていただきます…」
そして、再び怒濤の日々が始まった。
普段の業務に加えてS社対策の準備に会議。
おまけに私は課長から…
「もう少し、女らしく振る舞えるようにしろ。化粧でもっと色っぽい美人に見えるように工夫しろ」
と酷い無理難題を押しつけられた。
おかげで、昼休みに食堂に行っては秘書課のお姉さま方の仕草を盗み見て、同時に他部署の女子同期に女らしいメイクを教わる羽目になる。
営業は接客業だから最低限必要なメイクはしていたつもりだった。
しかし、
「今までそんなメイクしかしていない状態で営業出てたの!? 信じられない!」
と同期のおしゃれ番丁で一番仲の良い美香《みか》に怒られ、これでもかというくらいテクニックを叩き込まれた。
そんなこんなでイレギュラーな日々はあっという間に過ぎて行き、とうとう商談の日。
「緊張する…」
私と課長と上原さんは今S社の正面に立っている。
普段着慣れないスカートタイプのスーツに襟ぐりのカットが深めで身体にぴったりのフリル付カットソー姿の私。
スーツで色っぽさを出すなら、胸元&デコルテ重視!と美香に言われて、一緒に買い物に行って購入した一揃え。
今朝、きっちり教わったメイクをして初めて袖を通し、ドキドキしながら「こんなんで、よろしいでしょうか?」と課長と上原さんの確認をとった。「合格」「グッジョブ川瀬さん!」と一応お墨付きをもらい、とりあえず胸を撫で下ろした。
毎日パンツスーツだった私には膝から下がスースーし過ぎて落ち着かない。
「俺も緊張してきた…」
「お前が緊張してどうする」
私の緊張に同調した上原さんが、課長に頭をポカリと叩かれた。
「イテッ」と軽く叫び頭をさする上原さんを無視して課長が私を見る。
妥協を許さない、どこまでも強い意志の籠った上司の目だった。
「心の準備は良いか、川瀬」
問いかけてくる課長の表情に不安の色は見当たらない。
自分を信じてくれている上司に今更弱気な姿は見せられない。
「出来てます。絶対契約取ります」
緊張を打ち消すためにも、あくまで自分は元気なように見えるように課長に笑顔を向けた。
課長は満足した顔で私を見下ろし、再び視線をS社に移す。
「――よし、行くか」
さあて、ここからが本番だ。
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