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10 ベケット師匠
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隣村のもぐりの治療師イルマの弟子をクビになったアシュレイは、どうしたら竜から貰った5個の卵を孵せるのか悩んでいた。
「村の学校では、そんなの教えてないもんなぁ」
それに村の学校でアシュレイが習う事などとっくに無くなっていたのだ。隣の家のベンも今年から通うのを止めると言っている。田舎の学校では読み書きと簡単な計算が出来れば十分なのだ。
前にエマーソン先生もアシュレイにはこのマディソン村の学校ではなく、町の学校に通った方が良いと祖父母に伝えたのだ。でも、アシュレイは祖父母を置いて町の学校へ行く気はさらさらなかったし、イルマの弟子もやっていたので断った。
「本当ならお祖父ちゃんの畑仕事を手伝わなきゃいけないんだけど……」
祖父のマシューも祖母のアマンダもアシュレイがこんな田舎のマディソン村で過ごす人間だとは思わなくなっていた。イルマの弟子をクビになったのも、魔力が師匠より強すぎたのだと察していたからだ。孫の将来の為に、マシューは助言する。
「お前が治療師の弟子として稼いだお金があるから、手伝いの男の子を雇える余裕がある。だから、お前はサリヴァンへ行って魔法使いの修業をした方が良い。そうしろ」
王都のサリヴァンになんかアシュレイは行きたくなかった。まだ若かった両親が流行病であっという間に亡くなったのが、幼かったアシュレイには心の傷になっていたのだ。目を離したら祖父母が死ぬかもしれない。それも自分がそばにいたら治せる簡単な病気で! アシュレイは、そんなの嫌だ! と身震いする。
「お爺ちゃんもお婆ちゃんも、俺がそばにいないと駄目だよ。イルマの弟子はクビになったけど、近くに魔法使いはいないの? 俺は畑仕事をしながら、魔法使いの修業をしたいんだ」
アシュレイは、竜の卵がなければ畑仕事だけでいいのにと、内心で溜息をついた。でも、リュリューの最後の頼みを無視はできない。
「魔法使いなぁ……このマディソン村には魔法使いなんていないが……そうじゃ! 領主様には魔法使いが仕えているのではないかな?」
田舎の農民には領主様の事など何もわからない。マシューは、村の学校の先生に聞きに行くことにした。
「マシューさん、アシュレイを町の学校に行かせる気になりましたか?」
エマーソン先生は、突然訪ねてきたマシューを温かく迎えた。田舎の学校の先生をしていて、やる気と才能のない生徒ばかりの中でアシュレイはピカッと光っていた。このままマディソン村で農夫をやらすのは才能の無駄だと憂えていたのだ。
「あの子は頑固でサリヴァンへは行かないと言い切るのです。でも、魔法使いの修行はしたいと思っているみたいで、何処かに師匠になってくれる方はいないかと先生に尋ねに来たんです」
エマーソン先生は少し考えて口を開く。
「この村には魔法使いなどいないが、領主様がおられるマクドガルには一人いた筈です。確かベケットという魔法使いだったと思います。その人が弟子を取るかどうかは知りません。それに私の紹介状で役に立つのかも分かりませんが、何も無いよりは少しはマシでしょう。アシュレイの成績の良さや治療師イルマの弟子だった事などを書いておきましょう」
エマーソン先生から紹介状を書いて貰った祖父はアシュレイを連れて隣町のマクドガルまで馬車で行く。
「お祖父ちゃん、ここは何処なの?」
「お前は覚えてないかなぁ。ナントの街からマディソン村に来る途中で通ったんだが、ここら辺を治めておられる領主様のお館があるマクドガルという町じゃ」
幼い頃はナントの港街育ちだったアシュレイだけど、すっかりマディソン村の田舎暮らしに馴染んでいたので、田舎の町に過ぎないマクドガルに興味津々だ。
「いっぱい家があるね。お店もあるよ!」
祖父もアシュレイがすっかり田舎の少年になったのに気づいて笑う。
「まぁ、マディソン村よりは町だからな。ほら、あそこが領主様のお館だよ」
こんな田舎の小さな町にしては立派なお館に見えた。
「大きなお城だね」
祖父にはお城には思えない。本当のお城を見た事があるからだ。
「お城には小さいさ。お館だな」
でも、アシュレイには壁と堀に守られたお館は城に見えた。
「ねぇ、あそこには領主様が住んでいるの? もしかして魔法使いもあそこに住んでいるの?」
祖父は魔法使いベケットがどこに住んでいるかは知らなかった。エマーソン先生も知らなかったからだ。
「さぁのう? じゃが、魔法使いはきっと領主様にお仕えしているだろう。あの門番に聞いてみよう」
館の前には槍を持った門番が立っていた。アシュレイは祖父が近づく後ろからそろそろと歩く。ナンツの街には港や大きな屋敷の前には門番もいたのだが、すっかりマディソン村の生活で忘れてしまっていた。
「あのう、私はマディソン村に住むマシューというものですが、魔法使いのベケット様に会いたいのですが、何処に居られるのか教えて頂けませんか?」
門番の男は田舎の村から出てきた年寄りとその孫にちらりと目をやる。
「ベケット様はお館内に居られるが、お前たちと会う約束はあるのか? 無いなら通せない」
マシューは困ってしまう。魔法使いに約束なんかどうやって取り付けるのか分からなかったからだ。そんな祖父を見てアシュレイが上着の袖を引っ張る。
「お祖父ちゃん、エマーソン先生の手紙を渡してもらったら? それを読んで魔法使いさんが会う気になってくれたら良いんだよ」
マシューはそれで魔法使いが会う気になるか不安だったが、この門番は自分達を通してくれそうには無い。
「この手紙をベケットという魔法使いに渡して下さい。私らはあちらの広場で夕方まで待っています」
「わしは門を離れる訳にはいかないが、交代の者が来たらベケット様に渡してやるよ。だが、ベケット様が会いに来られるかは分からんぞ」
門番なのだから、そこを離れる訳にはいかないのは二人とも理解できたので「それで良いです」とお館から離れた。
アシュレイは小さな町とはいえ、マディソン村よりはずっと大きいとキョロキョロとあちこちを眺める。
「この広場で待とう。アシュレイ、お腹が空いたんじゃないか?」
広場の周りには食べ物の匂いがして、アシュレイのお腹はグゥと鳴っていた。
「うん、でも馬にも何かやらないとね」
広場には馬や牛の水飲み場もあった。これだけでも田舎の町だと分かるのだが、アシュレイは「便利だね!」と喜んで馬に水をやる。
馬車を木陰に繋いで、二人で御者席に座って祖母の作ってくれた弁当を食べる。パンに焼いた肉を挟んでいるだけだが、アシュレイにはご馳走だ。
二人がお弁当を食べて、昼寝でもしようかと考えていた時、お館から黒い服を着た初老の男が出てきた。
「あの人がベケット様なのかな?」
アシュレイの方が目が良いから先に気づく。祖父は目を細めて見て「多分な」と答えた。何となく細身で気難しそうに感じたから、孫を弟子に取ってくれるか不安になったのだ。もしかしたら入門料とかいるのかもしれない。大工の親方の弟子になるには、一定の入門料がいるのだ。段々と近づくベケットらしき男は立派な身なりをしている。この人に払う入門料は高そうだと冷や汗をかいていた。
「お前さん達がエマーソン先生の手紙を持ってきたのかい?」
気難しそうに見えた割に、ベケットは気さくな感じで話しかけた。二人は御者席から降りて、ペコリと頭を下げる。
「私はマディソン村のマシューです。そして、この子が孫のアシュレイです。隣村の治療士のイルマの弟子をしておりましたが、教える事は無いと言われて此方に連れて来ました」
ベケットはアシュレイをじっと見つめて、うなずいた。
「お孫さんを私の弟子にしよう。本当ならサリヴァンに行った方が良さそうだが、まだ幼いからな」
マシューとアシュレイはぺこりと頭を下げた。このベケット師匠との出会いがアシュレイを次の舞台へと押し出していく事になる。
「村の学校では、そんなの教えてないもんなぁ」
それに村の学校でアシュレイが習う事などとっくに無くなっていたのだ。隣の家のベンも今年から通うのを止めると言っている。田舎の学校では読み書きと簡単な計算が出来れば十分なのだ。
前にエマーソン先生もアシュレイにはこのマディソン村の学校ではなく、町の学校に通った方が良いと祖父母に伝えたのだ。でも、アシュレイは祖父母を置いて町の学校へ行く気はさらさらなかったし、イルマの弟子もやっていたので断った。
「本当ならお祖父ちゃんの畑仕事を手伝わなきゃいけないんだけど……」
祖父のマシューも祖母のアマンダもアシュレイがこんな田舎のマディソン村で過ごす人間だとは思わなくなっていた。イルマの弟子をクビになったのも、魔力が師匠より強すぎたのだと察していたからだ。孫の将来の為に、マシューは助言する。
「お前が治療師の弟子として稼いだお金があるから、手伝いの男の子を雇える余裕がある。だから、お前はサリヴァンへ行って魔法使いの修業をした方が良い。そうしろ」
王都のサリヴァンになんかアシュレイは行きたくなかった。まだ若かった両親が流行病であっという間に亡くなったのが、幼かったアシュレイには心の傷になっていたのだ。目を離したら祖父母が死ぬかもしれない。それも自分がそばにいたら治せる簡単な病気で! アシュレイは、そんなの嫌だ! と身震いする。
「お爺ちゃんもお婆ちゃんも、俺がそばにいないと駄目だよ。イルマの弟子はクビになったけど、近くに魔法使いはいないの? 俺は畑仕事をしながら、魔法使いの修業をしたいんだ」
アシュレイは、竜の卵がなければ畑仕事だけでいいのにと、内心で溜息をついた。でも、リュリューの最後の頼みを無視はできない。
「魔法使いなぁ……このマディソン村には魔法使いなんていないが……そうじゃ! 領主様には魔法使いが仕えているのではないかな?」
田舎の農民には領主様の事など何もわからない。マシューは、村の学校の先生に聞きに行くことにした。
「マシューさん、アシュレイを町の学校に行かせる気になりましたか?」
エマーソン先生は、突然訪ねてきたマシューを温かく迎えた。田舎の学校の先生をしていて、やる気と才能のない生徒ばかりの中でアシュレイはピカッと光っていた。このままマディソン村で農夫をやらすのは才能の無駄だと憂えていたのだ。
「あの子は頑固でサリヴァンへは行かないと言い切るのです。でも、魔法使いの修行はしたいと思っているみたいで、何処かに師匠になってくれる方はいないかと先生に尋ねに来たんです」
エマーソン先生は少し考えて口を開く。
「この村には魔法使いなどいないが、領主様がおられるマクドガルには一人いた筈です。確かベケットという魔法使いだったと思います。その人が弟子を取るかどうかは知りません。それに私の紹介状で役に立つのかも分かりませんが、何も無いよりは少しはマシでしょう。アシュレイの成績の良さや治療師イルマの弟子だった事などを書いておきましょう」
エマーソン先生から紹介状を書いて貰った祖父はアシュレイを連れて隣町のマクドガルまで馬車で行く。
「お祖父ちゃん、ここは何処なの?」
「お前は覚えてないかなぁ。ナントの街からマディソン村に来る途中で通ったんだが、ここら辺を治めておられる領主様のお館があるマクドガルという町じゃ」
幼い頃はナントの港街育ちだったアシュレイだけど、すっかりマディソン村の田舎暮らしに馴染んでいたので、田舎の町に過ぎないマクドガルに興味津々だ。
「いっぱい家があるね。お店もあるよ!」
祖父もアシュレイがすっかり田舎の少年になったのに気づいて笑う。
「まぁ、マディソン村よりは町だからな。ほら、あそこが領主様のお館だよ」
こんな田舎の小さな町にしては立派なお館に見えた。
「大きなお城だね」
祖父にはお城には思えない。本当のお城を見た事があるからだ。
「お城には小さいさ。お館だな」
でも、アシュレイには壁と堀に守られたお館は城に見えた。
「ねぇ、あそこには領主様が住んでいるの? もしかして魔法使いもあそこに住んでいるの?」
祖父は魔法使いベケットがどこに住んでいるかは知らなかった。エマーソン先生も知らなかったからだ。
「さぁのう? じゃが、魔法使いはきっと領主様にお仕えしているだろう。あの門番に聞いてみよう」
館の前には槍を持った門番が立っていた。アシュレイは祖父が近づく後ろからそろそろと歩く。ナンツの街には港や大きな屋敷の前には門番もいたのだが、すっかりマディソン村の生活で忘れてしまっていた。
「あのう、私はマディソン村に住むマシューというものですが、魔法使いのベケット様に会いたいのですが、何処に居られるのか教えて頂けませんか?」
門番の男は田舎の村から出てきた年寄りとその孫にちらりと目をやる。
「ベケット様はお館内に居られるが、お前たちと会う約束はあるのか? 無いなら通せない」
マシューは困ってしまう。魔法使いに約束なんかどうやって取り付けるのか分からなかったからだ。そんな祖父を見てアシュレイが上着の袖を引っ張る。
「お祖父ちゃん、エマーソン先生の手紙を渡してもらったら? それを読んで魔法使いさんが会う気になってくれたら良いんだよ」
マシューはそれで魔法使いが会う気になるか不安だったが、この門番は自分達を通してくれそうには無い。
「この手紙をベケットという魔法使いに渡して下さい。私らはあちらの広場で夕方まで待っています」
「わしは門を離れる訳にはいかないが、交代の者が来たらベケット様に渡してやるよ。だが、ベケット様が会いに来られるかは分からんぞ」
門番なのだから、そこを離れる訳にはいかないのは二人とも理解できたので「それで良いです」とお館から離れた。
アシュレイは小さな町とはいえ、マディソン村よりはずっと大きいとキョロキョロとあちこちを眺める。
「この広場で待とう。アシュレイ、お腹が空いたんじゃないか?」
広場の周りには食べ物の匂いがして、アシュレイのお腹はグゥと鳴っていた。
「うん、でも馬にも何かやらないとね」
広場には馬や牛の水飲み場もあった。これだけでも田舎の町だと分かるのだが、アシュレイは「便利だね!」と喜んで馬に水をやる。
馬車を木陰に繋いで、二人で御者席に座って祖母の作ってくれた弁当を食べる。パンに焼いた肉を挟んでいるだけだが、アシュレイにはご馳走だ。
二人がお弁当を食べて、昼寝でもしようかと考えていた時、お館から黒い服を着た初老の男が出てきた。
「あの人がベケット様なのかな?」
アシュレイの方が目が良いから先に気づく。祖父は目を細めて見て「多分な」と答えた。何となく細身で気難しそうに感じたから、孫を弟子に取ってくれるか不安になったのだ。もしかしたら入門料とかいるのかもしれない。大工の親方の弟子になるには、一定の入門料がいるのだ。段々と近づくベケットらしき男は立派な身なりをしている。この人に払う入門料は高そうだと冷や汗をかいていた。
「お前さん達がエマーソン先生の手紙を持ってきたのかい?」
気難しそうに見えた割に、ベケットは気さくな感じで話しかけた。二人は御者席から降りて、ペコリと頭を下げる。
「私はマディソン村のマシューです。そして、この子が孫のアシュレイです。隣村の治療士のイルマの弟子をしておりましたが、教える事は無いと言われて此方に連れて来ました」
ベケットはアシュレイをじっと見つめて、うなずいた。
「お孫さんを私の弟子にしよう。本当ならサリヴァンに行った方が良さそうだが、まだ幼いからな」
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