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四話 すき
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「ゆうきくん、すき……」
「え?」
あれ? 私、今、何て?
驚いたように目を丸くしている結城くん以上に、自分で自分の言った言葉に驚いてしまった。
「俺も、好きです。美優が好きです」
あ……、名前……。いつもは安藤さんとかアンタとかなのに、急に名前で呼ばれたこともそうだけど、私の名前を呼ぶ結城くんの声が優しくて心臓がぎゅってなる。
シャツを脱がされ、ブラをとられると、結城くんの舌で硬くなった胸の先をなめられ、軽く吸いつかれるとソコに甘い痺れが広がった。
胸や体にいっぱい触ってキスしてくれて気持ち良くされて、結城くんの手がだんだん下に伸びてきて、スカートの下から入って太ももを撫でられたとき、ゾクゾクしたけど、このあと起こることを察してしまうとヤバってなって体を起こす。
「あ、ちょ、ちょっとまって」
「なに?」
「あの、少しだけまって。じ、自分で脱ぐから」
「?いや、そこは俺に脱がさせてくださいよ」
「う、うう~、でも~……」
「嫌なんですか? したくなくなった?」
理由を言うに言えずしぶっていると、悲しそうな顔をされてしまったので、あわてて首を横に振る。
「そうじゃないけど、あの、すごく濡れてるから……」
まだ触られてもいないというのに、自分でも引くくらいに私の下着はぐっしょり濡れてしまっている。
こんなの見られるの恥ずかしいから自分で脱ぐって言ったけど、結城くんは私の言っている意味を理解していないみたい。
目を丸くして、私をじっと見つめている。
あれ?伝わってない?
「へ?」
「だから……っ!」
どこが濡れてるかまで言わせる気なのかなぁ……っ!
「あ! ああ、そういうことですか、すみません。大丈夫ですよ、逆に濡れてくれないと困ります」
とりあえず察してくれて良かった、けど……。
「そうかもしれないけど……」
結城くんの言うことは確かにその通りだけど、まだ下に触られてもいないのに、こんなに濡れてるなんてなんか恥ずかしい……。一人ではりきってるみたいだし……。
まだぶつぶつ言っている私をなだめるように結城くんは私の頬にキスをして、太ももを撫でていた手は今度こそ下着の中に潜り込んできた。
「はぅっ」
ちょっと入り口に触られただけで、腰まで快感が響いて、体の奥からもっとって欲求が湧き上がってくる。
結城くんはほんの少しだけナカに指をいれてきたけど、すぐにその指を抜いてしまった。あっ……。
「すごい……。本当にすごく濡れてますね」
名残惜しく思っていると、直球でそんなことを言われて顔がカァーっと熱くなるのが自分でも分かった。
も~、なんでそういうこと言うかな~。恥ずかしくて悶え死にしそう。
「だから嫌だったのに~……。そういうこと言わないで……」
「いっぱい感じてくれて嬉しいですよ。可愛い」
一人で恥ずかしがったり、むっとしたりしてると、ごめんねって頭を撫でられて、きゅんとしちゃった。結城くんが優しい……。
結城くんが優しくて余計にもっとほしくてうずうずしてきたけど、結城くんは太ももを触ったり入り口を撫でるだけでちゃんとしてくれなくて、もう我慢できなくなっちゃった。
「結城くん、もうおねがい……」
「ん?」
「ちゃんと触って……?」
「本当に可愛いです。美優」
恥を忍んでおねだりすると、結城くんは私の唇にちゅって軽く触れるだけのキスをして、ようやくナカに指をいれてくれた。
だけど、もっと奥までほしいのに、結城くんは指を少しだけナカにいれただけで抜く。
何で……?って思ってたけど、その指でそのまま私の一番敏感な部分を撫でられて、下半身が一気に熱くなる。
「ゆうきくん、そこ、だめ……」
「ここ、気持ちいい?」
「そう、きもちいいのっ」
「でも、ダメなの?やめた方がいい?」
「やめないで……」
触られているうちにすぐにぷっくりと膨らんできた敏感なトコロを指で擦られながら、首とか肩とか色々なことにキスされて、下半身を中心にどんどん快感が広がっていく。
「やあ、ゆうきくん、もう……っ」
大きくなったトコロを指でくりくりされて、もうシーツまでびしょびしょになるほどナカから溢れてきちゃって結城くんに限界を訴える。
「イッていいよ?イクとこ見せて」
「うん、……あ、ああんっ」
結城くんにいいよって言われたあとで、今まで触っていた部分を少し強めに擦られて一気に押し上げられると、下半身が重くなって頭が真っ白になる。
……結城くんの前でイッちゃった。
「え?」
あれ? 私、今、何て?
驚いたように目を丸くしている結城くん以上に、自分で自分の言った言葉に驚いてしまった。
「俺も、好きです。美優が好きです」
あ……、名前……。いつもは安藤さんとかアンタとかなのに、急に名前で呼ばれたこともそうだけど、私の名前を呼ぶ結城くんの声が優しくて心臓がぎゅってなる。
シャツを脱がされ、ブラをとられると、結城くんの舌で硬くなった胸の先をなめられ、軽く吸いつかれるとソコに甘い痺れが広がった。
胸や体にいっぱい触ってキスしてくれて気持ち良くされて、結城くんの手がだんだん下に伸びてきて、スカートの下から入って太ももを撫でられたとき、ゾクゾクしたけど、このあと起こることを察してしまうとヤバってなって体を起こす。
「あ、ちょ、ちょっとまって」
「なに?」
「あの、少しだけまって。じ、自分で脱ぐから」
「?いや、そこは俺に脱がさせてくださいよ」
「う、うう~、でも~……」
「嫌なんですか? したくなくなった?」
理由を言うに言えずしぶっていると、悲しそうな顔をされてしまったので、あわてて首を横に振る。
「そうじゃないけど、あの、すごく濡れてるから……」
まだ触られてもいないというのに、自分でも引くくらいに私の下着はぐっしょり濡れてしまっている。
こんなの見られるの恥ずかしいから自分で脱ぐって言ったけど、結城くんは私の言っている意味を理解していないみたい。
目を丸くして、私をじっと見つめている。
あれ?伝わってない?
「へ?」
「だから……っ!」
どこが濡れてるかまで言わせる気なのかなぁ……っ!
「あ! ああ、そういうことですか、すみません。大丈夫ですよ、逆に濡れてくれないと困ります」
とりあえず察してくれて良かった、けど……。
「そうかもしれないけど……」
結城くんの言うことは確かにその通りだけど、まだ下に触られてもいないのに、こんなに濡れてるなんてなんか恥ずかしい……。一人ではりきってるみたいだし……。
まだぶつぶつ言っている私をなだめるように結城くんは私の頬にキスをして、太ももを撫でていた手は今度こそ下着の中に潜り込んできた。
「はぅっ」
ちょっと入り口に触られただけで、腰まで快感が響いて、体の奥からもっとって欲求が湧き上がってくる。
結城くんはほんの少しだけナカに指をいれてきたけど、すぐにその指を抜いてしまった。あっ……。
「すごい……。本当にすごく濡れてますね」
名残惜しく思っていると、直球でそんなことを言われて顔がカァーっと熱くなるのが自分でも分かった。
も~、なんでそういうこと言うかな~。恥ずかしくて悶え死にしそう。
「だから嫌だったのに~……。そういうこと言わないで……」
「いっぱい感じてくれて嬉しいですよ。可愛い」
一人で恥ずかしがったり、むっとしたりしてると、ごめんねって頭を撫でられて、きゅんとしちゃった。結城くんが優しい……。
結城くんが優しくて余計にもっとほしくてうずうずしてきたけど、結城くんは太ももを触ったり入り口を撫でるだけでちゃんとしてくれなくて、もう我慢できなくなっちゃった。
「結城くん、もうおねがい……」
「ん?」
「ちゃんと触って……?」
「本当に可愛いです。美優」
恥を忍んでおねだりすると、結城くんは私の唇にちゅって軽く触れるだけのキスをして、ようやくナカに指をいれてくれた。
だけど、もっと奥までほしいのに、結城くんは指を少しだけナカにいれただけで抜く。
何で……?って思ってたけど、その指でそのまま私の一番敏感な部分を撫でられて、下半身が一気に熱くなる。
「ゆうきくん、そこ、だめ……」
「ここ、気持ちいい?」
「そう、きもちいいのっ」
「でも、ダメなの?やめた方がいい?」
「やめないで……」
触られているうちにすぐにぷっくりと膨らんできた敏感なトコロを指で擦られながら、首とか肩とか色々なことにキスされて、下半身を中心にどんどん快感が広がっていく。
「やあ、ゆうきくん、もう……っ」
大きくなったトコロを指でくりくりされて、もうシーツまでびしょびしょになるほどナカから溢れてきちゃって結城くんに限界を訴える。
「イッていいよ?イクとこ見せて」
「うん、……あ、ああんっ」
結城くんにいいよって言われたあとで、今まで触っていた部分を少し強めに擦られて一気に押し上げられると、下半身が重くなって頭が真っ白になる。
……結城くんの前でイッちゃった。
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