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プロローグ
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王道学園、という文化がこの世にはある。
いやこの世にというか、この世のごく一部の界隈というか、とにかく普通に生きていく上で特に知らなくても良いような文化圏で、王道学園というものが存在している。
私立王道超有名高校。高校名である。明らかに酒を開けながら考えられましたみたいな高校名だが歴史は百年以上ある、名に違わぬ超名門私立高校。
閉鎖的で山の頂上に校舎があり、広く何不自由しない代わりに他へのアクセスが絶望的に悪いここでは恋愛しか娯楽がなく。
そして、さらに間の悪い事に男子校で。
「「きゃあああーっ! 会長様~~っ!!」」
ゲイ六割、バイ三割。残りの一割はノンケなどという、気の狂った恋愛事情──俗にいう「王道学園」……というやつであった。
「おー、今日もやってんねぇ。行ってこなくて良いんかい、宗介」
「くっ……! 俺の会長を……あの泥棒猫どもめ」
「うわぁ足震えてる」
そして俺、田中宗介は三年。重度のコミュ障であった。
園芸委員会に与えられたスペースから、人だかりを覗き勝手に歯噛みする。なにしろ目当ての方が見えない。
遠くの人だかりに覆われながらも輝くオーラを放って歩いていらっしゃるのは、最近就任されたここの生徒会長である武藤瑛一。
眉目秀麗、成績優秀、圧倒的な家柄、俺様な性格から放たれる圧倒的なカリスマ。一年時から周囲を従えていた彼こそ、この顔面至上主義の狂った世界に降り立ったメシア……!
「で、お前はそんな会長様に近づきたかったが自信がなく園芸委員会に留まっているダメ委員長と……」
「おい、あまり事実を言うなよ。傷付いちゃうだろ」
この口の悪いのは水瀬ひろし。硬質な黒髪をツンツンと逆立たせた、スポーツ系好青年って感じのやつ。
ほとんど誰も来ない園芸委員会で、唯一毎日来てくれる親友である。ちなみに水瀬は友達がいっぱい居るが俺にとっては数少ない友達だったりする。世知辛いね。
「まぁでも、委員会は俺の癒しだよ。大きな場所で畑も出来るし、観葉植物は可愛い。俺は多肉植物が好きだ」
「花とかのほうが綺麗じゃね?」
「わかってねーな、このぷにぷにが可愛いんだろ……」
園芸委員会は、他の生徒会と比べて大した権力を持っていない。他の委員長などは生徒会総選挙にて決めるが園芸委員会は内々でチャチャッと決めて生徒総会とかでヌルッと就任しがちだ。
俺は最後の委員会の日に風邪で欠席してたので委員長に決められていた。
そんな委員会の特別なことといえば、敷地の外れにある、ボロボロな旧校舎の殆どを貸し与えられているくらいだ。
今でこそさまざまな植物が共存するビオトープのような庭園になっているが、俺が入学した時なんて荒れ果てていた。ちなみに協力してくれてたはずの水瀬からは草はいっぱい生えてるので変わってないと言われた。嫌な気持ちになるね。
「まぁそんな唯一の生徒会権限を、新校舎にいるムトウサマを監視するために使うお前は相当気持ちが悪いが」
「新校舎が見えやすい位置にベンチ置いただけですゥ~いんだよ山のさらに山の上なんだからここ、気づかれないって」
双眼鏡をそっと懐にしまい、名残惜しく肉眼で武藤様のいる辺りを見つめていると水瀬からは本気で引いた声が漏れた。嫌な気持ちになる。
やめろお前、友達居なさすぎてどのラインで嫌われないか日々不安なんだぞ。コミュ障には真綿の如く優しくしろ。
「すみません、委員会の報告をしに来ました!」
そういう茶番をしていると、旧校舎の渡り廊下から生徒が顔を出す。後輩であるその男の子の頬は真っ赤に染まっていて、何やら瞳は潤んでいる。
その姿を見て、俺はそっと顔を作った。
「ありがとね~♪ 適当にしとくから、帰って良いよ」
「えっ、あ、あの……」
チャラついた仮面を被り、俺は戸惑う後輩を尻目に水瀬を隣に呼ぶ。そのまましなだれかかり、ただならぬ雰囲気ですと言外に語る。
「なぁに? なんか用、まだあるの~?」
「あ、こら、宗介」
「それともこのまま、ひろちゃんのこと見てる?」
「へっ……い、いえ! し、失礼ひましゅっ!」
後輩はさらに顔を真っ赤にし、名残惜しげに俺のことを見つめながらもその場を後にした。その背中を見送りながら、俺は長く長くため息を吐く。
「この園芸委員会に人が来ない理由、お前のせいだと思うんだよな」
「おっしゃる通りで」
待ってほしい。言い訳させてくれ。
確かに俺はコミュ障です。人の顔がうまく覚えられない上に忘れてることがすぐにバレて対人関係詰むし、ちょっと強く言われたら嫌われたと思い凹むし、距離感の詰め方もバグっている。
どこに出しても恥ずかしいコミュ障なんだけど──隠れコミュ障なのだ。
「初めの挨拶で俺、はっちゃけたからさ。チャラいと思われてて……グループメッセージのほとんどの人の名前分かんないし……でもそのコミュ障を露呈したくないきもちもある」
「よしよし、プライド高くて面倒臭くてすぐSNSで病んでそうなメンヘラ根暗コミュ障は大変だな」
「そんなに卑下した覚えはないんだけど」
「友達だから遠慮がねーんだよ」
「へ、へぇ? まぁ? じゃあ良いけど?」
「チョロ」
そう、隠れコミュ障というのは隠匿されたコミュ障というもの。初めの会話だけがピークであとはもうテンションが続かず、話題も絞り尽くせば浅さが見える、距離感だけ間違えた陽気なコミュ障なのだ。
でも陽気なコミュ障だって反省しないわけじゃなくて、毎日の失態を毎日布団で思い返しては鬱々としている。
そしてすっかり長期にわたるコミュニケーション……つまりお友達作りを諦め人が怖くなってしまった悲しき存在、それが俺……ってワケ!
「まぁでも良いんだよ。どうせここ使う人なんて、誰にもバレずに致したいって色ボケ猿だけだし」
「ああ……一時期酷かったよな」
「植木鉢割れてるし後処理していかないし地植えした苗は潰れてるしで最悪だった。体液はまだしもプラスチックを土壌に捨てんな!」
同性に恋をするものが九割、という学園らしく、ここでは男に男が親衛隊を作ったり嫉妬したり取り合ったりなど忙しい。となると当然、無事カップルになった奴らはそういうことがしたくなるわけで。
そういうことがしたくなれば他人のいない場所に来るわけで。
そうなるともう、使われていない旧校舎しか無く。
そして俺が、いつか武藤様が目に入れてくれるんじゃないかと整えているこの美しい庭園に目をつける性癖のイかれた連中もまぁいるわけで。
「だからこうして、最初から俺が使ってるお気に入りの場所……って事にすりゃ守れるなって」
「その猿芝居に付き合わされるどころか、毎回発想を自慢するようにドヤられる俺の身にもなるなどをしてほしいかもしれない」
「流れで話しちゃうんだから良いだろ。俺にとってはこの三年間で唯一自慢できる偉大な事だったんだぞ」
コミュ障は他人と交流したりアクティブに動くタイプが少ないので、自分の武勇伝をびっくりするくらい擦り続けるのである。少なくとも俺はそう。恥ずかしいね。
「わからんぞ、今年一年で自慢出来ることが増えるかもしれん」
「この十七年間で何個かしかないのにですか?」
「高校生だからな……」
「高校生活、人生のターニングポイントすぎだしそれで言うんだったら俺の高校生活無為すぎる」
もう二年過ぎ去ったのに。
ちなみに高校生活の醍醐味と言われている二年生の修学旅行だが、武藤様と一瞬回れたのにも関わらずチャラ男仮面を被りまくり明らかに引かれ嫌われるなどをし黒歴史入りした。
さらに言えばスキー研修であまりにも自分だけ滑れずパニックになってロッジに返されたり、観光で水瀬が他の班になったので一人で繰り出し、迷子になって店の人に道を聞けず、何も買えず三十分前から集合場所に佇み先生に怯えられたりもした。
「あっ、やばい、ふとした瞬間に蘇る黒歴史が俺を今襲ってる」
「かわいそうにな」
「思ってなさそう」
なんの感慨もなく返された同情の言葉に不満は覚えるものの、黒歴史なんて現代における自業自得の権化なのだからそれも仕方が無いのかもしれない。業……
「っと、そろそろ部活の練習行くか。じゃな」
「あ、はい」
水瀬が腕時計を見てさっさと庭園から離れる。弱小だが野球部に居るらしく、ここで少し委員会を手伝ったらすぐにどこかに行ってしまう。
離れていく背中を見つめながら、俺はその辺に置いておいたプラスチックの大きなジョウロを持ち上げた。
「……返してこよ」
友達もおらず、水やりも終わり、新校舎を見れば武藤様ももう居ない。
チャラいという以外に個性も持たない俺の平凡な一日は、今日も今日とて何の起伏もなく終わったのである。
──これが最後の平穏と知りもせず。
いやこの世にというか、この世のごく一部の界隈というか、とにかく普通に生きていく上で特に知らなくても良いような文化圏で、王道学園というものが存在している。
私立王道超有名高校。高校名である。明らかに酒を開けながら考えられましたみたいな高校名だが歴史は百年以上ある、名に違わぬ超名門私立高校。
閉鎖的で山の頂上に校舎があり、広く何不自由しない代わりに他へのアクセスが絶望的に悪いここでは恋愛しか娯楽がなく。
そして、さらに間の悪い事に男子校で。
「「きゃあああーっ! 会長様~~っ!!」」
ゲイ六割、バイ三割。残りの一割はノンケなどという、気の狂った恋愛事情──俗にいう「王道学園」……というやつであった。
「おー、今日もやってんねぇ。行ってこなくて良いんかい、宗介」
「くっ……! 俺の会長を……あの泥棒猫どもめ」
「うわぁ足震えてる」
そして俺、田中宗介は三年。重度のコミュ障であった。
園芸委員会に与えられたスペースから、人だかりを覗き勝手に歯噛みする。なにしろ目当ての方が見えない。
遠くの人だかりに覆われながらも輝くオーラを放って歩いていらっしゃるのは、最近就任されたここの生徒会長である武藤瑛一。
眉目秀麗、成績優秀、圧倒的な家柄、俺様な性格から放たれる圧倒的なカリスマ。一年時から周囲を従えていた彼こそ、この顔面至上主義の狂った世界に降り立ったメシア……!
「で、お前はそんな会長様に近づきたかったが自信がなく園芸委員会に留まっているダメ委員長と……」
「おい、あまり事実を言うなよ。傷付いちゃうだろ」
この口の悪いのは水瀬ひろし。硬質な黒髪をツンツンと逆立たせた、スポーツ系好青年って感じのやつ。
ほとんど誰も来ない園芸委員会で、唯一毎日来てくれる親友である。ちなみに水瀬は友達がいっぱい居るが俺にとっては数少ない友達だったりする。世知辛いね。
「まぁでも、委員会は俺の癒しだよ。大きな場所で畑も出来るし、観葉植物は可愛い。俺は多肉植物が好きだ」
「花とかのほうが綺麗じゃね?」
「わかってねーな、このぷにぷにが可愛いんだろ……」
園芸委員会は、他の生徒会と比べて大した権力を持っていない。他の委員長などは生徒会総選挙にて決めるが園芸委員会は内々でチャチャッと決めて生徒総会とかでヌルッと就任しがちだ。
俺は最後の委員会の日に風邪で欠席してたので委員長に決められていた。
そんな委員会の特別なことといえば、敷地の外れにある、ボロボロな旧校舎の殆どを貸し与えられているくらいだ。
今でこそさまざまな植物が共存するビオトープのような庭園になっているが、俺が入学した時なんて荒れ果てていた。ちなみに協力してくれてたはずの水瀬からは草はいっぱい生えてるので変わってないと言われた。嫌な気持ちになるね。
「まぁそんな唯一の生徒会権限を、新校舎にいるムトウサマを監視するために使うお前は相当気持ちが悪いが」
「新校舎が見えやすい位置にベンチ置いただけですゥ~いんだよ山のさらに山の上なんだからここ、気づかれないって」
双眼鏡をそっと懐にしまい、名残惜しく肉眼で武藤様のいる辺りを見つめていると水瀬からは本気で引いた声が漏れた。嫌な気持ちになる。
やめろお前、友達居なさすぎてどのラインで嫌われないか日々不安なんだぞ。コミュ障には真綿の如く優しくしろ。
「すみません、委員会の報告をしに来ました!」
そういう茶番をしていると、旧校舎の渡り廊下から生徒が顔を出す。後輩であるその男の子の頬は真っ赤に染まっていて、何やら瞳は潤んでいる。
その姿を見て、俺はそっと顔を作った。
「ありがとね~♪ 適当にしとくから、帰って良いよ」
「えっ、あ、あの……」
チャラついた仮面を被り、俺は戸惑う後輩を尻目に水瀬を隣に呼ぶ。そのまましなだれかかり、ただならぬ雰囲気ですと言外に語る。
「なぁに? なんか用、まだあるの~?」
「あ、こら、宗介」
「それともこのまま、ひろちゃんのこと見てる?」
「へっ……い、いえ! し、失礼ひましゅっ!」
後輩はさらに顔を真っ赤にし、名残惜しげに俺のことを見つめながらもその場を後にした。その背中を見送りながら、俺は長く長くため息を吐く。
「この園芸委員会に人が来ない理由、お前のせいだと思うんだよな」
「おっしゃる通りで」
待ってほしい。言い訳させてくれ。
確かに俺はコミュ障です。人の顔がうまく覚えられない上に忘れてることがすぐにバレて対人関係詰むし、ちょっと強く言われたら嫌われたと思い凹むし、距離感の詰め方もバグっている。
どこに出しても恥ずかしいコミュ障なんだけど──隠れコミュ障なのだ。
「初めの挨拶で俺、はっちゃけたからさ。チャラいと思われてて……グループメッセージのほとんどの人の名前分かんないし……でもそのコミュ障を露呈したくないきもちもある」
「よしよし、プライド高くて面倒臭くてすぐSNSで病んでそうなメンヘラ根暗コミュ障は大変だな」
「そんなに卑下した覚えはないんだけど」
「友達だから遠慮がねーんだよ」
「へ、へぇ? まぁ? じゃあ良いけど?」
「チョロ」
そう、隠れコミュ障というのは隠匿されたコミュ障というもの。初めの会話だけがピークであとはもうテンションが続かず、話題も絞り尽くせば浅さが見える、距離感だけ間違えた陽気なコミュ障なのだ。
でも陽気なコミュ障だって反省しないわけじゃなくて、毎日の失態を毎日布団で思い返しては鬱々としている。
そしてすっかり長期にわたるコミュニケーション……つまりお友達作りを諦め人が怖くなってしまった悲しき存在、それが俺……ってワケ!
「まぁでも良いんだよ。どうせここ使う人なんて、誰にもバレずに致したいって色ボケ猿だけだし」
「ああ……一時期酷かったよな」
「植木鉢割れてるし後処理していかないし地植えした苗は潰れてるしで最悪だった。体液はまだしもプラスチックを土壌に捨てんな!」
同性に恋をするものが九割、という学園らしく、ここでは男に男が親衛隊を作ったり嫉妬したり取り合ったりなど忙しい。となると当然、無事カップルになった奴らはそういうことがしたくなるわけで。
そういうことがしたくなれば他人のいない場所に来るわけで。
そうなるともう、使われていない旧校舎しか無く。
そして俺が、いつか武藤様が目に入れてくれるんじゃないかと整えているこの美しい庭園に目をつける性癖のイかれた連中もまぁいるわけで。
「だからこうして、最初から俺が使ってるお気に入りの場所……って事にすりゃ守れるなって」
「その猿芝居に付き合わされるどころか、毎回発想を自慢するようにドヤられる俺の身にもなるなどをしてほしいかもしれない」
「流れで話しちゃうんだから良いだろ。俺にとってはこの三年間で唯一自慢できる偉大な事だったんだぞ」
コミュ障は他人と交流したりアクティブに動くタイプが少ないので、自分の武勇伝をびっくりするくらい擦り続けるのである。少なくとも俺はそう。恥ずかしいね。
「わからんぞ、今年一年で自慢出来ることが増えるかもしれん」
「この十七年間で何個かしかないのにですか?」
「高校生だからな……」
「高校生活、人生のターニングポイントすぎだしそれで言うんだったら俺の高校生活無為すぎる」
もう二年過ぎ去ったのに。
ちなみに高校生活の醍醐味と言われている二年生の修学旅行だが、武藤様と一瞬回れたのにも関わらずチャラ男仮面を被りまくり明らかに引かれ嫌われるなどをし黒歴史入りした。
さらに言えばスキー研修であまりにも自分だけ滑れずパニックになってロッジに返されたり、観光で水瀬が他の班になったので一人で繰り出し、迷子になって店の人に道を聞けず、何も買えず三十分前から集合場所に佇み先生に怯えられたりもした。
「あっ、やばい、ふとした瞬間に蘇る黒歴史が俺を今襲ってる」
「かわいそうにな」
「思ってなさそう」
なんの感慨もなく返された同情の言葉に不満は覚えるものの、黒歴史なんて現代における自業自得の権化なのだからそれも仕方が無いのかもしれない。業……
「っと、そろそろ部活の練習行くか。じゃな」
「あ、はい」
水瀬が腕時計を見てさっさと庭園から離れる。弱小だが野球部に居るらしく、ここで少し委員会を手伝ったらすぐにどこかに行ってしまう。
離れていく背中を見つめながら、俺はその辺に置いておいたプラスチックの大きなジョウロを持ち上げた。
「……返してこよ」
友達もおらず、水やりも終わり、新校舎を見れば武藤様ももう居ない。
チャラいという以外に個性も持たない俺の平凡な一日は、今日も今日とて何の起伏もなく終わったのである。
──これが最後の平穏と知りもせず。
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