140 / 201
監禁! 最後の文化祭
11
しおりを挟む
その夜。武藤様はいつものように帰ってきた。何食わぬ顔で。
「おいオタク、花瓶倒したんなら片付けるくらいしやがれ。園芸委員会だろうが」
「それが本物ならね」
花瓶を倒したのだって知ってるくせに、帰ってきてまずは驚いて見せていた。俺は武藤様の演技には詳しい。歯痒く思って見ていたファンの一人なのだから。
ダイニングテーブルに腰掛けた俺が見据える先に、割れた花瓶を片付け小言も言わず造花を、適当に出したコップに植えた。ご丁寧に水もつけている。いらないのにね。
「ハァ。ったく、今から飯作るからまだ我慢して──」
「そ。じゃあそれまでに話したいことがあるんだけど、いい?」
顔色が明らかに変わった。薄い金色が頼りなさ髪に揺れて、明らかに質の下がった黒髪がさらりと耳から落ちた。
花瓶の破片が入った塵取りを持って停止した武藤様に俺は声をかける。
「これなーんだ」
「ッ!? それは……」
ちゃり、と金属の擦れる音。無機質な、キーホルダーも何も付いていない鍵を見て、振り返った武藤様の目が際限なく見開かれた。
その鏡みたいな目に映っている俺は、焦りを顔に出す武藤様とは真反対の腹立たしい笑顔を浮かべていた。
「まぁー待て待て待て。俺は何も脅そうってわけじゃない。わかるでしょ? 俺は武藤様の不利益になるようなことしたくないんだよ、出来ればね。最終手段にしておきたい」
唇を戦慄かせる武藤様は何かを勘違いしているらしく青ざめすぎてもはや白くなっていたのでとりあえず訂正しておく。
こういうのは勢いが大事だ勢いが! 初手ハイテンションコミュ障はこういう勢いで押し切る系は得意である。
とにかくくっちゃべって罪悪感から意識を逸らした。勝手に監禁して勝手に押し潰されて、全く面倒なお人だ。可愛いからいいけどね。
「ただまぁ、俺としてもこの監禁とかいうガキのお遊びに推しが疲弊させられるのは我慢ならないんだよね。分かるかな、まさか自分が疲弊してる自覚もないわけないよな」
「ッガキのお遊びだと!」
「お遊びだろうがよ~~」
よしよし、うまく怒りに変換できたな。武藤様としては真剣にやっているのだ、この監禁ごっこは。真剣に考えて、自分が幸福になるために俺にエゴを押し付けているのだと思っている。
(貴方がそれで幸せそうだったら、俺もそう思うけどね)
そうでない限り、形式ばったテンプレート的な幸せの形に自分を押し込めるおままごとにしかならない。
ダイニングテーブルの前まで来て凄む武藤様に、俺も視線を返した。
上気した頬、意志の強い目、こんな状況でもとてつもなく目の惹かれるカリスマ性。
心臓が鳴って、脂汗が滲む。ビリビリと肌に伝わる怒りに身がすくんだ。
広い室内は家具をたくさん置いても広くて、壁掛け時計の秒針を刻む音が鮮明に鼓膜を揺らす。夜景の光をかき消すような室内の白色灯は俺たちの間を今も静かに照らしていた。
「あのな武藤様、じゃあなんであんたは俺を監禁してるんだよ? 答えられるん?」
「ったりまえだろ」
ふーーん。
口先ではこういうが、武藤様の目が泳いだのは見逃さなかった。ああやっぱりね、と少しの諦観が去来する。
なんで、と聞けば、暗い執着に囚われて輝きを鈍らせた金色が、その執着をとろりと開示する。
「テメーが……俺様から離れて行こうとするからだ」
「それがどうした。今聞いてるのは俺の行動じゃないよな? あんたの行動理由に俺の自由意志を巻き込むなよ」
質問に答えろと言い含めるように突き詰めれば、予想していなかったのか胸元のエプロンをギュッと握りしめていた。
その手はきっと汗ばんでいる。
「真道と」
うん
「真道と……仲良くなったんだろ、てめーは」
こんな時ばかり、俺のコミュ障アイは仕事をする。
気まずげにモゴモゴと言う仕草、語る言葉、そらされた瞳、握りしめた拳。
「俺が一番だったくせに、オタクのくせに……俺が唯一だ、俺が最もお前のことを分かってる、快適にできる……」
ああ、やっぱりな。
涙が出るほど嬉しい言葉だ。あの武藤様が俺なんかの評価を求めている。そんなの何年先でも讃え続ける。大地讃頌も真っ青だ。
──なんて、少し前の自分なら思っていたのだろう。
「そっか」
どうしてか微笑みが溢れる。
なにもかもが馬鹿馬鹿しい話である。
「武藤様はただ、俺を使って真道を越えたいだけだね」
「……は?」
「あんたの一番は真道だ。いつも心の奥では真道に敵わないと思ってる。だから真道の名にこだわるんだ」
久しぶりにこうした顔をしたかもしれない。薄笑いを貼り付けて、何かを口にしようとした武藤様の言葉を封じた線だけで言葉を封じさせることができるほど、彼にとっては痛いことだったのだろう。
スゥ、と息を肺に取り入れる。
今からいう言葉は、俺が一番目を逸らしたかったこと。
「誰でもよかったんだ、あんたは」
心臓を滅多刺しにされたようだ。新鮮な血がいくらでもどくどくとこぼれ落ちていて、心の殺人があるのなら今のような状況なのだなと思った。
「、ん、なわけ」
「あるよ」
あるんだ。
たとえばあの日、同室になったのが別の人であれば。もう少し純粋であれば、そう言う人にこの男の執着は向けられていた。
「……あるんだよ」
だってさ、武藤様。
俺は耐えようもなく武藤様が好きなのに、不公平だよな。
世の中は不公平なもんだからいいけどさ。
「あんたは、俺が好きな音楽は知ってる?」
「あ?」
「俺が好きな遊びは? 得意教科は? 初めて咲かせた花の名前は?」
武藤様が一瞬口を開きかけて、何も出てこないことに気がついて、喉が詰まったような音を立てて目を歪ませる。
何も言えないよな。知らないよな。
監禁までした相手のことを、貴方は知ろうとすらしなかったよな。
「俺じゃなくてよかったんだよ」
全肯定させるだけなら、他の信者を探してくれ。
笑ってあげた別れに、武藤様が反論することはなかった。真珠のような雫が弾ける。
「…………ごめん……………」
ごく幼い言葉遣いだ。彼に似合うとは到底思えない。けれどか細く謝られるものだから、大きなため息をついてみせて肩を震わせた武藤様を見るだけで、怒りなど飛んでいくのだからもっとずるい男である。
「……だからさ、ここから出して武藤様」
「……」
「そんで付き合お。お試しでいいから」
「は????」
は?
ばっと顔を上げた武藤様の困惑した顔に逆に首を傾げた。何を不思議そうな顔をしているのか。
いや普通に、誰でもよかったなら誰でもよくなくするべきじゃない? なに勝手に読み取って失恋したみたいな顔してるんだ。失恋したのは俺だろうがよ。全く面倒くさくて気の利かない人である。
「俺は唯一無二で武藤様が好きだから」
武藤様と違って、俺にはただ一人だから。
「──思い出がわりに、恋人ごっこに付き合ってよ」
「おいオタク、花瓶倒したんなら片付けるくらいしやがれ。園芸委員会だろうが」
「それが本物ならね」
花瓶を倒したのだって知ってるくせに、帰ってきてまずは驚いて見せていた。俺は武藤様の演技には詳しい。歯痒く思って見ていたファンの一人なのだから。
ダイニングテーブルに腰掛けた俺が見据える先に、割れた花瓶を片付け小言も言わず造花を、適当に出したコップに植えた。ご丁寧に水もつけている。いらないのにね。
「ハァ。ったく、今から飯作るからまだ我慢して──」
「そ。じゃあそれまでに話したいことがあるんだけど、いい?」
顔色が明らかに変わった。薄い金色が頼りなさ髪に揺れて、明らかに質の下がった黒髪がさらりと耳から落ちた。
花瓶の破片が入った塵取りを持って停止した武藤様に俺は声をかける。
「これなーんだ」
「ッ!? それは……」
ちゃり、と金属の擦れる音。無機質な、キーホルダーも何も付いていない鍵を見て、振り返った武藤様の目が際限なく見開かれた。
その鏡みたいな目に映っている俺は、焦りを顔に出す武藤様とは真反対の腹立たしい笑顔を浮かべていた。
「まぁー待て待て待て。俺は何も脅そうってわけじゃない。わかるでしょ? 俺は武藤様の不利益になるようなことしたくないんだよ、出来ればね。最終手段にしておきたい」
唇を戦慄かせる武藤様は何かを勘違いしているらしく青ざめすぎてもはや白くなっていたのでとりあえず訂正しておく。
こういうのは勢いが大事だ勢いが! 初手ハイテンションコミュ障はこういう勢いで押し切る系は得意である。
とにかくくっちゃべって罪悪感から意識を逸らした。勝手に監禁して勝手に押し潰されて、全く面倒なお人だ。可愛いからいいけどね。
「ただまぁ、俺としてもこの監禁とかいうガキのお遊びに推しが疲弊させられるのは我慢ならないんだよね。分かるかな、まさか自分が疲弊してる自覚もないわけないよな」
「ッガキのお遊びだと!」
「お遊びだろうがよ~~」
よしよし、うまく怒りに変換できたな。武藤様としては真剣にやっているのだ、この監禁ごっこは。真剣に考えて、自分が幸福になるために俺にエゴを押し付けているのだと思っている。
(貴方がそれで幸せそうだったら、俺もそう思うけどね)
そうでない限り、形式ばったテンプレート的な幸せの形に自分を押し込めるおままごとにしかならない。
ダイニングテーブルの前まで来て凄む武藤様に、俺も視線を返した。
上気した頬、意志の強い目、こんな状況でもとてつもなく目の惹かれるカリスマ性。
心臓が鳴って、脂汗が滲む。ビリビリと肌に伝わる怒りに身がすくんだ。
広い室内は家具をたくさん置いても広くて、壁掛け時計の秒針を刻む音が鮮明に鼓膜を揺らす。夜景の光をかき消すような室内の白色灯は俺たちの間を今も静かに照らしていた。
「あのな武藤様、じゃあなんであんたは俺を監禁してるんだよ? 答えられるん?」
「ったりまえだろ」
ふーーん。
口先ではこういうが、武藤様の目が泳いだのは見逃さなかった。ああやっぱりね、と少しの諦観が去来する。
なんで、と聞けば、暗い執着に囚われて輝きを鈍らせた金色が、その執着をとろりと開示する。
「テメーが……俺様から離れて行こうとするからだ」
「それがどうした。今聞いてるのは俺の行動じゃないよな? あんたの行動理由に俺の自由意志を巻き込むなよ」
質問に答えろと言い含めるように突き詰めれば、予想していなかったのか胸元のエプロンをギュッと握りしめていた。
その手はきっと汗ばんでいる。
「真道と」
うん
「真道と……仲良くなったんだろ、てめーは」
こんな時ばかり、俺のコミュ障アイは仕事をする。
気まずげにモゴモゴと言う仕草、語る言葉、そらされた瞳、握りしめた拳。
「俺が一番だったくせに、オタクのくせに……俺が唯一だ、俺が最もお前のことを分かってる、快適にできる……」
ああ、やっぱりな。
涙が出るほど嬉しい言葉だ。あの武藤様が俺なんかの評価を求めている。そんなの何年先でも讃え続ける。大地讃頌も真っ青だ。
──なんて、少し前の自分なら思っていたのだろう。
「そっか」
どうしてか微笑みが溢れる。
なにもかもが馬鹿馬鹿しい話である。
「武藤様はただ、俺を使って真道を越えたいだけだね」
「……は?」
「あんたの一番は真道だ。いつも心の奥では真道に敵わないと思ってる。だから真道の名にこだわるんだ」
久しぶりにこうした顔をしたかもしれない。薄笑いを貼り付けて、何かを口にしようとした武藤様の言葉を封じた線だけで言葉を封じさせることができるほど、彼にとっては痛いことだったのだろう。
スゥ、と息を肺に取り入れる。
今からいう言葉は、俺が一番目を逸らしたかったこと。
「誰でもよかったんだ、あんたは」
心臓を滅多刺しにされたようだ。新鮮な血がいくらでもどくどくとこぼれ落ちていて、心の殺人があるのなら今のような状況なのだなと思った。
「、ん、なわけ」
「あるよ」
あるんだ。
たとえばあの日、同室になったのが別の人であれば。もう少し純粋であれば、そう言う人にこの男の執着は向けられていた。
「……あるんだよ」
だってさ、武藤様。
俺は耐えようもなく武藤様が好きなのに、不公平だよな。
世の中は不公平なもんだからいいけどさ。
「あんたは、俺が好きな音楽は知ってる?」
「あ?」
「俺が好きな遊びは? 得意教科は? 初めて咲かせた花の名前は?」
武藤様が一瞬口を開きかけて、何も出てこないことに気がついて、喉が詰まったような音を立てて目を歪ませる。
何も言えないよな。知らないよな。
監禁までした相手のことを、貴方は知ろうとすらしなかったよな。
「俺じゃなくてよかったんだよ」
全肯定させるだけなら、他の信者を探してくれ。
笑ってあげた別れに、武藤様が反論することはなかった。真珠のような雫が弾ける。
「…………ごめん……………」
ごく幼い言葉遣いだ。彼に似合うとは到底思えない。けれどか細く謝られるものだから、大きなため息をついてみせて肩を震わせた武藤様を見るだけで、怒りなど飛んでいくのだからもっとずるい男である。
「……だからさ、ここから出して武藤様」
「……」
「そんで付き合お。お試しでいいから」
「は????」
は?
ばっと顔を上げた武藤様の困惑した顔に逆に首を傾げた。何を不思議そうな顔をしているのか。
いや普通に、誰でもよかったなら誰でもよくなくするべきじゃない? なに勝手に読み取って失恋したみたいな顔してるんだ。失恋したのは俺だろうがよ。全く面倒くさくて気の利かない人である。
「俺は唯一無二で武藤様が好きだから」
武藤様と違って、俺にはただ一人だから。
「──思い出がわりに、恋人ごっこに付き合ってよ」
117
あなたにおすすめの小説
【完結】我が兄は生徒会長である!
tomoe97
BL
冷徹•無表情•無愛想だけど眉目秀麗、成績優秀、運動神経まで抜群(噂)の学園一の美男子こと生徒会長・葉山凌。
名門私立、全寮制男子校の生徒会長というだけあって色んな意味で生徒から一目も二目も置かれる存在。
そんな彼には「推し」がいる。
それは風紀委員長の神城修哉。彼は誰にでも人当たりがよく、仕事も早い。喧嘩の現場を抑えることもあるので腕っぷしもつよい。
実は生徒会長・葉山凌はコミュ症でビジュアルと家柄、風格だけでここまで上り詰めた、エセカリスマ。実際はメソメソ泣いてばかりなので、本物のカリスマに憧れている。
終始彼の弟である生徒会補佐の観察記録調で語る、推し活と片思いの間で揺れる青春恋模様。
本編完結。番外編(after story)でその後の話や過去話などを描いてます。
(番外編、after storyで生徒会補佐✖️転校生有。可愛い美少年✖️高身長爽やか男子の話です)
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
風紀委員長様は王道転校生がお嫌い
八(八月八)
BL
※11/12 10話後半を加筆しました。
11/21 登場人物まとめを追加しました。
【第7回BL小説大賞エントリー中】
山奥にある全寮制の名門男子校鶯実学園。
この学園では、各委員会の委員長副委員長と、生徒会執行部が『役付』と呼ばれる特権を持っていた。
東海林幹春は、そんな鶯実学園の風紀委員長。
風紀委員長の名に恥じぬ様、真面目実直に、髪は七三、黒縁メガネも掛けて職務に当たっていた。
しかしある日、突如として彼の生活を脅かす転入生が現われる。
ボサボサ頭に大きなメガネ、ブカブカの制服に身を包んだ転校生は、元はシングルマザーの田舎育ち。母の再婚により理事長の親戚となり、この学園に編入してきたものの、学園の特殊な環境に慣れず、あくまでも庶民感覚で突き進もうとする。
おまけにその転校生に、生徒会執行部の面々はメロメロに!?
そんな転校生がとにかく気に入らない幹春。
何を隠そう、彼こそが、中学まで、転校生を凌ぐ超極貧ド田舎生活をしてきていたから!
※11/12に10話加筆しています。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる