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【132.5話】 リリアとシェスタと魔法のホウキ
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「リリア、ちょっとこっちへおいでよ」
街中の買い物帰りリリアは声をかけられた。お昼前の時間、ギルドに戻ってご飯にしようか、どこかで食べて帰ろうかとう言う時間帯。
「シェスタさん、今日もあなたに神のご加護がありますように」
にっこり微笑みながらも立ち去ろうとするリリア。たった今買い物ついでに、よくリリアお手製薬草を買ってくれるコットキャットさんに配達を頼まれて済ませていたところ。早くお昼御飯が食べたい。
それに、シェスタは占い魔術士で特に占ってもらいたい事があるか時間つぶしをしたい時以外はなるべく立ち寄らない。話し出すと長くなり「今日は雑談よ、ちょっと付き合いなさいよ!」と言いつつも
「あなたは当分男運なさそうねぇ… 食べ過ぎ飲みすぎでお腹壊す可能性があるわね… 魔除けのお札12Gよ… あら?もうお帰り? ちょっと見えちゃったのでアドバイスしたから… 3Gでいいわ」といつの間にか色々請求されがちだ。
因みに当たると「ほらぁ!ちゃんと注意してあげたのにぃ」とわざわざ通行しているリリアのところまで立ち上がってやってくる。
外れると机で熱心に本でも読んでいるママさん占い師。
たまに娘のサクラも露店に来ている。
シェスタは愛想笑いのおしゃべりさんなのに娘のサクラはニコリともせず、じっとリリアの顔を見つめて、時々母の後ろに隠れたりする。
「サクラは私より才能ありそうよ」シェスタが言う。
サクラは人見知りが激しいらしくリリアが挨拶してもうんともすんとも言わない。リリアや通りをじっと見据えてはたまにシェスタの後ろに隠れたり顔を伏せたりしている。
滅多にしゃべらないが、一度「あの人の命日になるよ、定めよ…」とボソっと呟き、歩いていた若者を指さすとそのままシェスタの後ろに隠れてしまった。
リリアが振り向くと若い男が通りを歩いて行く。
“あんな若者が?”リリアがいぶかしがって見ていると。緊急走行してきた騎馬衛兵にあっという間に惹かれ、打ち所が悪く亡くなってしまった。
「サクラ?どうしてわかった?」
騒ぎが落ち着いてリリアが聞いてみた。
「……………」
サクラは顔を伏せて母親の後ろに隠れてしまった。
「サクラは才能あるからねぇ」シェスタがニコニコと頭をなでる…
“あり過ぎだ!! 色々怖ぇよ!! 知りたくないよ!”リリアはビビる…
で、声をかけられたリリア。今日は歩き去ろうとしたが呼び止められた。
「リリア、そのホウキ。ちょっと見せてよ」呼ぶのである。
「あ… これ?… さっきそこで拾ったんだよ」
日常、武器を手に歩いているリリアは呼ばれて気が付いた。自然に持っていたがさっきホウキを道端で拾ったのだ。もともと今日はこの用事で出てきたのだ。
昨日、リリアは中古屋で期限切れの命令スクロールを貰ってきたのだ。
「ホウキ類に命令を与えて自立式に掃除させたり、使い方次第では空も飛ばせる命令スクロール?… 面白そうじゃない、期限切れなら頂戴よ!」と「期限切れしてるから危ないよ」と注意されるのを「平気!へいき!」と貰ってきた。
で、「空飛ぶホウキで飛んでみようよ」コトロ達を呼んでギルドにあったホウキに命令。
「期限切れスクロールですかぁ?辞めておいた方が…」と心配するコトロ。
「平気だってば、だって発動しなければただのホウキだよ…… えー… クン、ポテンシア、デ、ソル…」
リリアがスクロールを読んでみる。
「………… 飛ばないじゃん」
「ピクリともしないニャン」
「読み、あっていたピョン?」
「やっぱり期限切れですよ」
皆諦めかけた瞬間
“ドシュー!! キラーン!!”と、一直線に空のかなたに消えていった。最後何故か輝いた…
光陰矢の如し…
「びっくりしたニャン」
「あれ、乗ってたら生きたまま天国行ってたピョン」
「…… 何の命令与えたんですか?リリア」
皆が目をまん丸くしている。
「え… ちょっとよくわかんないけど… ルビ振ってあるの読んだだけだよ」リリアはわりかし淡々としている。
「……… あの… ちゃんと自腹でホウキ弁償してくださいね」コトロ達はバーに引っ込んでしまった。
「…… ちゃんと持ち主に帰って来るかもよ」リリアは呑気な事を言いながらしばらく空を眺めていた。
それでホウキを買いに出て来たリリアだが、ちょうど路地に転がっていた中古のホウキを拾ってきたのだ。契約金で潤っていて武器にはこだわるが、自分に関係ないアイテムはケチケチなリリア。
「このホウキ?… 毛が擦り切れてボロボロだけど、まだ使えそうだし… いいかなぁと思って」
リリアがシェスタにホウキを差し出す。
「ホウキさん、あなた、宿っているでしょ。ちゃんとお話ししなさいよ。黙っていても仕方ないわよ」
シェスタがホウキに話しかけている。ホウキにぶつくさ言っている危ない女。
「……… はい… はじめまして…」
「ぅお! 本当だ!喋った! 宿ってる」
リリアは驚きの声をあげる。妖精か?使い魔か?何故路地裏に転がっていた?
「リリア、お座りなさいよ。ホウキさんの話をうかがいましょう」
シェスタが椅子をすすめる。
「驚いた、どうしてわかった?何で話せるの?なんで黙っていたの?妖精?使い魔?呪い?… とにかく、ちょっとお昼にBLTサンドと果実水買ってくるからゆっくり事情を聞こう」
リリアが言う。
「あら、そんな時間ね。じゃリリア、それ二人前づつね」
シェスタがニコニコしている。
通りはお昼休憩で人が増えてきている。
街中の買い物帰りリリアは声をかけられた。お昼前の時間、ギルドに戻ってご飯にしようか、どこかで食べて帰ろうかとう言う時間帯。
「シェスタさん、今日もあなたに神のご加護がありますように」
にっこり微笑みながらも立ち去ろうとするリリア。たった今買い物ついでに、よくリリアお手製薬草を買ってくれるコットキャットさんに配達を頼まれて済ませていたところ。早くお昼御飯が食べたい。
それに、シェスタは占い魔術士で特に占ってもらいたい事があるか時間つぶしをしたい時以外はなるべく立ち寄らない。話し出すと長くなり「今日は雑談よ、ちょっと付き合いなさいよ!」と言いつつも
「あなたは当分男運なさそうねぇ… 食べ過ぎ飲みすぎでお腹壊す可能性があるわね… 魔除けのお札12Gよ… あら?もうお帰り? ちょっと見えちゃったのでアドバイスしたから… 3Gでいいわ」といつの間にか色々請求されがちだ。
因みに当たると「ほらぁ!ちゃんと注意してあげたのにぃ」とわざわざ通行しているリリアのところまで立ち上がってやってくる。
外れると机で熱心に本でも読んでいるママさん占い師。
たまに娘のサクラも露店に来ている。
シェスタは愛想笑いのおしゃべりさんなのに娘のサクラはニコリともせず、じっとリリアの顔を見つめて、時々母の後ろに隠れたりする。
「サクラは私より才能ありそうよ」シェスタが言う。
サクラは人見知りが激しいらしくリリアが挨拶してもうんともすんとも言わない。リリアや通りをじっと見据えてはたまにシェスタの後ろに隠れたり顔を伏せたりしている。
滅多にしゃべらないが、一度「あの人の命日になるよ、定めよ…」とボソっと呟き、歩いていた若者を指さすとそのままシェスタの後ろに隠れてしまった。
リリアが振り向くと若い男が通りを歩いて行く。
“あんな若者が?”リリアがいぶかしがって見ていると。緊急走行してきた騎馬衛兵にあっという間に惹かれ、打ち所が悪く亡くなってしまった。
「サクラ?どうしてわかった?」
騒ぎが落ち着いてリリアが聞いてみた。
「……………」
サクラは顔を伏せて母親の後ろに隠れてしまった。
「サクラは才能あるからねぇ」シェスタがニコニコと頭をなでる…
“あり過ぎだ!! 色々怖ぇよ!! 知りたくないよ!”リリアはビビる…
で、声をかけられたリリア。今日は歩き去ろうとしたが呼び止められた。
「リリア、そのホウキ。ちょっと見せてよ」呼ぶのである。
「あ… これ?… さっきそこで拾ったんだよ」
日常、武器を手に歩いているリリアは呼ばれて気が付いた。自然に持っていたがさっきホウキを道端で拾ったのだ。もともと今日はこの用事で出てきたのだ。
昨日、リリアは中古屋で期限切れの命令スクロールを貰ってきたのだ。
「ホウキ類に命令を与えて自立式に掃除させたり、使い方次第では空も飛ばせる命令スクロール?… 面白そうじゃない、期限切れなら頂戴よ!」と「期限切れしてるから危ないよ」と注意されるのを「平気!へいき!」と貰ってきた。
で、「空飛ぶホウキで飛んでみようよ」コトロ達を呼んでギルドにあったホウキに命令。
「期限切れスクロールですかぁ?辞めておいた方が…」と心配するコトロ。
「平気だってば、だって発動しなければただのホウキだよ…… えー… クン、ポテンシア、デ、ソル…」
リリアがスクロールを読んでみる。
「………… 飛ばないじゃん」
「ピクリともしないニャン」
「読み、あっていたピョン?」
「やっぱり期限切れですよ」
皆諦めかけた瞬間
“ドシュー!! キラーン!!”と、一直線に空のかなたに消えていった。最後何故か輝いた…
光陰矢の如し…
「びっくりしたニャン」
「あれ、乗ってたら生きたまま天国行ってたピョン」
「…… 何の命令与えたんですか?リリア」
皆が目をまん丸くしている。
「え… ちょっとよくわかんないけど… ルビ振ってあるの読んだだけだよ」リリアはわりかし淡々としている。
「……… あの… ちゃんと自腹でホウキ弁償してくださいね」コトロ達はバーに引っ込んでしまった。
「…… ちゃんと持ち主に帰って来るかもよ」リリアは呑気な事を言いながらしばらく空を眺めていた。
それでホウキを買いに出て来たリリアだが、ちょうど路地に転がっていた中古のホウキを拾ってきたのだ。契約金で潤っていて武器にはこだわるが、自分に関係ないアイテムはケチケチなリリア。
「このホウキ?… 毛が擦り切れてボロボロだけど、まだ使えそうだし… いいかなぁと思って」
リリアがシェスタにホウキを差し出す。
「ホウキさん、あなた、宿っているでしょ。ちゃんとお話ししなさいよ。黙っていても仕方ないわよ」
シェスタがホウキに話しかけている。ホウキにぶつくさ言っている危ない女。
「……… はい… はじめまして…」
「ぅお! 本当だ!喋った! 宿ってる」
リリアは驚きの声をあげる。妖精か?使い魔か?何故路地裏に転がっていた?
「リリア、お座りなさいよ。ホウキさんの話をうかがいましょう」
シェスタが椅子をすすめる。
「驚いた、どうしてわかった?何で話せるの?なんで黙っていたの?妖精?使い魔?呪い?… とにかく、ちょっとお昼にBLTサンドと果実水買ってくるからゆっくり事情を聞こう」
リリアが言う。
「あら、そんな時間ね。じゃリリア、それ二人前づつね」
シェスタがニコニコしている。
通りはお昼休憩で人が増えてきている。
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