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【167.5話】 リリアの故郷は辺鄙な村 ※166.5話の続き※
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ウッソ村に帰村したリリアと愉快な仲間たち。
実際にはウッソ村の方が愉快な人たち。
リリアはダカットを手に、ブラックとローズでポイズンローパーを退治しながらウッソ村の南に流れる川に沿って下り中。
アランはシェリフを率いて川を上りながらトードを退治。
「あぁ、何だかとんでもない騒ぎになってるよね… 村にいても面倒なだけだから夕方まで観光しようか… ユニコーンが出現すると言われている泉が近くにあるよ、プチ観光スポットよ、行ってみない?」リリアが噂と騒ぎにうんざりしているとアランがやってきた。
「リリア達すまないが、ここのところ水辺で魔物が多くてな、シェリフ達だけでは手が足りなくて手伝ってくれよ」アランが再び教会に顔をだした。
「うーん… 皆を観光に連れて行こうかと思ったけど… ちょっと手伝ってもらえるかなぁ?」リリアがブラック達に尋ねる。
「うっす!もちろんっす、ガンガンいくっす」「当然だ、準備はできておる」
ブラックもローズも良い人だ、二言返事で引き受けてくれた。
毒を持っていると言っても相手はローパー、薬草類を十分に持ちリリア達は良い運動とばかりにローパー退治。
行ってみると川辺を中心にローパー、トード、スライム等のネバ系が結構繁殖している。
「結構すごいね、これは皆適当に報告してサボってたよね、よく子供達に怪我人がでなかったよ」
結構呆れるくらいにウロウロしている。
「まぁ、良い運動ね。見てみて、ローパーってねこうやって… 何本か… こう、火矢を打ち込むと… ほらね面白いでしょ?」リリアが火矢を準備して打ち込む。
毒の触手だろうが届かなければ怖くもない。ローパーの表面で油が燃えジュブジュブしながら溶ける様に燃えていく。
「先輩、俺の番っす!やっぱりネバネバ系はこれっす」
ファイアーボールを打ち込み、ファイアータワーで焼き、仕上げはまとめてファイアーストーム。
「わっはっはっは、派手!」リリアとローズが笑う。
「では、我の番であるな」
ローズは細く長身の剣を手に構えた。
ローズ 戦場のバラ・ダンシングローズ
ルーダ・コートの街の冒険者ギルドに所属する者か戦闘、掃討活動に関わる者のほとんどが知る実力剣士。
端正な顔立ちの長髪美人、リリア程ではないが女性の中では長身。
鷹を模ったオープンフェイスのヘルメット、ライトシルバーに赤いストライプの入ったアーマーに鋼のグローブ、ブーツに長いスカートを装備している。
片手剣、場合によっては両手剣やスモールシールドを使うが魔法を使うため片手剣の時が多い。
リリアのようなスピードで攻めるスタイルだが、足を使って回り込むように戦うリリアに対し、相手の懐に入り身のこなしとステップで連続的に攻撃するスタイル。
また、一種類だがガードオブオーブと呼ばれるエネルギーの球体を体の周りに回転させながら防御できる。
相手の輪の中に飛び込み回転するように剣と体を使って攻撃する芸術的な戦技と端麗な容姿から“戦場のバラ”と呼ばれる。
高名な兵士家系の娘だったらしく、軍隊口調、淡々としていてあまりしゃべらないことから異性に冷たいようでバラの異名の由来となっているが、実はとても温情的な女性。
メイレルでの治安活動依頼、おしゃべりリリアと気が合うようだ。
無口なプロフェッショナルで普段はギルドの仲間と仕事をこなしている。
「や!っは! っとう!」
ローズがローパーの触手を掻い潜り、回転と共に剣を繰り出す。あっという間に数体を倒した。剣を振るう時にスカートが開き本当に花が開くようだ。
「おぉぉ!」リリア、ブラック、ダカットが声を上げる。
「やっぱローズはこれだよね!」リリアが拍手。
夕方前、リリア達は村の外れに戻って来た。アラン達も川上から戻って来たようだ。
「アラン!さぼり過ぎてるよ!想像の十三倍は退治したんだから!」
リリアが声をかけようとした時
「リリア、森の方にもローパーいるよ!いっぱいよ」シュエルノ、アイラ、ジェシカが走って来た。
夕刻のウッソ村
ささやかだが村でリリア達の歓迎BBQパーティ。
未だ多くの人にはリリアの結婚お祝いだと思っていて面倒なことになっている。
「だから違うって言ってるの!お祝いとか要らないから… ブラックもフォローしてよ」リリアが怒っている。
「うっす、違うっす」
「そんなんじゃないでしょ!もっとはっきりと言いなさいよ!」
「うぅっすぅ! ち・が・う・っすぅ」
非常に面倒
その横でシェリフ達に囲まれている人物がいる。ローズだ…
「ローズさん、俺と結婚してください」「ローズさん、ご趣味は?」「ローズさん、強い男は好きっすか?」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」
村外れでリリア達がローパーを退治する様を村のシェリフ達が見ていたのだ。
“戦場のバラ”の舞いはシェリフ達のハートを当然鷲掴みした。
「ローズさん俺と…」「ローズさん、あなたに…」「俺がローズさんの事…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」
「ちょっと!あたし結婚しないから! ローズも結婚しないから!やめてよ!ゲストなのに困ってるでしょ! だからお祝いとか要らないって! あ!その焼きトウモロコシあたしの! ローズもちゃんとはっきり断りなって! ブラックも否定してよね!」
リリアは鶏肉とトウモロコシを食べては怒っている…
「こんな辺鄙な片田舎の退屈な村にローズが嫁ぐわけないでしょ!やめて!みっともないから!恥ずかしいから!」リリアが怒鳴る。
「すげぇなぁ… 全然退屈しないぞこの村…」
「コトロ姉貴にも来たほうがいいっすね…」
ブラックとダカットは感心している。
ローズはとにかく目が点。
実際にはウッソ村の方が愉快な人たち。
リリアはダカットを手に、ブラックとローズでポイズンローパーを退治しながらウッソ村の南に流れる川に沿って下り中。
アランはシェリフを率いて川を上りながらトードを退治。
「あぁ、何だかとんでもない騒ぎになってるよね… 村にいても面倒なだけだから夕方まで観光しようか… ユニコーンが出現すると言われている泉が近くにあるよ、プチ観光スポットよ、行ってみない?」リリアが噂と騒ぎにうんざりしているとアランがやってきた。
「リリア達すまないが、ここのところ水辺で魔物が多くてな、シェリフ達だけでは手が足りなくて手伝ってくれよ」アランが再び教会に顔をだした。
「うーん… 皆を観光に連れて行こうかと思ったけど… ちょっと手伝ってもらえるかなぁ?」リリアがブラック達に尋ねる。
「うっす!もちろんっす、ガンガンいくっす」「当然だ、準備はできておる」
ブラックもローズも良い人だ、二言返事で引き受けてくれた。
毒を持っていると言っても相手はローパー、薬草類を十分に持ちリリア達は良い運動とばかりにローパー退治。
行ってみると川辺を中心にローパー、トード、スライム等のネバ系が結構繁殖している。
「結構すごいね、これは皆適当に報告してサボってたよね、よく子供達に怪我人がでなかったよ」
結構呆れるくらいにウロウロしている。
「まぁ、良い運動ね。見てみて、ローパーってねこうやって… 何本か… こう、火矢を打ち込むと… ほらね面白いでしょ?」リリアが火矢を準備して打ち込む。
毒の触手だろうが届かなければ怖くもない。ローパーの表面で油が燃えジュブジュブしながら溶ける様に燃えていく。
「先輩、俺の番っす!やっぱりネバネバ系はこれっす」
ファイアーボールを打ち込み、ファイアータワーで焼き、仕上げはまとめてファイアーストーム。
「わっはっはっは、派手!」リリアとローズが笑う。
「では、我の番であるな」
ローズは細く長身の剣を手に構えた。
ローズ 戦場のバラ・ダンシングローズ
ルーダ・コートの街の冒険者ギルドに所属する者か戦闘、掃討活動に関わる者のほとんどが知る実力剣士。
端正な顔立ちの長髪美人、リリア程ではないが女性の中では長身。
鷹を模ったオープンフェイスのヘルメット、ライトシルバーに赤いストライプの入ったアーマーに鋼のグローブ、ブーツに長いスカートを装備している。
片手剣、場合によっては両手剣やスモールシールドを使うが魔法を使うため片手剣の時が多い。
リリアのようなスピードで攻めるスタイルだが、足を使って回り込むように戦うリリアに対し、相手の懐に入り身のこなしとステップで連続的に攻撃するスタイル。
また、一種類だがガードオブオーブと呼ばれるエネルギーの球体を体の周りに回転させながら防御できる。
相手の輪の中に飛び込み回転するように剣と体を使って攻撃する芸術的な戦技と端麗な容姿から“戦場のバラ”と呼ばれる。
高名な兵士家系の娘だったらしく、軍隊口調、淡々としていてあまりしゃべらないことから異性に冷たいようでバラの異名の由来となっているが、実はとても温情的な女性。
メイレルでの治安活動依頼、おしゃべりリリアと気が合うようだ。
無口なプロフェッショナルで普段はギルドの仲間と仕事をこなしている。
「や!っは! っとう!」
ローズがローパーの触手を掻い潜り、回転と共に剣を繰り出す。あっという間に数体を倒した。剣を振るう時にスカートが開き本当に花が開くようだ。
「おぉぉ!」リリア、ブラック、ダカットが声を上げる。
「やっぱローズはこれだよね!」リリアが拍手。
夕方前、リリア達は村の外れに戻って来た。アラン達も川上から戻って来たようだ。
「アラン!さぼり過ぎてるよ!想像の十三倍は退治したんだから!」
リリアが声をかけようとした時
「リリア、森の方にもローパーいるよ!いっぱいよ」シュエルノ、アイラ、ジェシカが走って来た。
夕刻のウッソ村
ささやかだが村でリリア達の歓迎BBQパーティ。
未だ多くの人にはリリアの結婚お祝いだと思っていて面倒なことになっている。
「だから違うって言ってるの!お祝いとか要らないから… ブラックもフォローしてよ」リリアが怒っている。
「うっす、違うっす」
「そんなんじゃないでしょ!もっとはっきりと言いなさいよ!」
「うぅっすぅ! ち・が・う・っすぅ」
非常に面倒
その横でシェリフ達に囲まれている人物がいる。ローズだ…
「ローズさん、俺と結婚してください」「ローズさん、ご趣味は?」「ローズさん、強い男は好きっすか?」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」
村外れでリリア達がローパーを退治する様を村のシェリフ達が見ていたのだ。
“戦場のバラ”の舞いはシェリフ達のハートを当然鷲掴みした。
「ローズさん俺と…」「ローズさん、あなたに…」「俺がローズさんの事…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」「ローズさん…」
「ちょっと!あたし結婚しないから! ローズも結婚しないから!やめてよ!ゲストなのに困ってるでしょ! だからお祝いとか要らないって! あ!その焼きトウモロコシあたしの! ローズもちゃんとはっきり断りなって! ブラックも否定してよね!」
リリアは鶏肉とトウモロコシを食べては怒っている…
「こんな辺鄙な片田舎の退屈な村にローズが嫁ぐわけないでしょ!やめて!みっともないから!恥ずかしいから!」リリアが怒鳴る。
「すげぇなぁ… 全然退屈しないぞこの村…」
「コトロ姉貴にも来たほうがいいっすね…」
ブラックとダカットは感心している。
ローズはとにかく目が点。
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