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【175.5話】 この村の宿屋の夜
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「今日は三日ぶりにお客が来てくれてよかったぜ」
ギャレーにいた宿屋の主人、テッドはカウンターに顔を出した。
「何だか結婚式に出席した帰りとか… 盛り上がっているよ」
ドリーはテッドに応じた。
夫婦は娘と三人でここの宿屋を経営している。経営していると言ってもお客がいない日も多々ある。村の農作業と宿で半々のような状態。どちらがサイドビジネスかわからない。
宿屋に特に名前は無い、この村で宿と言ったらここだ。
パウロ・コートの街から西に向かう街道とポート・オブ・ルーダから西に向かう街道から外れた位置にある村で人の流れからは外れてしまっているウィル村。
二人の目線の先には今日の六人の宿泊客がいる。お酒を持って行った娘のマーリンが何やら話しかけられている。
「ところで、村の柵を一部外して修復しているだろう。夜の間は入り口沿いの柵をなるべく立てておく方が良いと言ったのに全然柵がされてなかったぞ」テッドは賑やかなお客を眺めながらドリーに話しかけた。
「そうだったかね?あの村長のことだから忘れているんでしょう。それかランディさんが面倒がって指示していないか… どちらにしても柵なんてあっても無くてもかわらないでしょうに」ドリーが答える。
「… まぁそうだが… いや、あれはあれで真っすぐ入れないようになっているだけでウィルオウェスプの侵入を少し防げているんだぞ。俺は見たことがあるんだ、火の玉がフワフワと飛んで来て柵の手間で回れ右して戻っていくところを」テッド。
「夜盗を防げるならわかるけど、火の玉ごときじゃやる手間だけ無駄だと思ったんじゃないかい」ドリーはそう言うと近くの窓を閉めた。
風が強くなってきたようだ、ランプが揺れる。
「火の玉が村に入って来て、何時かの様にボヤ騒ぎにならないといいけどな、枯草が干してあるからな」テッドは言いながら再びギャレーに入っていった。
「ねぇ、この村ってウィルオウェスプが出るんでしょ?お姉さん見たことあります?見れます?ゴースト見た事あります?」
葡萄酒の追加を頼まれてマーリンが持って行くとテーブルのお客に話しかけられた。
見ると骨太ガッチリ感はあるものの胸が大きくスタイルの良いポニーテールの女性冒険者。
ポニーテールの女性がマーリンに質問すると騒いでいたお客はちょっと静まりマーリンの顔を注視した。
「お客さん達、それを見に来たんですか?… あぁ、通りがかりついでに… 時々火の玉見物に来るお客様のいらっしゃいますよ… 私ですか? えぇ… ゴーストは見た事ないです。見える人と見えない人といるようです。 白い服の女性だったり、悪魔のような顔をした男でしたり… ウィルオウェスプですか?見た事あります。年に何回か見ますよ。村に出るって言うか… 村周辺ですよね。どこからともなくユラユラとして村の傍までくることもあります。人を襲う?… 襲うと言うか… 追いかけられたと言う人はいるけど、フラフラ浮遊しているような感じですね。村で見るより、少し先の古戦場の方にいくと見る事が多いですが危ないですよ。 えぇ… 火の玉… です… けど、火の玉と言うより青白いオーブのような感じで… でも火です… 触って火傷した人がいます。 大きさはこれくらいですね。 はい?… そう、これくらいです。結構火の玉と聞いてこれくらいの小さい物を想像している人も多いようですが、丸いこれくらいです」
マーリンは腕を広げて大きさを見せてあげた。
お客様からよくされる質問だ。
この村に住んでいればちょくちょく見かける。マーリンも子供の頃は恐ろしかったが今では特に何も感じない。夜外に出て遠くに青白い光が動いている時はまるで蛍でも眺めるかのような気分で見ている。
滅多に無い事だが過去には村内に入ってきたこともある。高温なので触れると火傷するし火事になったりする。剣等物理による攻撃を受け付けないようだが大抵は何かにぶつかると消滅してしまう。
ポニーテールの女性が熱心に聞くのでマーリンは経験からの知識を聞かせてあげた。
「ねぇ、面白そうじゃない!ピョン子、ちょっと見てみようよ」としきりにウサ耳女性を誘っていたがウサ耳さんの方は「そんなの見なくていいピョン、出ない方がいいピョン」と断っていた。
「村内から眺めるなら良いですが、暗くなったら村の外に出ない方が良いですよ。村の外には堀や溝や杭が仕掛けてあり知らない人は怪我をします」
マーリンは注意してあげた。
マーリンが見ているとテーブルの半分くらいのメンバーは食堂の外にウィルオウェスプを見に出ていたようだ。
「うーん、何も見えなかったなぁ… 残念… 風が出てきたよ。明日は雨かな?少しは涼しくなるかな?」そう言いながら戻ってきていた。
その後、マーリンがお酒や食事を運ぶたびに何だかんだ話しかけられた。
街から来た人たちだろう。この周辺の人とは全然雰囲気が違う。この辺の人は見知らぬ相手にこれ程話しかけない、答えもしない。
マーリンは特に気にならない、むしろ小さい時から宿を手伝っていたし話し相手をするのは好きな方だが、ポニーテールの女性はニコニコと色々話しかけてきた。
たまに「リリア、やめなさいよ、詮索するようで失礼ですよ」「仕事中引き止めては迷惑ですよ」とショートヘアーの女性に注意されていた。
ポニーテールの女性がリーダーっぽい振る舞いだが、ショートの女性の方が立場が上なのだろうか?
ポニーテール、ショート、ガッチリ体系、ネコ耳、ウサ耳、控えめな男性、皆特徴的だったが気さくで話していて面白かった。何故かポニーテールは時々ホウキを手にしていた。
お客は結構飲んで騒いで誰からともなく解散がかかったのか席を立ち始めた。
ショートの女性が「飲みましたね、明日の朝はゆっくりでもいいですよ、一日くらいなら予定が伸びても大丈夫でしょう」と声をかけていた。
お客さんが全員部屋に入ると一気に食堂は静かになった。
ギャレーにいた宿屋の主人、テッドはカウンターに顔を出した。
「何だか結婚式に出席した帰りとか… 盛り上がっているよ」
ドリーはテッドに応じた。
夫婦は娘と三人でここの宿屋を経営している。経営していると言ってもお客がいない日も多々ある。村の農作業と宿で半々のような状態。どちらがサイドビジネスかわからない。
宿屋に特に名前は無い、この村で宿と言ったらここだ。
パウロ・コートの街から西に向かう街道とポート・オブ・ルーダから西に向かう街道から外れた位置にある村で人の流れからは外れてしまっているウィル村。
二人の目線の先には今日の六人の宿泊客がいる。お酒を持って行った娘のマーリンが何やら話しかけられている。
「ところで、村の柵を一部外して修復しているだろう。夜の間は入り口沿いの柵をなるべく立てておく方が良いと言ったのに全然柵がされてなかったぞ」テッドは賑やかなお客を眺めながらドリーに話しかけた。
「そうだったかね?あの村長のことだから忘れているんでしょう。それかランディさんが面倒がって指示していないか… どちらにしても柵なんてあっても無くてもかわらないでしょうに」ドリーが答える。
「… まぁそうだが… いや、あれはあれで真っすぐ入れないようになっているだけでウィルオウェスプの侵入を少し防げているんだぞ。俺は見たことがあるんだ、火の玉がフワフワと飛んで来て柵の手間で回れ右して戻っていくところを」テッド。
「夜盗を防げるならわかるけど、火の玉ごときじゃやる手間だけ無駄だと思ったんじゃないかい」ドリーはそう言うと近くの窓を閉めた。
風が強くなってきたようだ、ランプが揺れる。
「火の玉が村に入って来て、何時かの様にボヤ騒ぎにならないといいけどな、枯草が干してあるからな」テッドは言いながら再びギャレーに入っていった。
「ねぇ、この村ってウィルオウェスプが出るんでしょ?お姉さん見たことあります?見れます?ゴースト見た事あります?」
葡萄酒の追加を頼まれてマーリンが持って行くとテーブルのお客に話しかけられた。
見ると骨太ガッチリ感はあるものの胸が大きくスタイルの良いポニーテールの女性冒険者。
ポニーテールの女性がマーリンに質問すると騒いでいたお客はちょっと静まりマーリンの顔を注視した。
「お客さん達、それを見に来たんですか?… あぁ、通りがかりついでに… 時々火の玉見物に来るお客様のいらっしゃいますよ… 私ですか? えぇ… ゴーストは見た事ないです。見える人と見えない人といるようです。 白い服の女性だったり、悪魔のような顔をした男でしたり… ウィルオウェスプですか?見た事あります。年に何回か見ますよ。村に出るって言うか… 村周辺ですよね。どこからともなくユラユラとして村の傍までくることもあります。人を襲う?… 襲うと言うか… 追いかけられたと言う人はいるけど、フラフラ浮遊しているような感じですね。村で見るより、少し先の古戦場の方にいくと見る事が多いですが危ないですよ。 えぇ… 火の玉… です… けど、火の玉と言うより青白いオーブのような感じで… でも火です… 触って火傷した人がいます。 大きさはこれくらいですね。 はい?… そう、これくらいです。結構火の玉と聞いてこれくらいの小さい物を想像している人も多いようですが、丸いこれくらいです」
マーリンは腕を広げて大きさを見せてあげた。
お客様からよくされる質問だ。
この村に住んでいればちょくちょく見かける。マーリンも子供の頃は恐ろしかったが今では特に何も感じない。夜外に出て遠くに青白い光が動いている時はまるで蛍でも眺めるかのような気分で見ている。
滅多に無い事だが過去には村内に入ってきたこともある。高温なので触れると火傷するし火事になったりする。剣等物理による攻撃を受け付けないようだが大抵は何かにぶつかると消滅してしまう。
ポニーテールの女性が熱心に聞くのでマーリンは経験からの知識を聞かせてあげた。
「ねぇ、面白そうじゃない!ピョン子、ちょっと見てみようよ」としきりにウサ耳女性を誘っていたがウサ耳さんの方は「そんなの見なくていいピョン、出ない方がいいピョン」と断っていた。
「村内から眺めるなら良いですが、暗くなったら村の外に出ない方が良いですよ。村の外には堀や溝や杭が仕掛けてあり知らない人は怪我をします」
マーリンは注意してあげた。
マーリンが見ているとテーブルの半分くらいのメンバーは食堂の外にウィルオウェスプを見に出ていたようだ。
「うーん、何も見えなかったなぁ… 残念… 風が出てきたよ。明日は雨かな?少しは涼しくなるかな?」そう言いながら戻ってきていた。
その後、マーリンがお酒や食事を運ぶたびに何だかんだ話しかけられた。
街から来た人たちだろう。この周辺の人とは全然雰囲気が違う。この辺の人は見知らぬ相手にこれ程話しかけない、答えもしない。
マーリンは特に気にならない、むしろ小さい時から宿を手伝っていたし話し相手をするのは好きな方だが、ポニーテールの女性はニコニコと色々話しかけてきた。
たまに「リリア、やめなさいよ、詮索するようで失礼ですよ」「仕事中引き止めては迷惑ですよ」とショートヘアーの女性に注意されていた。
ポニーテールの女性がリーダーっぽい振る舞いだが、ショートの女性の方が立場が上なのだろうか?
ポニーテール、ショート、ガッチリ体系、ネコ耳、ウサ耳、控えめな男性、皆特徴的だったが気さくで話していて面白かった。何故かポニーテールは時々ホウキを手にしていた。
お客は結構飲んで騒いで誰からともなく解散がかかったのか席を立ち始めた。
ショートの女性が「飲みましたね、明日の朝はゆっくりでもいいですよ、一日くらいなら予定が伸びても大丈夫でしょう」と声をかけていた。
お客さんが全員部屋に入ると一気に食堂は静かになった。
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私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
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