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【248話】 安息の地の勇者
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リリアは小屋の前に立っていた。
“リリア、その扉を開けて中に入りなさい”声がする。
優しく、親しみのある声が静かに響く。
声は上から降り注ぐようでもあり、下から湧き上がるようでもあり、彼方から導くようでもあり…
リリアは先ほどから声の主を確かめようとキョロキョロとしているが、姿は見えない。
しかし、確実に言えること、声はリリアに好意的なようだ。
リリアは小屋の扉に手をかけた…
「ふーん、良く寝たぁ!最高の目覚め」リリアは軽く伸びをする。
リリアは自分が花畑に寝ていることに気がついた。とても良い香りがする。
「すっかり春よねぇ」
リリアは寝ながら花を一輪手に取る。
「… あれ?こっちは夏に咲く月影草… あれあれ?こっちは秋の穂波花… これって冬の嘆きの実?… 一度に全部咲く事ってあるねぇ」リリアはちょっと独り言を言ってみた。
ちょっと不思議に思えたが、当然の出来事な気もしてきた。
リリアはゆっくりと立ち上がる。体調はすこぶる良い。
快晴、穏やかな天気、緩やかに地形がうねり、色とりどりの花が一面に咲く。
「… えっと… あたし、どっちから来たっけ?」リリアは呟く。
「あれ?あたし、弓… ダカット…」
気がつけば手ぶらだ、いや… もともと手ぶらだった気もする。
リリアは現在地を確かめるべく少し高くなった丘に上がってみた。
辺り一面花が敷き詰められたようになっている。
「川がある…」
眺めると緩く起伏する地形の中に川が置かれている。
リリアはとりあえず川まで歩く。
「…なんだか不思議な川ね…」リリアは川に手を浸しながら呟く。
決して大きい川ではなく、流れも緩やか、泳いで渡ろうと思えばできなくは無さそうだ。ただ、目的もなく泳いでも仕方ない。天気も良いし渡し船でもあればよいが…
リリアは川に沿って目を走らせたが、川は遥か先まで伸びていて特にボート等はないようだ。
川岸は無く、川辺は切ったようになり深くなっているが、水がやたらと綺麗で底まではっきりと見える。
リリアが今まで見たどの川よりも水は澄んでいるようだ。
「…! …?…」
リリアは何度か目をしばしばとして、水面を凝視した。
最初は自分の右手から流れていると思えたが、流れを見ていると左手から流れているようにも見える。
リリアは川を地平線まで目で追ってみたが、どちらが上流かはっきりとはわからない。
流れを見極めようとして見つめていると流れではなく、さざ波を立てているだけにも見えてくる。
リリアは川に手を伸ばして手を浸してみた。
手に伝わる感触からもどちらに流れているか判断がつかなかった。
リリアはどちらに向かったものか思案する。
特に急ぐ理由も無い、天気は最高、花は綺麗、のんびりと考えれば良いことだ。
しばらく川を眺めていたら声が降り注いてきた。
「リリア、川を背に歩きなさい。しばらく歩くと小屋があるの。小屋を訪れなさい」
リリアは不思議がりながらも声に従う。
拒否する理由はない、自分ではどうしたものか見当もつかない。声に敵意はなさそうだ、むしろ親し気な響き。声の指示に従う。
リリアは小屋の前に立っていた。
草原の中の小さな小屋。声の指示の通り入るべきだろう。他にあても無い。
リリアは扉を開いた…
扉を開くと唐突にダイニングルームの様な部屋でテーブルが置かれている。
そして、その奥はキッチンのようだ。女性が食事を作っている。
見回すが他には特に何もなく簡素な作りだ。
リリアはスープの香りの中に懐かしい香りを感じる。
薬草の香り…
「リリア、鶏鍋が出来るからテーブルでお待ち」女性が振り返った。
優しく懐かしい笑み。
「か、母さん!」リリアが驚きの声をあげる。
「急に大きな声を出したりして、今、鶏鍋ができ…」
「母さん!お母さん! ママ!ママァ! わあああぁぁぁぁ!」
リリアは飛び乗るようにメルの背中に小さな手でしがみ付くと号泣しはじめた。
何故か、胸の奥から止めどない感情が溢れてきて悲しさと懐かしさが爆発する。
「どうしたものかねぇ、この子ったら、大泣きして…泣いていてもしょうがないじゃないか… もうすぐご飯だよ」メルディアは優しく声をかけると食事を作っている。
「わあああぁぁぁぁ、だって、突然いなくなっちゃったんだもの!突然一人になったんだよ!会いたかった!会いたかったよ!わああぁぁぁぁ」
「リリア、あんたはあわてんぼうだねぇ、ずっと一緒にいるじゃないか。別にどこにも行きはしてないじゃないか」メルが優しく諭す。
「… えぇ?… だって…だって… …そうか…そうだね、ずっと一緒だったっけ」
そう言われてみればそんな気がする。
昨日も今日も変わらない気がする。リリアは背中から下りると涙を拭った。
「落ち着いたかい?さぁ、もうすぐだよ。鶏鍋と卵料理だ。テーブルにお掛け、家族で食事」
言われて振り返ると父ガウムドがテーブルに座る。
「と!父さ…ん… そっか…皆で食事ね、鶏鍋ね、うれしいな…」リリアは席に着く。
リリアは家族団らんの食事、好物の鶏鍋と卵料理。
幸せだ、幸せ過ぎて食事の味など感じない。父と母と、家族で団らん。
「… 楽しいね、幸せだね…」
リリアはニコニコとガウとメルの顔を見ながら微笑む。
何か話をしたい、毎日顔を合わせていても、山のように話したいことがあるものだ、が、何を話したものか全然思い浮かばない。
何か言葉を交わしたいのに何も思い浮かばない、リリアは食事を口にしながらニコニコと父と母を見る。
「リリィ、おまえ膝まずいたな。何故膝まずいた」
リリアはニコニコと食事をしているとガウが突然切り出した。
「…?」リリアはニコニコと聞いている。
「おまえ、今日、賊の前に膝まずいて自分の腹を切っただろう」ガウが言う。
「… リリアの話し?… えぇ?喧嘩なんかしなかったよ…」リリアはニコニコしている。
「あんた、この子なりのけじめだよ。仕方なかったじゃないか」メルもニコニコしている。
「…」
「跪いて腹を切るくらいなら、立ち上がって死ぬ方法があったはずだ。何故勇者の子が、俺の子が跪いた、俺はそれを言っている」
「…えぇ?… あたし…」
「男達に手籠めにされたくなかったんじゃないか、この子なりの選択じゃないか、ねぇ。それより、あんた立派だよ、あなた一人の命で二人の命を救ったんだ。立派だよ、母さんは誇りに思うよ。さすが、私達の子、父さんの子、勇者の子」メルはニコニコしている。
「… そう… あたし、今日お腹… メイリン… ダカット… あたし勇者になって…」
「あぁ、父さんもおまえを誇りに思う。自慢の娘だ。おまえの命一つで仲間二人を救った。計算に合う。立派だリリア、俺達の娘」
「あたし、勇者になったんだ… 父さん、母さん、あたし、勇者に指名され、ギルドに入って、ファミリーも出来たの… そうだ、そうよ…」リリアは泣き始めた。
「思い出したかい?よかったねぇ。さぁ、席を立つんだよ」
「俺も母さんも、おまえが勇者になったことが誇らしい」
「リリアス、おまえはとっても良い勇者だよ、まだ立ち上がれるはずだよ、さぁ、もう長居は無用、行きなさい」
「父さん、母さん… いなくなっちゃって…あたし… お腹切っちゃったよ… 怖かったんだよ、悔しくて… でも、まだ死にたくなかったの、死にたくないの…」リリアは泣きじゃくっている。
「父さんも母さんもリリアには生きて欲しいね、まだまだやれるよ。新しい家族がいるじゃないか、帰る場所があるんだよ」
「ここには長くいれない。川を渡るか、戻るのかだ… 勇者のおまえなら答えは出ているだろう」
「…うん、うん… リリアは戻るよ、父さん、母さん、会いたかった、会えてよかった、また会えるよね」
「あぁ、また会えるよ、また会えるよ」
リリアは席を立ちあがる。
“リリア、時間がない。セツリが来る、セツリに捕まったらリンボに連れて行かれる。そうなったら魂が腐るまでトリコにされる。目の前のキッチンの窓を破って小屋を出なさい。扉から出てはダメ、扉から戻ると方向を見失うわ。窓から出たらひたすら真っすぐ走って。振り返ってはダメ。とにかく真っすぐ走るの”声が優しく響く。
「リリア、良い仲間を持ったねぇ、しっかりしなさい」
「父さん、母さん、あたし行くよ。いつかまた会えるよね。もう少しやってみるよ!リリアは行きます!」
リリアは席を立つと、とにかくキッチンの窓を破って小屋を飛び出した。
“お父様、お母様、突然の申し出にご協力していただきありがとうございました。今から天にお送りいたします”声が言う。
「良い仲間を持ったねぇ、あの子」
「あぁ、立派な娘に成長した」
ガウムドとメルディは微笑んでいる。
“リリア、その扉を開けて中に入りなさい”声がする。
優しく、親しみのある声が静かに響く。
声は上から降り注ぐようでもあり、下から湧き上がるようでもあり、彼方から導くようでもあり…
リリアは先ほどから声の主を確かめようとキョロキョロとしているが、姿は見えない。
しかし、確実に言えること、声はリリアに好意的なようだ。
リリアは小屋の扉に手をかけた…
「ふーん、良く寝たぁ!最高の目覚め」リリアは軽く伸びをする。
リリアは自分が花畑に寝ていることに気がついた。とても良い香りがする。
「すっかり春よねぇ」
リリアは寝ながら花を一輪手に取る。
「… あれ?こっちは夏に咲く月影草… あれあれ?こっちは秋の穂波花… これって冬の嘆きの実?… 一度に全部咲く事ってあるねぇ」リリアはちょっと独り言を言ってみた。
ちょっと不思議に思えたが、当然の出来事な気もしてきた。
リリアはゆっくりと立ち上がる。体調はすこぶる良い。
快晴、穏やかな天気、緩やかに地形がうねり、色とりどりの花が一面に咲く。
「… えっと… あたし、どっちから来たっけ?」リリアは呟く。
「あれ?あたし、弓… ダカット…」
気がつけば手ぶらだ、いや… もともと手ぶらだった気もする。
リリアは現在地を確かめるべく少し高くなった丘に上がってみた。
辺り一面花が敷き詰められたようになっている。
「川がある…」
眺めると緩く起伏する地形の中に川が置かれている。
リリアはとりあえず川まで歩く。
「…なんだか不思議な川ね…」リリアは川に手を浸しながら呟く。
決して大きい川ではなく、流れも緩やか、泳いで渡ろうと思えばできなくは無さそうだ。ただ、目的もなく泳いでも仕方ない。天気も良いし渡し船でもあればよいが…
リリアは川に沿って目を走らせたが、川は遥か先まで伸びていて特にボート等はないようだ。
川岸は無く、川辺は切ったようになり深くなっているが、水がやたらと綺麗で底まではっきりと見える。
リリアが今まで見たどの川よりも水は澄んでいるようだ。
「…! …?…」
リリアは何度か目をしばしばとして、水面を凝視した。
最初は自分の右手から流れていると思えたが、流れを見ていると左手から流れているようにも見える。
リリアは川を地平線まで目で追ってみたが、どちらが上流かはっきりとはわからない。
流れを見極めようとして見つめていると流れではなく、さざ波を立てているだけにも見えてくる。
リリアは川に手を伸ばして手を浸してみた。
手に伝わる感触からもどちらに流れているか判断がつかなかった。
リリアはどちらに向かったものか思案する。
特に急ぐ理由も無い、天気は最高、花は綺麗、のんびりと考えれば良いことだ。
しばらく川を眺めていたら声が降り注いてきた。
「リリア、川を背に歩きなさい。しばらく歩くと小屋があるの。小屋を訪れなさい」
リリアは不思議がりながらも声に従う。
拒否する理由はない、自分ではどうしたものか見当もつかない。声に敵意はなさそうだ、むしろ親し気な響き。声の指示に従う。
リリアは小屋の前に立っていた。
草原の中の小さな小屋。声の指示の通り入るべきだろう。他にあても無い。
リリアは扉を開いた…
扉を開くと唐突にダイニングルームの様な部屋でテーブルが置かれている。
そして、その奥はキッチンのようだ。女性が食事を作っている。
見回すが他には特に何もなく簡素な作りだ。
リリアはスープの香りの中に懐かしい香りを感じる。
薬草の香り…
「リリア、鶏鍋が出来るからテーブルでお待ち」女性が振り返った。
優しく懐かしい笑み。
「か、母さん!」リリアが驚きの声をあげる。
「急に大きな声を出したりして、今、鶏鍋ができ…」
「母さん!お母さん! ママ!ママァ! わあああぁぁぁぁ!」
リリアは飛び乗るようにメルの背中に小さな手でしがみ付くと号泣しはじめた。
何故か、胸の奥から止めどない感情が溢れてきて悲しさと懐かしさが爆発する。
「どうしたものかねぇ、この子ったら、大泣きして…泣いていてもしょうがないじゃないか… もうすぐご飯だよ」メルディアは優しく声をかけると食事を作っている。
「わあああぁぁぁぁ、だって、突然いなくなっちゃったんだもの!突然一人になったんだよ!会いたかった!会いたかったよ!わああぁぁぁぁ」
「リリア、あんたはあわてんぼうだねぇ、ずっと一緒にいるじゃないか。別にどこにも行きはしてないじゃないか」メルが優しく諭す。
「… えぇ?… だって…だって… …そうか…そうだね、ずっと一緒だったっけ」
そう言われてみればそんな気がする。
昨日も今日も変わらない気がする。リリアは背中から下りると涙を拭った。
「落ち着いたかい?さぁ、もうすぐだよ。鶏鍋と卵料理だ。テーブルにお掛け、家族で食事」
言われて振り返ると父ガウムドがテーブルに座る。
「と!父さ…ん… そっか…皆で食事ね、鶏鍋ね、うれしいな…」リリアは席に着く。
リリアは家族団らんの食事、好物の鶏鍋と卵料理。
幸せだ、幸せ過ぎて食事の味など感じない。父と母と、家族で団らん。
「… 楽しいね、幸せだね…」
リリアはニコニコとガウとメルの顔を見ながら微笑む。
何か話をしたい、毎日顔を合わせていても、山のように話したいことがあるものだ、が、何を話したものか全然思い浮かばない。
何か言葉を交わしたいのに何も思い浮かばない、リリアは食事を口にしながらニコニコと父と母を見る。
「リリィ、おまえ膝まずいたな。何故膝まずいた」
リリアはニコニコと食事をしているとガウが突然切り出した。
「…?」リリアはニコニコと聞いている。
「おまえ、今日、賊の前に膝まずいて自分の腹を切っただろう」ガウが言う。
「… リリアの話し?… えぇ?喧嘩なんかしなかったよ…」リリアはニコニコしている。
「あんた、この子なりのけじめだよ。仕方なかったじゃないか」メルもニコニコしている。
「…」
「跪いて腹を切るくらいなら、立ち上がって死ぬ方法があったはずだ。何故勇者の子が、俺の子が跪いた、俺はそれを言っている」
「…えぇ?… あたし…」
「男達に手籠めにされたくなかったんじゃないか、この子なりの選択じゃないか、ねぇ。それより、あんた立派だよ、あなた一人の命で二人の命を救ったんだ。立派だよ、母さんは誇りに思うよ。さすが、私達の子、父さんの子、勇者の子」メルはニコニコしている。
「… そう… あたし、今日お腹… メイリン… ダカット… あたし勇者になって…」
「あぁ、父さんもおまえを誇りに思う。自慢の娘だ。おまえの命一つで仲間二人を救った。計算に合う。立派だリリア、俺達の娘」
「あたし、勇者になったんだ… 父さん、母さん、あたし、勇者に指名され、ギルドに入って、ファミリーも出来たの… そうだ、そうよ…」リリアは泣き始めた。
「思い出したかい?よかったねぇ。さぁ、席を立つんだよ」
「俺も母さんも、おまえが勇者になったことが誇らしい」
「リリアス、おまえはとっても良い勇者だよ、まだ立ち上がれるはずだよ、さぁ、もう長居は無用、行きなさい」
「父さん、母さん… いなくなっちゃって…あたし… お腹切っちゃったよ… 怖かったんだよ、悔しくて… でも、まだ死にたくなかったの、死にたくないの…」リリアは泣きじゃくっている。
「父さんも母さんもリリアには生きて欲しいね、まだまだやれるよ。新しい家族がいるじゃないか、帰る場所があるんだよ」
「ここには長くいれない。川を渡るか、戻るのかだ… 勇者のおまえなら答えは出ているだろう」
「…うん、うん… リリアは戻るよ、父さん、母さん、会いたかった、会えてよかった、また会えるよね」
「あぁ、また会えるよ、また会えるよ」
リリアは席を立ちあがる。
“リリア、時間がない。セツリが来る、セツリに捕まったらリンボに連れて行かれる。そうなったら魂が腐るまでトリコにされる。目の前のキッチンの窓を破って小屋を出なさい。扉から出てはダメ、扉から戻ると方向を見失うわ。窓から出たらひたすら真っすぐ走って。振り返ってはダメ。とにかく真っすぐ走るの”声が優しく響く。
「リリア、良い仲間を持ったねぇ、しっかりしなさい」
「父さん、母さん、あたし行くよ。いつかまた会えるよね。もう少しやってみるよ!リリアは行きます!」
リリアは席を立つと、とにかくキッチンの窓を破って小屋を飛び出した。
“お父様、お母様、突然の申し出にご協力していただきありがとうございました。今から天にお送りいたします”声が言う。
「良い仲間を持ったねぇ、あの子」
「あぁ、立派な娘に成長した」
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