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後編
42.君に贈るCollar
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レーネに書類仕事は向いていないというのに、報告書やら決裁書やら、レーネが目を通さなければいけない紙がやたらと増えてしまった。
「貴族やだ……向いてない……もうやめたい……」
「これくらいで弱音を吐くんじゃない」
「レーネさん、俺も一緒に見ますから、ね、がんばりましょう」
「うぅ……ティノールトくん……」
ふわふわと浮かんでティノールトに泣きつくと、甘えるなとクリフに叱られた。
だが、旧ヴァリエ領の一部がレーネのものになってしまったのが原因なので、ティノールトに助けてもらうのは間違っていないはずだ。レーネの補佐をするように、と国王直々に言っていたのだから。
そもそもレーネに貴族らしいことなどできるとは思えないのに、リオヴァスが爵位を与えてきた理由もよくわからない。プルーメは平民のままなのに。
「レーネさん、そろそろ時間じゃないですか?」
「もうそんな時間かい? ありがとう」
リィロンに言われて顔を上げ、机に戻って書類を片づける。紙類との格闘はまだ終わっていないが、このあとの約束のほうが優先度は高い。
「補佐官なのはお前なのに、閣下に頼ってどうする」
「僕はあの土地のこと何も知らないんだから、仕方ないだろう……」
旧ヴァリエ家の領主屋敷があった土地もレーネに与えられたので、ティノールトに仲介してもらってそのまま使用人も引き継ぎ、地理や産業構造、町や村の状況などを教えてもらっているところである。最新の情報は使用人から送ってもらう報告書から理解するしかないが、今までの経緯や歴史はティノールトから聞いて、なんとか覚えようと努めているのだ。一度で理解しろ、みたいな無茶は言わないでほしい。
四人で連れ立って廊下に出ると、警備の騎士たちがぴしりと敬礼してくれる。今日はジョアルはいないらしい。
「しばらくしたら戻るが、あとを頼む」
騎士たちに声をかけるティノールトの横から、レーネも顔を出した。ティノールトに敬礼で答える彼らの少し前、廊下の窓あたりまでを効果範囲にして、結界を張っておく。
「ここまで結界を張ってあるから、危なくなったらこの中に入って。君たちが許可した相手以外は、中に入れないから」
さすがにもう無理やり押し入ろうとするものはいないだろうが、用心するに越したことはない。先日けがをした騎士たちもクリフと同じく復帰しているようだが、クリフの顔には大きな傷跡が残ってしまった。本人は箔がついたなどと言っていたが、けがなんてしないほうがいいし、安全地帯を作っておけるなら、用意しておいたほうがいい。
お礼を言う騎士たちににこにこ答えているとぐっと引き寄せられて、レーネはきょとんとティノールトを見上げた。レーネの腰をしっかり掴んでいるが、ティノールトが見ているのは騎士たちだ。何か言うことがあったのに、レーネが遮ってしまっただろうか。
「閣下?」
「……遅れたら困る。行こう」
促されたので歩き出すものの、レーネにはいまいちティノールトの行動が掴めなかった。ティノールトは、必要な場合にはきちんと伝えるタイプだから、あの騎士たちに用があったなら言っていただろうし、大きな問題ではないのだろう。
ひとまず、ティノールトも言っていた通り約束に遅れては困るので、レーネが先に立って王宮を進む。目的地はプルーメの離宮だ。ティノールトを初めて連れてきたときと同じように、近づくに従ってクリフとリィロンが落ちつかない様子になってくる。普通は、例え騎士団や魔術師団に所属していたとしても、このあたりの警備の任についていない限り、入らない場所らしい。
大丈夫だからとなだめながら離宮の敷地に入ると、プルーメが前庭に出て待ってくれていた。
「プルーメさん、ただいま」
「おかえり、レーネ」
飛んでいって抱きつきたいのをぐっとこらえて、レーネはティノールトの隣から声をかけた。プルーメはいつも通り微笑んで、優しく迎えてくれる。今日は大切な日だから、きちんとふるまわなければいけない。
「ただいま? レーネさんただいまって言いました?」
「筆頭魔術師さまの離宮のはずだが……」
クリフとリィロンが困惑した様子でひそひそと会話するのを聞いて、レーネはまた説明を忘れていたことに気がついた。
「プルーメさんは、僕の育ての親なんだ」
「……は?」
「はじめまして、君たちがクリフくんとリィロンくんだよね? いつもレーネがお世話になってます」
「え……」
王都の筆頭魔術師は、レーネが思っている以上に神聖視されているらしい。二人がわたわたと礼を取ってしどろもどろに受け答えする。ティノールトも静かに頭を下げたままだ。レーネの態度がおかしいのだろうか、と少し不安になるが、彼が親なのは事実だし仕方ない。
「リオおじさんは?」
「前の予定が長引いてるみたい。絶対に行くから待っててほしいって、さっき鳥が来たよ」
今日はリオヴァスにも立ち会ってほしいので、言われた通り待ったほうがよさそうだ。それならお茶をいれようか、と離宮のほうへ歩き出した後ろから、ばたばたと人の走ってくる音がする。
「レーたん!」
「うわ」
後ろからぶつかるように抱きしめられて、レーネは前につんのめった。聞かなくても誰かわかるが、勢いがよすぎて転びかねないのでやめてほしい。おまけに力は強いしこの国で一番偉い人なので無下にするわけにもいかないし、ぎゅうぎゅう抱きしめられてわしゃわしゃ撫でくり回されても抵抗もできない。
「陛下……ッ!?」
「リオ、おじさ、やめて」
「リオヴァス」
プルーメが止めてくれたので急いでティノールトのそばに行って、くっついておく。ティノールトの腕もレーネの体に回ってきたので、守ってくれるはずだ。
「俺のレーたん……」
「僕、リオおじさんのじゃない」
「誰か助けてくれ……」
レーネとプルーメの養父子関係、プルーメとリオヴァスのパートナー関係が絡み合って、レーネがリオヴァスに猫かわいがりされているというのは、やはり想像のつかない話らしい。ティノールトはなんとか適応してくれているようだが、クリフもリィロンもどこか呆然としたまま、ふらふらとレーネたちについてきていた。
自国の国王が特に関わりもなさそうな魔術師にでれでれになっていると知ったら、当然の反応かもしれない。
「まあ、今日大事なのはリオヴァスが親バカって話じゃないから」
「親バカ……」
「まあまあ」
今度は少々強引に押しきって、プルーメがリオヴァスの背中を押す。中庭にきちんとした場所をしつらえてくれたらしい。
連れてこられた中庭では、白い花弁の花々が控えめに植えられていて、中央では時期でもないのに藤の花が滝のように咲き誇っていた。
「きれい」
「レーネの目は、この花みたいな色だからね」
藤の滝に囲まれるように作られた小さな空間が見えて、ティノールトの手を引き、レーネは導かれるようにそちらへ向かった。歩いていく先に、ふわり、ふわりと道案内でもするかのように小さな白い花が芽吹いていく。そうして花に囲まれた場所で引っ張ってきた大事な人を振り返ると、優しい空色がレーネを見つめてくれていた。
「……僕のCollar、受け取ってくれる?」
「はい、レーネさん」
そっと、レーネは控えめにGlareを送った。ティノールトが一度ゆっくりと瞬きをして、緊張を解くように一つ息を吐く。
「ティノールトくん、Kneel」
彼が立ったままだと、Collarをつけてあげられない。従順に座り込んだティノールトに近づいて、レーネはさらにGlareを送った。
「そのままStay」
「……はい」
ティノールトの首に手を回して、そっとうなじに触れる。イメージするのは、葉脈だ。どんな葉にもある繊細なレース模様の美しいCollarが、ティノールトの首に飾られていたらきっと誇らしい。
うなじから鎖骨のほうへ動かすレーネの手に合わせて、金属質な輝きを放つ絡み合ったレースが、ティノールトの首を飾っていく。最後に、残しておいた中央の空間に藤色の輝きが生まれ、石の形に収束すると、Collarはするりとティノールトの首になじんだ。
「Good boy……つけてくれて、ありがとう」
将軍の地位にある彼にふさわしいように、あまり華美になりすぎないように、それでもレーネのものだと主張したくて、つい藤色の石を入れてしまった。派手すぎただろうか。
「痛いところとか、ないかい」
「いえ……あの、レーネさん……」
ティノールトが不思議そうに、首についたばかりのCollarに触れる。ティノールトの指より石のほうが小さいし、問題ない、と思いたい。
「これ、いったいどこから……?」
「今作ったけど……?」
「今作った……?」
二人で首を傾げ、しばし見つめ合う。そのうち慌てた様子のティノールトに抱き上げられて、レーネは自分で歩かずにプルーメたちのところに戻ることになった。
「貴族やだ……向いてない……もうやめたい……」
「これくらいで弱音を吐くんじゃない」
「レーネさん、俺も一緒に見ますから、ね、がんばりましょう」
「うぅ……ティノールトくん……」
ふわふわと浮かんでティノールトに泣きつくと、甘えるなとクリフに叱られた。
だが、旧ヴァリエ領の一部がレーネのものになってしまったのが原因なので、ティノールトに助けてもらうのは間違っていないはずだ。レーネの補佐をするように、と国王直々に言っていたのだから。
そもそもレーネに貴族らしいことなどできるとは思えないのに、リオヴァスが爵位を与えてきた理由もよくわからない。プルーメは平民のままなのに。
「レーネさん、そろそろ時間じゃないですか?」
「もうそんな時間かい? ありがとう」
リィロンに言われて顔を上げ、机に戻って書類を片づける。紙類との格闘はまだ終わっていないが、このあとの約束のほうが優先度は高い。
「補佐官なのはお前なのに、閣下に頼ってどうする」
「僕はあの土地のこと何も知らないんだから、仕方ないだろう……」
旧ヴァリエ家の領主屋敷があった土地もレーネに与えられたので、ティノールトに仲介してもらってそのまま使用人も引き継ぎ、地理や産業構造、町や村の状況などを教えてもらっているところである。最新の情報は使用人から送ってもらう報告書から理解するしかないが、今までの経緯や歴史はティノールトから聞いて、なんとか覚えようと努めているのだ。一度で理解しろ、みたいな無茶は言わないでほしい。
四人で連れ立って廊下に出ると、警備の騎士たちがぴしりと敬礼してくれる。今日はジョアルはいないらしい。
「しばらくしたら戻るが、あとを頼む」
騎士たちに声をかけるティノールトの横から、レーネも顔を出した。ティノールトに敬礼で答える彼らの少し前、廊下の窓あたりまでを効果範囲にして、結界を張っておく。
「ここまで結界を張ってあるから、危なくなったらこの中に入って。君たちが許可した相手以外は、中に入れないから」
さすがにもう無理やり押し入ろうとするものはいないだろうが、用心するに越したことはない。先日けがをした騎士たちもクリフと同じく復帰しているようだが、クリフの顔には大きな傷跡が残ってしまった。本人は箔がついたなどと言っていたが、けがなんてしないほうがいいし、安全地帯を作っておけるなら、用意しておいたほうがいい。
お礼を言う騎士たちににこにこ答えているとぐっと引き寄せられて、レーネはきょとんとティノールトを見上げた。レーネの腰をしっかり掴んでいるが、ティノールトが見ているのは騎士たちだ。何か言うことがあったのに、レーネが遮ってしまっただろうか。
「閣下?」
「……遅れたら困る。行こう」
促されたので歩き出すものの、レーネにはいまいちティノールトの行動が掴めなかった。ティノールトは、必要な場合にはきちんと伝えるタイプだから、あの騎士たちに用があったなら言っていただろうし、大きな問題ではないのだろう。
ひとまず、ティノールトも言っていた通り約束に遅れては困るので、レーネが先に立って王宮を進む。目的地はプルーメの離宮だ。ティノールトを初めて連れてきたときと同じように、近づくに従ってクリフとリィロンが落ちつかない様子になってくる。普通は、例え騎士団や魔術師団に所属していたとしても、このあたりの警備の任についていない限り、入らない場所らしい。
大丈夫だからとなだめながら離宮の敷地に入ると、プルーメが前庭に出て待ってくれていた。
「プルーメさん、ただいま」
「おかえり、レーネ」
飛んでいって抱きつきたいのをぐっとこらえて、レーネはティノールトの隣から声をかけた。プルーメはいつも通り微笑んで、優しく迎えてくれる。今日は大切な日だから、きちんとふるまわなければいけない。
「ただいま? レーネさんただいまって言いました?」
「筆頭魔術師さまの離宮のはずだが……」
クリフとリィロンが困惑した様子でひそひそと会話するのを聞いて、レーネはまた説明を忘れていたことに気がついた。
「プルーメさんは、僕の育ての親なんだ」
「……は?」
「はじめまして、君たちがクリフくんとリィロンくんだよね? いつもレーネがお世話になってます」
「え……」
王都の筆頭魔術師は、レーネが思っている以上に神聖視されているらしい。二人がわたわたと礼を取ってしどろもどろに受け答えする。ティノールトも静かに頭を下げたままだ。レーネの態度がおかしいのだろうか、と少し不安になるが、彼が親なのは事実だし仕方ない。
「リオおじさんは?」
「前の予定が長引いてるみたい。絶対に行くから待っててほしいって、さっき鳥が来たよ」
今日はリオヴァスにも立ち会ってほしいので、言われた通り待ったほうがよさそうだ。それならお茶をいれようか、と離宮のほうへ歩き出した後ろから、ばたばたと人の走ってくる音がする。
「レーたん!」
「うわ」
後ろからぶつかるように抱きしめられて、レーネは前につんのめった。聞かなくても誰かわかるが、勢いがよすぎて転びかねないのでやめてほしい。おまけに力は強いしこの国で一番偉い人なので無下にするわけにもいかないし、ぎゅうぎゅう抱きしめられてわしゃわしゃ撫でくり回されても抵抗もできない。
「陛下……ッ!?」
「リオ、おじさ、やめて」
「リオヴァス」
プルーメが止めてくれたので急いでティノールトのそばに行って、くっついておく。ティノールトの腕もレーネの体に回ってきたので、守ってくれるはずだ。
「俺のレーたん……」
「僕、リオおじさんのじゃない」
「誰か助けてくれ……」
レーネとプルーメの養父子関係、プルーメとリオヴァスのパートナー関係が絡み合って、レーネがリオヴァスに猫かわいがりされているというのは、やはり想像のつかない話らしい。ティノールトはなんとか適応してくれているようだが、クリフもリィロンもどこか呆然としたまま、ふらふらとレーネたちについてきていた。
自国の国王が特に関わりもなさそうな魔術師にでれでれになっていると知ったら、当然の反応かもしれない。
「まあ、今日大事なのはリオヴァスが親バカって話じゃないから」
「親バカ……」
「まあまあ」
今度は少々強引に押しきって、プルーメがリオヴァスの背中を押す。中庭にきちんとした場所をしつらえてくれたらしい。
連れてこられた中庭では、白い花弁の花々が控えめに植えられていて、中央では時期でもないのに藤の花が滝のように咲き誇っていた。
「きれい」
「レーネの目は、この花みたいな色だからね」
藤の滝に囲まれるように作られた小さな空間が見えて、ティノールトの手を引き、レーネは導かれるようにそちらへ向かった。歩いていく先に、ふわり、ふわりと道案内でもするかのように小さな白い花が芽吹いていく。そうして花に囲まれた場所で引っ張ってきた大事な人を振り返ると、優しい空色がレーネを見つめてくれていた。
「……僕のCollar、受け取ってくれる?」
「はい、レーネさん」
そっと、レーネは控えめにGlareを送った。ティノールトが一度ゆっくりと瞬きをして、緊張を解くように一つ息を吐く。
「ティノールトくん、Kneel」
彼が立ったままだと、Collarをつけてあげられない。従順に座り込んだティノールトに近づいて、レーネはさらにGlareを送った。
「そのままStay」
「……はい」
ティノールトの首に手を回して、そっとうなじに触れる。イメージするのは、葉脈だ。どんな葉にもある繊細なレース模様の美しいCollarが、ティノールトの首に飾られていたらきっと誇らしい。
うなじから鎖骨のほうへ動かすレーネの手に合わせて、金属質な輝きを放つ絡み合ったレースが、ティノールトの首を飾っていく。最後に、残しておいた中央の空間に藤色の輝きが生まれ、石の形に収束すると、Collarはするりとティノールトの首になじんだ。
「Good boy……つけてくれて、ありがとう」
将軍の地位にある彼にふさわしいように、あまり華美になりすぎないように、それでもレーネのものだと主張したくて、つい藤色の石を入れてしまった。派手すぎただろうか。
「痛いところとか、ないかい」
「いえ……あの、レーネさん……」
ティノールトが不思議そうに、首についたばかりのCollarに触れる。ティノールトの指より石のほうが小さいし、問題ない、と思いたい。
「これ、いったいどこから……?」
「今作ったけど……?」
「今作った……?」
二人で首を傾げ、しばし見つめ合う。そのうち慌てた様子のティノールトに抱き上げられて、レーネは自分で歩かずにプルーメたちのところに戻ることになった。
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