帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!

雪奈 水無月

文字の大きさ
15 / 68
一章:帝国編

episode 15 建築資材の調達。

しおりを挟む
「話は済みましたかな?」

 ルシアとの話も済ませた頃合いにレイチャード殿から声を掛けられた。

「はい、ルシアとの話は済んだところですが、どうされましたか?レイチャード殿。」
「小国の件はルシア殿にお任せしたので吾輩も動こうと思いまして……」
(動くって…帰るってことか!寂しくなるな…)
「そうですか…身体にお気をつけて!」
「はい、これから建築資材や素材等の商談をして参りますゆえ、暫し離れます。」

 どんどん…知らない間に事が進んでいく気がしてならないのだが……ッ!?
 それにしてもルシアが選抜したメンバーはどうしてこんなにもやる気に満ち満ちているのだろうか。
 あと、何も言わなくてもちゃんと行動する辺り……優秀すぎやしませんかね?

「ノル様のギフトの件は皆がルシア殿に聞いております。とても優秀で素晴らしいギフトだと私は思いました……」

 そんなこと……言われたのは初めてだな…家族には使えないと罵られたからな……あれ?

「涙が……」
「ど、ど、どうされましたかッ!?」
「そんな風に素晴らしいって言ってもらえてとても嬉しかったんです!」
「さぞ、お辛かったのでしょうね……大丈夫ですよ!コレから先はあなた様の時代です!」
「僕はもう王子では無い……価値は無いですよ?」
「それは違います!ノル様そのものが価値なのですから。
 ノル様はご自身で持っているよりも民に慕われております。
 それは王子だから…ではございません。
民を思い、寄り添い、悩まれて来た事を皆が知っておるからです。
 そしてノル様がやってきた取り組みが帝国民…
王族以外の全てがノル様を愛しております。」

 僕は……生きていて良いの……?
民を失望させ、姿を消したのに未だに慕ってくれているのだろうか…
 レイチャード殿が言ってくれた言葉に僕は全ての国民を守れずに離れてしまった自分に腹が立っていた。

「僕に野望が出来ました……」
「皆を集めて来てもらえませんか?」
「ハッ!」

 数分後、リビングに集められた仲間に向けて僕は自身の野望を打ち明けた。

「僕は……帝国国民全てを我が国民にする!つまり、帝国との戦も想定されますが、最小限度で無力化する為に周りの国と連携を取れるように皆さんと僕とで各地に行き、同盟加盟国を増やしていきましょう。ただ……国とはまだ、言える状況でないのも事実なので先ずはや小国を何とかして行きます!」
 
 ラスタード帝国国民は重税に重圧に苦しめられるだろう…そうならない為に政策を行なって何とか民に被害を出さないようにしていたが……王族があれでは保たないだろう。
 
 一刻も早く救い出さないと。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした

夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。 死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった! 呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。 「もう手遅れだ」 これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!

【草】限定の錬金術師は辺境の地で【薬屋】をしながらスローライフを楽しみたい!

雪奈 水無月
ファンタジー
旅行会社に勤める会社の山神 慎太郎。32歳。 登山に出かけて事故で死んでしまう。 転生した先でユニークな草を見つける。 手にした錬金術で生成できた物は……!? 夢の【草】ファンタジーが今、始まる!!

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。 4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。 そんな彼はある日、追放される。 「よっし。やっと追放だ。」 自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。 - この話はフィクションです。 - カクヨム様でも連載しています。

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

出来損ないと虐げられた公爵令嬢、前世の記憶で古代魔法を再現し最強になる~私を捨てた国が助けを求めてきても、もう隣で守ってくれる人がいますので

夏見ナイ
ファンタジー
ヴァインベルク公爵家のエリアーナは、魔力ゼロの『出来損ない』として家族に虐げられる日々を送っていた。16歳の誕生日、兄に突き落とされた衝撃で、彼女は前世の記憶――物理学を学ぶ日本の女子大生だったことを思い出す。 「この世界の魔法は、物理法則で再現できる!」 前世の知識を武器に、虐げられた運命を覆すことを決意したエリアーナ。そんな彼女の類稀なる才能に唯一気づいたのは、『氷の悪魔』と畏れられる冷徹な辺境伯カイドだった。 彼に守られ、その頭脳で自身を蔑んだ者たちを見返していく痛快逆転ストーリー!

追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした。今さら戻れと言われても、もうスローライフ始めちゃったんで

ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。 そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。 「荷物持ちでもいい、仲間になれ」 その言葉を信じて、俺は必死についていった。 だけど、自分には何もできないと思っていた。 それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。 だけどある日、彼らは言った。 『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』 それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。 俺も分かっていた。 だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。 「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」 そう思っていた。そのはずだった。 ――だけど。 ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、 “様々な縁”が重なり、騒がしくなった。 「最強を目指すべくして生まれた存在」 「君と一緒に行かせてくれ。」 「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」 穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、 世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい―― ◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇

追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る

夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!

処理中です...