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第3章 絶海の孤島ダンジョン編
89 ダンジョンごはん、ゴブリン編
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ボコボコボコボコ!
でっかい鉄鍋でお湯が煮え立っている。
バツンバツンバツンバツン!
ラファがでっかい包丁でモンスターを切っていく。
いや、切るなんて生優しい感じじゃないな。
叩き割るって言ったほうがいい。
そうやって肉片と化した巨大蜘蛛やらワームやら芋虫やら。
それらをラファは一緒くたに鍋に放り込んだ。
それからなんだかよくわからない液体を注ぐ。
お湯の色が黒っぽくなる。
調味料かな?
すごいな。
ゴブリンの料理は豪快だ。
ロロコはそんなラファの調理を興味深そうに眺めている。
アルメルはモンスターの死体から顔を逸らしている。
リビングアーマーの俺は、冒険書を開いている。
だって食べれないんだもん。
見てても羨ましくなるだけじゃん?
なんとなく、食事タイムは俺にとって冒険書確認タイムになってる気がする。
まあ、そんなわけでチェックチェック。
『リビングアーマー LV.26 名前:リビタン
HP:2189/2219(2108/2165)
MP:986/991(976/980)
物理攻撃力:696(687)
物理防御力:590(589)
魔法攻撃力:18(17)
魔法抵抗力:19(19)
スキル:霊体感覚+4、霊体操作+6、霊体転移+3、霊体分割+4
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、魔物討伐者、生還者、決死者
称号特典:魔力習得率アップLV.2、魔力変換率アップLV.2、恐怖耐性LV.4、魔力生命力変換LV.1、生命力魔力変換LV.1』
うーん……。
ぶっちゃけあまり変わってないね。
各数値がちょっと上がったくらい?
スキルや称号、称号特典は変化なしだ。
魔法抵抗力なんか変化なしだからな。
レベルが一つ上がったのに、あまり面白くないなぁ。
「個人差がありますけど、レベル25くらいまでは上がりやすいし、変化も大きいんですけど、そこから先は地味なんですよね」
とアルメル。
ラファがよそった鍋を受け取りながら言う。
「レベル50を超えるとまた一気にいろいろ増えるみたいで、そこまでが第一の壁なんて言われたりします」
なんかRPGでもありそうな話だな……。
〈ロロコとアルメルは変化あったのか?〉
俺が問うと、ロロコは無言で自分の冒険書を差し出してきた。
口は鍋の肉を食べるので忙しいらしい。
相変わらずだな……。
『人犬族 LV.30 名前:ロロコ
HP:1209/1209
MP:1098/1098
物理攻撃力:156
物理防御力:187
魔法攻撃力:204
魔法抵抗力:145
スキル:火属性魔法+2
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、魔物討伐者、初級魔導師
称号特典:魔力変換率アップLV.5、恐怖耐性LV.9』
数値は前とまったく変わっていないようだった。
ちなみにアルメルの方も同様。
『ドワーフ LV .45 名前:アルメル
HP:1876/1876
MP:1236/1236
物理攻撃力:54
物理防御力:36
魔法攻撃力:198
魔法抵抗力:158
スキル:土属性魔法+9
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、中級冒険者、魔物討伐者、鍛治師、初級魔導師、中級魔導師
称号特典:魔力変換率アップLV.7、恐怖耐性LV.7、術式解析LV.5』
数値に変化はなし。
二人とも今アルメルが言っていた『第一の壁』の真っ最中だ。
変化しにくい時期ってことなんだな。
まあ今回の戦いは、実質ラファがほとんど敵を倒してくれたようなもんだしな。
それでおこぼれで魔力をもらったようなもんだから、文句はない。
〈それで、ここからどうやってドラゴンの巣に向かうんだ?〉
冒険書を見終わって暇になってしまった俺はラファに問いかける。
「そうだねえ……近道だけど危険なルートと遠回りだけど安全なルートがあるんだけど、どっちがいい?」
…………。
これが普通のダンジョン探索なら、安全なルート一択なんだけど。
今回はドラゴンにさらわれたクラクラを助け出さなきゃいけない。
今すぐ食われるみたいな差し迫った様子ではなかったけど。
できればはやく助け出したい。
〈近道で〉
「はやく行こう」
「仕方ないですね」
三人とも意見が一致したな。
ラファはうなずいて言う。
「わかった。危険な方も、四人のうち一人はたどり着けると思う……運がよければ」
〈やっぱり安全な方で〉
「死んだら意味ない」
「そうですね」
冗談じゃないぞ。
一人助けるために三人死んだら本末転倒じゃないか。
下手したら助けられなくなるっぽいし。
それにしても恐ろしいところだな、絶海の孤島ダンジョン。
ラファと出会えて本当に助かったぜ。
でっかい鉄鍋でお湯が煮え立っている。
バツンバツンバツンバツン!
ラファがでっかい包丁でモンスターを切っていく。
いや、切るなんて生優しい感じじゃないな。
叩き割るって言ったほうがいい。
そうやって肉片と化した巨大蜘蛛やらワームやら芋虫やら。
それらをラファは一緒くたに鍋に放り込んだ。
それからなんだかよくわからない液体を注ぐ。
お湯の色が黒っぽくなる。
調味料かな?
すごいな。
ゴブリンの料理は豪快だ。
ロロコはそんなラファの調理を興味深そうに眺めている。
アルメルはモンスターの死体から顔を逸らしている。
リビングアーマーの俺は、冒険書を開いている。
だって食べれないんだもん。
見てても羨ましくなるだけじゃん?
なんとなく、食事タイムは俺にとって冒険書確認タイムになってる気がする。
まあ、そんなわけでチェックチェック。
『リビングアーマー LV.26 名前:リビタン
HP:2189/2219(2108/2165)
MP:986/991(976/980)
物理攻撃力:696(687)
物理防御力:590(589)
魔法攻撃力:18(17)
魔法抵抗力:19(19)
スキル:霊体感覚+4、霊体操作+6、霊体転移+3、霊体分割+4
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、魔物討伐者、生還者、決死者
称号特典:魔力習得率アップLV.2、魔力変換率アップLV.2、恐怖耐性LV.4、魔力生命力変換LV.1、生命力魔力変換LV.1』
うーん……。
ぶっちゃけあまり変わってないね。
各数値がちょっと上がったくらい?
スキルや称号、称号特典は変化なしだ。
魔法抵抗力なんか変化なしだからな。
レベルが一つ上がったのに、あまり面白くないなぁ。
「個人差がありますけど、レベル25くらいまでは上がりやすいし、変化も大きいんですけど、そこから先は地味なんですよね」
とアルメル。
ラファがよそった鍋を受け取りながら言う。
「レベル50を超えるとまた一気にいろいろ増えるみたいで、そこまでが第一の壁なんて言われたりします」
なんかRPGでもありそうな話だな……。
〈ロロコとアルメルは変化あったのか?〉
俺が問うと、ロロコは無言で自分の冒険書を差し出してきた。
口は鍋の肉を食べるので忙しいらしい。
相変わらずだな……。
『人犬族 LV.30 名前:ロロコ
HP:1209/1209
MP:1098/1098
物理攻撃力:156
物理防御力:187
魔法攻撃力:204
魔法抵抗力:145
スキル:火属性魔法+2
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、魔物討伐者、初級魔導師
称号特典:魔力変換率アップLV.5、恐怖耐性LV.9』
数値は前とまったく変わっていないようだった。
ちなみにアルメルの方も同様。
『ドワーフ LV .45 名前:アルメル
HP:1876/1876
MP:1236/1236
物理攻撃力:54
物理防御力:36
魔法攻撃力:198
魔法抵抗力:158
スキル:土属性魔法+9
称号:駆け出し冒険者、初級冒険者、中級冒険者、魔物討伐者、鍛治師、初級魔導師、中級魔導師
称号特典:魔力変換率アップLV.7、恐怖耐性LV.7、術式解析LV.5』
数値に変化はなし。
二人とも今アルメルが言っていた『第一の壁』の真っ最中だ。
変化しにくい時期ってことなんだな。
まあ今回の戦いは、実質ラファがほとんど敵を倒してくれたようなもんだしな。
それでおこぼれで魔力をもらったようなもんだから、文句はない。
〈それで、ここからどうやってドラゴンの巣に向かうんだ?〉
冒険書を見終わって暇になってしまった俺はラファに問いかける。
「そうだねえ……近道だけど危険なルートと遠回りだけど安全なルートがあるんだけど、どっちがいい?」
…………。
これが普通のダンジョン探索なら、安全なルート一択なんだけど。
今回はドラゴンにさらわれたクラクラを助け出さなきゃいけない。
今すぐ食われるみたいな差し迫った様子ではなかったけど。
できればはやく助け出したい。
〈近道で〉
「はやく行こう」
「仕方ないですね」
三人とも意見が一致したな。
ラファはうなずいて言う。
「わかった。危険な方も、四人のうち一人はたどり着けると思う……運がよければ」
〈やっぱり安全な方で〉
「死んだら意味ない」
「そうですね」
冗談じゃないぞ。
一人助けるために三人死んだら本末転倒じゃないか。
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それにしても恐ろしいところだな、絶海の孤島ダンジョン。
ラファと出会えて本当に助かったぜ。
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