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王子様との出会い
4.王子様の癒しの力
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王子様は王族として奉仕活動を課せられている。
「王族はほとんどのものが癒しの力を持っています。わたしも、重篤ではない怪我や病気ならば癒せる力があります」
王子様が説明してくれた。
王子様はその力を使って、国立病院で病気や怪我を負ったひとたちを癒す慈善事業をしているのだ。
月に一度、王子様は国立病院に出かけて行った。
最初の二か月はわたくしは留守番をしていたが、コンラッド様の推薦により、わたくしがいると護衛の騎士の数が少なくても安心して動けるということで、今月からわたくしも一緒に行くことになった。
「なにかあったら、わたくしのうしろにかくれてね! わたくしが、こわいひとはやっつけてあげる!」
「頼りにしています、フィーネ嬢」
狙われないようにできるだけ目立たない馬車で行くのだが、馬車の中に王子様とコンラッド様とお姉様が乗って、馬車の外で馬に乗った護衛の騎士が守るのでは、どうしても人目を引く。
護衛の騎士はなくして、その代わりにわたくしが同行することになったのだ。
「おねえさま、ころげおちそう」
「フィーネ、お膝に抱っこしますか?」
「おねがい!」
馬車のステップは高くて上がれないし、馬車に乗ったら足がつかなくて転げ落ちそうになるし、大変だったが、わたくしはお姉様のお膝に抱っこされてなんとか問題を解決していた。
王子様も足がつかないはずなのに、しっかりと背筋を伸ばして座っていて、どうすればそんなことができるのか不思議だ。
国立病院に着くと、王子様はコンラッド様に連れていかれてしまった。
「治療には怖いところも見せなければいけないかもしれないので、フィーネ嬢は病室の前で待っていてください」
「でも、わたくし、おうじさまのごえいよ?」
「フィーネ嬢に残酷な場面は見せたくないのです」
王子様のそばにいたかったが、王子様は病室のドアの前にわたくしを待たせて、コンラッド様と二人で中に入って行った。
痛みに苦しむような声や、すすり泣きが聞こえてくる。
王子様は癒しの魔力があるというだけで、小さなころからこんな場所に来ていたのか。
王子様の気持ちを考えると、わたくしは小さな胸が痛くなるような感覚に襲われた。
病室から出てきた王子様は疲れたような顔をしていた。
まだ六歳なのに、病人や怪我人を癒さなければいけない。
それはものすごく大変なことだろう。
「おうじさま、がんばったね! えらいの!」
わたくしが手を伸ばして王子様の髪を撫でると、王子様が微笑んだ。
「フィーネ嬢に褒められるなら、どれだけでも頑張れそうです」
「これくらいなら、いつでもしてあげる!」
撫でるくらいで元気が出るのならば、わたくしはいつでも王子様の髪を撫でてあげたかった。いつもならばわたくしを叱るお姉様も、王子様の笑顔に何も言えなかったようだった。
帰りの馬車に乗って少ししたころに異変は起きた。
止められた馬車が道を塞いでいたのだ。
コンラッド様が様子を見に馬車から降りる。
「その馬車はどうかしたのか?」
「車輪が溝にはまって動けなくなっております」
「手を貸そう」
馬車の外からコンラッド様の声が聞こえて、わたくしも手を貸そうと馬車から降りた瞬間、馬車は囲まれていた。
「王太子を渡してもらおう」
「こいつに怪我をさせたくないなら、大人しく降りて来い」
馬車を囲んだならず者は、なんと、わたくしを捕まえてナイフを構えてみせる。
「危ない!」
お姉様が叫んだ。
わたくしがエルネスト男爵家から出されたのは、わたくしが危険だったからではない。借金取りたちが家族を脅すのを聞いていたわたくしが、剣を振り回して飛び掛かっていくので、借金取りの命が危険だったので、わたくしはお姉様と共に王宮に行ったのだ。
つまり、お姉様が危ないと叫んだのは、わたくしのことではない。
わたくしにナイフを見せているならず者のことである。
わたくしはナイフを持った手を無造作に掴んで、そのまま放り投げた。ならず者の体が宙を舞い、地面に叩きつけられる。
「フィーネ、殺してはいけませんよ!」
「はーい! おねえさま!」
ポシェットから剣を取り出すと、わたくしは残るならず者たちに飛び掛かっていく。
コンラッド様も戦闘に加わって、ならず者たちはあっさりと鎮圧された。
コンラッド様は警備兵を呼んできて、ならず者たちを連行させた。
「わたしの命を狙うものは多いのです。わたししか現国王の子どもはいませんからね」
悲し気に呟く王子様に、わたくしは剣をポシェットに仕舞って、王子様の手を握り締めた。
「どんなてきがきても、わたくしがまもってあげる!」
「フィーネ嬢がいてくれると心強いです」
五歳のわたくしは何も知らなかった。
王子様が他の王族から命を狙われていること、王子様がいなければ王位継承権の順番が上がる王族がいること、その筆頭が国王陛下の末の王弟殿下であることなど。
ならず者は取り調べを受けたが、王子様暗殺を依頼したものは分からなかったという。
わたくしと王子様は王宮に戻って昼食を食べた。
その日の王子様は食欲がなかった。
ほとんど食べていない王子様の様子を見て、お姉様が王子様の主治医を呼ぶ。
主治医はため息をつきながら告げた。
「癒しの能力の使いすぎですね。まだ殿下は六歳だというのに、無理をされたのでしょう」
「おうじさまはなおるの?」
「ゆっくり休んで疲れを癒せば治ります」
午後からの予定は全てキャンセルになって、王子様は部屋で休むことになった。
王子様が心配で、わたくしはお姉様にお願いして、お見舞いに行かせてもらうことにした。
王子様の寝室に入ると、王子様はベッドから体を起こそうとする。
「ねてて! やすんでないと、だめ」
「フィーネ嬢に情けないところを見せるわけにはいきません」
「いっぱいがんばったんだから、なさけなくなんてない。おみまいにきたの」
「心配をかけてすみません。わたしがもっとしっかりしていれば」
しょんぼりとしている王子様に、わたくしは枕元に椅子を持って来て座って、王子様から貸してもらった絵のきれいな本を手に取った。
「ろくさいなのに、おしごとがんばって、えらかったの! わたくしがほんをよんであげるから、おうじさまはねてて」
「本を……読んでくれるのですか?」
「うん! まちがってるところがあったら、おしえてね!」
「わたしは物心ついたときには字が読めたから、本を読んでもらったことなんてない……嬉しいです」
ベッドに横になったまま微笑む王子様に、わたくしは単語を読み間違えないように気を付けながら、つっかえつつ本を読んであげた。
本を読んでいるうちに王子様が眠ってしまったようだったが、どこで止めればいいのか分からなかったので、わたくしは小さな声で最後まで本を読んだ。
王子様の寝息を聞いていたらわたくしも眠くなってきて、その日は部屋に戻ってお昼寝をした。
夢の中で、王子様が血まみれのひとに恐れず手をかざして癒している姿を見たような気がした。
目が覚めてわたくしは、心臓がどきどきして胸を押さえた。
戦うことも、自分に敵意を向けてくる相手も、全く怖いと思ったことがなかったが、血塗れで助けを求めてくる相手は夢であっても怖かった。
そういうひとにわたくしは何もしてあげることができない。
王子様はそういうひとたちに対しても、恐れずに癒しの力を使っているのだ。
それを思うと、王子様のすごさを感じる。
「おねえさま、おうじさまはなんさいから、びょういんにいっているの?」
わたくしが眠っている間、そばにいてくれたお姉様に聞いてみると、お姉様が教えてくれた。
「王族は癒しの力が発現したら奉仕活動を課せられるみたいです。殿下は発現が早くて、三歳くらいだったと聞いています」
「さんさいから……」
そんな小さなころから王子様は国立病院で奉仕活動をしていたのだ。
怪我人や病人に相対するのは、理性ではどうにもならない恐怖がある。
わたくしだったら泣いてしまいそうだ。
「わたくし、おうじさまのために、なにができる?」
「そばにいて、守って差し上げなさい」
「はい、おねえさま!」
王子様を守りたい。
わたくしの気持ちは強くなった。
「王族はほとんどのものが癒しの力を持っています。わたしも、重篤ではない怪我や病気ならば癒せる力があります」
王子様が説明してくれた。
王子様はその力を使って、国立病院で病気や怪我を負ったひとたちを癒す慈善事業をしているのだ。
月に一度、王子様は国立病院に出かけて行った。
最初の二か月はわたくしは留守番をしていたが、コンラッド様の推薦により、わたくしがいると護衛の騎士の数が少なくても安心して動けるということで、今月からわたくしも一緒に行くことになった。
「なにかあったら、わたくしのうしろにかくれてね! わたくしが、こわいひとはやっつけてあげる!」
「頼りにしています、フィーネ嬢」
狙われないようにできるだけ目立たない馬車で行くのだが、馬車の中に王子様とコンラッド様とお姉様が乗って、馬車の外で馬に乗った護衛の騎士が守るのでは、どうしても人目を引く。
護衛の騎士はなくして、その代わりにわたくしが同行することになったのだ。
「おねえさま、ころげおちそう」
「フィーネ、お膝に抱っこしますか?」
「おねがい!」
馬車のステップは高くて上がれないし、馬車に乗ったら足がつかなくて転げ落ちそうになるし、大変だったが、わたくしはお姉様のお膝に抱っこされてなんとか問題を解決していた。
王子様も足がつかないはずなのに、しっかりと背筋を伸ばして座っていて、どうすればそんなことができるのか不思議だ。
国立病院に着くと、王子様はコンラッド様に連れていかれてしまった。
「治療には怖いところも見せなければいけないかもしれないので、フィーネ嬢は病室の前で待っていてください」
「でも、わたくし、おうじさまのごえいよ?」
「フィーネ嬢に残酷な場面は見せたくないのです」
王子様のそばにいたかったが、王子様は病室のドアの前にわたくしを待たせて、コンラッド様と二人で中に入って行った。
痛みに苦しむような声や、すすり泣きが聞こえてくる。
王子様は癒しの魔力があるというだけで、小さなころからこんな場所に来ていたのか。
王子様の気持ちを考えると、わたくしは小さな胸が痛くなるような感覚に襲われた。
病室から出てきた王子様は疲れたような顔をしていた。
まだ六歳なのに、病人や怪我人を癒さなければいけない。
それはものすごく大変なことだろう。
「おうじさま、がんばったね! えらいの!」
わたくしが手を伸ばして王子様の髪を撫でると、王子様が微笑んだ。
「フィーネ嬢に褒められるなら、どれだけでも頑張れそうです」
「これくらいなら、いつでもしてあげる!」
撫でるくらいで元気が出るのならば、わたくしはいつでも王子様の髪を撫でてあげたかった。いつもならばわたくしを叱るお姉様も、王子様の笑顔に何も言えなかったようだった。
帰りの馬車に乗って少ししたころに異変は起きた。
止められた馬車が道を塞いでいたのだ。
コンラッド様が様子を見に馬車から降りる。
「その馬車はどうかしたのか?」
「車輪が溝にはまって動けなくなっております」
「手を貸そう」
馬車の外からコンラッド様の声が聞こえて、わたくしも手を貸そうと馬車から降りた瞬間、馬車は囲まれていた。
「王太子を渡してもらおう」
「こいつに怪我をさせたくないなら、大人しく降りて来い」
馬車を囲んだならず者は、なんと、わたくしを捕まえてナイフを構えてみせる。
「危ない!」
お姉様が叫んだ。
わたくしがエルネスト男爵家から出されたのは、わたくしが危険だったからではない。借金取りたちが家族を脅すのを聞いていたわたくしが、剣を振り回して飛び掛かっていくので、借金取りの命が危険だったので、わたくしはお姉様と共に王宮に行ったのだ。
つまり、お姉様が危ないと叫んだのは、わたくしのことではない。
わたくしにナイフを見せているならず者のことである。
わたくしはナイフを持った手を無造作に掴んで、そのまま放り投げた。ならず者の体が宙を舞い、地面に叩きつけられる。
「フィーネ、殺してはいけませんよ!」
「はーい! おねえさま!」
ポシェットから剣を取り出すと、わたくしは残るならず者たちに飛び掛かっていく。
コンラッド様も戦闘に加わって、ならず者たちはあっさりと鎮圧された。
コンラッド様は警備兵を呼んできて、ならず者たちを連行させた。
「わたしの命を狙うものは多いのです。わたししか現国王の子どもはいませんからね」
悲し気に呟く王子様に、わたくしは剣をポシェットに仕舞って、王子様の手を握り締めた。
「どんなてきがきても、わたくしがまもってあげる!」
「フィーネ嬢がいてくれると心強いです」
五歳のわたくしは何も知らなかった。
王子様が他の王族から命を狙われていること、王子様がいなければ王位継承権の順番が上がる王族がいること、その筆頭が国王陛下の末の王弟殿下であることなど。
ならず者は取り調べを受けたが、王子様暗殺を依頼したものは分からなかったという。
わたくしと王子様は王宮に戻って昼食を食べた。
その日の王子様は食欲がなかった。
ほとんど食べていない王子様の様子を見て、お姉様が王子様の主治医を呼ぶ。
主治医はため息をつきながら告げた。
「癒しの能力の使いすぎですね。まだ殿下は六歳だというのに、無理をされたのでしょう」
「おうじさまはなおるの?」
「ゆっくり休んで疲れを癒せば治ります」
午後からの予定は全てキャンセルになって、王子様は部屋で休むことになった。
王子様が心配で、わたくしはお姉様にお願いして、お見舞いに行かせてもらうことにした。
王子様の寝室に入ると、王子様はベッドから体を起こそうとする。
「ねてて! やすんでないと、だめ」
「フィーネ嬢に情けないところを見せるわけにはいきません」
「いっぱいがんばったんだから、なさけなくなんてない。おみまいにきたの」
「心配をかけてすみません。わたしがもっとしっかりしていれば」
しょんぼりとしている王子様に、わたくしは枕元に椅子を持って来て座って、王子様から貸してもらった絵のきれいな本を手に取った。
「ろくさいなのに、おしごとがんばって、えらかったの! わたくしがほんをよんであげるから、おうじさまはねてて」
「本を……読んでくれるのですか?」
「うん! まちがってるところがあったら、おしえてね!」
「わたしは物心ついたときには字が読めたから、本を読んでもらったことなんてない……嬉しいです」
ベッドに横になったまま微笑む王子様に、わたくしは単語を読み間違えないように気を付けながら、つっかえつつ本を読んであげた。
本を読んでいるうちに王子様が眠ってしまったようだったが、どこで止めればいいのか分からなかったので、わたくしは小さな声で最後まで本を読んだ。
王子様の寝息を聞いていたらわたくしも眠くなってきて、その日は部屋に戻ってお昼寝をした。
夢の中で、王子様が血まみれのひとに恐れず手をかざして癒している姿を見たような気がした。
目が覚めてわたくしは、心臓がどきどきして胸を押さえた。
戦うことも、自分に敵意を向けてくる相手も、全く怖いと思ったことがなかったが、血塗れで助けを求めてくる相手は夢であっても怖かった。
そういうひとにわたくしは何もしてあげることができない。
王子様はそういうひとたちに対しても、恐れずに癒しの力を使っているのだ。
それを思うと、王子様のすごさを感じる。
「おねえさま、おうじさまはなんさいから、びょういんにいっているの?」
わたくしが眠っている間、そばにいてくれたお姉様に聞いてみると、お姉様が教えてくれた。
「王族は癒しの力が発現したら奉仕活動を課せられるみたいです。殿下は発現が早くて、三歳くらいだったと聞いています」
「さんさいから……」
そんな小さなころから王子様は国立病院で奉仕活動をしていたのだ。
怪我人や病人に相対するのは、理性ではどうにもならない恐怖がある。
わたくしだったら泣いてしまいそうだ。
「わたくし、おうじさまのために、なにができる?」
「そばにいて、守って差し上げなさい」
「はい、おねえさま!」
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