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三章 奏歌くんとの三年目
17.嬉しい驚きのバレンタインデー
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「糠漬けが好きで、抹茶が好き……ダーリン、渋いのね」
チョコレートを買ったときに百合に言われたが、そのことを私はあまり気にしていなかった。奏歌くんの食べ物の趣味が渋いかどうか、私にはよく分からない。食べ物に関して興味がなかったので、どんなものが渋くて、どんなものがそうでないのか判断がつかないのだ。
バレンタインデーのディナーショーはバレンタインデー近くの休日にある。バレンタインデー当日は空いているので私は稽古から戻ると奏歌くんを迎えに行った。
ハニーブラウンの髪の奏歌くんは学童保育の他の子どもの中にいてもすぐに分かる。ふわふわの髪の奏歌くんと一緒に帰ろうとしていると、公園に沙紀ちゃんが走り込んで来た。
スカートが短いので全力疾走すると中身が見えそうだが、そんなことは気にしていないようだ。
沙紀ちゃんは半泣きの顔だった。
「先輩、県外の大学に受かったからごめんって言われた……遠距離でもって言ったけど、付き合い始めからそれはきついって」
高校でチョコレートを渡した沙紀ちゃんの恋は破れてしまったようだった。
帰りに喫茶店に寄って沙紀ちゃんと奏歌くんと紅茶とコーヒーを飲む。
「こういうお店、入ったことない」
「沙紀ちゃんもなの?」
「高校でお洒落な喫茶店とか行かないよ」
行くのは安いハンバーガーショップとかドーナッツショップとかなのだと沙紀ちゃんは話してくれた。
「紅茶が一杯で四百五十円とか、無理無理」
値段に関して全く気にしたことがなかったけれど、こういう喫茶店は沙紀ちゃんにとっては高いものらしい。奏歌くんに特に言われなかったので私も気付いていなかった。
「はっぱからいれる紅茶と、豆からいれるコーヒーは高いんだよって、母さんとやっちゃんが言ってた。やっちゃんも母さんも、コーヒーは豆からいれるし、はっぱで紅茶をいれるんだけどね」
「葉っぱで? ティーバッグと違うの?」
「ティーバッグは紙のバッグにはっぱがもう入っているでしょう? はっぱからいれるときには、ポットをあたためて、色々めんどうくさいこうていがあるんだって」
喫茶店では面倒くさい工程を経て奏歌くんの紅茶は淹れられていたのか。それならば沙紀ちゃんが高いというのも理解できる。
ミルクが半分入っている紅茶を飲んで、おやつには上にチェリーと生クリームの乗ったプリンを食べた。固焼きのプリンはしっかりとしていて、カラメルがほろ苦くて美味しい。
「部活の先輩だったんです。ずっと好きだったし、彼女もいなかったから、告白したんだけど、断られちゃった」
涙目の沙紀ちゃんはティッシュを取り出して鼻をかんで、涙を拭いて、さっぱりとした表情になった。
「告白できただけでも良かった。聞いてくれてありがとうございます」
沙紀ちゃんがすっきりしたのならば良かったけれど私も奏歌くんも何もしていない。
プリンを食べ終えて会計をして喫茶店を出ると、沙紀ちゃんはまた元気に走って行った。私のマンション近くのスーパーに行く途中の道で事故を目撃しているから、沙紀ちゃんは私の近所に住んでいるのだろう。
高校一年生が走って通える距離。
「奏歌くん、歩いて帰ってみない?」
「いいよ!」
幸い今日はお腹も減っていなかったし、おやつも喫茶店で食べた。
奏歌くんの家は小学校から歩いて通える距離なので、学童保育の建物から歩いてマンションまで行ければ奏歌くんが高学年になったときに小学校からマンションまで来ることが不可能ではないのではないか。
歩き出してから私は早速後悔した。
「道、分かる?」
「なんとなく」
タクシーに移動手段を頼っている私は、道に詳しくない。なんとなくどっちの方向に家があるかは私の縄張りなので感覚と匂いで分かるのだが、最短距離を歩いて行こうとすると道がよく分からない。
8歳の奏歌くんに頼るのはいけないと分かっているが、どうしても分からなくて困っていると、奏歌くんは私に携帯電話を出させた。
「地図アプリが入ってるはずなんだ……これこれ」
やっちゃんと美歌さんの携帯電話で奏歌くんは知っていたらしい。携帯電話に最初から入っているその地図アプリに住所を打ち込むと、道が矢印でナビが出てくる。
「凄い! 奏歌くん!」
「やっちゃんと母さんも使ってるから」
さすが頼りになる男前だと惚れ直して、アプリの指示通りに私と奏歌くんは歩いて行った。8歳の奏歌くんの脚で約四十分。結構な距離かもしれないが、私と奏歌くんはマンションに辿り着いていた。
「高学年になったら、じてんしゃで来ればいいから、もっと短い時間で来られるよ」
「自転車……駐輪場のことを聞いておかなきゃ」
学童保育が終わる五年生にはまだ遠かったが、私は気が早く奏歌くんの自転車をマンションのどこに停めればいいかを考え始めていた。奏歌くんの自転車くらいならば、エレベーターに乗せて玄関前まで持って来られるのではないだろうか。玄関前に置いておけば盗難の心配もない。
玄関を潜ってから私は今日の本当の目的を思い出した。
冷蔵庫に保管しておいたチョコレートの缶をいそいそと取り出してくる。ランドセルを置いて手を洗ってきた奏歌くんの前に缶を差し出すと、ハニーブラウンのお目目を丸くしていた。
「これ、チョコレート? 缶がかわいい」
手の平に乗るような楕円形の缶には黒い猫がデザインされている。
おやつは食べたけれど少しならばいいだろうと私は奏歌くんに進めた。
「開けてみて」
缶の封を開けて奏歌くんが蓋を取る。
中には丸い抹茶チョコレートでコーティングされた黒豆が入っていた。
「これ、まっちゃ?」
「そう、抹茶のチョコレートで黒豆を包んだんだって」
「一個だけ、食べて良い?」
「食べて食べて」
摘まんだ奏歌くんが抹茶の粉の降られたチョコレートを口に運ぶ。ぽりぽりと良い音をさせて咀嚼して、奏歌くんは目を輝かせた。
「まっちゃのにがみと、チョコの甘さと、黒豆のちょっとだけの塩味がすごく合う」
「気に入った?」
「うん、すごくおいしい!」
喜んでもらえて私は上機嫌だった。
蓋をした缶を大事にランドセルに入れて、奏歌くんは私を誘ってくれた。
「今日は、とくべつなおくり物があるんだ、うちに来てよ」
特別な贈り物?
何かは分からないが嬉しい予感しかしないので、私は喜んで答える。
「行くわ」
その後は二人でハンモックで毛布に包まって寛いで過ごした。
夕方に美歌さんが奏歌くんを迎えに来る。その車に乗せてもらって私も奏歌くんの家にお呼ばれした。
「お帰りなさい」
待っていた茉優ちゃんに「お邪魔します」と声をかけてから、胡桃を包んだチョコレートの缶を渡す。
「バレンタインデーですか? 嬉しいです。ありがとうございます。缶も可愛い」
茉優ちゃんの缶は青い鳥が飛んでいるデザインだった。
やっちゃんがキッチンで紅茶を淹れてくれているのを、私は初めて興味を持って覗いてみた。
最初にポットにお湯を入れて、お湯を捨てて、茶葉を入れて、お湯を入れて、三分間蒸らす。
「葉っぱで紅茶って淹れるものなんだ」
「ティーバッグの中にも葉っぱが入ってるからな」
「知らなかった……」
私の無知ぶりにやっちゃんは呆れているようだが、紅茶を出してくれて、茉優ちゃんがチョコレートのケーキのようなものを持ってきてくれた。
「安彦さんと焼いたブラウニーです」
「ありがとう。奏歌くんは別?」
聞いている間に席を外していた奏歌くんが薔薇の花束を持ってリビングに戻って来た。リボンのついたラッピングされた赤い薔薇は花弁がビロードのようで美しい。
「海外では男のひとから女のひとに、花をおくる日なんだって。これ、海瑠さんに」
「こっちは私から」
添えるように美歌さんがくれたのは花瓶だった。
誕生日でもらった花束を入れるところがなくて、ペットボトルを奏歌くんに切ってもらったのを美歌さんは聞いていたのだろう。
「こんな豪華な花束、高くなかった?」
「せんたく物たたみのおてつだいをして、かせいだんだ」
私にプレゼントするために奏歌くんは洗濯物畳みをしてお小遣いを稼いでくれていた。花束を受け取って、花瓶も受け取って、私は奏歌くんと美歌さんに深々と頭を下げた。
「本当にありがとうございます」
二人ともにこにこしている。ハニーブラウンの髪と目がそっくりの母子。顔立ちは奏歌くんはお父さんの真里さんに似ているが、表情や雰囲気はやっちゃんと美歌さんにそっくりだ。
ブラウニーというチョコレート菓子をいただいて、紅茶を飲んで、私は篠田家でのバレンタインデーを楽しんだ。
チョコレートを買ったときに百合に言われたが、そのことを私はあまり気にしていなかった。奏歌くんの食べ物の趣味が渋いかどうか、私にはよく分からない。食べ物に関して興味がなかったので、どんなものが渋くて、どんなものがそうでないのか判断がつかないのだ。
バレンタインデーのディナーショーはバレンタインデー近くの休日にある。バレンタインデー当日は空いているので私は稽古から戻ると奏歌くんを迎えに行った。
ハニーブラウンの髪の奏歌くんは学童保育の他の子どもの中にいてもすぐに分かる。ふわふわの髪の奏歌くんと一緒に帰ろうとしていると、公園に沙紀ちゃんが走り込んで来た。
スカートが短いので全力疾走すると中身が見えそうだが、そんなことは気にしていないようだ。
沙紀ちゃんは半泣きの顔だった。
「先輩、県外の大学に受かったからごめんって言われた……遠距離でもって言ったけど、付き合い始めからそれはきついって」
高校でチョコレートを渡した沙紀ちゃんの恋は破れてしまったようだった。
帰りに喫茶店に寄って沙紀ちゃんと奏歌くんと紅茶とコーヒーを飲む。
「こういうお店、入ったことない」
「沙紀ちゃんもなの?」
「高校でお洒落な喫茶店とか行かないよ」
行くのは安いハンバーガーショップとかドーナッツショップとかなのだと沙紀ちゃんは話してくれた。
「紅茶が一杯で四百五十円とか、無理無理」
値段に関して全く気にしたことがなかったけれど、こういう喫茶店は沙紀ちゃんにとっては高いものらしい。奏歌くんに特に言われなかったので私も気付いていなかった。
「はっぱからいれる紅茶と、豆からいれるコーヒーは高いんだよって、母さんとやっちゃんが言ってた。やっちゃんも母さんも、コーヒーは豆からいれるし、はっぱで紅茶をいれるんだけどね」
「葉っぱで? ティーバッグと違うの?」
「ティーバッグは紙のバッグにはっぱがもう入っているでしょう? はっぱからいれるときには、ポットをあたためて、色々めんどうくさいこうていがあるんだって」
喫茶店では面倒くさい工程を経て奏歌くんの紅茶は淹れられていたのか。それならば沙紀ちゃんが高いというのも理解できる。
ミルクが半分入っている紅茶を飲んで、おやつには上にチェリーと生クリームの乗ったプリンを食べた。固焼きのプリンはしっかりとしていて、カラメルがほろ苦くて美味しい。
「部活の先輩だったんです。ずっと好きだったし、彼女もいなかったから、告白したんだけど、断られちゃった」
涙目の沙紀ちゃんはティッシュを取り出して鼻をかんで、涙を拭いて、さっぱりとした表情になった。
「告白できただけでも良かった。聞いてくれてありがとうございます」
沙紀ちゃんがすっきりしたのならば良かったけれど私も奏歌くんも何もしていない。
プリンを食べ終えて会計をして喫茶店を出ると、沙紀ちゃんはまた元気に走って行った。私のマンション近くのスーパーに行く途中の道で事故を目撃しているから、沙紀ちゃんは私の近所に住んでいるのだろう。
高校一年生が走って通える距離。
「奏歌くん、歩いて帰ってみない?」
「いいよ!」
幸い今日はお腹も減っていなかったし、おやつも喫茶店で食べた。
奏歌くんの家は小学校から歩いて通える距離なので、学童保育の建物から歩いてマンションまで行ければ奏歌くんが高学年になったときに小学校からマンションまで来ることが不可能ではないのではないか。
歩き出してから私は早速後悔した。
「道、分かる?」
「なんとなく」
タクシーに移動手段を頼っている私は、道に詳しくない。なんとなくどっちの方向に家があるかは私の縄張りなので感覚と匂いで分かるのだが、最短距離を歩いて行こうとすると道がよく分からない。
8歳の奏歌くんに頼るのはいけないと分かっているが、どうしても分からなくて困っていると、奏歌くんは私に携帯電話を出させた。
「地図アプリが入ってるはずなんだ……これこれ」
やっちゃんと美歌さんの携帯電話で奏歌くんは知っていたらしい。携帯電話に最初から入っているその地図アプリに住所を打ち込むと、道が矢印でナビが出てくる。
「凄い! 奏歌くん!」
「やっちゃんと母さんも使ってるから」
さすが頼りになる男前だと惚れ直して、アプリの指示通りに私と奏歌くんは歩いて行った。8歳の奏歌くんの脚で約四十分。結構な距離かもしれないが、私と奏歌くんはマンションに辿り着いていた。
「高学年になったら、じてんしゃで来ればいいから、もっと短い時間で来られるよ」
「自転車……駐輪場のことを聞いておかなきゃ」
学童保育が終わる五年生にはまだ遠かったが、私は気が早く奏歌くんの自転車をマンションのどこに停めればいいかを考え始めていた。奏歌くんの自転車くらいならば、エレベーターに乗せて玄関前まで持って来られるのではないだろうか。玄関前に置いておけば盗難の心配もない。
玄関を潜ってから私は今日の本当の目的を思い出した。
冷蔵庫に保管しておいたチョコレートの缶をいそいそと取り出してくる。ランドセルを置いて手を洗ってきた奏歌くんの前に缶を差し出すと、ハニーブラウンのお目目を丸くしていた。
「これ、チョコレート? 缶がかわいい」
手の平に乗るような楕円形の缶には黒い猫がデザインされている。
おやつは食べたけれど少しならばいいだろうと私は奏歌くんに進めた。
「開けてみて」
缶の封を開けて奏歌くんが蓋を取る。
中には丸い抹茶チョコレートでコーティングされた黒豆が入っていた。
「これ、まっちゃ?」
「そう、抹茶のチョコレートで黒豆を包んだんだって」
「一個だけ、食べて良い?」
「食べて食べて」
摘まんだ奏歌くんが抹茶の粉の降られたチョコレートを口に運ぶ。ぽりぽりと良い音をさせて咀嚼して、奏歌くんは目を輝かせた。
「まっちゃのにがみと、チョコの甘さと、黒豆のちょっとだけの塩味がすごく合う」
「気に入った?」
「うん、すごくおいしい!」
喜んでもらえて私は上機嫌だった。
蓋をした缶を大事にランドセルに入れて、奏歌くんは私を誘ってくれた。
「今日は、とくべつなおくり物があるんだ、うちに来てよ」
特別な贈り物?
何かは分からないが嬉しい予感しかしないので、私は喜んで答える。
「行くわ」
その後は二人でハンモックで毛布に包まって寛いで過ごした。
夕方に美歌さんが奏歌くんを迎えに来る。その車に乗せてもらって私も奏歌くんの家にお呼ばれした。
「お帰りなさい」
待っていた茉優ちゃんに「お邪魔します」と声をかけてから、胡桃を包んだチョコレートの缶を渡す。
「バレンタインデーですか? 嬉しいです。ありがとうございます。缶も可愛い」
茉優ちゃんの缶は青い鳥が飛んでいるデザインだった。
やっちゃんがキッチンで紅茶を淹れてくれているのを、私は初めて興味を持って覗いてみた。
最初にポットにお湯を入れて、お湯を捨てて、茶葉を入れて、お湯を入れて、三分間蒸らす。
「葉っぱで紅茶って淹れるものなんだ」
「ティーバッグの中にも葉っぱが入ってるからな」
「知らなかった……」
私の無知ぶりにやっちゃんは呆れているようだが、紅茶を出してくれて、茉優ちゃんがチョコレートのケーキのようなものを持ってきてくれた。
「安彦さんと焼いたブラウニーです」
「ありがとう。奏歌くんは別?」
聞いている間に席を外していた奏歌くんが薔薇の花束を持ってリビングに戻って来た。リボンのついたラッピングされた赤い薔薇は花弁がビロードのようで美しい。
「海外では男のひとから女のひとに、花をおくる日なんだって。これ、海瑠さんに」
「こっちは私から」
添えるように美歌さんがくれたのは花瓶だった。
誕生日でもらった花束を入れるところがなくて、ペットボトルを奏歌くんに切ってもらったのを美歌さんは聞いていたのだろう。
「こんな豪華な花束、高くなかった?」
「せんたく物たたみのおてつだいをして、かせいだんだ」
私にプレゼントするために奏歌くんは洗濯物畳みをしてお小遣いを稼いでくれていた。花束を受け取って、花瓶も受け取って、私は奏歌くんと美歌さんに深々と頭を下げた。
「本当にありがとうございます」
二人ともにこにこしている。ハニーブラウンの髪と目がそっくりの母子。顔立ちは奏歌くんはお父さんの真里さんに似ているが、表情や雰囲気はやっちゃんと美歌さんにそっくりだ。
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