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五章 奏歌くんとの五年目
7.やっちゃんが蝙蝠に!
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オペラ座で挨拶をする劇団員をやっちゃんがカメラで撮っている。オペラ座の端っこの方には奏歌くんと茉優ちゃんも来ていた。私の稽古のときに見学することがあるので、奏歌くんも茉優ちゃんも劇団員にはよく知られている。
挨拶が終わってオペラ座の関係者との食事会はレストランを借り切ってのものだった。劇団員と劇団専属のライター兼デザイナーであるやっちゃんと、奏歌くんと茉優ちゃんも招かれていた。
私と華村先輩と百合はオペラ座の偉いひととテーブルに着くことになるのだが、奏歌くんと離れてしまってちょっぴり寂しかった。端っこの方の席から奏歌くんがこっちを見ないか、手を振ってくれないかばかりを気にして、質問にも上の空だった気がする。
女性だけの劇団が演じるということでパリでは物凄い噂になっていることとか、オペラ座の収容人数とか、話を聞いた気がするのだが全然覚えていない。
食事会が終わってホテルに戻らずに私はやっちゃんと奏歌くんと茉優ちゃんとコテージに戻った。コテージにはキッチンがあって、寝室にはそれぞれ鍵がかかるようになっている。
一階がリビングとキッチンとバスルームになっていて、二階が二人ずつの寝室が二部屋に洗面所がついていた。
「みっちゃん、茉優ちゃんと一緒の部屋で寝泊まりしてくれるか?」
「え!?」
「茉優ちゃんが俺と一緒じゃまずいだろ」
茉優ちゃんも小学六年生という微妙なお年頃。それを考えればやっちゃんの申し出は当然だったのだが、私は愕然としてしまった。
同じ屋根の下にいるのに奏歌くんと一緒に寝ることができない。
「奏歌くんも一緒じゃダメなの?」
「かなくんもみっちゃんと茉優ちゃんと一緒だと微妙だろ」
奏歌くんは最近私の部屋でも自分のベッドで眠るようになっていたが、フランスでも別々に引き離されるなんて思わなかった。涙目でいると、奏歌くんがリビングのソファに座ってぽんぽんと膝を叩く。
二人きりのときと同じ気分で猫の姿になって私は奏歌くんの膝に頭を乗せた。
「豹……」
「黒豹だ……」
茉優ちゃんとやっちゃんの言葉は聞こえないことにする。
私は可愛い子猫ちゃんなのだ。
「海瑠さん、眠るまではリビングで過ごせるし、ご飯も一緒だよ」
「うん……奏歌くんと泊まれると思ってた」
「お出かけするときも一緒だし、寝るときだけだよ、離れるのは」
優しく毛皮を撫でられながら言われると私も落ち着いてくる。
「奏歌くん、傍にいてね」
「うん、そばにいるよ」
穏やかな奏歌くんの言葉に心が凪いで私は茉優ちゃんと同室だということを受け入れられた。
キッチンでは届いていた荷物をやっちゃんが開けている。
「ご飯に缶詰にフリーズドライの味噌汁……お湯は沸かせるし、朝食は大丈夫そうだな」
「ちょっとお野菜が欲しいかも」
「フランス語はさっぱりだが、スーパーに行ってみるか?」
時刻はまだ夕食時ではない。
時差に慣れるための休息の時間でもあったが、やっちゃんは意外と平気そうだった。飛行機の中でぐっすり眠った私と奏歌くんも平気だ。茉優ちゃんも大丈夫そうなので、スーパーに行くことにした。
両替したお金を持って近くのスーパーに行くと、やっちゃんがお野菜やスモークサーモン、ソーセージやベーコン、卵などを買い込んでいる。
「やっちゃん、フランス語分かるの?」
「分からんが、何となく調理できそうなものは分かる」
私には全然分からないが牛乳や紅茶のティーバッグなども買い込んでいるやっちゃん。二週間あのコテージで暮らすのだから、ある程度の食材は必要だろう。
「晩ご飯は劇団から何も言われてないよな?」
「うん、ホテルのレストランかルームサービスで自由にしていいって言われた」
移動した初日なので劇団側もゆっくり休めるようにしてくれている。答えるとやっちゃんは買ったものをレジに持って行って、さっさと会計を済ませてしまった。
「言葉が通じないのに会計できるんだ……」
「多めのお金を払ってお釣りをもらえば良いんじゃない」
奏歌くんに説明されて、私はやっちゃんが支払いができたからくりが分かったけれど、そんなこと私では思い付きもしなかった。
コテージに戻るとやっちゃんはミネラルウォーターでベーコンとジャガイモと人参と玉ねぎを煮込み始めた。
「晩ご飯はポトフ風でいいな」
いつの間にか買っていたバゲットもある。
奏歌くんは頼りになると思っていたが、それもやっちゃんの影響があってのことかと納得してしまった。
ソファに座ると奏歌くんがミルクティーを持って私のところにやってくる。私の分のミルクティーもあって、二人でそれを飲んで寛いでいた。茉優ちゃんはキッチンでやっちゃんを手伝っている。
別の部屋で寂しくはあったけれど、茉優ちゃんも可愛いので隣り通しのベッドでその日は眠りについた。
朝起きると、着替えて寝室の鍵を開けてリビングに降りていく。クーラーを入れていないのに部屋は涼しく、長袖がちょうどいいという情報通りだった。茉優ちゃんも着替えて降りていくと、リビングには誰もいなかった。
「やっちゃん? 奏歌くん?」
「安彦さんはまだ寝てるのかしら」
茉優ちゃんと顔を見合わせていると、ソファの上に何か蠢くものがある。よく見てみると、ハニーブラウンの大小の蝙蝠がいた。
「飛行機のせいで消耗したらしい……」
「やっちゃんもコウモリになっちゃって、どうしようか話してたんだ」
なんとか寝室の鍵を開けてリビングまで降りて来られたが、蝙蝠の姿では朝食の準備もできない。
「安彦さん、私の血を吸って良いよ」
「茉優ちゃん……」
「やっちゃん、迷うことないでしょう。蝙蝠じゃ仕事にならないんだから」
私が手首を差し出すと奏歌くんは素直に飛んできて手首から血を吸う。人間の男の子の姿に戻った奏歌くんが、蝙蝠のやっちゃんを無造作に掴んで茉優ちゃんの手首に押し付けた。
「本当にごめん」
「謝らないで、安彦さん。私、役に立てて嬉しいの」
茉優ちゃんの手首から血を少しだけ吸ったやっちゃんは長身の男性の姿に戻っていた。いつも括っている長めの髪が結ばれていなくて、パジャマ姿なのに私はやっちゃんをじっと見てしまう。
見られていることに気付いてすぐにやっちゃんは奏歌くんと寝室に戻って着替えてリビングに降りて来た。
「みっちゃんも女性なら恥じらいを持とう?」
「え? 私、何かした?」
「俺のパジャマ姿見てた」
見てはいけないものだったようだ。
奏歌くんも将来こんな風になるのかなと思って見ていたが、やっちゃんのような大人の男性の寝乱れた姿を見るのは良くないことだった。私は学習した。
朝ご飯は電子レンジで温めたパックのご飯とフリーズドライのお味噌汁と昨日のポトフ風野菜煮込みの残りと鯖の水煮缶だった。
慣れた味だったので朝からしっかりと食べられる。昨日の昼の食事会は何を食べたのか、口に入れたものすらよく覚えていなかった。
オペラ座で劇団員と合流すると、リハーサルが行われる。今日だけで仕上げてしまって、明日からは開演というスケジュールだから、かなりハードだが海外公演なので仕方がない。
衣装を着て化粧もして、舞台の作りを確かめるように、全体を通したリハーサルを行った。
リハーサルの休憩時間にはバゲットサンドが振舞われて、劇団員と食べたが、奏歌くんと距離があってちょっと寂しくて奏歌くんの方ばかり見ていた。それに気付いた百合が「行ってきなさいよ」と背中を押してくれる。
紙に包まれた一口だけ噛み付いたバゲットサンドを持って奏歌くんの隣りに座ると、奏歌くんがハニーブラウンの目を輝かせていた。
「海瑠さん、衣装の早着替えもすごかった」
「フランスの皆様に受け入れられるかな?」
「きっと大成功するよ」
リハーサルを見ていた奏歌くんに太鼓判を押されて私は急に元気が出てくる。
「これはね、アンチョビ。鰯のオイル漬けだよ」
「アンチョビ……不思議な味」
「僕は結構好き」
バゲットサンドに挟まれているものも教えてもらって安心して食べることができる。アンチョビはちょっと癖があるけれど、奏歌くんが好きならば私も好きな気がしてきた。
「晩ご飯はお米が食べたい……奏歌くんのおにぎりがいいな」
「リハーサル頑張って。僕、晩ご飯におにぎり握るから」
約束してくれる奏歌くんに送り出されて、私は午後のリハーサルに挑んだ。
挨拶が終わってオペラ座の関係者との食事会はレストランを借り切ってのものだった。劇団員と劇団専属のライター兼デザイナーであるやっちゃんと、奏歌くんと茉優ちゃんも招かれていた。
私と華村先輩と百合はオペラ座の偉いひととテーブルに着くことになるのだが、奏歌くんと離れてしまってちょっぴり寂しかった。端っこの方の席から奏歌くんがこっちを見ないか、手を振ってくれないかばかりを気にして、質問にも上の空だった気がする。
女性だけの劇団が演じるということでパリでは物凄い噂になっていることとか、オペラ座の収容人数とか、話を聞いた気がするのだが全然覚えていない。
食事会が終わってホテルに戻らずに私はやっちゃんと奏歌くんと茉優ちゃんとコテージに戻った。コテージにはキッチンがあって、寝室にはそれぞれ鍵がかかるようになっている。
一階がリビングとキッチンとバスルームになっていて、二階が二人ずつの寝室が二部屋に洗面所がついていた。
「みっちゃん、茉優ちゃんと一緒の部屋で寝泊まりしてくれるか?」
「え!?」
「茉優ちゃんが俺と一緒じゃまずいだろ」
茉優ちゃんも小学六年生という微妙なお年頃。それを考えればやっちゃんの申し出は当然だったのだが、私は愕然としてしまった。
同じ屋根の下にいるのに奏歌くんと一緒に寝ることができない。
「奏歌くんも一緒じゃダメなの?」
「かなくんもみっちゃんと茉優ちゃんと一緒だと微妙だろ」
奏歌くんは最近私の部屋でも自分のベッドで眠るようになっていたが、フランスでも別々に引き離されるなんて思わなかった。涙目でいると、奏歌くんがリビングのソファに座ってぽんぽんと膝を叩く。
二人きりのときと同じ気分で猫の姿になって私は奏歌くんの膝に頭を乗せた。
「豹……」
「黒豹だ……」
茉優ちゃんとやっちゃんの言葉は聞こえないことにする。
私は可愛い子猫ちゃんなのだ。
「海瑠さん、眠るまではリビングで過ごせるし、ご飯も一緒だよ」
「うん……奏歌くんと泊まれると思ってた」
「お出かけするときも一緒だし、寝るときだけだよ、離れるのは」
優しく毛皮を撫でられながら言われると私も落ち着いてくる。
「奏歌くん、傍にいてね」
「うん、そばにいるよ」
穏やかな奏歌くんの言葉に心が凪いで私は茉優ちゃんと同室だということを受け入れられた。
キッチンでは届いていた荷物をやっちゃんが開けている。
「ご飯に缶詰にフリーズドライの味噌汁……お湯は沸かせるし、朝食は大丈夫そうだな」
「ちょっとお野菜が欲しいかも」
「フランス語はさっぱりだが、スーパーに行ってみるか?」
時刻はまだ夕食時ではない。
時差に慣れるための休息の時間でもあったが、やっちゃんは意外と平気そうだった。飛行機の中でぐっすり眠った私と奏歌くんも平気だ。茉優ちゃんも大丈夫そうなので、スーパーに行くことにした。
両替したお金を持って近くのスーパーに行くと、やっちゃんがお野菜やスモークサーモン、ソーセージやベーコン、卵などを買い込んでいる。
「やっちゃん、フランス語分かるの?」
「分からんが、何となく調理できそうなものは分かる」
私には全然分からないが牛乳や紅茶のティーバッグなども買い込んでいるやっちゃん。二週間あのコテージで暮らすのだから、ある程度の食材は必要だろう。
「晩ご飯は劇団から何も言われてないよな?」
「うん、ホテルのレストランかルームサービスで自由にしていいって言われた」
移動した初日なので劇団側もゆっくり休めるようにしてくれている。答えるとやっちゃんは買ったものをレジに持って行って、さっさと会計を済ませてしまった。
「言葉が通じないのに会計できるんだ……」
「多めのお金を払ってお釣りをもらえば良いんじゃない」
奏歌くんに説明されて、私はやっちゃんが支払いができたからくりが分かったけれど、そんなこと私では思い付きもしなかった。
コテージに戻るとやっちゃんはミネラルウォーターでベーコンとジャガイモと人参と玉ねぎを煮込み始めた。
「晩ご飯はポトフ風でいいな」
いつの間にか買っていたバゲットもある。
奏歌くんは頼りになると思っていたが、それもやっちゃんの影響があってのことかと納得してしまった。
ソファに座ると奏歌くんがミルクティーを持って私のところにやってくる。私の分のミルクティーもあって、二人でそれを飲んで寛いでいた。茉優ちゃんはキッチンでやっちゃんを手伝っている。
別の部屋で寂しくはあったけれど、茉優ちゃんも可愛いので隣り通しのベッドでその日は眠りについた。
朝起きると、着替えて寝室の鍵を開けてリビングに降りていく。クーラーを入れていないのに部屋は涼しく、長袖がちょうどいいという情報通りだった。茉優ちゃんも着替えて降りていくと、リビングには誰もいなかった。
「やっちゃん? 奏歌くん?」
「安彦さんはまだ寝てるのかしら」
茉優ちゃんと顔を見合わせていると、ソファの上に何か蠢くものがある。よく見てみると、ハニーブラウンの大小の蝙蝠がいた。
「飛行機のせいで消耗したらしい……」
「やっちゃんもコウモリになっちゃって、どうしようか話してたんだ」
なんとか寝室の鍵を開けてリビングまで降りて来られたが、蝙蝠の姿では朝食の準備もできない。
「安彦さん、私の血を吸って良いよ」
「茉優ちゃん……」
「やっちゃん、迷うことないでしょう。蝙蝠じゃ仕事にならないんだから」
私が手首を差し出すと奏歌くんは素直に飛んできて手首から血を吸う。人間の男の子の姿に戻った奏歌くんが、蝙蝠のやっちゃんを無造作に掴んで茉優ちゃんの手首に押し付けた。
「本当にごめん」
「謝らないで、安彦さん。私、役に立てて嬉しいの」
茉優ちゃんの手首から血を少しだけ吸ったやっちゃんは長身の男性の姿に戻っていた。いつも括っている長めの髪が結ばれていなくて、パジャマ姿なのに私はやっちゃんをじっと見てしまう。
見られていることに気付いてすぐにやっちゃんは奏歌くんと寝室に戻って着替えてリビングに降りて来た。
「みっちゃんも女性なら恥じらいを持とう?」
「え? 私、何かした?」
「俺のパジャマ姿見てた」
見てはいけないものだったようだ。
奏歌くんも将来こんな風になるのかなと思って見ていたが、やっちゃんのような大人の男性の寝乱れた姿を見るのは良くないことだった。私は学習した。
朝ご飯は電子レンジで温めたパックのご飯とフリーズドライのお味噌汁と昨日のポトフ風野菜煮込みの残りと鯖の水煮缶だった。
慣れた味だったので朝からしっかりと食べられる。昨日の昼の食事会は何を食べたのか、口に入れたものすらよく覚えていなかった。
オペラ座で劇団員と合流すると、リハーサルが行われる。今日だけで仕上げてしまって、明日からは開演というスケジュールだから、かなりハードだが海外公演なので仕方がない。
衣装を着て化粧もして、舞台の作りを確かめるように、全体を通したリハーサルを行った。
リハーサルの休憩時間にはバゲットサンドが振舞われて、劇団員と食べたが、奏歌くんと距離があってちょっと寂しくて奏歌くんの方ばかり見ていた。それに気付いた百合が「行ってきなさいよ」と背中を押してくれる。
紙に包まれた一口だけ噛み付いたバゲットサンドを持って奏歌くんの隣りに座ると、奏歌くんがハニーブラウンの目を輝かせていた。
「海瑠さん、衣装の早着替えもすごかった」
「フランスの皆様に受け入れられるかな?」
「きっと大成功するよ」
リハーサルを見ていた奏歌くんに太鼓判を押されて私は急に元気が出てくる。
「これはね、アンチョビ。鰯のオイル漬けだよ」
「アンチョビ……不思議な味」
「僕は結構好き」
バゲットサンドに挟まれているものも教えてもらって安心して食べることができる。アンチョビはちょっと癖があるけれど、奏歌くんが好きならば私も好きな気がしてきた。
「晩ご飯はお米が食べたい……奏歌くんのおにぎりがいいな」
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