198 / 394
七章 奏歌くんとの七年目
14.奏歌くんの修学旅行
しおりを挟む
奏歌くんが修学旅行に旅立った。
やっちゃんから奏歌くんが作ったお弁当が届くこともないし、部屋に帰っても奏歌くんが待っていることのない日々が始まる。
公演は何より大事に思っているし、リハーサルも舞台を疎かにするようなことはないのだが、休憩時間や舞台が終わってからの時間に私は酷い虚無感に襲われていた。
「海瑠、死んだ魚の目をしてるわよ。ほら、休憩なんだから、ご飯を食べに行く! 食べないと午後の公演、もたないわよ!」
「奏歌くんがいないんだもん……」
食欲がないと呟く私を百合が食堂に連れて行く。うどんの食券を買うと、トッピングに「きつね」とか「たぬき」とか「わかめ」とか「天ぷら」とか見えて、私はますます落ち込んでしまった。
温泉旅行のときに奏歌くんはきつねうどんが分からなかった私に、甘く煮たお揚げだと教えてくれたのだ。食べるもの一つ一つに奏歌くんの思い出が残っていて、食券の券売機の前で私は立ち竦んでしまう。
「磯部揚げにするわよ」
「磯部揚げってなに?」
「ちくわを揚げたやつよ。美味しいわよ。私は好き」
百合が勝手にトッピングのボタンを押す。磯部揚げの説明をしてもらったが、奏歌くんからしてもらったわけではないので、私の記憶には残りそうになかった。
公演中に倒れてしまうと困るから流し込むだけのうどんと磯部揚げ。味などほとんど分からない。
「ダーリン、病気でもしたの?」
「ううん……」
「それじゃ、なんでいないの?」
心配そうに聞いてくる百合に私は絶望した顔で告げた。
「修学旅行なのよ……」
「は?」
「修学旅行で四日もいないの!」
うどんを食べる箸を置いて両手で顔を覆った私に、百合が呆れているのが分かる。
「小学校の行事なんでしょう? 仕方ないじゃない」
「仕方ないけど、奏歌くんがいないの……」
奏歌くんの不在は私の健康的な生活を揺るがしそうだった。
奏歌くんと出会ってから食事も三食食べるようになったけれど、奏歌くんがいないと食欲がない。うどんは無理やり全部食べたけれど、胃が重い気がしていた。
「早く帰ってくると……うーん、そういうことじゃないわよね。ダーリンの日程は決まってるんだから」
「早く帰って来ないのよ」
「そうね。四日間は耐えるしかないわね」
私が傍にいてあげるという百合の言葉も、私の耳にはあまり残らなかった。
マチネとソワレが終わって部屋に帰ると、部屋ががらんとして寒い気がする。まだ暖房をつける季節ではなかったけれど、寒さに私はまずお風呂にお湯を溜めた。お風呂に入ってから、出ると部屋がやはり寒い。
晩ご飯に何か食べなければいけないのは分かっていたけれど、私は寒さに負けて布団に入ってしまった。そのまま眠って朝を迎える。
奏歌くんのいない日、二日目。
携帯電話を持って行ってはいけないことになっているので、奏歌くんから私へのメッセージも届かない。奏歌くんにメッセージを届けようとしても、携帯電話は奏歌くんの手元にない。
寂しくマンションのエントランスに降りていくと、百合が車で待っていてくれた。
「海瑠、朝ご飯食べたの?」
「え……あれ?」
百合に指摘されて私は昨日の夜も、今日の朝も何も食べていないことに気付く。呆れた百合は途中でコンビニに寄って、おにぎりを二個買ってくれた。押し付けられたおにぎりは鮭と昆布。
「梅がよかったなぁ」
「贅沢言わないの! とにかく食べなさい」
「奏歌くんの握ってくれるおにぎりがいいなぁ」
大概失礼なことを言っている自覚はあったけれど、百合には正直に自分の気持ちを言える。コンビニのおにぎりは開けるのが難しくて四苦八苦していると、信号待ちで車を停めた百合が開けてくれた。
二つのおにぎりを食べたけれど、お腹に物を入れたというだけで、味はあまりよく分からなかった。体も冷えたままで暖かくならない。
奏歌くんとご飯を食べると体がぽかぽかして冷え性はすっかり治ったと思っていたのに、そうでもなかったようだ。
劇場に入って、衣装や立ち位置を確認する。
前日、投げた鞘が舞台の妙なところに入り込んでしまったので、今日は鞘を投げるときに気を付けなければいけない。ちょっとした力の加減で、鞘が滑ってどこに行くか分からないのが、今回の公演の難しいところだった。
殺陣は得意な方だし、ダンスがない分、今回の舞台は派手な立ち回りがある。宮本武蔵役の美鳥さんとの決闘の場面だけではなくて、途中でも剣の道に迷う宮本武蔵を助けに入る立ち回りがあるし、劇が終わった後にダンスもあるし、運動量はミュージカルと変わらない。
ソワレが終わると、百合が私を食堂に引きずっていく。
「今日はきつねうどんね!」
「奏歌くんが教えてくれた、甘く煮たお揚げのうどん……」
もう百合は諦めたのか券売機で私の分もうどんの食券を勝手に買っていた。
きつねうどんを食べる。甘く煮たお揚げを食べると、じゅわっとだし汁と甘い汁が口の中に広がる。
「これがきつねうどん」
奏歌くんが説明してくれた食べ物は味がするようだ。
「美味しいかも」
「本当?」
「奏歌くんがね、温泉旅行に行ったときに教えてくれたの」
「ダーリンが教えてくれたものを食べればいいわけね」
奏歌くん不在二日目にして、百合は私に食べさせるものの基準が分かったようだった。
マチネが終わると車で送ってくれる百合が、一緒に晩御飯を食べようと誘ってくれた。あまり乗り気ではなかったが、百合が私を心配してくれるのは分かっているので、一緒にご飯を食べることにした。
「お寿司よ! これなら分かるでしょう?」
「お寿司……奏歌くんと食べに行った」
回るお寿司屋さんに連れて来てくれた百合と二人で、レーンに乗って回っているお寿司を幾つか食べた。タッチパネルで注文するのは難しくてできなかった。お茶も奏歌くんが淹れてくれないとよく分からない。
あまり食欲がないまま少しだけお寿司を食べて部屋に帰った。部屋はやはり寒くて、寂しくて、お風呂に入るとすぐに布団に入って眠ってしまった。
三日目は百合も心得ていた。
食堂ではさっさと天ぷらうどんの食券を買う。
温泉地のうどん屋さんで食べたものとは違うけれど、天ぷらの乗ったうどんに私は奏歌くんのことを思い出していた。
「早く食べないと、衣がはがれちゃう」
「そうよ、その意気よ、海瑠!」
天ぷらうどんを食べるだけなのに百合が応援してくれる。私はなんとか天ぷらもうどんも完食した。時間がかかって衣が剥がれて出汁の上に浮いているのは仕方がない。
マチネとソワレを終えて帰るときに百合が夕食に誘ってくれたけれど、そんな気分ではなくて断った。マンションに帰ると、玄関のドアノブに何かがかけてある。
「『かなくんの大好物です。差し入れです』……奏歌くんの大好物?」
やっちゃんからの差し入れに私はエコバッグを抱えて部屋に入る。エコバッグの中身はカツサンドだった。カップスープの袋が一つついている。
電気ケトルでお湯を沸かしてカップスープを溶かして、カツサンドと一緒に食べる。カップスープの温かさに胃から体が温まるような気がしてくる。
カツサンドはソースとマスタードが付けてあって、少しぴりっと辛くて美味しかった。奏歌くんの大好物だと思ったから美味しかったのか、普段から食べ慣れているやっちゃんの料理だから美味しかったのか、その両方だったのか。
なんとか三日目はお腹いっぱいになって暖かく眠ることができた。
四日目、奏歌くんの帰ってくる日は私は朝から落ち着かなかった。
劇団は休みの日なので、百合は迎えに来ない。
マンションの部屋でそわそわしていると、昼前に奏歌くんから電話があった。
『無事に帰って来たよ! 海瑠さんの部屋に行ってもいい? お土産があるんだ』
「奏歌くん、お帰りなさい! 待ってたの。早く部屋に来て!」
朝ご飯を食べるのを忘れていたとか、そういうこともすっかり吹き飛んで、奏歌くんの声を聞くと早く会いたくてたまらない。
奏歌くんが来るまでの間、私はそわそわと部屋の中を冬眠前の熊のように歩き回っていた。
やっちゃんから奏歌くんが作ったお弁当が届くこともないし、部屋に帰っても奏歌くんが待っていることのない日々が始まる。
公演は何より大事に思っているし、リハーサルも舞台を疎かにするようなことはないのだが、休憩時間や舞台が終わってからの時間に私は酷い虚無感に襲われていた。
「海瑠、死んだ魚の目をしてるわよ。ほら、休憩なんだから、ご飯を食べに行く! 食べないと午後の公演、もたないわよ!」
「奏歌くんがいないんだもん……」
食欲がないと呟く私を百合が食堂に連れて行く。うどんの食券を買うと、トッピングに「きつね」とか「たぬき」とか「わかめ」とか「天ぷら」とか見えて、私はますます落ち込んでしまった。
温泉旅行のときに奏歌くんはきつねうどんが分からなかった私に、甘く煮たお揚げだと教えてくれたのだ。食べるもの一つ一つに奏歌くんの思い出が残っていて、食券の券売機の前で私は立ち竦んでしまう。
「磯部揚げにするわよ」
「磯部揚げってなに?」
「ちくわを揚げたやつよ。美味しいわよ。私は好き」
百合が勝手にトッピングのボタンを押す。磯部揚げの説明をしてもらったが、奏歌くんからしてもらったわけではないので、私の記憶には残りそうになかった。
公演中に倒れてしまうと困るから流し込むだけのうどんと磯部揚げ。味などほとんど分からない。
「ダーリン、病気でもしたの?」
「ううん……」
「それじゃ、なんでいないの?」
心配そうに聞いてくる百合に私は絶望した顔で告げた。
「修学旅行なのよ……」
「は?」
「修学旅行で四日もいないの!」
うどんを食べる箸を置いて両手で顔を覆った私に、百合が呆れているのが分かる。
「小学校の行事なんでしょう? 仕方ないじゃない」
「仕方ないけど、奏歌くんがいないの……」
奏歌くんの不在は私の健康的な生活を揺るがしそうだった。
奏歌くんと出会ってから食事も三食食べるようになったけれど、奏歌くんがいないと食欲がない。うどんは無理やり全部食べたけれど、胃が重い気がしていた。
「早く帰ってくると……うーん、そういうことじゃないわよね。ダーリンの日程は決まってるんだから」
「早く帰って来ないのよ」
「そうね。四日間は耐えるしかないわね」
私が傍にいてあげるという百合の言葉も、私の耳にはあまり残らなかった。
マチネとソワレが終わって部屋に帰ると、部屋ががらんとして寒い気がする。まだ暖房をつける季節ではなかったけれど、寒さに私はまずお風呂にお湯を溜めた。お風呂に入ってから、出ると部屋がやはり寒い。
晩ご飯に何か食べなければいけないのは分かっていたけれど、私は寒さに負けて布団に入ってしまった。そのまま眠って朝を迎える。
奏歌くんのいない日、二日目。
携帯電話を持って行ってはいけないことになっているので、奏歌くんから私へのメッセージも届かない。奏歌くんにメッセージを届けようとしても、携帯電話は奏歌くんの手元にない。
寂しくマンションのエントランスに降りていくと、百合が車で待っていてくれた。
「海瑠、朝ご飯食べたの?」
「え……あれ?」
百合に指摘されて私は昨日の夜も、今日の朝も何も食べていないことに気付く。呆れた百合は途中でコンビニに寄って、おにぎりを二個買ってくれた。押し付けられたおにぎりは鮭と昆布。
「梅がよかったなぁ」
「贅沢言わないの! とにかく食べなさい」
「奏歌くんの握ってくれるおにぎりがいいなぁ」
大概失礼なことを言っている自覚はあったけれど、百合には正直に自分の気持ちを言える。コンビニのおにぎりは開けるのが難しくて四苦八苦していると、信号待ちで車を停めた百合が開けてくれた。
二つのおにぎりを食べたけれど、お腹に物を入れたというだけで、味はあまりよく分からなかった。体も冷えたままで暖かくならない。
奏歌くんとご飯を食べると体がぽかぽかして冷え性はすっかり治ったと思っていたのに、そうでもなかったようだ。
劇場に入って、衣装や立ち位置を確認する。
前日、投げた鞘が舞台の妙なところに入り込んでしまったので、今日は鞘を投げるときに気を付けなければいけない。ちょっとした力の加減で、鞘が滑ってどこに行くか分からないのが、今回の公演の難しいところだった。
殺陣は得意な方だし、ダンスがない分、今回の舞台は派手な立ち回りがある。宮本武蔵役の美鳥さんとの決闘の場面だけではなくて、途中でも剣の道に迷う宮本武蔵を助けに入る立ち回りがあるし、劇が終わった後にダンスもあるし、運動量はミュージカルと変わらない。
ソワレが終わると、百合が私を食堂に引きずっていく。
「今日はきつねうどんね!」
「奏歌くんが教えてくれた、甘く煮たお揚げのうどん……」
もう百合は諦めたのか券売機で私の分もうどんの食券を勝手に買っていた。
きつねうどんを食べる。甘く煮たお揚げを食べると、じゅわっとだし汁と甘い汁が口の中に広がる。
「これがきつねうどん」
奏歌くんが説明してくれた食べ物は味がするようだ。
「美味しいかも」
「本当?」
「奏歌くんがね、温泉旅行に行ったときに教えてくれたの」
「ダーリンが教えてくれたものを食べればいいわけね」
奏歌くん不在二日目にして、百合は私に食べさせるものの基準が分かったようだった。
マチネが終わると車で送ってくれる百合が、一緒に晩御飯を食べようと誘ってくれた。あまり乗り気ではなかったが、百合が私を心配してくれるのは分かっているので、一緒にご飯を食べることにした。
「お寿司よ! これなら分かるでしょう?」
「お寿司……奏歌くんと食べに行った」
回るお寿司屋さんに連れて来てくれた百合と二人で、レーンに乗って回っているお寿司を幾つか食べた。タッチパネルで注文するのは難しくてできなかった。お茶も奏歌くんが淹れてくれないとよく分からない。
あまり食欲がないまま少しだけお寿司を食べて部屋に帰った。部屋はやはり寒くて、寂しくて、お風呂に入るとすぐに布団に入って眠ってしまった。
三日目は百合も心得ていた。
食堂ではさっさと天ぷらうどんの食券を買う。
温泉地のうどん屋さんで食べたものとは違うけれど、天ぷらの乗ったうどんに私は奏歌くんのことを思い出していた。
「早く食べないと、衣がはがれちゃう」
「そうよ、その意気よ、海瑠!」
天ぷらうどんを食べるだけなのに百合が応援してくれる。私はなんとか天ぷらもうどんも完食した。時間がかかって衣が剥がれて出汁の上に浮いているのは仕方がない。
マチネとソワレを終えて帰るときに百合が夕食に誘ってくれたけれど、そんな気分ではなくて断った。マンションに帰ると、玄関のドアノブに何かがかけてある。
「『かなくんの大好物です。差し入れです』……奏歌くんの大好物?」
やっちゃんからの差し入れに私はエコバッグを抱えて部屋に入る。エコバッグの中身はカツサンドだった。カップスープの袋が一つついている。
電気ケトルでお湯を沸かしてカップスープを溶かして、カツサンドと一緒に食べる。カップスープの温かさに胃から体が温まるような気がしてくる。
カツサンドはソースとマスタードが付けてあって、少しぴりっと辛くて美味しかった。奏歌くんの大好物だと思ったから美味しかったのか、普段から食べ慣れているやっちゃんの料理だから美味しかったのか、その両方だったのか。
なんとか三日目はお腹いっぱいになって暖かく眠ることができた。
四日目、奏歌くんの帰ってくる日は私は朝から落ち着かなかった。
劇団は休みの日なので、百合は迎えに来ない。
マンションの部屋でそわそわしていると、昼前に奏歌くんから電話があった。
『無事に帰って来たよ! 海瑠さんの部屋に行ってもいい? お土産があるんだ』
「奏歌くん、お帰りなさい! 待ってたの。早く部屋に来て!」
朝ご飯を食べるのを忘れていたとか、そういうこともすっかり吹き飛んで、奏歌くんの声を聞くと早く会いたくてたまらない。
奏歌くんが来るまでの間、私はそわそわと部屋の中を冬眠前の熊のように歩き回っていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる